さて、これまでの内容を振り返ってみましょう。基本的に21回の内容は、全て印刷して読んだ方が理解が深まっていいですよ。
第1回目は、私たちの行動スタンスとして、商人から笑人への進化についてお話しいたしました。
第2回目は、小売店や飲食店、美容室、整体院の皆さんが、陥りやすい安売り販売の経営の落とし穴についてお話ししました。
そして、第3回目から第5回目までは、小売店や飲食店、美容室、整体院の皆さんが、着実に繁盛店に成長するための3つのポイントについてお話ししました。
そして第6回目からは、前回までに学んだポイントを深めながらお話をしていきますので、よろしくお願いしますね。
第6回目 お客さんを集めたいなら、まずはお店の売上を理解しよう。
第4回目では、「儲かる仕組み」を作るというお話をしましたよね(^-^)/
今日は、この時のお話しを更に深めていきたいと思います。
そもそもお店の売上って「どのように積み上がっていくか?」知っていますか?
例えば月商600万円のお店で今日は考えましょうね。
今日は、この話をしながら売上の基本的な公式をお話しして、知識の再整理をしたいと思います。
実は、今日からお話ししていくことは、基本的なことなので、知っている方も多いと思います。
でも・・・、その知っていることを、実際に活用できている人は少ないんですね。
大事なことは知っていることではなく、活用していることなんです。
ぜひ、知っている人ではなく、活用できている人になってくださいね。
月商600万円の売上ができるのをひも解くと・・・、
売上は、(1)来店したお客さんが、(2)店内で買い物をする、サービスを利用することで、売上として計上されます。
つまり、これを1ヶ月間で計算すると、
◆1ヶ月間に商品やサービスを利用したお客さんの総数(客数)
◆1人当たりの利用額(客単価)
となります。
つまり、「客数」と「客単価」を掛け合わせると、「売上」になるんですね。
【売上高の公式】 客数×客単価=売上
つまり、この売上を増やすためには、
(1)客数を増やす
(2)客単価を伸ばす
この2つの対策をすればいいんですね。
今日の段階では、
このことだけを覚えてくださいね。
次回から、更にぐっと深く学んでいきますね。
応援しています(^-^)/
笑人 ハワード・ジョイマン
【編集後記:ジョイマンの楽書き帳】
売上の公式って、シンプルで、多くの本に書いてあります。
だから、知っている方は多いけど、その割りに活用できてないです。
私たちは、骨太の経営実力をつけるために、きっちり学んで使えるように成長していきましょうね。
ちなみに、同じ月商600万円の売上高でもお店によって内訳は変わるんですよ。
例えば牛丼店で考えると、その内訳は、月商600万円=客数12,000人×客単価500円となります。
それに対して宝石店で考えてみましょう。
宝石店での内訳は、月商600万円=客数20人×客単価30万円となります。
あなたのお店の売上の構造はどうなっていますか?
『え?現状の数字が分かってない?』
ちなみに、以前紹介した中小企業庁編纂の「中小企業白書」でも書かれていますが、倒産原因の第1位は販売不振ですが・・・・・、
第2位は、放漫経営です。
数字も理解していない経営者は、経営者にあらず・・・。
ということです。
うわ~、耳が痛いですね。
お互い気をつけましょうね(^-^)
ということで、自分のお店の客数と客単価の数字を調べて、把握してみてくださいね(^-^)/