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工務店のホームページに施工事例の絞り込み検索を付ける効果

先日、静岡市内の工務店の社長からこんな相談をいただきました。「施工事例はホームページに20件以上載せているのに、問い合わせが来ても『やっぱり予算が合わない』で終わることが多くて……。受注できても利益が薄い案件ばかりで、手元にお金が残らないんです」と。

この社長、腕は確かで、施工品質にも自信がある。でも問題は、ホームページを見た人が「何となく良さそう」という温度感でしか問い合わせてこない、という点にありました。ターゲットでない層からの問い合わせが増えれば増えるほど、打ち合わせ工数だけかかって収益につながらない、という悪循環です。

そのとき私が提案したのが、施工事例ページへの絞り込み検索機能の設置でした。これが、月5件以上のHP問い合わせを実現しながら、問い合わせの「質」を高め、利益率の改善につながった事例として、今回詳しくお伝えしていきます。

📋 この記事でわかること

  1. 施工事例の絞り込み検索が「問い合わせの質」と利益率に与える影響
  2. 絞り込み検索を設置した工務店の具体的な変化と設計のポイント
  3. よくある失敗パターンと、正しい導線の作り方
  4. 今日から着手できる改善の優先順位

こんな方におすすめ

  • ✅ 施工事例を掲載しているのに、予算感のズレた問い合わせばかり来る方
  • ✅ 受注できても利益が薄く、手元にお金が残らないと感じている工務店経営者
  • ✅ 問い合わせ数は増やしたいが、値引き交渉に疲弊している方
  • ✅ ポータルサイトへの依存をやめて、自社HPからの集客に切り替えたい方
  • ✅ SEOや広告より先に、今あるコンテンツを活かしたい方
工務店のホームページに施工事例の絞り込み検索を付ける効果 | 工務店の集客支援サポート

「事例が多いのに選ばれない」の本当の原因

施工事例を増やせば問い合わせが増える、と思っていた社長は少なくありません。でも実態として、事例が20件・30件と増えるにつれて、訪問者が逆に迷子になってしまうケースが多い。

たとえば、「平屋が見たい」と思って訪問した人が、2LDKのコンパクト住宅や3階建ての事例と一緒に並んでいるページを見たとします。スクロールしながら自分に関係のない事例を延々と飛ばしていくうちに、「もういいや」と離脱してしまう。これは工務店のホームページのヒートマップ分析で離脱ポイントを見つける方法でも明らかになるパターンで、事例ページの下部ほどスクロール率が急激に落ちます。

問題はさらにあります。何となく全部見た人が問い合わせてくるとき、「どんな家を建てたいか」のイメージが曖昧なまま連絡してくる。すると打ち合わせで「実はもう少し安く……」「やっぱり規模を小さくして……」という話になりやすい。利益率が低く手元にお金が残らない根本原因の一つが、ここにあります。

「問い合わせの数より、問い合わせの質を先に上げること。質が上がれば、打ち合わせ工数が減って利益率は自然と改善します」

ハワードジョイマン(中小企業診断士・増益繁盛メソッド主宰)

絞り込み検索の設計方法はわかっても、「そもそもどんな仕組みでHP全体から問い合わせを生み出すか」の全体像が見えていない、という社長は多いです。月5件以上のHP問い合わせを生む5つの仕組みを18ページにまとめた無料ガイドブックで、絞り込み検索も含めた導線設計の全体像を確認できます。メールアドレスの入力だけで今すぐ受け取れます。

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絞り込み検索を付けた工務店に何が起きたか

先ほどの静岡市内の社長のケースに戻りましょう。施工事例ページに絞り込み検索を設置した後、何が変わったか。

設置した絞り込み項目は、シンプルに4つだけでした。

  • 建築タイプ(平屋・2階建て・3階建て・二世帯など)
  • 延床面積(〜30坪・30〜40坪・40坪以上)
  • エリア(市区町村単位)
  • テイスト(和モダン・北欧風・シンプルナチュラルなど)

これだけです。複雑にしすぎると訪問者が使わなくなるので、「4〜6項目以内」が目安です。

設置から3ヶ月後、この工務店では「平屋・35〜40坪・和モダン」という絞り込み条件で問い合わせてくる人が増え始めました。そういう人は「この会社で建てたい」というイメージをすでに持った状態で連絡してくるので、打ち合わせがスムーズに進む。予算の話も、「この事例と同じくらいの規模で考えています」とすり合わせしやすくなる。

結果として、打ち合わせ回数が減り、値引き交渉も減り、粗利が改善されました。そしてHP全体の問い合わせについても、こんな声をいただいています。

「HPからの問い合わせが月0件から5件以上になった」

工務店経営者(50代・男性)

問い合わせ数と質が同時に改善される——これが絞り込み検索の持つ力です。

✓ ここまでのポイント

  • 施工事例が多いほど、絞り込み機能がない場合は訪問者が迷子になりやすい
  • 絞り込み検索は4〜6項目に絞り、「建築タイプ・面積・エリア・テイスト」が基本軸
  • 訪問者が自分に合う事例にたどり着くと、問い合わせの質が上がり利益率の改善につながる

絞り込み機能の設置だけでなく、「訪問者を問い合わせに変える導線」をどう設計するかが利益率の改善に直結します。ガイドブックでは「問い合わせを逃さない導線の仕組み」と「受注棟数が継続的に上乗せされ続ける仕組み」を具体的に解説しています。完全無料で、メールアドレス1つで受け取れます。

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設計で失敗しないための3つのチェックポイント

絞り込み検索を導入しても、設計を間違えると効果が出ません。実際にいくつかの工務店で見てきた失敗パターンをもとに、設計のチェックポイントをお伝えします。

チェックポイント①:絞り込み項目が「自社都合」になっていないか

よくある失敗が、「工法(木造軸組・2×4など)」や「断熱性能(UA値)」といった専門用語で絞り込み項目を作ってしまうケース。これらは建築業界の内側の言葉であって、お客さんが最初に使う言葉ではありません。訪問者は「平屋がいいな」「カフェ風の家が好き」という感覚で事例を探します。

✅ ポイント:絞り込み項目の言葉は、お客さんが検索エンジンや会話で使う言葉に合わせる。「2×4」ではなく「ツーバイフォー工法」より「〇〇坪台の家」の方が直感的。

チェックポイント②:絞り込んだ後のページに問い合わせへの導線があるか

絞り込んで事例一覧を表示した後、そのページに問い合わせへのボタンや相談窓口への案内が一切ない工務店が多い。訪問者が「この雰囲気、好きかも」と感じた瞬間に次の行動を促せないと、その熱が冷めてしまいます。ホームページの追従バナー(固定CTA)の設置と組み合わせると、絞り込み結果ページでも常にCTAが表示されるので効果的です。

✅ ポイント:絞り込み後の結果ページにも「この事例と同じようなお家の相談はこちら」という文脈のあるCTAを設置する。

チェックポイント③:各事例ページの情報量が薄くないか

絞り込み機能を作っても、個別事例ページに「延床面積:38坪」「完工:2023年」しか情報がないと、訪問者はその先に進めません。「なぜこの仕様を選んだのか」「施主がこだわったポイント」「金額帯の目安(坪単価ではなく予算感)」まで書いてあると、訪問者は「うちとよく似た状況だ」と感じて問い合わせに踏み出しやすくなります。

✅ ポイント:事例ページ1件あたりの情報量を増やすことが、問い合わせの質を上げる近道。施工棟数・満足度などの実績数値の見せ方を参考に、数字で信頼感を補強する。

絞り込み検索を導入する具体的なステップ

導入 STEP 1

既存の施工事例を「分類」する

まず現在の施工事例を、建築タイプ・延床面積・テイストの3軸で分類してみてください。この作業の中で「うちはどんな家が得意か」が浮かび上がります。平屋が多い工務店なら平屋を前面に出す設計にする、和モダンの事例が多いならそこを強みとして絞り込み項目の一番上に置く、という設計につながります。

⚠️ よくある失敗:全タイプを均等に並べようとして、絞り込み項目が10個以上になってしまう。項目が多すぎると訪問者が選ぶ前に疲弊します。

導入 STEP 2

WordPressのカスタムフィールドとタクソノミーで実装する

WordPressを使っている場合、「カスタム投稿タイプ」で施工事例を管理し、「カスタムタクソノミー(分類)」で絞り込み項目を設定するのが基本的な実装方法です。プラグインを使えばコードが書けなくても実装できるケースもありますが、サイト全体の速度や見た目に影響が出ることがあるので、信頼できる制作パートナーに相談しながら進めるのが安全です。

⚠️ よくある失敗:プラグインを入れすぎてページの表示速度が落ちる。速度低下はSEOにも悪影響を与えるため、導入前後でページ速度を計測しておく。

導入 STEP 3

絞り込み後の導線を整備する

STEP 2で機能を実装したら、必ず「絞り込み→事例詳細→問い合わせ」の流れを自分でたどってみてください。どこかでつまずく箇所があれば、そこが離脱ポイントです。事例詳細ページから問い合わせフォームへのボタンを設置し、「この雰囲気で相談したい」という言葉のボタン文言にすることで、クリック率が上がります。

⚠️ よくある失敗:ボタンの文言が「お問い合わせはこちら」だけで、事例との文脈がつながっていない。訪問者は「この事例の延長線上で相談できる」という安心感があって初めてクリックします。

「絞り込み検索があれば終わり」ではない理由

絞り込み検索は、「問い合わせの質を上げる」という点では非常に有効な施策です。ただ、これ単体で月5件以上のHP問い合わせを実現できるかというと、そうではない。

そもそもホームページへのアクセス数が月に数十人しかいない状態で絞り込み検索を付けても、問い合わせ数の絶対値は増えません。SEOで検索からの流入を増やす、Googleビジネスプロフィールを整備してMEOで地元の方に見つけてもらう、といった「入口」を太くする施策と並行して進める必要があります。

一方で、アクセス数を増やした後に絞り込み検索がないと、せっかく来てくれた訪問者が「いい会社だとは思うけど、自分向けの事例が見つからない」と感じて離脱してしまう。入口を太くすることと、入ってきた人を逃がさない導線を整えることは、セットで考える必要があります。

「集客は仕組みです。広告やSEOで人を連れてくるだけでなく、連れてきた人が『ここに頼もう』と思える体験を設計することが、利益につながる問い合わせを生む」

ハワードジョイマン(中小企業診断士・増益繁盛メソッド主宰)

私がご支援している工務店では、18年・1,000店舗以上の支援実績をベースに、入口(集客)と体験(導線)を同時に設計する「増益繁盛メソッド」で、月5件以上のHP問い合わせと利益率の改善を同時に目指しています。

まとめ:施工事例の「見せ方」が利益率を左右する

施工事例をただ並べるだけでは、問い合わせの質は上がりません。絞り込み検索を通じて「自分に合う事例」にたどり着いた訪問者は、すでにある程度の意思を持って問い合わせてくる。その結果、打ち合わせ効率が上がり、値引き交渉が減り、手元に残る利益が増える。

まず今日できることは、現在の施工事例を「建築タイプ・延床面積・テイスト」の3軸で分類してみることです。その作業の中で、自社の強みが見えてきます。そして、その強みを前面に出した絞り込み設計が、質の高い問い合わせを呼び込む入口になります。

「いい家を建てているのに選ばれない」という状況を変えるための一歩として、施工事例ページの設計を見直してみてください。

施工事例の絞り込み設計から、SEO・MEO・広告まで含めた集客の仕組みを6ヶ月で構築したい社長には、HP集客サポートサービスが合っています。WordPress上での集客特化型サイト改善、Google広告の設定・運用支援、月2回のZOOMミーティングによる伴走支援を受けながら、自社HPからの問い合わせ獲得を仕組みとして完成させられます。募集は先着5社限定のため、まずサービス内容と料金プランを確認してみてください。

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