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号数:第139号
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前回のメルマガで
会員制の実践サポート『増益繁盛クラブ』が
3年目に入ったことをお伝えしたら、
17名の方から熱い応援メッセージをいただきました。
共に切磋琢磨する同志(仲間)が居る
応援してくれる友がいる
ありがたいことです。
これからも着実に成長し、
同志と共に
『地域の方から愛されて圧倒的に楽しく繁盛する店作りと
人生を楽しく生きる!楽しく仕事をする!』をテーマに
増益繁盛クラブを運営していきます。
応援メッセージを頂いた全国各地で頑張っている
経営者の皆様!
この場をお借りして、改めて感謝します!
『ありがとうございます!』
さて、今日も、
『圧倒的に楽しく繁盛する方法』
行ってみましょう!
セミナーを開催した際に、
『ジョイマンさん、
うちは料理にも自信があるのに
安いメニューしか注文してもらえないんですよ。
やっぱり不景気だから安い料理しか注文してもらえないんですかね~』
このような質問を受けるときがあります。
でも、安い商品しか売れないのは
不景気だからではありません。
ちょっとした改善で、
お客さんに喜ばれ、
高いメニューでも割引などしなくても
注文数が増えて売上がアップします。
今日は、このお話です。
お客さんがお店に入ってメニューを見ています。
※あなたも自分のお店のメニューをイメージしながら
私の話を聞いてくださいね。
メニューにはスパゲティーの種類が並んでいます。
こんな感じ・・・、
アマトリチャーナ 850円
トマトとバジルのスパゲティー 800円
ボロネーゼ 900円
この状態だと、大半のお客さんが
一番安いトマトとバジルのパスタ800円を
注文します。
『なぜでしょうか?』
それは、メニューに、
名前に価格しか書いてありません。
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注文をする時の判断基準が
価格で判断するしかないからです。
お客さんの頭の中は
アマトリチャーナ?
ボロネーゼ・・・?
もうチンプンカンプンです。
これがどんなスパゲティーか
分かっているのはお店の人だけ、
お客さんは分かっていません。
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前回のメルマガで私は、
人間の特性として
『将来得られるメリットよりも
目先のリスク(不安)を回避する傾向が強い』
というお話をしましたよね。
今回もこの要素が当てはまります。
お客さんの気持ちの中には、
このチンプンカンプンのメニューを見て
『一旦、お店に入っちゃったから
今更出るわけにもいかないし・・・』
という半分、後悔にも近い思いでメニューを見ながら
少ない情報の中から判断しなければいけません。
このお店は、ボロネーゼが一番美味しかったとしても、
それが書いてないからお客さんには分かりません。
お客さんも
むやみやたらに注文して自分の好みではない料理がでるより、
自分が想像できる無難な料理を注文して不安を回避します。
そこで、唯一、分かる「トマト」という言葉を頼りに
トマトとバジルのスパゲティーを注文するのです。
お客さんを楽しませるのが笑人ですが、
これではお客さんは楽しめませんよね。
あなたのお店のメニューは
こんな感じではありませんか?
さて、このような時、
あなたはどうすれば
不要な割引などせず
高いメニューでも注文してもらえるのでしょうか?
それは、すごく簡単です。
2行~3行でも良いので、
商品名の下に『料理の説明』を入れれば良いのです。
例えば、こんな感じ。
アマトリチャーナ 850円
僕がイタリアを旅していたときラツィオ州のアマトリーチェという街で恋をしました。
その女性が僕に作ってくれたトマト味のスパゲティー
いつまでも大切にしたい僕の初恋の味です。
トマトとバジルのスパゲティー 800円
トマトの酸味とバジルの爽やかな香りが食欲をそそる
僕も週に1度は食べたくなる定番スパゲティーです。
ボロネーゼ 900円
本場イタリア仕込みのミートスパゲッティ。
グリュイエールチーズの風味と粗挽き肉の旨味をお楽しみください。
ソースは5時間かけた手作りです。当店1番人気のスパゲティーです
こうやって情報を提供してあげるだけで、
お客さんは「理解」をします。
すると割引なんかしなくても
喜んで注文してもらいやすくなるのです。
そして、更なるポイントは
料理のことだけを書かなくても良いということ
アマトリチャーナの紹介のように、
自分の思い出でも良いです。
だって、直接的に料理のことは書いてないけど、
食べてみたくなりませんか?(^^)
真面目に考えすぎたら、
良いアイデアなんかでてきませんよ。
お客さんは楽しみに来ているんですから。
あなたが堅く考えていたら
お客さんも楽しむのも楽しめませんよ!
今すぐメニューに情報を加えて、
売上アップしましょうね!
笑人 ハワード・ジョイマン