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マクナマラの誤謬

2023年6月9日

おはようございます
ハワードジョイマンです。

昨日は、
人は簡単に間違っていることを
正しいことだと思ってしまう
「大衆は間違う」
ってお話を

小学生のインターネット検索のお話から
しました。

昨日は、インターネット検索で
上位に表示されていると
間違っていても
それを真実だと思ってしまうお話し。

これって色んなところで
似たような構造のお話ってあります。

有名な逸話なんですが
ベトナム戦争時に、
時のアメリカ国防長官
マクナマラが、
南ベトナムを支援するために
アメリカ軍を大量投入したのですが、
結局、アメリカ軍は撤退。

ベトナム社会主義共和国が
生まれることになりました。

この時のマクナマラの間違った方針を
「マクナマラの誤謬」と言われたりします。

このマクナマラの誤謬とは、
「数字にばかりこだわり物事の全体像を見失うこと」
を言います。

当時、マクナマラは、
キルレシオなる数値を用いて
アメリカ軍人の死者1人に対して
北ベトナム軍人10人が死ねば
やがて勝てるだろうと考えました。

確かに理屈上は、
そうなるかもしれませんが、
実際には、

10人という数字が一人歩きして、
民間人をも巻き込んだ無差別攻撃が始まり

軍とは全く関係ない人までもが
犠牲となり始めました。

それにより
北ベトナムの人たちの愛国心の高まりと
アメリカ軍に対する反抗心が高まり、
アメリカは窮地に追い込まれていきました。

やがてアメリカのメディアが
ベトナムの実態を報道すると
世論からの猛反発があり、
ベトナムから撤退したのです。

数字ばかりに囚われ
大局を見失った典型的な例として
挙げられます。

実は、こうしたことって
お店でも似たようなことって
往々にしてあるんですよね。

例えば、
客数ばかり増やすことに意識が向いてしまい、

でも、実際は会計額から10%オフとかにして
原価も上がっている中、
安売りをして利益が取れない状況に
なっていませんか?

開店セールとかで
半額セールをやって
お店に行列ができるんだけど
オペレーションが乱れ
注文しても来ないとかで
お客さんからクレームの嵐。

結局、開店セール期間が終わったら
誰も来なくて閑古鳥がなく始末、、、
みたいなことって
よくありますよね。

数字は大切。
しかし、数字にばかり囚われて
その数値のために、

間違った理解と運用がされると
当初考えたこととは全く異なる
あらぬ方向にいってしまいます。

あなたは
大丈夫ですか?

今日も良い一日にしましょう(^ ^)
応援してます♪

ハワードジョイマン

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【編集後記】

我が家で飼ってるジョイ猫ちゃんですが、
ご飯をあげようとすると
すごいスリスリしてきて
鳴き声も喉で鳴らすんですよね。

もう、我が家のアイドルです!

我が家は、小さい頃柴犬のジョリーを
飼っていてもともと犬派だったのですが、
ジョイ婦人が猫好きなので
今は、犬も猫も好きです(^ ^)

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