4.成長戦略構築

失敗しない店舗展開法とは

From 増山 務
東京の事務所より

先週は、妻の父のいる京都に帰省していました。
京都といっても市内ではなく、日本海側、日本三景の天橋立に住んでいます。
こちらでいただく魚介類は、とにかく新鮮で、東京では口にできない代物がたくさんあります。

そんな海の幸が中心のこの土地に、とんでもなく流行っている美味しいラーメン屋さんあるということを聞き、
気になった私は、次の日のお昼にみんなで行ってみました。

お店の場所は、駅から30分も離れている静かなバス通り沿い。
歩いている人はゼロ。
車の交通量もさほど多く無い。

きっと、私ならこの場所には出店しないだろう・・・。

だからこそ、なぜ、ここの小さなラーメン屋さんが流行っているのか、
ますます知りたくなってきました。

久々のワクワク感。

私は、お店のおすすめであるの「豚骨醤油ラーメン」を注文してみました。
5〜6分待ったところに「豚骨醤油ラーメン」が登場。

黒いどんぶりの中には
品良く細いもやしと、京都ならではの九条ねぎが
乗っており、見た目も色のバランスも良い。

大判のチャーシューも味が染みていて美味しく、
麺はちょい細めのストレートタイプ。
主役のスープに程よく良く絡んで、確かに美味しい。
東京にあっても、おかしくないお店でした。

しかし・・・・・
このラーメン屋が、なぜ、とんでもなく流行っているのか?
この味が、そんなにウケているのか?

30代そこそこの店主が、もっと集客出来るよう、
駐車場の土地を買い上げる程の儲けを出せたのは、なぜか?

食べ終わってから、しばらく店内を見渡し観察しましたが
どれもこれも、、、、、、、普通に見えました。

「なんでだろう、、、、」

帰りの車を運転している途中、
ハッと、あることに気が付きました。

町並みを見て、単純なことに気づいたのです。

『街にも、周りにも、ラーメン屋ない』

そう、一人勝ち状態でした。

人口も少なく、高齢者が多い街。
漁業、農業が中心の街で、若者もさほど多く無い。
だからラーメン屋の出店なんて、、、、と、みんな考えてしまったんでしょう。

これが成功のカギだなと、私なりに思いました。

街や、周りに無い商売は、必ず需要があります。
需要のある商売をすれば、必ず儲かります。
街にないから、珍しいから、スグに口コミで広がります。

その分、期待値も上がってしまいますが
このラーメン屋さんのように
いったん、街や、地元の波に乗ってしまったら
もう、止められません。
億だって売れるでしょう。

失敗しない店舗出店の基本のひとつに、
『誰もが知っている業種で、なおかつ周りにライバルが少ないものを選ぶ。』

追伸

義父と妻は、3年前に1回だけこのラーメン屋さんに
来た事があったそうです。

その頃はガラガラのお店で
その時、ラーメンを食べてみて「もう一度はないね。」と言っていたそうです。

しかし、今回3年ぶりに来て、
「随分、美味しくなった。きっと店主も相当、努力したんだろうな。」と、
義父が言ってました。

出店の先見の目があった店主は、味の改良にも努力されたんでしょう。
来年もまた、お邪魔しようと思っています。

増山 務

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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