昨日は、午前中にプラチナクラスのZoomでのグループコンサルを行い、
午後はセンチュリオンメンバーさんと王子駅にある渋沢栄一資料館へ行ってきました。
渋沢栄一資料館での気づき
渋沢栄一さんは、400社以上の会社設立や成長支援に貢献した日本資本主義の父と呼ばれる偉人です。
この資料館は、彼が晩年の60歳から91歳まで暮らしていた場所に建てられています。
今、あなたが使っている1万円札はこの渋沢栄一さんですので、ぜひ一度足を運んでみてください。
松下さんの「感動」と「関税」
そんな渋沢栄一さんの話をしていたところ、松下さんがとても感動していたにも関わらず、
「ホテルに財布を忘れてきたので、ご馳走様です」と2日連続で発言。
今後は「松下関税」として、200%の関税を松下さんだけに掛けたいと思います(笑)。
夜は“体験価値”を学ぶ時間
そして夜は、センチュリオン会員さんと一緒に、体験価値を学ぶためにステーキレストランとモノマネショーパブへ。
お店というのは、単に商品を提供するだけではなく、「楽しいひと時」そのものを提供している場所です。
だからこそ、こうして自分が体験することが、自店に活かせる大切な学びになります。
今日のテーマ:「売れる伝え方」の極意
ということで今日は、
「もう一品」「この店に通いたい」を引き出すための、飲食店・美容室で使える「売れる伝え方」の極意についてお伝えします。
「良いもの」だけでは売れない時代
「うちは良いものを提供しているのに、なぜか売上が伸びない…」
それは「魅力の伝え方」に課題があるのかもしれません。
飲食店や美容室において「価値の伝え方」は、リピート率・単価アップ・指名数、すべてに直結します。
ここでは現場で使える「購入率を上げる伝え方」を、実例とともにお伝えします。
1. 「説明」ではなく「未来の変化」を語る
飲食店の例:
NG:「地元の無農薬野菜を使用しています」
OK:「口に入れた瞬間、野菜の甘みが広がる。体も心も、ほっと満たされる味です」
美容室の例:
NG:「最新のトリートメントで髪質改善します」
OK:「朝のスタイリングが5分短縮。鏡の前で『今日の私、いい感じ』と笑顔になれる毎日へ」
「どう変われるか」が見えると、人は動きます。
2. 「魅力」よりも「感情」を動かす言葉を
飲食店の例:
NG:「牛すじカレー、好評です」
OK:「初めて食べたのに、どこか懐かしい。そんな『もう一度食べたい』と言わせる一皿」
美容室の例:
NG:「カット+カラー+トリートメント 11,000円」
OK:「“どうしたの?髪きれい!”って久々に言われた。そんな褒められヘア、叶えます」
感情が動くと、「買いたい」が生まれます。
3. 「価値」は相手の“悩み”とセットで伝える
飲食店の例:
NG:「にんにくを効かせたスタミナ丼です」
OK:「疲れて何もしたくない夜でも、これ一杯で“明日もがんばれる”。そんな元気の源」
美容室の例:
NG:「クセ毛の方にも対応できます」
OK:「湿気の多い日でも広がらず、朝の『イライラ』から解放されます」
「それ、私にぴったり!」と思わせた瞬間に購入率が上がります。
4. 「信頼」の3点セットを加える
飲食店:
・リピーター多数、週3で通うお客様も
・創業20年、変わらぬ味を守り続けています
・食べきれなかったら持ち帰りOKだから、安心して注文を
美容室:
・年間1,000名以上がご来店
・某有名モデルも通うサロン
・合わなかった場合は無料で再施術いたします
安心と信頼は、最後の「背中を押す力」になります。
5. 「体験後の物語」まで描く
飲食店の例:
「この店の料理がきっかけで、家族が月に一度集まるようになった。味だけじゃない、大切な場所になった」
美容室の例:
「ここで髪を整えてから、婚活もうまくいき始めた。自信って、こういうことかもしれない」
「商品を超えた体験価値」が、ファンを生みます。
まとめ:現場で使える伝え方5つの視点
- 説明ではなく、「変化後の自分」を語る
- 感情を揺さぶる言葉を使う
- 相手の悩みとの「繋がり」で価値を生む
- 実績・信頼・保証で安心感を添える
- 「買った後のストーリー」まで想像させる
価値を“伝える力”が、売上とファンを生み出す
あなたの提供する料理も、技術も、すでに「素晴らしい」はずです。あとは、その価値が「伝わる言葉」になっているか。
その一歩が、売上とファンづくりの差を生みます。
コメント
コメント一覧 (1件)
とても参考になりました。伝え方は、とても大切だと思います。OK、NGが具体的な言葉でとても分かりやすいです。すぐに実践致します。