■繁盛店主の思考法(ジョイマンマインド)

壁は成長した人にしか表れない

from:清水の事務所から
ハワードジョイマン

10月30日に成田に前泊し、
11月3日まで香港、マカオに行ってきました。
3日は東京に後泊し、昨日無事自宅に戻りました。

この間、弊社のメールマガジンを登録してくださった方は、
この記事がはじめての記事だと思います。

ということで、
「1週間ぶりのご無沙汰でございます。玉置宏です」
てな感じで、今日も行ってみたいと思います。

成田に前泊するので、
ラーメン店を経営する成田金太郎さんに成田をエスコートしてもらいました。

で、、、成田さんのお店にもよってもらいました。
夜なんで、あまり付近の様子は分かりませんでしたが、
それでも、

周りに何も無い場所だということは分かりました。
そんな場所で行列のお店を作っているなんで、
本当にすごい!

もっと、人のいる所に行けば
もっと売上は伸びるでしょうが、
成田さんは、もっとそれ以上のことを狙っているので、
まあまあ、これは置いといて、、、(笑)

でも、会員さんのお店を見るのは、
私も刺激になります。

今から5年ほど前、
増益繁盛クラブの前身である笑人塾を始めた当時、
どういう人が私の会員制サポートに入ってくれるのだろうか?
参加してくださる方に、最大限のお役に立てるようにと、
私は、当時、参加してくださったお店に行って、
生の現場を見ていました。

もちろん、交通費、宿泊費などで完全赤字。
でも、見ず知らずの私の会に入ってくださることが
本当に嬉しくて、お役に立ちたいと思い、
会員さんのお店に行きました。

今でも覚えていますが、
精肉店さんに行って、お店で販売するハンバーグ作りもさせてもらいました。

やはり、会員さんが普段どんなことをしているのか?
知るって大事ですよね。

ひき肉をこねる時に、氷をどんどん入れながらこねるんですよね。
あの氷の冷たさは今でも忘れません。

お陰さまで、あれから5年。
今では北は北海道から、南は沖縄まで、
全国各地から参加してくださっています。

そして、多くの会員さんは、
朝早くから起きて、夜遅くまで頑張っていることと思います。

成田さんのお店に行き、
事務所の壁に貼ってあった目標も見ました。

どんどん達成されているようで、
その中には、「自分の給与を出す」というのもありました。

以前は、自分の給与を出すのも大変だったようです。
しかし、集客や販売のノウハウを学び、実践し、
今では行列のできる人気店に。

給与はもちろんのこと、
更なるステップアップのために、
頑張ってらっしゃいます。

一緒に成田でご飯を食べながら、
「ジョイマンさんと出会って、本当に変わった」
と言われた時には、内心すごく嬉しかったです。

でも、変わったのは
私と出会ったからではなく、
成田さん自身がめっちゃ頑張ったから。
私は成田さんの頑張りをよく知っています。

でも本人は、
6ヶ月間業績アップ特訓コースに参加している
他の会員さんを見ていると、
「自分は、なんてスピードが遅いんだと思う」と、
悔しがっています。

やっぱり意識が高い人といると
本当に自分も励みになり良いですね。

そして、全国には今日も頑張っている会員さんが
いらっしゃいます。

店舗経営というのは、
長距離マラソン。

良いときもあれば
悪い時もある。

全国の会員さんたちと
どんな時でも試行錯誤を重ねながら、
絶えず成長を繰り返していければと思います。

さて、今日のお話は、
「壁は成長した人にしか表れない」

やはりお店を経営していると
良いときもあれば、悪い時もある。

でも、経営者の真価が問われるのは、
得てして悪い時。

もし、あなたの目の前に壁が現れたとしたら、
それは次への成長のためのステップです。

壁というのは、
次のレベルにいけるかどうかを判断される
学校で言うところの「進級テスト」です。

例えば、順調に売上が伸びてきたのに、ガクンと落ちたとします。

その時に、ただただ、慌てるのか?

売上の要素を分解して、、、、
例えば、
1)新規客の獲得
2)来店客への販売(客単価アップ)
3)再来店の促し(既存客の再来店)
の3つに分けて考え、
それに対する、適切な対策を冷静に考えるか?

では、得られる結果が大きく異なります。

ある、美容室では、
ある時から売上の伸びがパタッと止まり、
売上が下がってきました。

すごく不安になりました。
でも、ただただ不安になるだけで、
問題の解決に結ぶ対策はしてません。

あるとき、冷静になり、
問題の解決に当たるようになりました。

その方は、
それまで一度来店したお客さんには、
ハガキDMも出していませんでしたが、
出すようになりました。

なぜなら、その人はこれまで
一度来店したお客さんは、
黙っていても来ると誤解していたからです。

一度来れば、黙っていてもお客さんは
やってくる、、、

美容室の経営者にありがちな誤解です。

そこで、お客さんに再来店してもらうように
ハガキを出し始めました。

すると、ハガキを出し始めてから
再来店してくださるお客さんが増えました。

そして、そのお店は、ハガキDMを出し始めてから、
お客さんが増えだしましたが、、、、

また、ある時を境に
売上が減り始めました。

何がいけないんだろうか?
色々取組みをしました。

そんな中で気付いたこと。
それは、ハガキDMでもいえました。

単に再来店してもらうために書くのではなく、
お客さんが本当に良い髪の状態をキープして欲しいからという
プロとしてお客さんのためを考えた内容のハガキDMを出し始めるようになりました。

すると、よりお客さんとの関係が良くなり、
今まで以上に、再来店するお客さんが増えました。
本当の意味でのヘアアドバイザーとして
売上がどんどん伸びていきました。

「自分都合の販促」から、
「お客さんのことを考えた販促」に成長し、
壁をクリアしていったのです。

もしあなたが今、
壁に突き当たっているとしたら、
まずは、今まで勉強して来たコトを再度復習してみましょう。

そして、今の取組みに抜け穴は無いか?
気付かないうちに、お客さんのことより、自分のお店のことばかり考えていなかったか?
考えてみてください。

壁というのは、進級テスト。
あなたがそれだけ成長してきた証です。

成長してきた人にしか
壁は現れません。

ですから、
もし、今は壁がない方も、
壁が現れたとき、うろたえるのではなく、
「お!私にも進級テストがやってきた!」とウェルカム体制で
解決にあたりましょう。

共に切磋琢磨するあなたに、、、、

応援してます!

ハワードジョイマン

追伸

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