売れないPOPの7つの致命的パターン
1. 読まれない(小さい・目立たない・場所違い)
読まれない現実:
- 「POPは基本読まれない」 - 休みの日に一日外出すると50枚以上のPOPを目にするが、1枚も見ない日の方が多い
- お客さんは「別にたいしたことない書いてないから見る必要ない」
「値段と名前しか書いてないから見る必要ない」と脳がスルーする - 「その中でちょっと興味がある目立つようなものがパーンってあると『なんだこれ』って言ってみる」
具体的問題:
- 小さすぎる:中高年の人には全然見えないぐらい小さい
- 場所が間違っている:座っている席から見えない場所、適切なタイミングでない場所
- 目立たない:全部同じ四角い形、全部白い紙に黒ペンで書いてある
2. 御利益が書いていない
根本的な問題:
- 「これを買ったことによってどういうことが起こるのか、どういういいことが待っているのかという御利益が書いていない」
- 商品自体が欲しいのではなく、商品を得たことによってその後訪れる変化が欲しい
悪い例:
- 「育毛ドクタースカルプというマシーンを使い頭皮に負担をかけながら電気の力で血行と代謝を促進」
- →「だからなんなの?」毛が生えることが重要なのに、機械の説明ばかり
正しいアプローチ:
- 商品の良さを語らず、「その商品を手に入れたことによって得られる感情とか興奮とか」を売る
3. 専門用語だらけで伝わらない
専門用語の問題:
- 「一般の人には8割通用しないと思った方がいい」
- 「フランベって言われても」分からない
- 「その言葉を使ってる俺かっこいい」みたいな感じが多い
営業用語・接客用語の罠:
- 「わかりやすいと丁寧な言葉遣いは別」
- 「丁寧な言葉遣いをすればするほど分かりにくくなる」
- 例:「なんとかです」と「なんとかでございます」は意味は同じだが、文字数が増えてごちゃごちゃする
解決法:
- 基本は日常会話
- 小学2年生でもわかる言葉を使う
- 話し言葉で説明する(「芳醇な香り」とか普段使わない言葉は使わない)
4. どの言葉が重要かわからない
メリハリのない文章:
- 「ダラダラダラダラ書いてあって文章はいいんだけど、メリハリがなかったり、強弱がなかった」
- 「ただ作文を読んでいるという感じ」
- どこが一番重要なポイントなのかが伝わらない
情報の詰め込みすぎ:
- 「1枚の紙の中に全ての情報を入れ込もうとする」
- 文字数が多くなり、ごちゃごちゃして読みづらくなる
- 「人の心理としてなるべく面倒なものは避けようとする」
5. 商品を薦めるのにふさわしくない場所に貼っている
タイミングの問題:
- 「待ち合いに通されてお持ち帰り餃子とか書いてある。まだ食ってないのにお持ち帰りも何も」
- 「会計をして帰るレジのところにおすすめメニューが書いてある。もう食べ終わっちゃってるから」
場所選択の重要性:
- いい文章が書いてあっても**「今注文するべきタイミングではないところに貼ってあると売れない」**
- お客さんの行動パターンを理解した場所選びが必要
6. 自分とお客様の立場・知識の違いを理解していない
専門家の思い込み:
- 「自分は今までいろんなところでいろんなものを食べたり、いろんな練習をして覚えてきたから、これがうちのお店で当たり前みたいなことがお客さんの中では全く当たり前ではない」
売る側の目線の問題:
- 「お客さんが知りたいことが書いてあって、自分たちが言いたいことっていうのが書いてあるPOPは売れない」
- 「自己紹介をすごいガツガツしてくる人ってうざくない?」
7. 写真がない・面白みがない
視覚的情報の不足:
- 「写真は文字の4000倍」の情報量
- メニューが選べない - 商品名しか書いていない
- 「写真があるものの方がどうしても頼みやすくなる」
印象に残らない:
- 「ちょっとした面白みもやっぱり必要」
- 読み進めていく上でちょっと面白い部分があると印象に残る
- 今日頼まなくても次来た時に頼んでみようかなとなる
改善の核心
根本的な解決策:
- 「ちょっと目立たせて『なんだこれ』って思わせることができれば売れる」
- 「ごちゃごちゃ書いたダメ。文字数はなるべく少なくしなきゃダメ」
- 「そのぐらい簡単でいい」
売れないPOPの多くは、これら7つのパターンのいずれか、
または複数に該当しています。
一つ一つを改善することで、
確実に売れるPOPに変わっていきます。