先日、2店舗を経営する美容室オーナー(40代・男性)から、こんなメッセージをいただきました。
「ジョイマンさんに関わる前、私は毎日『変わらなきゃ』と思いながら、何も変えられていませんでした。頭ではわかってるんです。でも気づいたら1日が終わってる。それを何年も繰り返していました」
この一文、読んでドキッとした社長もいるんじゃないかな、と思います。「変わらなきゃ」という焦りと、「でも…」という言い訳が共存したまま、時間だけが過ぎていく。これ、能力の問題でも、意欲の問題でもないんです。ある構造が働いているだけ。今日はその話を、実際のマンツーマン指導の体験談をもとにお伝えします。
こんな方におすすめ
- ✅ 「変わらなきゃ」と思いながら何年も同じ状態が続いている飲食店・美容室オーナー
- ✅ マンツーマン指導で実際に何が変わるのかを知りたい方
- ✅ 経営者としての意識の持ち方から見直したいと感じている方
- ✅ 仕組み化や任せる体制づくりをどこから手をつけていいか分からない方
- ✅ セミナーや本では動けなかったが、伴走支援なら変われるかもしれないと思っている方
📋 この記事でわかること
- 「変わりたいのに動けない」の正体と、その構造的な原因
- マンツーマン指導で実際に何を学び、何が変わったのか(体験談)
- 「原因は100%自分」という視点が、なぜ行動の出発点になるのか
- 動き出すための最初の一歩の具体的な踏み方

「変わりたいのに動けない」は、意志の問題じゃない
最初に正直に言います。「変わりたいのに動けない」状態を「意志が弱いから」「本気じゃないから」と捉えているとしたら、それは間違いです。
人間の脳には、今の状態を維持しようとする機能が備わっています。私はこれを「形状記憶ラバー」と呼んでいます。引っ張っても、手を離せば元に戻る。変化しようとすると、脳が「危険」と判断して現状に引き戻そうとする。これが「でも」「だって」という言葉として出てくる正体です。
先ほどの40代オーナーも、こう振り返ってくれています。
「『いや、でも今は忙しいし』『だって資金的に余裕がないし』って、毎回言い訳を見つけてたんです。自分では気づいていなかったけど、変化から逃げ続けていた」
これは弱さではなく、仕組みです。だからこそ、その仕組みを理解して対処するしか方法がない。
「変わらなきゃ」と思いながら何年も同じ状態が続いている感覚、この記事を読んで改めて言語化できた方もいると思います。実際に動き出した経営者たちが「何をどう変えたのか」を134ページにわたって記録した実践者訪問インタビューと、増益繁盛店になる12ステップなど書籍8冊が読める資料集を用意しています。メールアドレスだけで無料登録でき、すぐに読み始められます。
マンツーマン指導で最初に起きた変化、「自責」という視点
では、マンツーマン指導で何を最初に学ぶのか。テクニックでも、集客の手法でも、メニュー開発でもありません。まず最初にやることは、「原因は100%自分」という視点を持つことです。
この言葉、表面だけ聞くと厳しく感じるかもしれない。でもこれは、自分を責めるためじゃない。「状況は自分の認識と行動が作り出している」という事実から目を背けなくなることで、初めて「自分に変えられるものがある」と気づけるんです。
「現状を嘆くのと、現状を自分が作ったと認めるのは、まったく違う話だ。自責の視点に立った瞬間、打ち手が見えてくる。他責のままでいる限り、何も変わらない」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・繁盛店研究所 代表)
40代の美容室オーナーは、この視点の転換が一番大きかったと言っていました。「売上が伸びないのは立地のせいだ、景気のせいだ、とどこかで思っていた。でもジョイマンさんと話すうちに、自分が何もしていなかっただけだと気づいた。その瞬間から、動き始めました」
自責の視点は、責任を負わせるためではなく、行動の主導権を取り戻すために使う道具なんです。
✓ ここまでのポイント
- 「変わりたいのに動けない」は意志の弱さではなく、現状維持機能(形状記憶ラバー)が働いているから
- マンツーマン指導で最初に学ぶのはテクニックではなく「原因は100%自分」という認識の転換
- 自責の視点に立った瞬間に、行動の主導権が自分の手に戻ってくる
「利益に直結しない行動をやめる」「任せられる仕組みをつくる」という話をしましたが、「自分の場合どこから手をつければいいか」が一番詰まるポイントだと思います。動画講座「行動収益化法」では、1週間の行動分析で捨てる行動を特定する手順と、作業を分解してスタッフに委ねるためのマニュアル化の方法が、全8本・約6時間17分で具体的に解説されています。有料の動画教材で、購入後すぐ視聴でき、視聴期限はありません。
体験談:意識が変わったら、店が変わり始めた
認識が変わると、行動が変わる。行動が変わると、現実が変わる。これを体現しているのが、先述の複数店舗経営者の変化です。
「2店舗合計の月商が550万円を超えました。仕組み化が進んで、各店を任せられる体制になってきた。一番大きかったのは、自分が『美容師』から『経営者』に変わったという意識です。現場に入ることに必死だった頃には、こんな経営の景色を見られるとは思っていなかった」
複数店舗経営(40代・男性)
「美容師から経営者へ」という言葉が、すごく本質を突いていると思います。現場の技術者として優秀であることと、経営者として機能していることは、まったく別の話。多くのオーナーが、この切り替えができないまま時間を消耗しています。
マンツーマン指導では、この意識の切り替えを、頭だけでなく実際の行動設計を通じてやっていきます。「1週間の行動分析」でどこに時間を使っているかを可視化し、利益に直結しない行動を特定して手放す。任せられる作業を分解してスタッフに委ねられる形に落とし込む。こうした具体的な作業を並走しながらやることで、「経営者としての動き方」が身についていきます。
このプロセスは、本やセミナーだけでは難しい。なぜなら、行動を変えようとすると形状記憶ラバーが引き戻しに来るからです。そのタイミングで「なぜ戻ろうとしているのか」を一緒に見てくれる存在がいるかどうかで、結果は大きく変わります。
飲食店経営の伴走支援が向いているオーナーの特徴については、別の記事でも詳しく書いていますが、ポイントは「素直に動けるかどうか」です。
「小さな一歩」がなぜ重要なのか。その踏み方
「よし、変わろう」と決意して、いきなり大きく変えようとする。これが一番失敗しやすいパターンです。形状記憶ラバーは、変化が大きければ大きいほど強く引き戻しに来るから。
だから最初の一歩は、小さくていい。
チェックポイント1:今週1つだけ「やめる」を決める
1週間の行動を書き出して、「これ、本当に自分がやらなきゃいけないか?」と問いかけてみてください。1つでいい。任せられるもの、なくせるものを1つ特定するだけでも、時間の使い方が変わり始めます。
✅ ポイント:最初から全部変えようとしない。「1つやめる」を決めて実行することで、「変えられた」という小さな成功体験が積まれ、次の行動が出やすくなります。
チェックポイント2:「でも」と言いそうになったとき、口に出さず一度立ち止まる
「でも今は忙しい」「だってうちは特殊だから」と言いそうになった瞬間が、形状記憶ラバーが作動しているサインです。そのとき、一度「これは言い訳か?」と自問してみてください。
✅ ポイント:「でも」「だって」の言葉が出てきた瞬間を自覚できるようになるだけで、現状維持機能に引っ張られる回数が減っていきます。意識するだけで変わる、最もシンプルな訓練です。
チェックポイント3:1日の終わりに15分だけ「今日の行動を振り返る」時間をつくる
何を時間をかけてやったか、それは利益に直結する行動だったか。これを毎日15分で問い続けるだけで、行動の質が変わっていきます。
✅ ポイント:振り返りがないと、今日も同じことを繰り返すだけになります。「1日の締めくくり15分」を仕組みにすることが、経営者として動き続けるための最小単位の習慣です。
「最初から完璧を目指さなくていい。今日より明日、今週より来週、少し動いているかどうかだけを見る。その積み重ねが、1年後に別人の景色を見せてくれる」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・繁盛店研究所 代表)
動き出せた経営者に共通すること
私がこれまで21年にわたって飲食店・美容室の経営支援をしてきた中で、変われた人と変われなかった人の違いは、能力でも資金でも立地でもありませんでした。
一つだけ言うなら、「素直に動いたかどうか」です。
やってみて「違った」なら修正すればいい。完璧な準備が整うまで待つより、7割でいいから動いて、動きながら学ぶ。この順番を守れた人が、結果を出しています。
マンツーマン指導の中では、その「動き続ける仕組み」も一緒につくっていきます。目標を完了形で明確にする、逆算して今週の行動に落とし込む、利益に直結しない行動を捨てて時間を捻出する。こうした一連の流れを、あなたの店の実情に合わせて設計していくのが、私たちのやり方です。
経営セミナーを受けても変われないオーナーの共通点についても書いていますが、「知識を得ること」と「行動すること」の間には、大きな溝があります。その溝を埋めるのが、伴走という形の支援です。
また、実際に経営支援が背中を押した経営者の体験談も参考にしてみてください。「自分に向いているかどうか」を考えるより、まず動いた人たちの話を読んでみることが、次の一歩のヒントになるはずです。
まとめ:「変わらなきゃ」が「変わった」に変わる瞬間
「変わらなきゃと思っているのに動き出せない」。この状態は、あなたが弱いのでも、本気でないのでもありません。現状を維持しようとする機能が、自動的に働いているだけです。
その機能を理解して、「原因は100%自分」という視点に立つ。そこから小さな一歩を踏み出す。それだけで、現実は動き始めます。
冒頭の40代オーナーが「美容師から経営者へ意識が変わった」と言えるようになったのも、最初の一歩は「自分が変わると決めた」ことだったと話してくれました。月商550万円超えも、仕組み化も、任せられる体制も、全部その後についてきたものです。
まず、今日できる一つのことから始めてみてください。
「美容師から経営者へ意識が変わった」という言葉が刺さった方に、次の一歩を具体的に踏める場所を案内します。未来デザインマップと行動目標88シートを使って望む状態を完了形で描き、逆算して今日の行動に落とし込むプロセスを、動画講座「行動収益化法」で体験してください。カリキュラム詳細・よくある質問・受講者事例は案内ページに全て記載されています。