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号数:第112号
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3月20日朝6時55分
「ムニャムニャ・・・zzz」
寝ぼけ眼(まなこ)で
1階に降りてくると
何やら丸い缶と1枚のメッセージが置いてある。
「あれ・・・、昨日寝るときは無かったけどな・・・、」
「なんだこれ・・・」
メガネを寝室に忘れてしまったので、
まぶたをこすりながら、缶に目を近づけてみると・・・、
「HAPPY BIRTHDAY!」
「お誕生日おめでとう」
「そうだ、今日は、僕の誕生日だ^^」
缶を開けてみると中にはステキなベルト
パジャマの上から思わずベルトをして、
はしゃぎながら寝室にいる奥さんの所へ・・・
※どうりで、今日は
「朝だから早くおきなよ」と急かした本当の理由に気づく(笑)
どうもー
(^^)/
35歳になりました
ハワード・ジョイマンです。
今日は、これから親方繁盛会という会を立ち上げ
地域の工務店の方に集客や販促のサポートをしている
藤井さんから依頼を受けまして講演をしてきます。
明日は、増益繁盛クラブの会員セミナーで、
2日連続でセミナーです。
もちろん、奥さんから貰ったベルトをしていきます^^
ぜひ、今日、明日、私にお会いした方は
「それ、奥さんからのプレゼントですか?」と聞いてください。
満面の笑みで「そうですよ」と答えます^^
今日も朝から「ジョイマン劇場」にお付き合いいただき
ありがとうございます(^^)/
そのお礼に・・・、(笑)
と言っては何ですが、
今回のメルマガでも、
「今日から役立つ笑人流の繁盛店メソッド」をお話しますね。
今日は、POP1枚で商品単価や購入点数をアップして
着実に売上を伸ばす方法です。
特にスーパーの方はご覧ください。
スーパー以外の方は、自分のお店で扱っている商品に置き換えて
応用して取り入れてくださいね。
「旬の果物以外は、
中々売れないのよね・・・」
もし、あなたが・・・、
「売れる商品が一部の商品に偏っている。
他の商品も売れないかしら」
と思っていたら
今日の話はとっても大切です。
例えば、今なら、
イチゴが旬ですよね。
そうすると、
他の果物は中々売れなかったりします。
なぜ、旬のいちごしか売れないかというと、
お客さんは「旬」だからという
「買う理由があるから」です。
逆に言えば、他の果物は、
買う理由がありません。
わざわざ旬でもない果物を買おうとは思いませんよね。
そこで、あなたに質問です。
なぜ、今、この果物を買った方が良いのか?
その理由を、POPに書いてありますか?
例えば、今、売り場に並んでいる
イチゴ以外の果物1つをピックアップしてください。
例えば、「ミカン」
ミカンが今は、旬ではなかったとします。
でも、売り場に商品を置かないと品薄感がでるので、
売り場に並べているとしますね。
このような状況のとき、お客さんは、
「なぜ、今、そのミカンを買った方が良いのですか?」
お客さんは買う理由さえ分かれば買います。
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でも、大抵のお店は商品を並べてあるだけで、
お客さんに買った方が良い理由が全くかかれていません。
だから、買ってもらえないのですよね^^
「いやー、このミカンは
ジャムにすると美味しいんですけどね・・・、」
店員さんが、内心このように思っていても、
それをお客さんに伝えなければ、お客さんはその価値に気づきません。
笑人流の販売メソッドならば、
①POP提案
②陳列改善
の2つを行います。
「ミカン売り場にミカンだけしか並べない」ことはしません。
まず、ミカンを用途別に並べて、
①ジュース用ミカン、②ジャム用ミカンなどで陳列します。
人は、単にミカンと書かれて並べられていると、
その食べ方は、「皮をむいて食べる」しか思い浮かびません。
しかし、「ジュース用」とか「ジャム用」など
用途を示してあげることで、
お客さんは、「へー、このミカンはジュースにすると美味しいんだ」と気づき、
買ってくれるようになるのです。
同じミカンでも、言葉1つ書いて教えてあげるだけで、
買う理由を作ることができます。
さらに、ジャム用ミカンなどは、
POPで「ジャムにすると美味しいですよ」
と書くだけではなく、
(1)ミカン
(2)手作りミカンジャムキット
(3)(完成版)手作りミカンジャム
の3つを品揃えします。
(1)は、今までのミカンです。
(2)は、お客さんが売り場のミカンを使って、カンタンにジャムを作れるようになる
①ミカンジャムの作り方レシピ、②保存瓶などをセットにした独自商品
(3)ジャムを作る時間の無い方のために、お店のスタッフが作ったミカンジャム
の3つの陳列をします。
そして、POPなどには、こんな感じで書いてみるわけです。
「知っていましたか?
今の時期のミカンは、酸味と甘みのバランスが一番良いんですよ。
だから、普通に食べるのも美味しいんですけど、
更に美味しく食べるのには、ジャムにするのが良いんですよ。
私もこのミカンをジャムにして毎朝パンにつけて食べています^^
と~っても、美味しいんですよ。
青果担当 伊藤」
さらに上記のPOPには、
ジャムをつけて美味しく食べている伊藤さんの笑顔の写真をつける。
これでミカンのジャムが作れて美味しいんだってわかれば、
ミカンの購入率がアップします。
更に、ジャムを作ろうと思った方の中に保存瓶まで
同時に買ってくれる方がでてきます。
1 みかん
2 保存瓶
3 配布用レシピ 「伊藤の母直伝!お母さんから教わった美味しいみかんジャムの作り方」
このように、ミカンジャムの手作りキットを販売したり、
完成版のジャムを並べて販売することで、
単にミカンを並べるだけ以上に売れる売り場を作ることができますよね。
ちなみに、
「伊藤さん、この前ジャム作ったら美味しかったわよ!
また、他の果物のジャムの作り方も教えてね!」
という具合に、POPで登場した伊藤さんというスタッフのファンもできます。
このように、
お店を利用する方の中に「ジャム好き」が増えてきます。
こうしてジャム好きが増えてきたら、
青果売り場に、「ジャム作りに関する本」を並べても良いですよね。
例え他のお店と同じ商品しか扱ってないお店でも、
ちょっとした視点と工夫で、楽しい売り場、お客さんが集まる売り場が
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できますよね。
私達、笑人は「出来ない理由」を考えるのではなく、
「どうしたらできるか」を常に考え、楽しいお店作りをしていきましょう!
応援しています!
笑人 ハワード・ジョイマン