「コンサルを入れたら売上が上がるんだろうか」
「でも費用がかかるし、うちみたいな小さな店に合うかどうか……」
「そもそも今の状況を誰かに相談したいけど、何から話せばいいかもわからない」
こういう悩みを抱えたまま、何ヶ月も同じ場所に立ち続けているオーナーさんが、本当に多い。
正直に言います。コンサルを使う前に、自分でやれることがあります。そしてそれをやってからコンサルを使うのと、やらずに入るのとでは、結果がまったく違う。今日はそこを、具体的に話していきます。
📋 この記事でわかること
- 「動けない自分」の正体と、その状態を抜け出す視点の変え方
- コンサルを入れる前に自分でやっておくべき、具体的な一歩
- 小さな行動の積み上げが、売上アップにどうつながるのか
- 「変わりたいのに変われない」ループから出るための考え方
こんな方におすすめ
- ✅ 売上が頭打ちで「何かしなきゃ」と感じているのに、具体的に動けていない飲食店オーナー
- ✅ コンサルや講座を検討しているが、まず自分でできることを整理したい方
- ✅ 毎日忙しく働いているのに、手元にお金が残らないと感じている方
- ✅ 「変わりたい」という気持ちはあるのに、現状維持から抜け出せずにいる方
- ✅ 自分の思考や行動のクセを根本から見直したい経営者の方

「動けない」のは、能力の問題じゃない
コンサルに来る前に相談してくださるオーナーさんの多くが、こう言います。「わかってはいるんです。でも動けなくて」と。
これ、能力の問題だと思っていませんか?違います。
動けない状態には、必ず理由があります。その理由の大半は、「今の現実は変えられないもの」だという思い込みです。立地が悪い、景気が悪い、スタッフが育たない、時間がない——これ全部、外側に原因を置いている状態です。
私自身、かつて役所を辞めて独立し、開業から2年半で全財産を失いました。最初の年商は269万円。翌年はさらに落ち込んだ。あのとき、「景気が悪い」「自分には向いていない」と外に原因を探し続けていた。そこから抜け出せたのは、「今の現実は100%自分が作り出している」という一点に気づいたときでした。
コンサルを入れたとしても、この視点がなければ何も変わりません。支援の現場で21年間・500名以上の経営者と向き合ってきて、これは断言できます。
「変わりたいのに動けない、というのは誰にでもある状態です。でも正確に言うと、動けないんじゃなくて、"今のやり方を変えることへの抵抗感"が邪魔をしている。それは、今まで自分を守ってきた仕組みだから。ただ、それを自覚しないまま外部の力に頼っても、また元に戻るだけです」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・繁盛店研究所主宰)
「何から手をつければいいかわからない」という状態のまま、今日もまた同じ一日を過ごしていないか——そこが引っかかっているはずです。繁盛店ポータルに無料登録すると、AIと対話しながら自店のビジョンと目標を整理できる「増益繁盛プランナー(5ステップ無料)」や、ハワードジョイマンAIへの無料相談が使えます。メールアドレスだけで登録でき、無料でスタートできます。
コンサルを入れる前に自分でやること、3つ
売上アップにコンサルを使うこと自体は、間違いじゃない。ただ、準備なしに使っても、効果は半分以下になります。「飲食店のコンサル費用と選び方」を考える前に、まずここを整理してほしい。
チェックポイント①:自分の1週間の行動を書き出したことがあるか
「時間がない」「忙しい」が口グセになっているオーナーさんに最初に聞くのが、これです。朝から夜まで何をしているか、実際に書き出してみると、売上に直結しない行動が想像以上に多い。仕入れの電話、在庫確認、クレーム対応のやり取り——これらは「やらなきゃいけない」ように感じているが、実は他の人に任せられたり、まとめてできたりする。
✅ ポイント:「自分じゃないとダメ」という思い込みを一度疑う。書き出すだけで、渡せる仕事が見えてくる。
チェックポイント②:「売上が上がった状態」を完了形で言えるか
「売上を上げたい」ではなく、「月商が○○万円になっている」「客単価が○○円になっている」と言えるか。ここが曖昧なまま外部に頼んでも、何をゴールにしているかが不明確で、アドバイスが的外れになりやすい。
✅ ポイント:目標は数字で、しかも完了形で設定する。「なりたい」ではなく「なっている」という書き方が、行動を変える。飲食店の目標の立て方と手順について詳しくまとめた記事も参考にどうぞ。
チェックポイント③:「外に原因がある」と思っていないか
近くに競合店ができた。物価が上がった。お客さんの財布が固くなった。——全部、本当のことかもしれない。でも、それを「だから売上が上がらない」の理由にした瞬間、打つ手がなくなる。外の環境は変えられないが、自分の行動は変えられる。その視点に立てた経営者が、結果を変えていきます。
✅ ポイント:「原因は100%自分」という自責の視点を持つことが、最初の一歩。責めるためじゃなく、「自分が変われば現実が変わる」という可能性を手放さないために。
✓ ここまでのポイント
- 「動けない」状態は能力の問題ではなく、外に原因を置く思い込みから来ている
- コンサルを使う前に、自分の行動・目標・視点を整理することが成果を左右する
- 「原因は100%自分」という自責の視点を持つことが、変化の出発点になる
「1週間の行動を書き出す」「目標を完了形で設定する」と書きましたが、具体的にどう落とし込むかで迷う方が多い。動画講座「行動収益化法」では、未来デザインマップと行動目標88シートを使って、望む未来を逆算して日々の行動に分解する手順を全8本・約6時間17分で学べます。有料の動画教材ですが、申し込み後すぐに視聴でき、視聴期限はありません。
「変わりたいのに変われない」ループの正体
人間には現状を保とうとする機能があります。私はこれを「形状記憶ラバー」と呼んでいる。変わろうとしても、ぐにゅっと元の形に戻ってしまう。これは意志が弱いからじゃなくて、今の状態が「安全」として脳に記憶されているから。
だから「よし、来月から変えよう」と思っても、2週間後には元通り——という繰り返しになる。
この状態を抜けるために必要なのは、根性でも、コンサルでもなく、基準値を上げることです。
「月商300万あれば十分」という基準のまま動いていれば、行動もその水準に合わせて止まる。「月商500万になっている」という未来を自分のリアルとして設定し直すと、今の行動がそこから逆算されて変わりはじめる。これが「未来から今を見る」という考え方です。
「いちばんもったいないのは、変わろうとしている人が、変わる前に疲れてしまうことです。最初から大きく変えようとしなくていい。まず一つだけ、昨日と違う行動をする。それだけで、自分の中の"変われる"という基準値が上がっていく」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・繁盛店研究所主宰)
これは飲食店に限った話じゃない。美容室でも、業種を問わず同じことが起きています。仕組み化の前と後でどう変わるかを具体的にまとめた記事も、あわせて読んでみてください。
小さな一歩が、売上アップにつながるプロセス
以前、個人サロンを経営されている30代の女性オーナーさんとやりとりする機会がありました。最初は「何から手をつければいいかわからない」という状態。コンサルを入れる前に、まず自分の行動を見直すところから始めてもらいました。
その方が変わったのは、LINE配信でリピートの導線を整えたこと。大がかりなシステムでも、高額な広告でもない。毎日営業後に10分時間を作って、お客さんに送る一言を考えるだけ。それだけで自力集客の新規が月8名になり、リピートも安定し始めた。そして「相談できる仲間ができた」という言葉が印象的でした。
「自力集客の新規が月8名になり、LINE配信でリピート導線を自動化できました。相談できる仲間ができたことも、大きな変化でした」
個人サロン経営(女性・30代)
この方が最初にやったことは、コンサルを入れることでもなく、広告費を増やすことでもなかった。「自分が何に時間を使っているか」を書き出して、無駄に気づき、そこを削って新しい行動を入れる余白を作っただけです。
飲食店でも、まったく同じことができます。
自分でできることをやってから、次へ
コンサルを使うことを否定しているわけじゃありません。外部の視点や専門的なメソッドは、確かに変化を加速させる。でも「外に頼めば変わる」という受け身の状態で入ると、費用はかかっても、結果が出るまでに時間がかかりすぎる。
まず自分の行動を書き出してみる。目標を完了形で書いてみる。1週間で一つだけ、昨日と違う行動をしてみる。
それだけで、今の現実は少しずつ変わり始めます。なぜなら、「今の現実は100%自分が作り出している」からです。逆に言えば、自分が変われば、現実も変わる。
動けない自分を責める必要はありません。ただ、「変わりたい」という気持ちがあるなら、とっとと一歩踏み出してほしい。それが、経営者としての一番の仕事です。
「変わりたいのに動けない」ループを抜けるには、根性でも外部への依存でもなく、行動の設計を変えることが先です。動画講座「行動収益化法」は、認識を変えて望む未来を描き、利益に直結しない行動を特定してやめ、時間を捻出して実行に移す——その一連のプロセスを体系的に学べる講座です。スマートフォン・タブレット・パソコンから何度でも繰り返し視聴できます。