特定カテゴリーで1番になる
先日、静岡県立美術館に行って、
国宝「鑑真和上の坐像」を鑑賞してきました。
そして、私は、更に鑑真和上の坐像を鑑賞している人たちを
注意深く観察することで、ある人間心理に気付きました。
この心理を経営者が知ると、
社内における経営者の影響力を更に高めることができます。
この点は、来月の笑人塾ニュースレターで書きますね。
「坐して語らず」鑑真
「立して語る」鑑賞人を制す。
なんか、三国志で有名なフレーズ
「死せる孔明、生ける仲達を走らす」
に似ていますね(笑)
知ってる場合だけ、うんうんと頷いてくださいね。
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顧客ターゲットの重要性を再び!
月曜配信の「まぐまぐ」では、今週、
「藤崎マーケットに学ぶ広告チラシで反応を取るために
一番大切なこととは?」と題して、
顧客ターゲット設定の重要性を学びました。
多くの場合
経営者は、「多くのお客さんにに利用してもらいたい」
と思い、熱心に頑張るのですが、
誰からも反応を得ることができないのです。
その原因は、結局ターゲット設定がボケてしまっているからです。
もし、まぐまぐの話を読んでなかったら、
まずはまぐまぐの最新号を、読んでみてくださいね。
※ちなみに、この独自配信版の方では、まぐまぐ版(月曜発行)から
更に一歩踏み込んでお話しするようにしています。
今日は、「話題のお店の作り方」について
おバカキャラで一躍人気になった「羞恥心」と「pabo」から学びましょう。
既に「羞恥心」や「Pabo」はご存知ですか?
いまや、テレビをつければ、このグループの誰かが
でていますよね。
なんで、ここまで話題の芸能人になったのでしょうか?
その理由が分かりますか?
それは、おバカキャラとして一番になったからなんですね。
「羞恥心」は、おバカキャラの男性グループ、
「Pabo」は、おバカキャラの女性グループです。
ちなみに、これから他の芸能人がおバカキャラを演じても、
2番煎じですから、これだけの人気は得られません。
例えば、女性大食い芸能人も「ギャル曽根ちゃん」が、
1位ですから、その他の大食い芸能人もいますが、
テレビへの露出度は、パッとしません。
この特定カテゴリーで一番になるというのが、
重要なのです。
特定カテゴリーで一番になると、
とたんに注目を浴びて、テレビ・雑誌・ラジオなど
様々なメディアに取り上げられ、更に2位との差が開き、
圧倒的な優位にたてるのです。
繁盛店作りでも同じなんですね。
会社を成長させるには、
特定カテゴリーで1番になる必要があるのです。
例えば、澤田社長で有名な旅行会社のHISも、
海外格安チケットで1番をとったことで、その分野で不動の地位を築き、
結果としてここまで大きな発展をとげています。
海外格安チケットではダントツの集客力を誇っているわけです。
特定カテゴリーで、1位になってダントツの集客力があると、
どんな不況が来ようとも、2位との収益力の差がありますから、
勝ち残ることができるんです。
2位以下はハッキリ言って大変です。
さて、ラーメン業界で言えば、
先日もお話した六厘舎は、「つけ麺」で
日本一の人気を誇っています。
つけ麺の通販も、毎回売切れです。
私も、買って家で食べていますが、
通販で実際の店舗の何倍も売上げを伸ばしています。
つけ麺で、一番をとったので、
様々なマスメディアに取り上げられているので、
東京のとある場所にある12席のつけ麺屋さんが、
全国のラーメン好きから、圧倒的な支持を受けて、
通販でガンガン売上げを伸ばしているのです。
「つけ麺といえば、六厘舎」
ちなみに、特定のカテゴリーで一番をとると、
「○○と言えば、(店名)」といわれるようになります。
あなたは、つけ麺で日本で2番人気の店を知っていますか?
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誰も知りませんし、興味もありません。
あなたは、特定カテゴリーで1番になって、
地域でダントツの集客力をつける必要があるのです。
経営コンサルタント(中小企業診断士)
笑人 ハワードジョイマン