疲弊する店、繁盛する店。お得に見せて集客する技術

こんにちは
ハワードジョイマンです。

急に涼しくなり夜もすごく寝やすかったです。
でも、寝やす過ぎて結局、起きたのは6時50分でした笑

一昨日から昨日まで2日間でジョイ子は
学校行事で東京の大学巡り

芝浦工業大学→東京大学→上智大学を巡ってきたようで
行ってきた感想を聞いたら

「ホテルのブッフェが美味しかった」とのこと。

「うん、間違いない!」自分の娘だと確信しました!爆

ということで、大学の刺激よりもブッフェの刺激の方が良い
我が娘は、食べ物の嗅覚は素晴らしいようで
国語さん数理化社会では測れない

もっと違う分野で才能を発揮してもらえればと思う今日この頃

あなたはいかがおすごしですか?

今日も張り切ってお届けしますね!

目次

客数で売上を作る時代は終わった

「もっとお客さんを増やせば、売上は上がる」
「価格を下げれば、来店数は増える」
そんなふうに考えていませんか?

ランチを500円で販売したり
750円以上はもらえませんよ~と悩んだり

常に考えるのは価格のことばかりで
値段を1000円以上にすることを躊躇する方がいます。

そして、価格の分は客数で何とかしようと考える。

でも、それはもう過去の話です。
少子高齢化による人口減少が続く今、
客数で勝負する経営は限界を迎えています。

客数で売上を作る発想は、今の時代にそぐわないです。

無理して回転数を上げ、忙しく働いても、疲弊するだけです。

お客様にとっても、お店にとっても、決して幸せとは言えません。

「安く見せる」と「お得に見せる」はまったく違う

「え?ジョイマンさん、昨日は“お得に見せろ”って言ってませんでしたか?」 はい、確かに言いました。

ですが、誤解しないでください。 私は「安くしろ」と言ったわけではありません。 お客様が「この価格でこの内容はお得だ」と感じてくれるように見せること。 それが「お得に見せる」ということです。

たとえば飲食店なら、 美味しいものを色とりどりに少しずつ一汁七菜御膳にデザートとコーヒー(お代わり付き)で2,500円。 イタリアンなら、前菜五品盛りにパスタ、デザート、コーヒーが付いて2,500円〜2,780円。 どうでしょう?

「折角のお友達とのランチ。時間を気にせずコーヒーもお替り付きですのでゆっくり楽しんでいってください」

そう言われたら、「これはお得」と感じるのではないでしょうか。

美容室も同じ。価値を正しく伝えれば、価格は上げられる

美容室も例外ではありません。

ただ安くカットを提供して、1日に何人もお客様を詰め込む。 それではスタッフもオーナーも疲れ果ててしまいます。美容室のスタイリストの定着率が低いのは、疲弊させる客数重視の経営をしているからです。

ですが、たとえば―― 「カット+トリートメント+アロマスパ+アフターカウンセリング付きで8,800円」 「似合わせカット+集中ケアトリートメント+ホームケアサンプル付きで9,800円」 といったメニューならどうでしょう?

内容をしっかり伝えれば、お客様は「高い」とは感じません。 「これだけしてもらえて、この価格なら納得」と思ってくれませんか?

価格ではなく、価値で選ばれるお店に

価格を下げるのではなく、価値を上げる。 そして、その価値をきちんと伝える。

それだけで、客数が半分になっても、利益は残ります。 むしろ、1回転で終わることで、スタッフの負担も減り、 お客様はゆっくりと贅沢な時間を過ごすことができる。

お互いにとって、心地よい距離と価格。 そんなお店こそ、これからの時代に必要とされる存在です。

あなたのお店は、疲弊型ですか?持続型ですか?

安さや回転数を追い求める時代は、もう終わりにしましょう。

価格ではなく、価値で選ばれるお店へ。 安く見せるのではなく、お得に見せる工夫を。

今こそ、あなたのお店のあり方を見直すタイミングです。

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この記事を書いた人

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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