株式会社アスリートネット湘南(神奈川県平塚市・海老名市) 
代表取締役 石井隆行さん


神奈川県で治療院兼パーソナルトレーニングジム2店舗を経営する石井隆行さんに、「笑人塾」が、店の繁盛にどう役立っているかうかがいました。 

もくじ 
  1. 石井さんについて
  2. 治療師・トレーナーを目指したきっかけ
  3. 「アスリートネット湘南」を設立するまで
  4. 「アスリートネット湘南」を設立してから
  5. ハワード・ジョイマンの教材と出会って
  6. “ジョイマンイズム”を実践したら、客単価が上がった
  7. 笑人塾に入会した理由
  8. 笑人塾の仲間と交流する意義
  9. “ジョイマンイズム”で満たされた店内
  10. 今後の抱負


石井さんについて

― はじめに、石井さんの自己紹介をお願いします。

  


平塚店の場所(神奈川県平塚市) 


海老名店の場所(神奈川県海老名市)
 

こんにちは。石井隆行(いしい たかゆき)です。

「株式会社アスリートネット湘南」という会社を経営しています。

静岡県伊東市出身。1969年生まれ。
現在42歳です。

― アスリートネット湘南は、どのような会社ですか。

アスリートネット湘南は、神奈川県平塚市と海老名市で、治療院を兼ねたトレーニングジム2店舗を運営しています。創業は2004年、法人化は2006年です。

平塚店(「平塚スポーツケアセンター」)は、75坪のスペースに、施術用ベッド4台とトレーニングマシン23台を設置しています。海老名店(「海老名加圧スタジオANS」)は、28坪のスペースに、施術用ベッド1台とトレーニングマシン9台を設置しています。

従業員数は、トレーニング・施術スタッフが7名、事務スタッフが2名、計9名です(2011年7月現在)

  


アスリートネット湘南平塚店(「平塚スポーツケアセンター」)が入るビル
(2階が平塚店)

 

アスリートネット湘南のトレーニングやケアは、一般の方々だけでなく、アテネ五輪MTBクロスカントリー女子日本代表、北京五輪ビーチバレー男子日本代表を始め、サッカー、K1、競輪、競泳、スキー、スノーボードなど、多くの種目のトップアスリートのみなさんにご利用いただいています。

来店される方の目的は、トレーニング、リハビリテーション、治療、美容など、さまざまです。そうしたさまざまな目的に、幅広いメニューの組み合わせで対応できるのが、うちの強みです。

― 笑人塾には、いつ入会しましたか。

笑人塾には、2010年12月に入会しました。

入会する1年半ぐらい前に、ジョイマンの教材『笑人の繁盛術』と『ゼロ円PR術』を買って、独学・自己流で、店の繁盛に役立てていました。

笑人塾に入会したのは、独学・自己流で身につけた“ジョイマンの思考回路”を、自分の中でさらに強化したかったからです。

治療師・トレーナーを目指したきっかけ

― 石井さんは、どのようないきさつで治療師・トレーナーの道に入ったのですか。

  


「中学3年生の時、腰を傷めて、競技者として100%の力を発揮できなくなってしまいました。それからは、トレーニングやケアについて、それまで以上に熱心に研究するようになりました」

 

子供の頃からスポーツは得意でしたので、「スポーツに関わる仕事がしたい」という思いは、ずっと持っていました。

二つ下の弟も運動が得意で、特に水泳は、静岡県の学童大会で優勝するほどの実力でした。僕は小学校6年生の頃から、弟の水泳のトレーニングメニューを考えたり、練習を手伝ったりしていました。あれがたぶん、僕のトレーナー歴の出発点です。

中学3年の時、走っていて、はじめてのギックリ腰をやりました。それ以降、競技者として100%の力を発揮できなくなってしまい、トレーニングやストレッチなどのケアについて、それまで以上に熱心に研究するようになりました。中学・高校の部活動などでも、仲間にトレーニングやケアの指導をするようになりました。

ただ当時は、トレーナーを、将来の職業として意識することはありませんでした。高校生の頃までの知識ですと、スポーツに関わる仕事といえば、体育の先生しか思い浮かばなかったんです。そこで高校卒業後は、小学校の体育の先生を目指して、教員養成課程がある大学に進学しました。

トレーナーを職業として意識したのは、大学在学中です。体育会の会長をしていて、プロトレーナーを招いての、テーピング講習会を開催したことがありました。その時、そのプロトレーナーの方から直々にお仕事の内容をうかがって、「トレーナーってすばらしい仕事だな」と感じ、自分もプロトレーナーを目指すことにしたのです。

今はそんな風潮もなくなりましたが、当時のスポーツ界には、「医療資格を持たないトレーナーが選手の体に触るのはご法度」という風潮がありました。そこで、そのプロトレーナーの方の強い勧めもあり、大学卒業後、鍼灸専門学校に入り、按摩マッサージ指圧師と鍼灸師の資格を取りました。

僕が鍼灸専門学校を出た時は、世の中が不況に突入して、スポーツ界でも、プロトレーナーの採用が大幅に減っていた時期でした。僕自身も、トレーナーとしての採用が内定していたあるJリーグチームの採用が取り消しになったり、他にも何件かの採用取り消しを体験しました。

そんな中、神奈川県で治療院や派遣マッサージを手がけていた会社が、「これからスポーツの世界に進出していきたいので、うちで一緒にやりませんか」と声を掛けてくれました。

その会社に入社し、平塚市内のフィットネスクラブのマッサージルームを開設から任されたのが、プロとしての治療師・トレーナーの仕事のスタートでした。

僕が25歳の時でした。

「アスリートネット湘南」を設立するまで

― 石井さんが「アスリートネット湘南」を設立したいきさつを教えてください。

  


「独立して『アスリートネット湘南』を設立したのは、35歳の時でした」

 

僕が担当した平塚のマッサージルームは、利用者のみなさんからご好評をいただき、口コミで順調に利用者数を伸ばしていきました。

当時ベッド2台、6坪のマッサージルームで、1ヶ月の売上が、150万円〜200万円にも達していました。フィットネスクラブのマッサージルームでそれだけの売上があるところは、全国を探しても、他になかったと思います。僕のマッサージやトレーニングを受けることだけを目的に、そのフィットネスクラブの会員になる方も、大勢いらっしゃいました。

その会社では、その後平塚だけでなく、秦野、厚木、東京方面と、何店舗ものマッサージルームの開設に携わらせてもらいました。マッサージだけでなく、加圧トレーニング、スポーツ選手の指導など、自分がやりたいと思ったことを、わりと自由にやらせてもらいました。最終的には専務にまで昇格し、経営的なことにも携わりました。

そのままその会社でやっていくという選択肢もあったのですが、入社当時は全員20代、言ってみれば若さの勢いだけでやってきた会社で、自分ももうすぐ35歳という年齢になった時、「もっと若い人に活躍してもらうためには、そろそろ自分が抜けた方がいいのではないか?」ということを、強く感じるようになりました。

それで、35歳になったのを機に、10年間お世話になった会社を辞めさせてもらいました。僕が開設から担当してきた、平塚のフィットネスクラブのマッサージルームの営業権を、退職金代りに譲り受けました。元の会社から、3名のスタッフが、僕について来てくれました。これが今の「アスリートネット湘南」の始まりでした。

「アスリートネット湘南」を設立してから

― フィットネスクラブ内の6坪のマッサージルームから、どのように発展して、現在のような75坪+28坪の2店舗体制になったのですか。

  


現在の平塚店内

 

独立して1年も経たないうちに、フィットネスクラブが入っていたビルの1階に、25坪のテナントスペースが空いたので、まずそちらに移らせてもらいました。そこでは施術用ベッド3台に加え、2〜3組のパーソナルトレーニングができるスペースを確保できました。営業形態も、フィットネスクラブからの業務委託という形から、テナントとして入る独立店舗という形に変わりました。

それまで、ビルの4階でフィットネスクラブ会員の方だけを対象にしていたのが、ビルの1階で会員以外の方も対象にし始めたことで、利用者数の増加ペースが、さらに上がりました。移転後しばらくは、年100%近いペースで利用者数が増えて、25坪のスペースも、たちまち手狭になりました。同じビルの隣のスペースも使わせてもらう交渉もしたのですが、なかなか話がまとまりませんでした。そこで独立6年目の2009年に、1フロア75坪を確保できる現在のビルに移転しました。

2店目の方は、独立2年目の2005年に、ゴルフ練習場内のマッサージルームとしてスタートしました。そのゴルフ場の支配人の方が、私の妻の知り合いだった縁で、出店を依頼されたのです。最初はベッド1台、週2日のみの営業でしたが、こちらも口コミで利用者数が増えるのに従って営業日数を増やし、数年で、広さも売上も、当初の10倍になりました。

― なぜ石井さんのお店では、それほどのハイペースで利用者数が増えたのでしょうか。

うちの店は、リピート率・定着率が極端に高いんですよ。

はじめて来店された方の95%が、その後も繰り返し来店されます。

利用者の方の90%が、週1回以上のペースで来店されます。

特に宣伝しなくても、口コミだけで利用者の方が増えてしまう状況が、ずっと続いてるんです。

ハワード・ジョイマンの教材と出会って

― 笑人塾のことは、どのようなきっかけで知ったのですか。

  


「ジョイマンの考え方に出会うまでは、自分の店のハードルを、勝手に自分で上げてしまっていました」

 

ちょうど平塚店が今のビルに移って、スペースがそれまでの3倍になった頃、たまたまインターネットで、ジョイマンの教材の販売ページを見つけたんです。

最初は、「笑人塾」っていうフレーズに引かれました。「あー、すごくおもしろいなー」と思って。

経営やマーケティングについて、“上から教える”のではなく、一生懸命サポートしてる感じもいいなと思いました。

出身が僕と同じ静岡県というのも、親しみを感じました。

なにより、ジョイマンの文章から伝わってくる「生き方」とか、「ものの見方・考え方」とか、「商売に対する姿勢」みたいなものに、僕自身がずっと大切にしてきたことと、すごく重なる部分を感じたんです。

平塚店が、フィットネスクラブの付属施設のような状態を脱して、完全に独立した店として再スタートするにあたって、「この先、この店をもっとPRしていくには、どうすればいいだろう?」と考えていた時期でもありました。

そんな出会いのタイミングの良さもあって、まず『笑人の繁盛術』を購入しました。かなりボリュームのある教材でしたが、あちこちに付箋を貼りながら、一気に読破しました。数週間後には『ゼロ円PR術』も購入し、こちらも一気に読破しました。

― ハワード・ジョイマンの教材は、どのように役立ちましたか。

商売に対する考え方が、けっこう変わりました。変わったというか、もともと自分が大切にしていたものを、もう一度思い出させてもらった感じです。アイディアが、楽に、楽しく出せるようになりました。

僕、ジョイマンの考え方に出会うまでは、自分の店のハードルを、勝手に自分で上げてしまっていたんですよ。

― といいますと?

うちに来てくださるお客さんって、ある程度経済的に余裕のある方が多いんです。

それで勝手に「うちのターゲットは富裕層」と決めつけて、「富裕層にアピールするには、どんなPRをすればいいんだろう?」みたいな考え方をしていました。

でもそんな考え方をしても、いいアイディアって、なかなか出てこないんですよね。何かアイディアを思い付いても、「富裕層には、こんなベタなPRじゃだめかな」とか考えてしまって。

自分の中の勝手な「富裕層」のイメージに、がんじがらめになってたんですね。

それで、ほとんどPRも打てずにいました。それでもそこそこお客さんは来てくれるので、その状態に甘んじてしまっていました。

でもジョイマンの教材を読んで、大切なのは「自分達の価値」を見出して、それを伝えることなんだっていうことが、すごく納得できたんです。

そういう風に自分の考え方が変わった時、PRのアイディアを出すのが、すごく楽になりました。

“ジョイマンイズム”を実践したら、客単価が上がった

― 「マニュアル」や「テクニック」ではなく、「考え方」を学べたということでしょうか。

  


「ジョイマンは、テクニックの根底に流れる本質を教えてくれます」

 

そうです。

最初は僕も、テクニックを求めてジョイマンの教材を買ったんですよ。

それこそ、「新聞に載ったら富裕層にアピールできるんじゃないか」みたいな考えで、プレスリリースの教材である『ゼロ円PR術』に興味を持ったんです。

ジョイマンの教材は、「マニュアル」や「テクニック」としても、よくできていました。

でもそれ以上に、「考え方」を学ばせてもらった面が大きかったということです。

いくらマニュアルやテクニックを教わっても、その根底に流れる「考え方」をつかめなかったら、「これはうちの店には当てはまらないな」で終わってしまうと思うんです。

ジョイマンの教材は、その一番大切な「考え方」の部分をつかませてくれました。

― 石井さんが見つけた「自分達の価値」には、どのようなものがありましたか。

たとえば、普通は、治療院なら治療だけ、ジムならトレーニングだけ、リハビリ施設ならリハビリだけ、エステなら美容だけという風に、提供できるサービスが限られています。でもうちは、これらのサービスをトータルに提供できます。

最初は治療だけ受けに来た人も、治療を受けて回復してくれば、自分で体を動かしてトレーニングしたいという欲求が出てきます。逆に、レーニングだけしに来た人でも、体に歪みを抱えていることは多いです。あまりにも体のバランスが悪い場合は、治療的なアプローチをした方が良い場合もあります。入り口は何であっても、体の改善に対するニーズというのは、必ず広がりが出てくるんです。

うちは、お客さんのそういうニーズの広がりに、さまざまな角度から対応していけます。そこはうちの価値なんだということを、強く意識するようになってからは、メニューの設定の仕方にしても、お客さんへの提案の仕方にしても、PRの仕方にしても、お客さんのニーズの広がりにより積極的に応えられるように、工夫するようになりました。

おかげで、お客さんに「そんなこともやってもらえるの? それならぜひ受けてみたい!」と思っていただけることが増えました。結果として、いわゆる客単価も上がりました。

これも、「ジョイマンイズム」を実践した効果です。

笑人塾に入会した理由

― ハワード・ジョイマンの教材を2冊独学しただけで、それだけの成果を上げられた石井さんが、1年半後、笑人塾への入会を決めたきっかけを教えてください。

  


「店内の隅々まで工夫が行き届いてますね」(ジョイマン)
「“ジョイマンイズム”が活かされてるでしょ?」(石井さん)

 

笑人塾への入会を決めたのは、店の仕事が少し落ち着いてきたからです。平塚の店を今の場所に移して2年間は、店の体制づくりに専念していて、なかなかそれ以外のことにまでは、手が回らない状況でした。

教材を通して学んだ“ジョイマンの思考回路”は、繁盛する店づくりに、大いに役立ってくれました。笑人塾に入会して、セミナーなどで“生のジョイマン”に定期的に接すれば、“ジョイマンの思考回路”を自分の中でもっと強化できるんじゃないかという期待は、ずっと持っていました。

店の仕事が落ち着いてきたおかげで、ようやく、それがかなったということです。

― 実際に笑人塾に入会して、“ジョイマンの思考回路”は強化できましたか。

できました。隔月で開催されている会員向けセミナー、僕は入会してから皆勤賞なんですけど、やっぱりジョイマンの話を生で聞いたり、懇親会でジョイマンと話したりするたびに、自分の中の“回路の通り”がどんどんよくなってます。何か解決しないといけない問題が起きた時に、よりいいアイディアを思い付くようになりました。いいアイディアにたどり着くまでの、スピードも上がりました。

ジョイマンのセミナーでは、いろいろな業界の具体例も聞けるんですけど、自分と同じ業界の話よりも、自分と違う業界の話を聞く方が、圧倒的に得るものが多いです。自分と同じ業界の話だと、つい「うちの店はよそと違うからな〜」なんて思ってしまって、素直に聞けないんですよ。変なプライドが邪魔してるのかな(笑)。でも他の業界の実践例は、本当に素直な気持ちで参考にできます。単なる「テクニック」ではなく、根底にある「考え方」を教わっているので、どんなにかけ離れた業界の話でも、自分の店に応用できるんです。

笑人塾の仲間と交流する意義

― 他に、笑人塾に入会してよかったことはありますか。

  


「笑人塾の仲間との交流が、すごくいい刺激になってます」

 

いい仲間との出会いでしょうね。笑人塾に集まってる人って、「もっとお客さんに喜んでもらって、もっと店を繁盛させたい」っていう、ポジティブなエネルギーを持った人が多いんですよ。会って話すだけで、いい影響を受けられれますし、普段接しない業界の人の話を聞くと、本当に参考になります。別に競争する必要もないんですけど、「あの人があれだけ頑張ってるんだから、俺も頑張らなきゃ」っていう、素直な競争意識が芽生えてきます。

セミナーや講習会の後の懇親会って、基本的に僕、出ないんですよ。それぐらい、ある意味人と交わらないというか、人見知りなんですけど、笑人塾のセミナー後の懇親会だけは、毎回出てるんですよね。それは自分でもおもしろいなと思います。

“ジョイマンイズム”で満たされた店内

― お店の中で、“ジョイマンの思考回路”から生まれたものを見せていただけますか。

いいですよ。

まずこちらの棚を見てください。サプリメント類を販売している、小さな棚です。

うちには加圧トレーニングの講習などで、大手フィットネスクラブの幹部の方なども来られるのですが、この棚の1ヶ月の売上を聞くと、「うちの1ヶ月の売上より多いですよ!」って、みなさんびっくりされます。

この棚には、たくさんの工夫がしてあります。たとえば、プロテイン類はすべて試飲できるようになっています。

また、飲み方とか、もっとおししく飲むための工夫とか、そういう情報を書いたポップを、すべての商品に付けています。ポップの文面はだいたい僕が作って、書くのは女性スタッフにお願いしています。


サプリメント類を販売する小さな棚。大手フィットネスクラブ1店舗分以上の売上を上げている


すべての商品に手書きのポップが付く
  

この二匹のサルは、うちのキャラクターです。左が「アスリー」、右が「ネット」、二匹合わせて「アスリーとネット」です。うちの社名である「アスリートネット湘南」にちなんで付けました。うちのポップやポスターは、だいたいこのサルがどこかに登場しています。


すべてのポップにサルのキャラクター(「アスリーとネット」) が登場
 

ポップにも変化を持たせるように工夫しています。ごく平凡なポップも、意識的に混ぜています。全部一緒だと、せっかくのポップも景色になってしまいますからね。


ポップの雰囲気にも変化を持たせている
 

今ちょうど女性のお客さんが見えていないので、女性用ロッカールームの中も、特別にお見せしましょう。

女性用ロッカーには、今さりげなく2枚の手書きポップが貼ってあります。


女性用ロッカールームにさりげなく貼られた2枚のポップ
 

1枚はこれ。「トリートメントオールボディ120」という、2時間1万円の全身マッサージの案内と、「全身サーモセラピー+オイルトリートメント」という、2時間半2万円のラジオ波療法とオイルトリートメントのセットの案内です。

一般の治療院ですと、2時間半のメニューって、あまりないのではないでしょうか。マッサージ業界では、40分を2回でダブルと言ったり、3回でトリプルと言ったりしますが、お客さんから見ると「2時間も続けてお願いしたら、いけないんじゃないかしら?」という感覚なんですね。

でも、こうして「月に一度の自分へのご褒美 2時間1万円」と書いておくと、2時間マッサージを受ける方が、けっこういらっしゃるんですよ。2時間受けた方に「3時間でも受けられますよ」とご案内すると、今度は3時間受けられる方も出てきます。

 


2時間の全身マッサージや、ラジオ波療法とオイルトリートメントの2時間半セットを紹介するポップ
 

こういう長時間のマッサージですとかオイルトリートメントのメニューを用意しておくと、エステから乗り換えて来られる女性のお客さんが増えてきます。

エステより安いし、エステよりしっかりやってくれて、効果も高いということで、今エステに通っていた女性のお客さんから、すごくご好評をいただいてます。

こちらは「夏に向けて極上美脚」と題したポップで、週1回のトレーニング+トリートメントと、隔週でのサーモセラピー+オイルトリートメントを提案しています。

こういう具体的な利用の仕方を提案するとか、価値を伝えるとかいうのも、「ジョイマンイズム」の実践ですね。


「夏に向けて極上美脚」と題し、トレーニングやサーモセラピーを提案するポップ
 

これは海老名店の周辺でポスティングし始めたチラシです。チラシってこれまでなかなか反響がなかったのですが、このチラシには撒いた初日から反響がありました。チラシの作り方なんて、別にジョイマンから教えてもらってないのですが、“ジョイマンの思考回路”を応用すると、自然にこういうものが生まれてくるんです。

チラシの印刷は、笑人塾の仲間に紹介してもらった印刷屋さんにお願いしました。


「“ジョイマンの思考回路”を応用すると、反応率のいいチラシが自然にできるんです」

今後の抱負

― 最後に、今後の抱負をお願いします。

そろそろ、3店目を出したいと思っています。1店目、2店目は、既存のスポーツ施設の一部としてのスタートでしたが、3店目は、最初から独立した店舗としてオープンするつもりです。そうすると本当にゼロからのスタートになるので、店舗づくりから、サービスの内容、PRまで、笑人塾で学んだことを、思う存分発揮できると思います。今から楽しみです。

既存の2店も、利用者数の増加は一時期に比べて落ち着いたとはいえ、売上はまだまだ伸びています。この先も、順調に伸ばしていきたいです。

お客さんに楽しんでもらえて、店も繁盛する“思考回路”を、ジョイマンにさらに磨いてもらわないといけないですね。これからもよろしくお願いします。


「これからもよろしくお願いします」

石井さん、本日はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。

※ アスリートネット湘南のホームページ
※ 取材日時 2011年7月

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