from:静岡の自宅から
ハワードジョイマン
今、世の中的には、
大型連休ですが、
私は、この機会を利用して
バリバリ仕事をしています。
午前中に事務所の掃除を終え、
午後は、仕事。
というのも、どうせ、
ゴールデンウィーク中は、
どこに行っても混んでますからね。
だからこそ、
先週中のゴールデンウィーク前に
家族旅行をしておいたというのもあります。
世の中の大半が遊んでいる時に仕事をして
世の中の大半が仕事をしている時に遊ぶ。
このほうが、施設も空いていて
効率的です。
私は、常日頃から売上や規模よりも
利益を重視しています。
具体的な指標としては
従業員一人当たり粗利益です。
どんなに朝から晩まで頑張って働いて
客数が増えた!売上が増えた!といっても、
月末に計算してみたら
「何も利益が残ってなかった」では、
経営者として、何やっとんねん!
という話ですからね。
で、この利益というのに
意識を向けるようになってから
私は、特に仕事効率も意識するようになりました。
仕事時間対利益です。
いわば、自分自身の時給換算です。
例えば、コンビニのアルバイトさんの時給って
例えば、800円だとするじゃないですか。
同じように社長の時給も換算できますよね。
あなたはご自身の時給を考えたことがありますか?
考えてらっしゃらない方って
意外と多いんですよね。
世の中に流布する
「お金を掛けずに売上を伸ばす」という
ノウハウって出回っていると思いますが、
このノウハウの大半が、
その分社長が働くことで、
広告費などのお金を掛けずに
お客さんを集めるということなのですが、
一番費用の高い社長の時間を
無駄遣いしているので、
本当は、一番高いお金を掛けて
非効率なことをしているわけです。
せっせとブログを更新したり
フェイスブックで良いねを押したり、
でも、友人同士からは売上は発生しません。
お金は取れません。
それが良い意味でも悪い意味でも
日本人気質ですからね。
非常に働いている時間の割に
利益が少ない方法です。
こういった、
長い時間働いている割に
お店の利益が中々増えないと
悩まれている方が多いと思いますので、
今日は、この仕事の進め方について
今日は、お話ししたいと思います。
私は時々、外部からも講演依頼を受けるんですが、
その講演の最後の質問タイムで
質問ありますか?と投げかけると、
相談されることがあります。
あるいは、最後の名刺交換の際に、
聞かれることもあります。
それが、、、
「やることが多すぎて
何から始めたらいいか分からない」
「やることが多すぎて
前に進まない」
というものです。
多くの方は、
売上を上げるためには、
色々なことをやることで
売上を伸ばせると考えています。
それはそれで正しいです。
行動の量が多ければ多いほど
売上アップに繋がります。
しかし、間違いでもあります。
というのも、
「やることが多すぎて、、、、」
という方に次のような質問をするんです。
「やることって、
どんなことがやらなければいけないんですか?」
すると、
あれだ、、、
これだ、、、、
それだ、、、、
あ!これも、、、、
とか、色々、挙げられます。
ぜひ、あなたも紙と鉛筆を用意して
今やらなければいけないことを
全部、紙に書きだしてください。
私が、
「それで全部ですか?」
と聞くと、
他にも追加されることがあります。
で、それらがで終わった後に、
再度、質問します。
「本当に、それらをやる必要があるのですか?」
と質問をすると、
「いや、、、何か周りもやっているみたいなので、、、」
と、非常に頼りない答えが返ってきたりします。
こういう経営者ほど、
「最新の●●」とか
「今、流行っているらしいから」とか
自分のお店とは関係ないことに手を出したりしがちです。
経営者としてやるべきことは、
自分のお店の問題点を見つけること。
そして、その問題点に対する解決策を行うこと。
つまり、取り組む内容というのは、
お店が抱えている問題点の解決に直結することでなければ、
いつまで経っても、本質的な問題は解決しないのです。
お店の利益がとれない問題点の主な要因は、、、
1.新規のお客さんの数が少ない
2.割引きなどにより販売価格が低いことで利益がとれない。
3.原価率が高すぎて、利益がとれない。
4.一度、来店したお客さんが再来店してくれない
大抵、上記の4つのどれかです。
上記の中の、どれが今すぐ解決すべき問題なのか?
まずは、1つに絞り込むこと。
そして、その解決に集中的に取り組むこと。
こうやって、
自分自身の解決すべきことを
1つに絞り込むことです。
「あれもやろうこれもやろう」
という感じでは、いつまで経っても
物事は解決しません。
「やらなければいけないことが多すぎる」というのは
その本人自身が、自分のお店の問題点を
明確にできてないことの裏返しなのです。
まずは、4つの中から1つ
集中的に改善すべきポイントを見つけたら
その解決に集中しましょう。
ただし、そこで注意が必要なのは、
4つのうちの1つを自分の「感覚」で決めるのではなく、
実際の来店客数、一人当たり利用額、利益額などの
数字を出して、その数字を元に、
自分のお店の抱える問題点を
出すことです。
全て数字で明らかにする
それが経営者のやるべきことです。
応援しています!
ハワードジョイマン
追伸
「やるべきことはあるのに、
物理的に時間が無くて困っている!!!」
という方にはコレ↓
→ http://www.haward-joyman.com/action-profit.html