お店の改善を1つずつ取り組みたい店舗経営者のあなたに

お客様は神様ではない。

ハワードジョイマン

2013年3月18日
from:清水の事務所より
by :ハワードジョイマン

 

昨日は、大阪の十三に行ってきました。
伊丹十三さんて、十三と関係あるのかな〜と思っていましたが、

伊丹十三さんの名前は芸名で、最初は、映画作家であるお父さまの名前「伊丹万作」と宝塚を作った小林一三さんの名前を合わせて伊丹一三としていたそうなんですね。

その後、マイナスをプラス思考に変えて「一」から「十」の「伊丹十三」と改名したそうなんです。

こうやって名前の由来を聞くと、面白いですね。

ここ数日、「笑人塾の受付はしてないのですか?」と、
問合せフォームより問合せが来ています。

受付は、3月21日(木)〜28日(木)の期間のみです。
http://www.haward-joyman.com/zhc/

まだ、申し込めませんので、
期日になったら参加手続きをしてください。

今日は、売上を伸ばすための大事なお話です。

お客様は神様でもなんでもない。

講演をすると、よくある質問というのがあります。

それが、「お客様の要望に耳を傾けるには、どうしたら良いでしょうか?」というものです。

結論から言えば、「お客さんの要望なんか耳を傾ける必要はない」ということです。

こんなことを言うと、重箱の隅をつついたような理屈をこねる方が、一々言ってきそうですが、、、(笑)

正直な話、お客さんの要望なんてまともに聞いていたら、あなたのお店の良さは一瞬にして消えるということです。

第一、お客さんはあなたのお店のことを、ろくに知りもせずに、自分の都合だけでモノを言ってきます。

口コミサイトなんか見れば、一目瞭然です。

■部屋が狭い→元々部屋の大きさを書いてあるのにも関わらず、、、

■料理が美味しい、不味い→そりゃあなたの味覚でしょ。

■ハンバーグのソースが少ない→あなたの感覚でしょ!

■カツ丼が食べたい→うちの店はパスタ屋でしょ。カツ丼や行ってよ

こんな訳の分からないことを初めとして、さも評論家のようにお店のコンセプトや店主の考えを知りもせずに、自分の主観だけで、話します。

で、、、面白いことに、カツ丼をパスタ屋でやるようになったところで、その注文をする人など居ません(爆)

しまいには、「パスタ屋なのに、カツ丼を出したりして、最近、お客さん少ないのかな〜」という始末。大きなお世話じゃ!

このように、訳の分からない人(←そもそもこのような方はお客さんではありません)の言うコトを生真面目に聞くだけ、馬鹿を見るということです。

ちなみに、天下のマクドナルドも過去にアンケートをとって、ヘルシーメニューが食べたいという意見に耳を傾け、ヘルシー系のハンバーガーを作ったら、まったくと言って良いほど売れなかったという事例があります。

ね、顧客アンケートがどれほど役立たないものなのか、お客さんなんていい加減なんです。それをまともに聞いたらあかんでしょ。

そして、こうした関わらなくてもよい、訳の分からない困った人たちの声をまともに聞いてしまうことで、本体あなたが対応すべき、あなたのお店の良いお客さんへのサポートができなくなってしまうのです。

ここが一番の損失なのです。

「お客さんの声に耳を傾ける」という言葉は、
聞こえは良いが、それって単なる「奴隷」

よく経営本などを読むと、「お客さんの声に耳を傾けよう」とか「お客様は神様です」なんて訳の分からないコトを書いてあり、それを鵜呑みにするからいけないのです。

多くの場合は、お店のことをよく理解もしてない人の意見に対応しているなど、奴隷のようなお店が多々あります。

誰のためにお店を経営しているのでしょうか?

自営業とは自分のために営業しているお店を言います。

全てのルールは社長にあるのです。

それを思い出してください。あなたが自由にして良いのです。

しかしながら、多くの方が、訳の分からない要望に対応して、時間もない、儲からない、ストレスだらけの奴隷状態になっているのです。

もし、あなたが利益を増やし、儲かるお店作りをしたいのであれば、必ず最初にやるべきことがあります。それが、、、

顧客を明確に区別すること

ということです。

あなたのお店、会社にとって、誰が顧客で、誰が顧客で無いかを明確に決めることなんです。

多くの方がお店に来る人全てを一律、平等に考えているから駄目なんです。

お客さんを区別しましょう。

付き合いたい顧客、付き合いたくない人の特性・条件を書き出していくのです。

例えば、値引き要求をする人とか、明らかに商品の使用方法が悪いにも関わらず壊れたから無料で修理をしろとか、あなたの身の回りでもあると思います。

そんなお客さんは、本来付き合うべきではないお客さんだから、付き合わなければ良いのです。

あなたが一番すべき事は、、、、

そして、あなたがすべき事は、あなたのお店、商品、サービスの価値を理解してくれて、喜んでくれる方。この方たちの対応をすれば良いのです。

これをするだけで、余計な人に時間を奪われなくてすむので、価値を理解してくださるお客さんに時間を使えます。その方達の満足度も高まりますので、あなたのお店の利益は増えていきますし、ストレスもなくなります。

集客を考える際に大事なことは、自分達のお店の設定する顧客像と違う方は、切ると言うことです。

集めると同時に切ることの重要性を今一度確認しましょう。

それが本来、お付き合いすべき顧客との良い関係を築くための第一歩です。

多分、この話を聞いた方の中で、今までお客さんへの対応で困っていた方は、なんだか心がスッすっと軽くなったことでしょう。そうです。そうなんです。

それで良いのです。

全員を相手にする必要など全く無いのです。

笑人塾の会員さんでもお客さんを集める以上に、自分達のお店に合わない人をきることで、ストレスなく毎日楽しく商売し、しかも、利益を伸ばしている方が沢山います。

■お店の前の看板に、「こんな人に来て欲しい」「こんな人はこないで」と書いているお店

■『当店は一人で切り盛りしていますので、混雑時にはお時間を頂くことがございます。時間がなくて急いでいる方は、次回ゆっくりとお越しください』と書くことで、急いでいるお客さんが来ないようにした。これにより提供時間に対するクレームがなくなると同時に、それでも良いよというお客さんだけお店に来るようになり、お皿の上げ下げも手伝ってくれて、しかも、「また来るね〜」と喜んで帰ってくれるようになった。

■来店した全ての方に顧客情報を聞いていたが、3ステップのポイントカードを取り入れ、3回来店して始めて、自分のお店の顧客と設定した。つまり、3回お店を利用しなければ、うちの良さを理解してくれているお客さんじゃないですよということ。

そして、3回来店し、最初のポイントカードが貯まった方たちのみに、顧客情報を聞いて、DMを出すようになった。

すると、DMの反応率が格段に跳ね上がり、自分のお店を理解してくださる優良顧客が増えた。販促費を下げながら反応率が上がったので、以前よりも現金がお店に残り、儲かるようになった。

あなたはこれからも奴隷を続けますか?

それとも優良顧客に囲まれて、楽しく儲かるお店をしますか?

社長自身がルールですから、自分で決められるのですよ。

あなたならできます(^−^)/
応援していま〜す!

ハワードジョイマン

追伸

ちなみに、ジョイマンの付き合いたくない人リストはなんですか?という方がいそうなので、予め書いておきますね。

■無料で相談を求める人
■値引きを求める人
■過去にお世話になった人の悪口を言う人
■ろくに行動もせずに評論・批評ばかりする人
■「でも、、、」「いやしかし」とか言い訳ばかりの人
■箸の持ち方が悪い人
■靴を脱いでそろえない人
■食べ物の食べ方が汚い人
■タバコを吸う人(煙が苦手です^^)
■お酒を飲ませようとする人
■相手の目を見て話せない人
■金払いが悪い人
■話が長い人(結局、何が言いたいのか分からない人)

追伸

『販促物を作りたいけど、時間が足りない?』 (汗)

もしそうなら、
上手な時間の使い方について
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