■入門 笑人流繁盛術

儲かる仕組みを構築しよう(笑人流繁盛術その4)

私は、笑人流繁盛術という独自に体系化した繁盛ノウハウを通じて、全国各地の小売店や飲食店、美容室、整体院のサポートをさせていただいております。

この笑人流繁盛術には3つの基本的な考え方があります。

それが、
(1)他店と差別化をするのではなく、独自化をすること
(2)お店が儲かる仕組みを作ること
(3)価値を伝える表現力を身につけ、価値を共有すること
この3つです。

それでは今回は、(2)儲かる仕組みを作る、についてお話します。

世の中には似たようなお店が沢山ありますよね。

だから、『うちの店は商品・サービスに自信がある。だから1度食べてくれれば美味しさは分かるはずだ』と、いくら店主が思っていても、実際にはお店が沢山ありすぎて、来店する前にお店が閉店してしまうのです。

これはよくある話です。

だからこそ経営者がしなければいけないことは、商品が良いのは当たり前なので、商品に磨きを掛けることよりも・・・、

(1)お客さんを集めること、そして、(2)一度来店したお客さんに、末永く何回も利用してもらうこと、なんです。

この2つのことを行い、お客さんの来店の流れを作ることなんです。

これがお店にとって欠かすことのできない「儲かる仕組み」なんです。

お店を繁盛させるためには、この儲かる仕組みが不可欠なんです。

なぜ、このお話をするのか・・・、それは私が元々お笑い芸人だったからなんですね。

あなたは漫才を見たことがありますか?

漫才師が舞台で喋っていること。

それは、その場の思いつきで喋っているんではありませんよ。

台本というのがあって、その通りに喋っているんです。

だから、漫才師は、どのタイミングでお客さんが笑うか?全て分かっているんです。

ウケル漫才とは、「笑いが起こる仕組み」がきちんと構成されている漫才なのです。

漫才師だって、ちゃんと「爆笑の笑いが起こる仕組み」を考えています。

どのような順番で話を進めれば、お客さんが爆笑するか?考えているんですよ。

あなたは自分のお店の儲かる仕組みを考えていますか?

人気の漫才師は、舞台を笑いの渦で巻き込むようにギャグを連発しますよね。

それにひきかえ、ギャグが一つしかない一発ギャグ芸人は、1回笑わせるだけで終わってしまいます。

何回もお客さんが来店するお店と一度きりで来てくれないお店。

この違いが分かりますか?

何回も来店してくれる仕組みが無いお店は、ザルで水をすくうように、水がどんどん漏れていきます。

どんなにお客さんが来店しても、同じ数だけ、お客さんがどんどん流出するのです。

『お客さんが再度来店してくれない・・・』

もしあなたのお店がそのような状態ならば、お店側から(1)手作り新聞を郵送したり、(2)メールマガジンを配信したりして、お店に再来店する「きっかけづくり」をしなければいけないのです。

多くのお店が、お客さんが来るのをひたすら待つ「待ちの経営」をしています。

これでは、お店の売上を運に任せるようなものです。

この状態のままだと、天気や気候などで毎日左右され、その日の売上に一喜一憂する人生をこのまま永遠と続けるのです。

『お客さんがなぜ、再度来店しないのか?』

その最大の理由は、『あなたのお店を嫌いになったから』ということではありません。

実は、(1)単に忘れていた、(2)来店するきっかけがなかった、だけなのです。

なぜなら、思い出してください。

あなた自身も『そういえば、最近あの店行ってなかったな~』というお店はありませんか?

では、『行っていない理由は・・・』と聞かれたら、

『別に嫌いになったわけではなく・・・、行くきっかけがなかったから、忘れていたよ^^』

こんな感じではないですか?

実は、大半のお客さんが来ない理由は、こんな感じなのです。

だから、お客さんに何度も再来店してもらうために、(1)名前や、(2)メールアドレスや、(3)住所などの顧客情報を入手し、

◆手作り新聞やDMなどを郵送したり、
◆メールマガジンを配信して、

お客さんが来店するきっかけを作る『アプローチ経営』をしましょう。

待ちの経営からアプローチ経営への転換です。

お店側からアプローチして、『来店するきっかけ』を作る必要があるのです。

お客さんが来るのを、ただひたすらジッと待つ【待ちの経営スタイル】のお店は、お客さんの気まぐれで売上が左右されます。

しかし、お店側からアプローチして、来店するきっかけ作りをする【アプローチスタイル】のお店は、儲かる仕組みが出来ています。

だから、(1)既存のお客さんが再来店してくれたり、(2)既存のお客さんが友人(新規のお客さん)を連れてくる。

こうしてどんどん繁盛するのです。

このような、 『儲かる仕組みがあるお店』と 『儲かる仕組みが無いお店』では、売上と利益の差は歴然だと思いませんか?

あなたも儲かる仕組みを作って、繁盛店の仲間入りをませんか?

応援していますよ~(^-^)/

笑人 ハワード・ジョイマン

【編集後記:ジョイマンの楽書き帳】

楽しく儲かるお店を作る。独自化をして確固たる繁盛の基盤を作る。

このためには、経営者本人の感性を高めることが、とっても大事です。

だから、街に出て色々な体験をしましょう!落語を聞いたり、漫才を見たり、家と仕事場の往復をやめましょう。

もっと人生を楽しみましょうね♪

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