人間心理を踏まえて、効率的にお客さんが集まる
先週、浜松の奥さんの実家に行ってきました。
川に生息するズガニを食べてきました。
人間は新しいものにチャレンジする際に、不安を覚えます。
将来のメリットより、今のリスクを優先しがちです。
例えば、ダイエットも、ダイエットで痩せることよりも、
その為には、今この時点でつらい運動をしなければならない
思いが優先し、二の足を踏むようなものです。
新商品よりも使い慣れた今の商品を好んで使う。
これも、同様の心理です。
「お!新しいゴルフクラブがあるぞ!これで飛距離が伸びるかな?
わー、でも1本7万円か〜。
もし、これで飛距離が伸びないと痛いから止めておこうか」
私は、ズガニを食べたことが無かったので、
自分の口に合うかな〜?と少し不安に思っていましたが、
何事にもチャレンジ精神の私は、
果敢に挑戦しました。
いや〜!美味しかったです。( ^ _ ^ )/
また、新たな食の楽しみが増えました。
経営者は、世の中で何が好まれているか?
それを絶えずチェックし、自ら体験する必要があります。
最近何か新しいことに挑戦しましたか?
新しいものに触れ、自分の見聞を広げるって素晴らしいですよね。
先週のメールを読んだHさんから、お便りをいただきました!
(ここから)
いつもお世話になります。
私の経営しているお店は●●県●●市のメイン道路にあります。
近くには飲食店がたくさんあって、大手チェーンもあります。
そんな中で熱狂的なファンの方もいてくれてます。
週2,3回来てくれるお客様もおられますけど、全体的に顧客数が少ないです。
だからもっと売り上げを伸ばしてお店をやり続けたい!
家賃やその他経費を考えると今のお客様の数では足りません。
かと言って誰でもどうぞと言う騒がしい店にはしたくありません。
難しい問題です。
これからもメルマガを読んで勉強していきます。
よろしくお願いします。
(ここまで)
毎回、メルマガを配信するたびに、
全国各地の経営者の方から、
平均して5人の方からお便りをいただきます。
本当にありがとうございます。
お忙しい中お便りをくれて、
感謝感謝です。( ^ _ ^ )/
全て心をこめて、
返信させていただいております。
今日は、Hさんと同じ悩みを持っている方も多いと思いますので、
そこで、今日は、
「常連客に友人を連れてきてもらう方法」
をお話したいと思います。
多くの経営者は、客数をアップさせるときに、
初めてのお客さんを集めようとします。
これは、正直簡単ではありません。
今来てもらっているお客さんに友人を連れてきてもらう方が、
その何倍も簡単です。
しかし、友人紹介キャンペーンだと反応は低いです。
なぜなら、友人を紹介することが、「友達を売る」
感覚を抱く人がいるからです。
例えば、ある飲食店は、
ショップカードを口コミ誘発ツールと認識し、
単に店名と住所を掲載するのではなく、
お店のウリや地図を掲載し、お店に来易いよう仕掛けをしてあります。
しかも、店内のショップカードが置いてある所に、
「お友達の分を合わせて、2枚持っていってください。」
というPOPが貼ってあります。
すると、一定割合で、
素直に2枚持って帰るお客さんが発生します。
※お客さんは指示をされると、その指示通りに動く性質を持っているのです。
そして、友人とお店のことを話すときに、
「この店美味しいから行って見ると良いよ。
俺、2枚持ってるから1枚あげるよ」
と2枚もっているので、1枚を渡すのです。
こうして、お客さんを無理なく集めています。
全く新しいお客さんを集めるよりも、
友人経由で来るお客さんの方が、
常連客になる確率は高くなります。
それは、友人同士は、趣味・嗜好などの属性が
同じ場合が多いからです。
だから、同じものを気に入る傾向が高いのです。
こうした人間心理を踏まえて、
効率的にお客さんが集まる仕組み(台本)を
構築していますか?
元お笑い芸人の中小企業診断士
ハワードジョイマン
編集後記
現在、韓国ドラマ「商道(サンド)」をTUTAYAでレンタルし、
連日見ています。
この商道はすごく良いです。
経営者は、様々なものに触れ、自分自身の見聞を広げる必要があります。
ぜひ、この商道をご覧ください。
ジョイマン、お勧めです。