無言の阿修羅像は、私たちに何を語りかけるのか?
こんにちは。
前回からゴールデンウィークをはさみ、
2週間ぶりのメルマガです。
お元気でしたか?
私はというと、4月30日で笑人塾の正会員の受付を終了し
新入会の方への入会手続きなどをしながらも・・・(^−^)
劇団四季のウェストサイドストーリーを見に行ったり、
レッドクリフを見に行ったり、
混んでいる東名を使わずに、
近場で楽しんでいましたよ。
いつもなら、毎週火曜日発行なのですが、
昨日は、東京に行っていたので、
今日になりました。
で、「昨日は東京で何やっていたのか?」と言いますと、
雑誌「商業界」の笹井編集長さんと面談していました。
今後、「商業界」で、私の書いた記事が読めるかどうか?
これはまだ未定ですが・・・、(^−^)
掲載が決まったら、またお伝えするので、
その時は、ぜひ読んでくださいね。
で、折角、東京に行ったのだからと東京国立博物館に行ってきましたよ。
そうそう、
今の時期、東京国立博物館といえば、
ご想像のとおり・・・・・、
「国宝 阿修羅像展」に行ってきました。
なんと入場まで50分待ちでした。。。。
週末ともなると、
何時間待ちになるのでしょうか?????
そうだ!
今日は、この阿修羅像を話題にお話をしましょう!
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│ 無言の阿修羅像は、私たちに何を語りかけるのか?
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私は、これまで阿修羅像は、通常安置されている興福寺での拝観を
含め、合計3回見ているのですが・・・、
やはり、見るタイミングと場所で、
感じることは異なりますね。
今回の阿修羅像展は、奈良・興福寺の中金堂再建事業の一環として
計画されたもので、現在、興福寺では中金堂の再建が行われているのです。
奈良の街は、京都と並び、
古の時代よりその姿が変わらない街だと一般的に思われています。
しかし、どっこい!
京都や奈良は、これまでに幾多の戦乱により建物が消失し、
何度となく再建されているのです。
そう、ここ重要です。
実は、古より変わらない街と思われている奈良は、
一番変化している街でもあるのです。
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「いつまでも変わらないために、絶えず変わり続けているのです」
これが真実です。
これって、お店を繁盛させる上でも、同じことが言えます。
過去の成功体験にしがみつき、
変化を止めてしまったお店は、淘汰されることは、
よくご存知だと思います。
「あなたは、絶えず大切にすべきものを変えないために、
常に変わり続けていますか?」
ところで、、
修羅像を見たことがありますか?
修羅像は、3つの顔を持っています。
なぜ、3つも顔があると思いますか?
それは、私が感じた解釈では、
「物事は1つの視点に固執せずに、
絶えずあらゆる角度から見るように・・・・・」
との無言の教えであるかのようです。
しかし、その阿修羅の顔も、前面と横面に顔がありますが、
背面に顔はありません。
それは、
「過去にとらわれず、絶えず未来にこだわれ」
という現代の私たちに対するメッセージなのかもしれません。
「変わらないために、変わり続ける・・・・」
阿修羅像は、
激動する時代の中で、
自分達が大切にすべき思いを胸に、
絶えず変わり続ける必要性を・・・・、
無言で語っているのではないでしょうか?
笑人 ハワード・ジョイマン
追伸
国立博物館の別館で
「カルティエの歴史展」が開催されていたので、
そこも見てきました。
カルティエのティアラや時計が素晴らしく、
何より、それらを美しく魅せるためのライティング(照明技法)
について私なりに学びました。
あなたのお店の商品も、
ライティングを意識するだけで、
良い商品を更に良く見せることができますよ。
追伸2
なお、国宝 阿修羅像展を見に行く際は、
4時過ぎになると空いています。
私は1時半頃でしたので、
一番ピークの時間帯だったと思います。