実践事例

集客・営業・仕組みの3段階で考える

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「年間10棟を達成したいが、何をどの順番でやれば到達できるかわからない」——年間5〜8棟の工務店が次のステージを目指すときに直面する壁です。年間10棟達成には「集客の仕組み」「営業の仕組み」「運営の仕組み」の3段階を順番に整備することが必要です。この記事では、年間10棟を達成するための具体的なロードマップを解説します。

年間10棟達成に必要な数字の逆算

📊 年間10棟達成のための必要数字(逆算)
目標:年間受注棟数10棟
月間受注必要数(10棟÷12ヶ月)0.8棟/月
商談→受注の成約率(想定20%)月4件の商談が必要
来場→商談の移行率(想定40%)月10人の来場が必要
問い合わせ→来場の移行率(想定50%)月20件の問い合わせが必要
必要な月間HP問い合わせ数月20件

ただし、紹介受注・OB施主からのリフォーム受注を加えれば、HP問い合わせは月10〜15件でも年間10棟が達成できます。紹介との相乗効果を設計することが現実的な10棟達成の道です。

段階① 集客の仕組みを作る(0〜6ヶ月)

段階 01 自社HPを「見込み客が来て・問い合わせが届く仕組み」に変える

10棟達成の最初の壁は「そもそも見込み客が来ていない」ことです。集客の仕組みが完成していない状態でどれだけ営業を頑張っても棟数は増えません。まず集客の土台を整えることが優先事項です。

目標KPI①
月間HP
アクセス500件
目標KPI②
自社問い合わせ
月10件
目標KPI③
LINE登録者
100人
目標KPI④
Googleマップ
上位3位
実施する施策(優先順)
  • MEO整備(Googleビジネスプロフィール・口コミ収集):費用ゼロ・最速1〜3ヶ月で効果
  • HP改善(CTA追加・施工事例充実・代表顔写真掲載):費用ほぼゼロ
  • 無料ガイドブック作成・LINE公式開設:費用ほぼゼロ
  • ブログ月3本投稿(自社または外注):月3〜5万円
  • 完成見学会月1〜2回定期開催:月3〜8万円/回
✅ 段階①で月間問い合わせ10件・LINE登録者100人が達成できたら段階②へ進む。

段階② 営業の仕組みを作る(6〜12ヶ月)

段階 02 「問い合わせが来たら確実に受注につなげる」仕組みを整備する

集客の仕組みが完成して問い合わせが増えても、営業プロセスが整っていなければ成約率が低いままです。「問い合わせ→初回連絡→来場→商談→受注」の各ステップを仕組み化することで成約率が上がります。

目標KPI①
問い合わせ→
返信2時間以内
目標KPI②
来場→商談
移行率50%
目標KPI③
商談→受注
成約率25%
実施する施策
  • 問い合わせ返信の即時化(スマホ通知設定・返信テンプレート作成)
  • 見学会来場翌日のフォローメッセージを習慣化(翌日中に全員に送信)
  • ヒアリングシートの整備(「家」ではなく「暮らし方」から聞く設計)
  • ステップメール・LINE配信で来場後も「忘れられない工務店」でいる
  • 提案書・見積書の改善(「なぜこの価格か」が伝わる資料づくり)
✅ 段階②で成約率が改善すると、同じ問い合わせ数でも受注棟数が大きく増える。成約率を5%上げることは集客数を25%増やすのと同じ効果。

段階③ 運営の仕組みを作る(12ヶ月以降)

段階 03 10棟を「社長1人の限界」なしに安定して受注・施工できる体制を作る

年間10棟の壁は「社長1人の処理能力の限界」であることが多いです。集客・営業・施工管理・経理・アフターを社長が全部担うと、年間8〜9棟で頭打ちになります。役割分担・外注化・仕組み化で「社長の時間」を作ることが10棟突破の鍵です。

運営の仕組み化
  • 集客の自動化:ブログ・LINE配信・ステップメールを一度設定すれば自動で動く状態にする
  • 役割分担:設計・現場管理・事務の一部を外注・スタッフに委任して社長を「営業・受注・顧客対応」に集中させる
  • 施工管理の仕組み化:週次報告・写真共有・進捗管理ツールで施主への説明工数を削減
  • アフター体制の整備:定期点検スケジュールをシステム化して漏れなく実施できる仕組みにする
✅ 段階③が完成すると「社長がいなくても集客が回る・受注が積み上がる」状態になり、年間10棟超が安定して継続できる。

まとめ

この記事のまとめ
  • 年間10棟達成には月間問い合わせ10〜20件・来場10人・商談4件・受注0.8棟/月が必要(紹介と組み合わせて現実的な目標設定を)
  • 段階①(0〜6ヶ月):集客の仕組み構築。MEO・HP改善・ガイドブック・ブログ・見学会の連動
  • 段階②(6〜12ヶ月):営業の仕組み構築。即時返信・フォロー習慣化・成約率改善
  • 段階③(12ヶ月以降):運営の仕組み化。役割分担・外注化で社長の時間を生み出す
  • 「段階①→②→③」の順番を守ることが最短で年間10棟を達成する正しいロードマップ
  • 10棟の壁は「集客不足」「成約率の低さ」「社長1人の限界」のいずれか。まず自社の問題を特定する

年間10棟達成のための集客の仕組みの全体設計は、無料ガイドブックで解説しています。

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