店舗経営は、戦わずして勝つ。勝つべくして勝つ。
実力社長と貧乏社長では、企業としての戦い方が異なります。
貧乏社長は、戦った所で勝ち目のない大手企業を目標にしてしまいます。
犬が象を相手に戦うようなものです。
どう頑張っても勝ち目はありません。
初めから戦いを挑んではいけないのです。
それでは小さい会社が大企業以上に賢く稼ぐためには何をしたら良いのか?
それは、他店と自分のお店を比較するのを今すぐやめて、自分達の良い所を徹底的に強化していくことです。弱点が気になるかもしれませんが、弱点などあって当たり前です。
それよりも自分達の得意なことを伸ばしていきましょう。
戦わずして勝つ。そして、戦う際は勝つべくして勝つ。
これが鉄則です。
どの業界でも大手が価格競争を仕掛けてきます。
小さい会社は、価格競争をしてはいけません。
価格競争をするということは、大手の商品購買力に叶わないどころか、価格重視の顧客層を対象顧客にしてしまうことになります。
価格重視の顧客層は、お店への愛着は示さずに、価格が安いことに対して愛着を持っています。常に利用する店を流動的に替える傾向にあるのです。
小さい会社は、低価格販売を止めて、付加価値販売をして利益を確保しなければいけません。
あるお店は、大手が広告チラシで集客をするのに対して、
広告をせずに、話題作りを工夫して無料でマスコミに取り上げられます。
小さいお店は、知名度の無い段階では、
広告を出した所で費用対効果が悪いことを分っているからです。
それよりもまずは最初に、話題性のあるプレスリリースを行い、
地元マスコミに取り上げられることを常に考えています。
お店に価格以外の価値を持たせることで、
価格競争に巻き込まれずに話題のお店になっているのです。
価格以外のお店の価値をPRできている店は、
価格重視のお客を相手にせずに、
価値重視のお客さんを獲得しているので、
総じて利益率が高くなります。
さて、あなたの経営スタイルはどうでしょうか?
もし、価格競争で悩んでいるのであれば、
価格以外の価値を見出しましょう。
笑人塾 ハワードジョイマン