先日、静岡県内の工務店の社長からこんな相談を受けました。
「ジョイマンさん、うちのホームページって業者に頼んで作ってもらったんですが、正直どこに何があるかもわからなくて。更新も頼むたびにお金かかるし、いっそ自分で作り直せないかなと思って……」
この話、実はよく聞きます。工務店の社長って、現場も営業も経営も全部自分でこなしている方が多い。そんな中でWebのことまで考えるのは本当に大変です。でも「自分でホームページを持ちたい・管理したい」という気持ちは、集客を自分ごとにしている証拠でもある。
今回は、ホームページ作成が初めてという工務店の社長に向けて、WordPressを使った集客サイトの作り方を一から丁寧に説明します。費用感から、失敗しないための注意点まで、現場の声をもとにまとめました。
📋 この記事でわかること
- 工務店がWordPressでホームページを作るべき理由と費用の目安
- 自分で作る際の具体的な手順(ドメイン取得〜公開まで)
- 集客につながるホームページにするための5つのポイント
- 自作サイトでよくある失敗と、問い合わせを増やすための改善策
こんな方におすすめ
- ✅ 現在ホームページがなく、これから自分で作りたい工務店の社長
- ✅ 業者に作ってもらったサイトの更新が思うようにいかない方
- ✅ WordPressという言葉は聞いたことがあるが、何から始めればいいかわからない方
- ✅ ホームページからの問い合わせをゼロから仕組み化したい方
- ✅ Web集客の第一歩として、まず自社サイトを整えたいと考えている方

なぜ工務店にWordPressが向いているのか
ホームページを作るツールは色々あります。Wix、ペライチ、STUDIOなど、ノーコードで作れるサービスも増えました。ではなぜ、私がWordPressをすすめるのか。理由は3つあります。
① SEOに強い
Googleで「○○市 注文住宅」と検索されたときに上位に表示されるかどうかは、ホームページの構造に大きく左右されます。WordPressはSEOに必要な設定が細かくできるため、集客サイトとして非常に優秀です。
② 自分で更新・管理しやすい
施工事例の追加、お客様の声の掲載、ブログ記事の投稿……こうした更新作業をすべて自分でできます。業者に依頼するたびに費用がかかる、という悩みを解消できます。
③ 拡張性が高い
問い合わせフォーム、SEO対策プラグイン、Googleアナリティクス連携など、必要な機能を後から追加できます。将来的にブログで集客を強化したいときも柔軟に対応できます。
費用の目安としては、ドメイン取得(年間1,000〜2,000円程度)+レンタルサーバー(月額1,000〜2,000円程度)+WordPressテーマ(無料〜20,000円程度)で、初期費用は3〜5万円以内で始められることがほとんどです。月々の維持費も数千円で済むケースが多い。
WordPressでホームページを作る具体的な手順
「難しそう」と思う方も多いですが、手順を分解すると意外とシンプルです。一つずつ確認していきましょう。
集客 STEP 1
ドメインを取得する
ドメインとは「yourcompany.co.jp」のような、ホームページのアドレスのことです。お名前.comやムームードメインなどのサービスで取得できます。工務店の場合、会社名や地域名を含めたドメインにすると信頼感が上がります。例:「○○-koumuten.co.jp」のような形です。
⚠️ よくある失敗:ドメインを深く考えずに取得してしまい、後から変えたいと思っても変更できない。会社名・地域・業種がわかるドメインを最初から意識して選びましょう。
集客 STEP 2
レンタルサーバーを契約する
ホームページのデータを置く「場所」がサーバーです。エックスサーバーやConoHa WINGが初心者にも使いやすく、WordPressの自動インストール機能もついているのでおすすめです。
⚠️ よくある失敗:安さだけで選ぶと表示速度が遅く、Googleの評価が下がる原因になります。月額1,000〜2,000円程度の安定したサーバーを選ぶのが無難です。
集客 STEP 3
WordPressをインストールしてテーマを選ぶ
多くのレンタルサーバーには「WordPressの簡単インストール」機能があるため、専門知識がなくても数クリックで導入できます。その後「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートを選びます。工務店のホームページなら、施工事例を美しく見せられるデザインのテーマが向いています。「SWELL」「THE THOR」「Lightning」などが人気です。
⚠️ よくある失敗:無料テーマを使い続けてデザインや機能に限界を感じ、途中でテーマを変更すると全体のレイアウトが崩れるケースがあります。最初から有料テーマを導入しておくほうが長期的にはコスト効率がいいことも多いです。
集客 STEP 4
必要なページを作成する
工務店のホームページに最低限必要なページは次の通りです。
- トップページ(第一印象を決める最重要ページ)
- 施工事例(写真と説明を丁寧に)
- お客様の声(実際の声が信頼感を生む)
- 会社概要・代表メッセージ(誰が建てるかが伝わること)
- 問い合わせフォーム(連絡のハードルを下げること)
⚠️ よくある失敗:デザインにこだわりすぎてページの中身(文章・写真)が薄くなる。Googleは内容の充実度を見ています。
集客 STEP 5
SEO・アクセス解析の基本設定をする
プラグイン「Yoast SEO」または「All in One SEO」を入れてタイトルタグやメタディスクリプションを設定します。また、Googleアナリティクスとサーチコンソールを連携させると、どんなキーワードで来訪しているかが把握できます。
⚠️ よくある失敗:サイトを公開したままSEO設定を何もしない。最低限のプラグイン設定だけは最初にやっておきましょう。
✓ ここまでのポイント
- WordPressは費用が安く、SEOに強く、自分で更新できるため工務店の集客サイトに最適
- ドメイン取得→サーバー契約→WordPress設置→ページ作成→SEO設定の5ステップで進める
- 最初のテーマ選び・ドメイン選びで後悔しないよう、長期目線で選択することが大切
集客につながるホームページにするための5つのポイント
「作ること」と「集客できること」は別の話です。ここが一番大事なところなので、しっかり読んでください。
❌ よくある工務店サイトのパターン
- トップページに「地域No.1の工務店」とだけ書いてある
- 施工事例の写真が少なく、価格帯・特徴の説明がない
- 問い合わせフォームが1種類しかない(電話番号だけ、など)
- スマートフォンで見ると文字が小さくて読めない
✅ 集客につながるサイトの特徴
- 「誰に」「どんな家を」「なぜこの会社で」が3秒で伝わるトップページ
- 施工事例に価格帯・施工期間・施主の声が添えられている
- 問い合わせの選択肢が複数ある(メール・電話・LINE・資料請求など)
- スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)が完璧
- 定期的なブログ更新でGoogleに「生きているサイト」と認識させている
「私がよくお伝えするのは、ホームページは『会社案内』ではなく『営業マン』だということです。24時間365日、寝ていても働いてくれる仕組みを作れるかどうかで、経営の安定度がまるで変わります」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・増益繁盛メソッド開発者)
特に工務店のお客様は「いい家を建てているのに、なぜ選ばれないのか」と感じている方が多い。その答えの多くは、技術や品質がWebで伝わっていないことにあります。せっかく作ったホームページが「あるだけ」になっていないか、ぜひ一度確認してみてください。
自作サイトでよくある失敗と、問い合わせを増やすための改善策
18年間・1,000社以上の中小事業者を支援してきた経験から、自作ホームページでよく見る失敗をまとめます。
チェックポイント①:トップページに「誰のためのサービスか」が書かれているか
「○○市の注文住宅工務店」という一文だけでは、見込み客の心には刺さりません。「子育て世代の家族が、30年後も後悔しない家を建てる工務店」など、ターゲットと価値が伝わる言葉が必要です。
✅ ポイント:トップページのファーストビュー(最初に目に入る部分)に、ターゲット・提供価値・地域名を含めた一文を置くだけで問い合わせ率が変わります。
チェックポイント②:施工事例は「見てもらえる」構成になっているか
写真が並んでいるだけのギャラリーは、正直あまり集客効果がありません。「建築費用:2,800万円台」「家族構成:4人家族・小学生のお子さん2人」「こだわったポイント:収納と動線」など、具体的な情報があってこそ「うちと似てる!」と思ってもらえます。
✅ ポイント:施工事例1件に30分かけて丁寧に作った記事が、10件の薄い事例より効果的です。
チェックポイント③:Googleビジネスプロフィール(MEO)と連動しているか
ホームページ単体で検索上位に上がるには時間がかかります。Googleビジネスプロフィールを整備して、Googleマップからの流入を同時に狙うことで集客の間口が広がります。口コミ件数と評価も重要な集客要素です。
✅ ポイント:ホームページとGoogleビジネスプロフィールをセットで育てる意識を持ちましょう。
「HPからの問い合わせが月0件から5件以上になった」
工務店経営者(50代・男性)
「紹介だけに頼らなくていい仕組みができて、経営が安定した」
注文住宅工務店 代表(40代・男性)
この声をくださった社長も、最初は「ウチはずっと紹介でやってきたし、ネットなんてよくわからない」というスタートでした。でも仕組みを整えることで、月5件以上のHP問い合わせが生まれるようになりました。
「自分で作る」か「プロに任せる」か——判断の基準
正直に言います。自分でWordPressサイトを作ることは「不可能ではない」ですが、「集客につながるサイトを自分で作る」のはかなりハードルが高いのも事実です。
社長が現場・営業・経営を兼務しながら、ホームページの設計・ライティング・SEO対策まで全部やるのは、時間的にも精神的にも相当な負荷です。
「お金を掛けずに売上を伸ばすというのは間違いで、広告投資して集客するのが労働時間を短縮しながら売上利益を最大化するのに最適なんです。年間1棟増えれば、コンサル費用は何倍にもなって返ってくる計算になりますから」
ハワードジョイマン(中小企業診断士)
自分でWordPressの基礎を学ぶことは無駄ではありません。でも「集客の仕組みを作る」というゴールのためには、専門家のサポートを活用しながら進めるほうが、結果的に早く・確実に成果につながります。
私が提供しているHP集客サポートサービス(月額66,000円・6ヶ月契約)では、工務店に特化した集客サイトの設計から、SEO・MEO・問い合わせ獲得の仕組みまでを一緒に作り上げます。同時5社限定の少数精鋭制なので、一社一社に深く関われるのが強みです。
まとめ:「ホームページを作ること」はゴールではなく、スタートライン
WordPressでホームページを作ることは、今の時代の工務店にとって集客の基盤を作ることです。手順は5ステップで整理できますし、費用も初期投資3〜5万円程度から始められます。
ただし、繰り返しになりますが「作ること」と「集客できること」は別物です。せっかく作ったサイトが問い合わせゼロのまま放置される、というケースを私はこれまで何十件も見てきました。
「いい家を建てているのに、なぜ選ばれないのか」——その答えを見つけて、技術・品質に見合った正当な評価と収益を手にしてほしい。それが私の願いです。
まず何をすればいいかわからない、という社長は、集客の全体像をまとめたガイドブックを無料でお配りしています。紹介だけに頼らない集客の仕組みをつくるための第一歩として、ぜひご活用ください。
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また、具体的なホームページ集客の仕組みづくりを一緒に取り組みたいという社長は、以下からサポート内容をご確認ください。全国オンライン対応(ZOOMでのご相談)も承っています。お気軽にご連絡をお待ちしております。