工務店をGoogleマップに登録する方法|ビジネスプロフィール開設から本人確認まで
「Googleマップで自分の工務店を検索したら、情報がまったく出てこなかった……」そんな経験をしたことはありませんか?あるいは、地元のお客様が「〇〇市 注文住宅 工務店」と検索したとき、競合他社の名前ばかりが地図に表示されて、自社は見当たらない――そんな場面に気づいて、焦りを感じている社長も少なくないはずです。
私はハワードジョイマンといいます。静岡市清水区を拠点に、全国の工務店・リフォーム会社の集客支援を行っている経営コンサルタントです。中小企業診断士として15年以上、1,000店舗以上の売上アップを支援してきた経験をもとに、今は工務店専門の「増益繁盛メソッド」を提供しています。
今回は、集客の土台として絶対に外せない「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)」の登録手順を、工務店の経営者の方に向けて丁寧に解説します。登録自体は無料でできますし、設定さえ整えば地元の見込み客に確実に見つけてもらいやすくなります。まだ手をつけていない社長は、ぜひこの記事を読みながら今日中に始めてみてください。

まず確認|あなたの工務店はこのチェックに何個当てはまりますか?
Googleビジネスプロフィールの話に入る前に、簡単な経営診断をしてみましょう。以下の項目で、当てはまるものをチェックしてみてください。
- □ Googleマップで自社の工務店名を検索しても、情報パネルが出てこない
- □ 登録はしているが、口コミが0件または数件しかない
- □ 「〇〇市 注文住宅」「〇〇市 工務店 おすすめ」などの地域キーワードで検索しても自社が表示されない
- □ ビジネスプロフィールに写真を1枚も登録していない
- □ 営業時間や電話番号が古いまま、または未入力になっている
- □ 「オーナー確認済み」になっているかどうかわからない
3つ以上当てはまった社長、正直に言います。これは集客の機会損失がかなり大きい状態です。地元の見込み客は、今この瞬間もGoogleマップで工務店を探しています。そこに表示されない工務店は、存在していないも同然――少し厳しい表現ですが、それが現実です。
逆に言えば、今から設定を整えるだけで、競合に先んじることができます。まずはGoogleビジネスプロフィールの登録から、一つひとつ進めていきましょう。
Googleビジネスプロフィールとは?工務店集客との関係を整理する
Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供する無料の店舗・事業者情報管理ツールです。登録・設定が完了すると、Googleマップや検索結果の右側(または上部)に、事業者の情報パネルが表示されるようになります。
工務店にとってこれがなぜ重要かというと、注文住宅を検討しているお客様の多くが「地元 工務店」「〇〇市 新築 おすすめ」といった地域名+業種のキーワードで検索するからです。このとき、Googleマップ上に「Googleマップ上位3社(いわゆるローカルパック)」として表示される工務店に問い合わせが集中する傾向があります。
この上位表示を狙う対策を「MEO(マップエンジン最適化)」と呼びます。MEOはSEO(検索エンジン最適化)と並ぶ集客施策の柱で、特に地域密着型の工務店には非常に相性がいい手法です。そしてそのMEOの大前提が、Googleビジネスプロフィールへの正確な登録と本人確認の完了なのです。
Googleビジネスプロフィールの開設手順|工務店向け実務ガイド
では、実際の登録手順を説明します。Googleアカウント(Gmailアドレス)があれば進められます。会社専用のGoogleアカウントを作成してから始めると、後々の管理がスムーズです。
ステップ1:Googleビジネスプロフィールにアクセスする
Googleで「Googleビジネスプロフィール」と検索し、公式サイトにアクセスします。「今すぐ開始」または「プロフィールを管理」ボタンから始めましょう。
ステップ2:ビジネス名(屋号)を入力する
工務店の正式な屋号を入力します。「〇〇建設」「〇〇ホーム」など、実際に使用している名称を正確に入力してください。すでに誰かが登録しているケースもあるため、候補が表示されたら確認しましょう。
ステップ3:ビジネスカテゴリを選ぶ
カテゴリは「工務店」「住宅建設業者」「建設会社」などから、自社の業態に最も近いものを選びます。メインカテゴリの選択は後のMEO対策に影響するため、慎重に選んでください。リフォームも手がける場合は「住宅リフォーム業者」を追加カテゴリとして設定するのがおすすめです。
ステップ4:所在地・サービスエリアを入力する
事務所・ショールームなどの住所を入力します。来店型の拠点がある場合は住所を公開し、サービスエリア(施工対応エリア)も合わせて設定しておくと、より広い範囲での表示が期待できます。
ステップ5:電話番号・ウェブサイトURLを入力する
問い合わせ用の電話番号と、自社ホームページのURLを入力します。ここを正確に入力しておくことで、ビジネスプロフィールからホームページへの導線ができ、問い合わせにつながりやすくなります。
本人確認(オーナー確認)の方法と注意点
情報を入力し終えると、「本人確認(オーナー確認)」のステップに進みます。これを完了しないと、情報の編集・更新ができない上に、検索結果での表示優先度も上がりません。必ず完了させてください。
確認方法の種類
本人確認の方法はいくつかあります。事業者によって選べる方法が異なりますが、主なものは以下の通りです。
- はがきによる確認(ポストカード):登録した住所にGoogleからはがきが届き、記載された確認コードを入力する方法。最も一般的で、到着まで1〜2週間かかります。
- 電話による確認:登録した電話番号に自動音声で確認コードが届く方法。即時対応できる場合に便利です。
- メールによる確認:登録メールアドレスにコードが届く方法。
- ビデオ通話による確認:Googleの担当者とビデオ通話で確認を行う方法。近年導入されているケースもあります。
工務店の場合、多くははがきか電話での確認になるケースが多いです。はがきが届いたら、期限内(通常30日以内)にコードを入力するのを忘れないようにしてください。
確認後にやるべき最低限の設定
オーナー確認が完了したら、以下を必ず設定してください。これだけで、何も設定していない競合と大きな差がつきます。
- 営業時間(正確に入力する)
- 施工実績・外観・内装などの写真(複数枚)
- サービス内容の説明文
- 投稿機能を使った最新情報の発信
特に写真は重要です。「百聞は一見に如かず」という言葉通り、施工事例の写真が充実しているビジネスプロフィールは、閲覧数・問い合わせ数ともに明らかに増える傾向があります。
登録しただけでは終わらない|工務店がMEO対策で成果を出すための視点
ここまで登録の手順を説明してきましたが、正直に言います。「登録しただけ」では、集客への効果はほとんど出ません。
私がこれまで支援してきた工務店の中には、「Googleビジネスプロフィールは登録してある」とおっしゃっていたのに、確認してみると写真が1枚もなく、口コミが0件で、説明文も空白のまま……というケースが何社もありました。これは、免許証は取ったけれど一度も運転していない状態に似ています。
Googleビジネスプロフィールで上位表示を狙うためには、次の3つの軸が必要です。
- 情報の充実度:写真・営業時間・サービス内容・投稿など、入力できる項目はすべて埋める
- 口コミの獲得と返信:OB客や施主様からの口コミを積極的に集め、丁寧に返信する
- 継続的な更新:投稿機能で施工実績や季節のトピックスを定期的に発信する
「紹介だけに頼らない集客の仕組みをつくる」という観点で言えば、Googleビジネスプロフィールの整備はその第一歩です。月5件以上のHP問い合わせを目指す私の「増益繁盛メソッド」でも、MEO対策はSEO・SNS・広告と並ぶ重要な柱として位置づけています。
年間1棟受注が増えれば、粗利ベースで500万円以上の差になります。「コンサル費用の6倍以上が回収できた」とおっしゃるクライアントの社長も、最初の一歩はこのGoogleビジネスプロフィールの整備でした。
まとめ|Googleマップへの登録は、今日できる最初の集客投資
工務店のGoogleビジネスプロフィール登録は、無料でできる集客施策の中で最もROIが高い取り組みのひとつです。開設→情報入力→本人確認→基本設定という流れは、時間をかけずに着手できます。
ただ、設定の質・継続的な運用・口コミ獲得の仕組みまで含めると、「やってはいるけど成果が出ない」という状態に陥りやすいのも事実です。特に社長が現場・営業・経営を兼務している状況では、マーケティングに割ける時間は限られています。
もし「Googleマップ対策も含めて、Web集客の仕組みを本格的に整えたい」とお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。まずは無料のガイドブックから、全体像を掴んでみるのがおすすめです。
【無料】年間5棟多く受注するための集客ガイドブックはこちらから
MEOだけでなく、ホームページ・SEO・SNS・広告を組み合わせたネット集客の仕組みづくりについては、こちらのサービス詳細もご覧ください。同時5社限定での対応となっており、現在も残枠わずかの状況です。
「いい家を建てているのに、なぜ選ばれないのか」――その答えは、技術ではなく情報発信の側にあることがほとんどです。Googleマップへの登録という小さな一歩が、経営の安定につながる大きな変化の始まりになります。いつでもお声がけください。