■次世代戦略(次の一手)

繁盛しているのに、それ以上売上が伸び悩む原因は業種・業態発想にあり

おはようございます。
ハワードジョイマンです。

昨日は、栃木県は家中駅までいき
増益繁盛クラブゴールド参加中の女性会員さんの経営する
食堂にインタビューに行ってきました。

このお店で販売しているカツ煮マンは
今、栃木のブランド品として推奨される人気になっており
ロケ地専門雑誌ロケーションジャパンの人気ご当地食べ物でも
人気ナンバー1になったほど。

こうやって直接お店に訪問することで、
思いひとしおと言いますか、
こういう場所で頑張っているんだとか
こんな店内なんだとか
頑張っている生の姿を見れて
気持ちが引き締まりますね。

そして、こうした方たちが
成長し、飛躍していく人生の一ページに加われたことが
本当に嬉しいです。

もちろん、経営者は置かれた状況により
・売上が伸びていき超繁盛店になった人もいれば
・これから宣伝広告活動を始める人も居ます。

だから、置かれた状況は様々だけど、
関わらせていただいた方が、成長していく姿をみれるのは
本当に嬉しいものです。

さて、今日は昨日のお話に引き続き
お店の売上が上がってきたら、これでOKではなく
絶えずお店のあり方を模索していくというお話し。

そのお店の成長の方向性としてジョイマン式ですと3つのスタイルがあり
それが、昨日、説明した
1.業態進化
2.ゲリラ的複数店展開
3.マッチング展開
という3つの方法なんです。

今日は、
1.業態進化
についてお話ししたいと思います。

業態なんて言葉を使うと
難しいと感じる方がいるかもしれませんので、
説明すると、お店の運営スタイルとでもいいましょうか

例えば、
魚屋、肉屋、衣料品店
などなど、

取扱業種を軸にお店をやっている分類分けを
業種と言います。

それに対して、
コンビニエンスストア
ホームセンターなど
営業形態を軸にお店をやっている分類分けを業態と言います。

ところであなたは、
自分のお店を何屋さんだと思っていますか?

多分、99%の方が、
業種・業態の分類で回答すると思います。

飲食店とか美容室とか治療院とかそういう回答です。

でも、その回答も
至極当然のことのように思いますよね、、、、

ところで、なんでこの業種とか業態とかって言葉があるのか?
商売なんだから、業種も業態も同じじゃないの?
って思ったことはありませんか?

実は、この業種・業態発想が
あなたのお店の売上を押さえ込まれている悪い原因の一つなんですね。
つまり、売上上限になっているんです。

実は、この業種、業態発想から脱却でき
真のあるべき姿の店舗スタイルに変わるだけで
あなたのお店の売上は更に伸びていきます。

そもそもこの業種・業態という言葉が
なぜ、生まれたのか?そして、誰に役に立っているのでしょうか?

それは、
経済産業省のお役人さんが
この日本の中に、どれだけのお店があるのか?
調査分類するために、把握しやすいように
日本産業分類というのがあります。

そして、そこに色々な業種が当てはめられているわけですね。
つまり、あくまでも目的は、整理把握です。

その整理のために国は、
お店の基準を、扱っている商品などにおきました。

つまり、
これが魚を扱っていれば魚屋
お肉を扱っていればお肉。
このような感じで分類されるわけです。

そして、店主も当然のことながら
自分のお店のあり方を
魚を扱っていれば魚屋
お肉を扱っていればお肉。

と考えるようになるわけです。

でもね、、、、
でもですよ、、、、、

よく考えてください。
私のこのお便りを毎日読んでいる方であれば
気づくかもしれません、、、、

お客さんは、商品自体が欲しいわけではない。
自分の悩みや問題を解決したいし、
自分の要望を満たしたい
そのために、実現方法として商品やサービスを選択するわけです。

つまり、実はお店のあり方というのは

商品を基準に考えるのではなく
お客さんの悩み、問題、要望などを軸に
お店のあり方を考えるべきなんですね。

そうすると、扱う商品やサービスも
単なる業種発想では収まらなくなります。

お客さんが悩みや問題を解決できるものや
要望を実現できるものであれば、
全てが販売対象になるわけです。

例えば、あるアジアンレストランの店主が、
アジア旅行好きが高じて、店内でタイ語講座を開催したり
タイ旅行のツアー販売を始めました。

この店主は、自分のお店をアジアンレストランと思っていません。
アジアを通じてその人に人生をもっと楽しんでほしいと願っているのです。
エンジョイライフです。

だから、楽しい人生を実現するために
タイ語講座を開催するし、
タイ旅行のツアー企画販売もします。

これまでの常識で考えたら
それらは別々のお店がやることです。

そして、経済産業省の役人からしたら
このお店は、どこのジャンルにも分類できません。

飲食店と言われれば料理を出しているから飲食店
でもタイ語講座をやっているから学習塾
でも、タイ旅行も売っているから、旅行代理店?

一体、どのジャンルにいれればいいんだろう?
でも、どのジャンルにも当てはまりません。

でも、お客さんの要望からしたら
一番マッチしているお店なんですね。

商品を軸にお店を作るのではなく
お客さんの悩みや問題、要望などを軸にお店を
再構築する。

そうすることで、
お店は今の売上上限を軽くクリアします。

なぜなら、飲食店や美容室などの席数で
売上上限が決まってしまっていたお店が、
その制約をとっぱらうことができるからです。

特に飲食店は、売上の上限は、
1.席数であったり
2.お腹が空くタイミング
だったりします。

でも、お腹が空くタイミングは
1日3回とみんな集中して
すぐにいっぱいになってしまい、
逆にそれ以外の時間は通常であれば
お店に来る理由がありません。

それが、空腹じゃなくても
来店者が絶えないお店を作れれば、
あなたのお店の売上は今まで以上に伸びていくと思いませんか?

実は、あなたの得意分野を更に生かし
コストをかけずに、こういう新しい姿のお店を
作り出すことができます。

これが次の一手にふさわしい
「次世代の店作り」なんですね。

明日は、
2.ゲリラ的複数店展開
についてお話をしていきます。

明日も楽しみにしていてくださいね。
応援しています!

ハワードジョイマン

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