客数はそのままで売上2.25倍にする方法
こんにちは、
ハワード・ジョイマンです。
アメブロで、毎日繁盛店ノウハウを書いています♪
メールで役に立っていると報告を頂くことが多く
ありがたいです。感謝
こちらから
ところで・・・、
『最近、来店するお客さんが伸び悩んでいます』
こうした悩みを持っている方もいるのではないでしょうか?
そんな時に、客数は今と変わらなくても
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売上を伸ばすことは可能です。
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売上が上がらない方ほど、
色々な本を読み漁り応用テクニック
みたいなものに走りがちです。
悩んだときは、常に原点に返ってください。
常に基本に立ち返る。
本当に大事です。
小売店や飲食店の方は、絶対に役立ちますので、
ぜひ、今日から実践してみてくださいね♪
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客数はそのままで売上2.25倍にする方法
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客数はそのままで売上を2.25倍にするには、
原点に立ち返る。
それは、売上高の公式に戻るということです。
売上高 = 客数 × 客単価
※客単価とは、1回の買物時の1人当たりの購入額
月商600万円の小売店の場合
600万円= 3,000人(客数) × 2,000円(客単価)
客単価2,000円が4,500円まで伸びれば良いわけです。
実は、この客単価は、2つに分けることができます。
客単価=商品単価×購入点数です。
商品単価とは取り扱い商品の平均的な価格です。
購入点数とは、1回の買物時の平均的な購入点数です。
つまり、客単価2,000円の内訳が
2,000円=500円×4点
だった場合、2.25倍になるには、
4,500円=750円×6点
になればいいのです。
つまり、1つの項目を2.25倍にするのではなくて、
各項目を1.5倍にすればいいんです。
実は、これ2つの対策で可能なんです。
1つは、POPの実施。
そして、もう1つは店内陳列の改善です。
『1点目 POPの強化について』
POPですが、素直に実行している方は、
どんどん売上が伸びています。
基本は、この商品を使うと、
(1)誰が
(2)どんな悩みを解決できるか?どんな便利になるのか?
ということを明確に伝えることです。
例えば、歯ブラシを例にとると、
歯ブラシって同じような商品が何十種類ありますよね。
でも、
子供用歯ブラシ、大人用歯ブラシ、
奥歯用歯ブラシ、舌用歯ブラシ、
息スッキリ歯ブラシ
このようにたった一言付け加えるだけで、
用途に合わせて、購入率が増えるのです。
そして、POPで価値を伝えるだけで、
不要な割引をしなくてすみます。
多くの方が無闇やたらに割引しすぎなんです。
750円売価のものは、750円で売れば良いんです。
POPで伝える実力をつければ、
無用な割引をしなくてすむようになります。
このようにPOPを強化することで、
◆不要な割引をしなくてすむ(利益率の向上)
◆適切な商品単価で販売できる(利益率の向上)
◆購入率のアップ(在庫ロスが削減できる)
が実現します。
また、2つめの店内陳列の改善ですが、
商品は、必ず関連商品を隣どおしで陳列することで、
購入点数をアップすることができます。
例えば、歯ブラシでもそうです。
◆歯磨き用コップ
◆奥歯チェック用手鏡
◆歯磨き用タオル
◆虫歯予防歯磨き粉
◆磨き残しを防止する歯間ブラシ
◆食べた後の歯磨きガム
◆息スッキリ!口内洗浄液
これで関連商品を同時に買いますので、
購入点数がアップします。
また、予め
◆同一商品のまとめ売り
◆関連商品のセット販売
をすることでも購入点数がアップします。
こうした関連陳列をするだけでも
4品の購入点数を6点に引き伸ばすのは実現できるのです。
更に、この売上高の公式には盲点があって、
実は、店内には入ったのに何も買わずに帰った方は、
数字には反映されないのです。
つまり、何も買わずに帰った方が
(1)POP対策と(2)陳列改善、により
1品でも購入するだけで、
売上は伸びるのです。
こうした未購入者にも効果を発揮するのです。
こうした取組みは、
お客さんの買い忘れを防止するだけでなく、
お客さんからも喜ばれます。
こうした取組みの方法は、
今日話したのは、基本中の基本です。
多くの方が「知ってはいるけど徹底していません」
大事なことは、知っていることではなく、
徹底的に実行することです。
あなたの取り組みを
私はいつも応援しています♪
笑人 ハワード・ジョイマン
【ジョイマンの編集後記『ジョイマンの楽書き帳』】
お店が繁盛しているのは、知識の多い人ではなく、
行動力がある人ですね。
知っている知識をいかに行動に移すか?
その秘訣は、すぐできるコトをすぐ行動することです。
難しいことなんかやる必要ないんです。
目の前に紙とペンを用意してPOPを書いて
貼れば良いんです。
そこで初めて、効果を検証し、
改善を続けていく。
これが一番大事なことなんですね。
笑人 ハワード・ジョイマン