from 東京の事務所から
by 増山 務
あなたは人に、何かを任せられた時
どんな気持ちで、
どんなことを気に掛けて、
その物事に取り組みますか。
私はいつも
相手が喜んでくれる顔を想像して
任された物事に取り組んできました。
子供の頃、
夕食を準備している母親から
お使いを頼まれたら
私はいつも
行きも帰りも、猛ダッシュで行きました。
予想していた時間よりも早く
買い物をして帰って来る私に
いつも母親は驚いて、
そして喜んでくれました。
学生時代、部活で先輩たちに
「お前のセンスで、旨くてグッとくる飯、買ってこい。」
と、ムチャクチャな買い出しを任されても
「◯◯先輩の今日の気分は、きっとこれだな。」
「◯◯◯先輩は、なんだかんだ言っても、これは絶対に外せないな。」
私の場合、
なぜ、それを選んで買ってきたのか?を
それぞれの先輩に理由を述べてから、お渡ししていました。
先輩たちは
その理由付けに、大ウケしてくれて
いつも喜んでくれました。
東京に上京したばかりの頃、
六本木のお店で毎晩、胆、唾、嘔吐が吐かれている
過酷なトイレ掃除ばかりやらされていました。
その頃の私に任せられる仕事とは
こんなことぐらいだったのしょう。
トイレ掃除は30分毎に行います。
1回の掃除で10分は掛かります。
12時間営業のお店でしたので
1日に24回のトイレ掃除が
私に与えられた、夢の東京デビュー、
一発目の仕事でした。
あの頃は
1日中トイレにいた気がします。
そんなある日、
「最近お店のトイレが、いつ行ってもキレイだなぁ〜。」
普段、
しゃべりかけることなんて
絶対にありえないくらいの
恐ろしくて、カッコ良くて、憧れの上司が
私の顔を見て、言ってくれました。
その時、私の心は・・・・
「がんばろう。
あの人に、またホメてもらえるように
一生懸命、トイレ掃除やろう」と。
任せられた人の気持ちって、
ホメてもらいたい。
認めてもらいたい。
ありがたく思われたい。
任せた
あなたからの一言を
喉から手が出るほど
部下は欲しがっています。
あなたは最近
スタッフの頑張りに気付き
褒めてあげてますか?
このブログはコメントができますので、
ぜひ、あなたのコメントをお待ちしております。
増山 務
追伸
全国縦断ツアーですが、
今、続々とお申込みをいただいているようです。
私も気合が入ってきました。
まだ、チェックされて無い方は
こちらをご覧下さい。
→ http://haward-joyman.com/zoukyaku-semminer.html