「うちのお店、Googleマップで全然出てこない……」と、検索してみて愕然としたことはありませんか?
たとえばラーメン店を経営していて「静岡市 ラーメン」で検索したら、自分のお店はどこにも見当たらない。しかも上位に出ているのは、口コミが200件以上あるガチガチの強豪店ばかり。「これじゃあ太刀打ちできない」と諦めかけている方も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。
実は、「大きなキーワード」で戦わなくても、需要があるのに競合が少ない「穴場キーワード」を発見して最適化するだけで、Googleマップの上位表示はぐっと現実的になります。しかも、そのキーワードで来るお客様は「まさに自分が求めているものに出会えた!」という満足度が高く、リピーターになりやすいというメリットもあります。
今回は、MEO対策(Googleマップ集客の最適化)の専門家として21年間・30業種以上の店舗支援をしてきた私、ハワードジョイマンが、穴場キーワードを発見して集客につなげる具体的なステップをご紹介します。
📋 この記事でわかること
- なぜ「大きなキーワード」だけを狙うと上位表示が難しいのか
- 需要があって競合が少ない穴場キーワードの見つけ方(3ステップ)
- 発見したキーワードをGoogleビジネスプロフィールに落とし込む方法
- 2026年AI検索時代でも通用するキーワード戦略の考え方
こんな方におすすめ
- ✅ 「地域名+業種」の定番キーワードで上位に出られず悩んでいる方
- ✅ 口コミ数・写真枚数で競合に差をつけられていると感じている方
- ✅ 広告費をかけずに新規来店を増やしたい飲食店・美容室・治療院の経営者
- ✅ 2026年のAI検索時代に向けて、今から手を打ちたい方
- ✅ 複数の検索キーワードで自店が表示されるようにしたい方
なぜ「○○市 ラーメン」だけを狙うと勝てないのか
MEOの世界では、検索キーワードを大きく2種類に分けて考えます。「ビッグキーワード」と「ロングテールキーワード」です。
「静岡市 ラーメン」「清水区 美容室」のような、短くて検索ボリュームが大きいキーワードがビッグキーワード。一方、「清水区 深夜営業 塩ラーメン」「静岡市 子連れOK カフェ 個室」のように、検索する人が具体的なニーズを持って打ち込む長めのキーワードがロングテールキーワードです。
ビッグキーワードは確かに検索数が多い。しかし、競合も多く、すでに口コミ数・写真枚数・運用歴で何年もリードしているお店がトップ3を占めています。
MEOはライバルに対して相対的に勝てれば上位表示されます。つまり、すでに完成されているレースに後から飛び込むより、まだ強豪が参入していない「穴場コース」を見つけて一番手になる方が、はるかに賢い戦略なんです。
「大きなキーワードで1位を取ろうとするのは、満員電車に無理やり乗ろうとするようなもの。一本見送って、空いている次の電車に乗れば、同じ場所に着くし、むしろ座れる。穴場キーワードはまさにその『空いている電車』です。」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・MEO集客大全代表)
穴場キーワードを発見する3ステップ
では、具体的にどうやって穴場キーワードを探すのか。ポイントは3つあります。順番に解説していきます。
穴場発見 STEP 1
「お客様が実際に使う言葉」を書き出す
まず、あなたのお店に来るお客様が、検索するときに使いそうな言葉を20〜30個書き出してみてください。業種・メニュー・シチュエーション・お客様の状況・地域名の組み合わせで考えるのがコツです。
たとえば整骨院なら「清水区 整骨院」だけでなく、「清水区 産後 骨盤矯正」「静岡市 腰痛 即日予約 整骨院」「新清水駅 近く 肩こり」なども候補になります。カフェなら「清水港 近く カフェ テラス席」「静岡市清水 Wi-Fi カフェ 長居OK」なども考えられます。
⚠️ よくある失敗:業界用語や正式名称で考えてしまうこと。お客様は「施術」より「もみほぐし」、「カットカラー」より「白髪染め」と検索することが多いです。お客様目線の言葉に変換することが重要です。
穴場発見 STEP 2
Googleの「サジェスト」と「関連検索」で需要を確認する
STEP 1で書き出したキーワード候補を、実際にGoogleの検索窓に入力してみてください。入力途中に自動補完される「サジェスト(候補)」と、検索結果の最下部に出る「関連検索」が、リアルタイムの検索需要を反映しています。
ここで重要なのは、「そのキーワードでマップ上位3位に出ているお店の強さを確認する」こと。口コミ件数・評価・写真枚数をメモします。もし上位3店舗の口コミが20〜30件程度、写真が10枚以下であれば、そこはまだ競合が育っていない穴場です。
⚠️ よくある失敗:サジェストで出てきたからといって、競合の強さを確認せずに「これで行こう!」と決めてしまうこと。需要と競合強度の両方を見て初めて「穴場」かどうか判断できます。
穴場発見 STEP 3
「シチュエーション型」キーワードで競合ゼロゾーンを狙う
もう一段深く掘り下げます。お客様が「その店を選ぶ理由」=シチュエーションをキーワードに組み込むと、一気に競合が減ります。
たとえば焼き鳥屋なら「静岡市 焼き鳥 煙の匂いがつかない」。デートや会食で「服に匂いがつくのが嫌だ」という需要は確実に存在します。しかし、このキーワードに最適化している焼き鳥屋はほぼゼロです。美容室なら「清水区 美容室 当日予約OK 夜7時以降」。仕事帰りに急に行きたくなる、というシチュエーションですね。
これが、2026年のAI検索時代にも通用する考え方です。AIは「場所+業種」だけでなく、「場所+業種+具体的なニーズ・シチュエーション」を組み合わせてお店を推薦するようになっています。今のうちから仕込んでおくことが大切です。
⚠️ よくある失敗:シチュエーションを「作る」のではなく、実際にお客様から聞いた言葉や、口コミに書かれていた表現をそのまま使うこと。リアルな言葉こそが、AIにも人にも刺さります。
✓ ここまでのポイント
- ビッグキーワードは競合が強く、後発店舗には厳しい戦場。穴場キーワードを探すことが上位表示への近道
- サジェスト・関連検索で需要を確認し、上位3店舗の競合強度(口コミ数・写真枚数)と比較して「穴場かどうか」を判断する
- 「シチュエーション型キーワード」で深掘りすると、競合がほぼゼロのゾーンを発見できる
発見した穴場キーワードをGoogleビジネスプロフィールに反映する方法
穴場キーワードを見つけたら、次はそれをGoogleビジネスプロフィール(GBP)に組み込んでいきます。
具体的に反映できる箇所は次の5つです。
❌ よくあるパターン(キーワードを活かせていない運用)
- ビジネス説明欄に「地元密着の〇〇屋です。スタッフ一同お待ちしております」とだけ書いている
- 投稿内容が「今日のランチ!」「新メニュー出ました!」などキーワードゼロの情報のみ
- 写真の説明文(alt情報)に何も入力していない
✅ 推奨アプローチ(穴場キーワードを全箇所に埋め込む運用)
- ビジネス説明欄:狙うキーワードを自然な文章の中に3〜5個盛り込む(例:「清水区で産後の骨盤矯正・腰痛ケアに特化した整骨院です。当日予約OK、お子様連れ歓迎」)
- サービス・メニュー欄:各メニュー名とその説明に、シチュエーション型キーワードを入れる
- 投稿(週3回以上):「〇〇なシチュエーションでご来店のお客様へ」というテーマで書く
- Q&A欄:「煙の匂いはつきますか?」「子連れでも入れますか?」など、シチュエーションを直接答える形で登録する
- 口コミ返信:お客様の口コミに返信する際、自然な形でキーワードを含める(例:「産後の骨盤矯正でお越しいただき、ありがとうございます」)
「口コミ返信は、単なるお礼ではなくGBPの情報を充実させる絶好の機会です。お客様が使った言葉に乗っかって、自然にキーワードを含めた返信をする。これだけで、AIからの評価が変わってきます。」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・MEO集客大全代表)
穴場キーワード戦略の「落とし穴」診断
ここで、自分の現状を確認してみましょう。以下のチェックポイントに当てはまる項目が多いほど、穴場キーワード戦略の伸びしろが大きい状態です。
チェックポイント1:キーワードが「業種名」だけになっていないか
GBPのビジネス説明欄や投稿内容を見直したとき、「〇〇屋です」「〇〇サロンです」という業種名のみになっていませんか?
✅ ポイント:業種名にシチュエーション・エリア・特徴を組み合わせた説明文に書き直す。20〜50字程度の具体的な説明を複数盛り込むことを目標に。
チェックポイント2:口コミに「狙ったキーワード」が含まれているか
今ある口コミを読んで、「産後」「子連れ」「当日予約」「夜遅く」など、シチュエーション型の言葉が含まれていますか?漠然とした「美味しかったです」「親切でした」のみの口コミが大半を占めている場合、AIがお店の特徴を正確に把握できていません。
✅ ポイント:QRコードと選択式の口コミ誘導ページを設置し、お客様が自然に「なぜこの店を選んだか・どんな状況で来たか」を書きやすい環境を整える。
チェックポイント3:NAP情報(店名・住所・電話番号)が各媒体で統一されているか
GBP、食べログ、ホットペッパー、自社HP、Instagramで、店名・住所・電話番号が微妙にバラバラになっていませんか?「ー(長音符)」と「−(ハイフン)」の違いだけでも、AIは別の情報と判断することがあります。
✅ ポイント:85媒体へのNAP情報の統一配信を行う。これはAI検索時代において、お店の信頼性スコアに直結する最重要作業のひとつです。
実際の成果:穴場キーワード戦略を実践した店舗の数字
「理屈はわかった。でも本当に効果があるの?」という声が聞こえてきそうなので、実際の支援事例をご紹介します。
「MEO集客サポートを始める前は、Googleマップで全く表示されていませんでした。穴場キーワードを特定してGBPを最適化してもらったところ、6ヶ月で問い合わせが+960%に。売上も+158%になり、スタッフを1名増やせました。正直、ここまで変わるとは思っていませんでした。」
整骨院オーナー(40代・男性)
「ヨガスタジオを運営していますが、体験レッスンの申込が10倍になりました。Googleマップの表示回数が+1,281%になったのが何より驚きです。売上も6ヶ月で+189%。キーワード戦略って、こんなに違いが出るんですね。」
ヨガスタジオ経営者(30代・女性)
「結局、自分のお店に合った穴場キーワードを見つけて、それをGBPの隅々まで反映させるだけで、これだけの変化が起きます。業界経験21年・30業種以上の支援実績の中で、このパターンは何度も再現されています。
まとめ:今日から始める穴場キーワード活用の第一歩
今回お伝えした3ステップをまとめます。
まず、お客様の実際の言葉を書き出す。次に、Googleのサジェストと競合強度で「穴場かどうか」を判断する。そして、シチュエーション型キーワードに深掘りして、競合ゼロのゾーンを狙う。最後に、発見したキーワードをGBPの全箇所に自然に埋め込む。
これは今日からでもできる作業です。まず30分だけ時間を取って、お客様が使いそうな言葉を書き出すことから始めてみてください。
「大きなキーワードで戦わなくていい」と知るだけで、MEO対策への向き合い方がガラッと変わります。難しく考えすぎず、まずは一歩。ぜひ、参考にしてみてください。
なお、「自分のお店がどのキーワードで戦うべきか、一緒に分析してほしい」という方には、無料のMEOオンライン面談をご用意しています。30業種の事例をもとに、あなたのお店専用の穴場キーワード候補をその場でお伝えします。
※ 月曜〜金曜 10:00〜12:00 / 13:00〜15:00 受付(土日祝休)
静岡県静岡市清水区巴町6-22 / 新清水駅徒歩1分