■ 「店舗利益倍増プログラム」活用 − リュモンコーヒースタンド(東京都吉祥寺)


■ 「店舗利益倍増プログラム」活用 − リュモンコーヒースタンド(東京都吉祥寺)




東京都は吉祥寺駅近くながら、閑静な通りに居を構える「リュモンコーヒースタンド」のオーナー・小泉 直樹さんは、、「グループコンサルティング(店舗利益倍増プログラムの前身)」と「副業コンサルタント起業コース」を受講して、売上アップ、営業時間の短縮、コンサルタントとしての開業を実現させました。そこで、どうやって売上アップや営業時間短縮を行ったのか、またコンサルタントとしてどんな活動をしているのか、詳しいお話を小泉さんに伺ってきました。


もくじ 
  1. リュモンコーヒースタンドについて
  2. 外に出て勉強することの重要性!
  3. 受講前は「自分なんかが参加していいのか」と躊躇することも
  4. ハガキDM1回につき100人以上の集客を実現!
  5. 値上げとメニューの改善で客単価が200円アップ!
  6. ジョイマンの教えによって売上は31%アップ!
  7. 営業時間を減らして別のビジネスにもチャレンジ!
  8. 既に3件の飲食店の開業を支援!
  9. ジョイマンの元で学んで売上アップのための行動を習慣化!


■ リュモンコーヒースタンドについて

リュモンコーヒースタンド 外観
− まずは「リュモンコーヒースタンド」さんが、どのようなお店なのかお教えください。

東京の吉祥寺から徒歩7分程度の、南町という住宅街にあるカフェです。

南町は、吉祥寺という人の多い地域の中では閑静なエリアで、お店は、地元の人以外は通らない道路に面しています。また、吉祥寺といえば若者が多いイメージもありますが、この辺りはご年配の方がたくさん住んでいらっしゃることもあって、客層は地元に住んでいる40〜50代の女性の方が多めとなっています。

店舗は2階建てになっていまして、1階が4名様、2階が12名様にお座りいただけます。


− メニューを見てみましたが、ブレンドコーヒーがないようですね。

はい。あえてブレンドしないで、産地ごとの提案をしております。

また、コーヒーと言えば「苦味」を味わうものが多いですが、当店では苦味よりも、少し甘酸っぱさを感じるような、酸味が美味しいコーヒーを中心に取り扱っています。

産地で言えば、中米のコスタリカ、グアテマラ、ホンジュラスあたりです。

− なぜ苦味ではなく、酸味にこだわっているのでしょう?

香ばしくて苦味のあるコーヒーを扱っているお店は、日本には数多く存在するからです。

あとは私自身が、酸味のあるコーヒーのほうが、より美味しいと感じるというのも理由です。
あんまり苦味のあるコーヒーは、得意じゃないんですよ(笑)。

基本的にはエスプレッソを元に、ホットコーヒー、アイスコーヒー、カフェラテをお出ししています。

 
リュモンコーヒースタンド 店内模様
− 開店したのはいつ頃なのでしょう?

2011年の8月にオープンしましたので、もうすぐ5年になります。

− オープンから約5年ということですが、売上などの状況はどうだったのですか?

なんとか生活できるくらいですね(笑)。

ただオープンして最初の半年は、お客さんが少なくて、暇で暇で仕方がなかったのを覚えています。


リュモンコーヒースタンド 所在地

■ 外に出て勉強することの重要性!

「売上を上げたいとは思っていましたが、
そのためにやった事と言えば、
本やメルマガをただ読むくらいでした」
− そういう状況を打破するために、ジョイマンのメールマガジンを取り始めたというこでしょうか?

いえ。

実はメールマガジン自体は、開業直前の2011年7月から取っていました。

オープンするにあたって、繁盛するお店を作ろうと、ネットで色々検索していた時に、ジョイマンさんのホームページを見つけたのがきっかけです。
その時に、無料のメールマガジンを取れば、369ページくらいの小冊子が付いているということを知って、メールマガジンを読み始めました。


でもこの時は、本当にただ読んでいるだけだったんですよね。

メールマガジンの他に、経営の本なども読んでいたのですが、なにも実践していなかったんです。


− 2014年2月には「ポップトライアスロン」という講座に申し込まれていますが、では、ジョイマンの教えを実践し始めたのは、この講座からということでしょうか?

それも、違うんです。

ポップトライアスロンは、2ヶ月間で60個のポップを作って、ジョイマンさんに添削してもらうというオンライン講座だったのですが、こちらもただ、他の方が作ったポップを見ているだけでした。

本腰を入れて、ジョイマンさんの教えを実践し始めたのは、2014年4月から行われた「店舗利益倍増プログラム」の前身の、「グループコンサルティング」からになります。

− 「グループコンサルティング」から本腰を入れて実践し始めようと思ったのには、なにか理由があるのでしょうか?

外で勉強することの重要性に気づいたからです。

そもそも、なかなか本気になって実践出来なかった理由は、売上が低いながらも、なんとか営業が出来ていたから。

そして、どうにか売上を出せていた大きな要因は、コーヒーの味について、ありがたいことに良い評価をいただいていたからだと思っています。

でも、私のコーヒーの味って、外に出て、お金を払って勉強しているからこそ、今のクオリティーを保てているんだということに気づいたんです。

当時から、お店が休みの日になると、私は積極的に、コーヒーに関する勉強をしたり、コーヒーの技術を学べるセミナーに参加して、バリスタとしての腕を磨いていました。

それと同じで、お店の売上を上げるためには、ただ本を読むだけではなく、積極的に経営の勉強をしたり、売上アップのセミナーなどに参加して、経営者としての腕を磨く必要があるということに思い至ったんです。

無料メールマガジンを登録した際に、ジョイマンさんからいただいた小冊子の中でも、「商売が続く経営者は、外に出て勉強している」と書いていらっしゃって、その言葉がずっと私の頭の端に残っていたのも、その気付きに繋がったと思います。


■ 受講前は「自分なんかが参加していいのか」と躊躇することも

「もし参加して場違いだったらと思うと、
なかなか参加に踏みきれませんでした」
− 本腰を入れて実践しようと思い立ってからは、すぐに「グループコンサルティング」に申し込まれたのですか?

それが、最初はなかなか参加に踏みきれませんでした。

というのも、自分なんかが行って良いのかという不安があったんです。


− この「自分」とは、どういう意味でしょう?

ひとりで、小さな規模で商売をやっている人間ということです。

グループとはいえ「コンサルティング」と名の付くような講座に、そんな小さな規模の人間が参加していいのか。こういう講座は、もっとすごい人が参加しているんじゃないか。

また、もし参加したとしても、講座の内容に付いていけないんじゃないか……と、色んな不安が頭をよぎって、申し込みを躊躇していたんです。


− そういう躊躇がありながら、申し込みに踏み切ったきっかけは、どこにあるのですか?

ジョイマンさんの人柄にふれたことと、私と同じ悩みを抱えている方たちが講座に参加しているのが分かったことです。

それまでも、メールマガジンを読んでいて、温かい人柄を持っていらっしゃる方だなとは思っていました。

そんな中、2014年3月に開催された「グループコンサルティング」の説明会に参加して、 初めて直接ジョイマンさんとお会いする機会を得て、その思いが間違っていないという安心感を得られたことは、講座参加に踏み切る大きな理由になりましたね。

さらには、その説明会の中で、他の参加者さんの様子を見て、私と同じような規模のお店を経営されて、同じような悩みを持っている方も、たくさん参加しているということを知りました。

ここでやっと、「自分が申し込んでも良いのかもしれない」と思えるようになったんです。

そういった安心感もあって、説明会の当日には「グループコンサルティング(現在の、店舗利益倍増プログラム)」への参加を決めました。


■ ハガキDM1回につき100人以上の集客を実現!
− 「グループコンサルティング」に参加されてからは、どのようなことを学びを得れれたのでしょう?

やるべき事が明確になりました。

具体的に言うと、ポップで単価を上げること、得意客になってくれそうな方から連絡先をいただいたハガキDMを送ること、そしてチラシを撒いて新規のお客様を集めることの、3つをやればいいと分かったんです。

また、ジョイマンさんからは「小泉さんは、お客さんから住所を集めてハガキDMを送るところから始めてください」と教えてもらったことで、今まで暗闇の中を手探りで歩いていたのが、進むべき道がパッと照らされたように感じましたね。

早速、お客様のリスト集めを始めました。

− ジョイマンの教えを受けてからは、どうやって住所を集めたのですか?

お店の良かったことだけを書いていただくポジティブなアンケート用紙を店内に置いて、ご来店いただいたお客様から住所をいただいていました。


 
店内にアンケート用紙と回収BOXを設置
− そうしてアンケートを書いたお客さん全員に、ハガキDMを送ったということでしょうか?

最初は、全員に送っていました。

でも、当店は商売上、客単価が1000円もいきませんので、闇雲に送っていたら経費だけかさんで、なかなか利益にはなってくれません。

ですので、反応があったお客様だけに絞って、ハガキDMを送るようにしています。

今は400人くらいに送っていて、反応率は20%くらいになります。

あと、コーヒー豆ご購入者用のポイントカードというものがありまして、そのポイントが溜まった方からも住所をいただいて、コーヒー豆購入者用のハガキDMも送っているのですが、こっちはたくさん買っていただいている分、反応が良くて、50人にお送りして半分以上は再来店いただいています。

ですから、ハガキDMを1回送るだけで、100人以上のお客様に来ていただいていることになりますね。

 
ジョイマンの教えを受けて作ったハガキDM

ちなみに内容は、ジョイマンさんに教えていただいた通りに、自分のパーソナルなことを手書きで書いて送っています。

− お客さんからの反応はありましたか?

ありました。

他愛のないことしか書いていないんですが、私に親近感を覚えてくださっているのか、意外なことに「嬉しかった」と言ってくださる方もいらっしゃったので、送って良かったなと思いましたね。


■ 値上げとメニューの改善で客単価が200円アップ!
− ちなみに客単価はいくらくらいになるのでしょう?

今は、780円です。

ジョイマンさんの教えを受ける前は、584円でしたので、約200円アップしたことになりますね。

− 具体的にどんな方法で単価を上げていったのですか?

メニューを変えて、コーヒー自体の値段も上げました。

以前は、自分のこだわりを全面に押し出しつつ、コーヒーの値段を中心に据えた構成になっていました。

今はそれを、ケーキセットやコーヒーチケットを中心とした構成に変えました。

 
コーヒーを前面に押し出していた古いメニュー(写真左)から
セットやコーヒーチケットを中心に据えた新しいメニュー(写真右)へと変更

そうするとケーキがよく売れるようになってくれたんです。

また、ケーキは元々、1個250円のパウンドケーキくらいしかなかったのですが、もう少し単価を上げたいと思って、ケーキ屋さんから仕入れて、例えばチーズケーキなら432円で売るようにも変えました。

値段に関しましては、段階的にではありますけど、コーヒーを450円から594円に、カフェラテを500円から683円に上げました。

− 値段を上げることに対して、恐怖はありましたか?

ありました。

お客さんが来なくなるんじゃないかと不安でしたね。

ただ、こんなに忙しいのに、売上がこれだけしかないなんてという思いは、ずっと心にあったんです。

当店のコーヒーは、吉祥寺で一番美味しいコーヒーのひとつだという自負はありますし、内装や店内の雰囲気もそれなりにこだわっています。加えてサービスも、アルバイトではなく、私が直接やっていますので、コーヒー1杯450円だと、安く売り過ぎているな……と。

また、ジョイマンさんのメールマガジンに「価格を上げるコツは「えいやっ!」です」と書かれていたこともあって、「えいやっ!」とまではいかないまでも、恐る恐る上げてみることにしたんです。

値上げする前には「いつから値上げします」と掲示して、また値上げしてからも、お越しいただいたお客様に「本日から値段が上がったんです」と報告していたのですが、常連のお客様でも「前いくらでしたっけ?」と言われる方が多くて、少し拍子抜けしましたね。

よく来てくださる方も、意外と値段を把握していないんだということと、まだまだ値上げの余地があるかもしれないと思いました。

ただ、ちょっと前までカフェラテを756円で売っていたんですけど、反応が悪くなったので、さすがにそこは少し値下げしました(笑)。

ちなみに値上げする前までは、私はもう少しカジュアルな髪型や服装で働いていました。値上げにあたって、髪をパリッと整えたり、キレイな白いシャツを着ることで、お店の雰囲気を値段に応じたものに変えようと試みたりもしています。

 

■ ジョイマンの教えによって売上は31%アップ!

テーブル上にはケーキの追加注文を
促すためのポップを設置
− ジョイマンの教えを受けてから、他にはどのようなことを実践されたのでしょう?

机の上にケーキの追加注文を促すポップを置いたり、フロア内にコーヒーチケットの宣伝用ポップを設置しました。

当店は、コーヒーを注文してくださったらお客様は席についていただき、出来上がったら私がその席まで直接持っていってお渡ししています。

基本的に私は注文を受けるためにずっと1階にいますので、2階のお客様が追加注文をしようと思ったら、まず注文するために1階まで降りなければなりません。

しかもメニューも置いていませんので、なにを頼んで良いかも分かりません。


「呼び鈴あると、もっと追加注文が
くると思いますよ」

でも、このポップを置いてからは、私が2階に上がったタイミングなどで、手をあげてケーキやコーヒーチケットを購入してくださるお客様も増えました。

あとは、使ったコーヒーの粉をお店の外に置いて、外でもコーヒーの香りが漂ってくるようにしています。

お店の前だけでなく、わざわざお店の近くの駐輪場を借りて、営業中はそこに豆を置いたりもしているんですよ。

− お客さんからの反応はいかがですか?

ありました。

そんなに頻繁にではありませんが、「以前からいい香りがするので入ってみたかった」と言ってくださるお客様もいらっしゃいました。


− チラシの配布などは、行っていますか?

もちろん、それもやっています。

近隣のマンションや一軒家に、ポスティングでチラシを月に3000件くらい配布しています。

こちらの反応率は0.6%くらいです。

正直もう少し上げたいなとは思っているのですが、なかなかうまくいかないですね。

それでも大体18人のお客様にはご来店いただけているので、単価780円と考えると1万4000円。印刷代は6000〜7000円くらいですので、黒字は出せている計算です。


− その経費にポスティングの代金は入っているのでしょうか?

ポスティングは自分でやっているんですよ。

1時間で500枚くらい配れますので、週に1回か2回ほど近隣を回れば、月に3000枚撒くことは可能なんです。


店舗から徒歩圏内のマンションや一軒家に、
小泉さん自らが回ってチラシをポスティング
− なるほど。では、こうして様々な実践をしてみて、トータルの売上はどのように変わっていたんのでしょう?

ジョイマンさんから学ぶ前を「100」としますと、2年目で「131」に成長しました。3年目は、1日の営業時間を3時間減らしたのですが、それでも「113」とジョイマンさんの元で学ぶ前より、高い売上を保つことが出来ました。


■ 営業時間を減らして別のビジネスにもチャレンジ!

「毎日15時間働いていた時は、
身体に大きな負担を感じていました」
− 営業時間の話が出たところで、そちらについても伺います。まず営業時間はどのように変えられたのですか?

8時から20時までだったのを、9時から18時までに減らしました。


− なぜ短くしようと考えられたのでしょう?

体力的な部分ことが一番大きい理由ですね。

片付けを含めたら1日15時間くらい働いていましたし、休みは週に1度。

今は大丈夫ですが、これを5年後、10年後もやれるかと言うと、やれないなと思ったんです。

− 値上げの時も同じ質問をしましたが、営業時間を短くすることは怖くなかったですか?

怖かったですね。

しかし、9時以前、18時以降のお客様が結構少なかったこともあって、いけるかなとは思っていました。

でも、先ほどお伝えしましたが、残念ながら売上はちょっとだけですが下がってしまいましたね。 夜の時間帯のお客様の客単価が、意外と高かったのを計算に入れていませんでした(笑)。

 

− 時間を短くしたことで下がった売上は、どのようにして挽回しようと考えていらっしゃいますか?

ジョイマンさんに教えていただいたことを実践してはいるのですが、まだまだ量が少ないと思っています。

ですので、これまで以上に、チラシやハガキDM、ポップなどで集客や単価アップを図っていくつもりです。


− ちなみにお店の将来的なビジョンは、どういうものを描いていらっしゃしゃるのですか?

営業時間が短くなって、自由に使える時間が増えたので、その時間を使ってコーヒー教室をやったり、コンサルタントをしたりと、複数の売上の柱を持てればと思っています。

実は、コーヒー教室はもう始めているんですよ。

ジョイマンさんから、コーヒーを売るだけだと単価が安いので、教室ビジネスをやった方がいいとアドバイスをいただいたので。

− コーヒー教室は、いつ頃始めたのですか?

2014年の末くらいですね。

手始めにカルチャーセンターの講師になって、どういう集客をやっているか、どう運営しているかを学んで、そこで得たノウハウを使って、営業後のお店でコーヒー教室を行うようにしたんです。

今は、月に一度くらい、初心者向けのコーヒーの抽出スキル向上教室などを、お店の営業が終わった後にやっています。

ちなみに昨日開催した会では、ひとり1万円で3人集まりました。

■ 既に3件の飲食店の開業を支援!

− コンサルタントになりたいと考えたのは、「副業コンサルタント起業コース」を受講してからでしょうか?

いえ。ジョイマンさんのメールマガジンで、そういうコースがあることは知っていましたので、受講する前から興味は持っていました。

ただ当時は、これも「私なんかが受けて良いのか」と躊躇してしまって、受講にまでは至りませんでした。

でもそうこうしている内に、お店がどんどん忙しくなってきて、でも定期的に人を雇うほどの売上がまだ立っていないという状況に陥っていて、ひとりでやっていくことに体力的な限界を感じ始めるようになっていったんです。

そんな折、「副業コンサルタント起業コース」が新たに開催されるという告知をいただいたので、思い切って参加してみることにしたんです。

これが、2015年の2月頃になります。


「コーヒーショップ、コーヒー学校に加えて、
こちらも収益の柱にしていきたいと考えています」
− 「副業コンサルタント起業コース」では、どのようなことが学べましたか?

コンサルタントとしてやっていくための、基礎を教えていただきました。
ジョイマンさんが常に仰っている、ポップとチラシとハガキDMの実践を、ノウハウとして人に伝える方法ですね。

その他では、人の心を動かすテクニックを教えていただけたのも印象に強く残っています。
例えば、私も受けた「グループコンサルティング」の説明会では、ジョイマンさんは講座の説明をしながら、入会を促すために様々なテクニックを使っていらっしゃいます。そのその細かなテクニックの種明かしをしてくださったんです。

簡単に説明すると、「どんなことで悩んでいますか」、「その悩みをほっておくとどうなりますか」、「たどり付きたい理想の未来はこうです」、「そこにたどり付いたらこんな未来が待っています」、「私はこういうことが出来ますけど、良かったら一緒にやりませんか」……と、なにか話をするにしても、導きたい結論に向けた効果的な流れ、質問の順番があるということです。

これはかなり勉強になりましたね。

− ちなみにコンサルタントとしては、既に活動はされているのでしょうか?

はい。実は開業志望の方、3名からお話をいただきまして、コンサルティングさせていただきました。

やっている内容は特に難しいものではなくて、私が最初にジョイマンさんから教えていただいた、ポップとチラシとハガキDMの実践をしてもらというモノになります。

− この3人の方は、どうやって見つけたのですか?

当店のお客様です。

「コーヒーだけでどうやって経営しているんですか?」と質問いただいて、そこから話が進んでいきました。

3人ともちゃんと開業されて、今も営業が続いているので、それなりに私のコンサルティングも効果があったのかなと思っています。

− コンサルタントとしての、直近の目標はありますか?

今まではかなり安い価格で請け負っていたので、1件100万円で請け負えるようになれればと思います。

また私がやっているコーヒー教室のノウハウなども売っていければと思っています。

■ ジョイマンの元で学んで売上アップのための行動を習慣化!

「もしも受講を迷っているのなら、
ぜひ思い切って参加してみる事を
おすすめします」
− 「グループコンサルティング」を受講してみて良かったことはなんですか?

まずなによりも良かったポイントは、やるべきことを教えていただけたことです。

お店の経営は、例えば机を1センチ高くするべきかどうかなど、細かいことまで考え始めたら、なにをやって良いのか、なにをやるべきなのか、どんどん分からなくなってきます。

それが、ポップとチラシとハガキDMという3つだけをやれば良いということ。

特に自分の場合は、まずはハガキDMをやってくださいと、はっきりとやるべきことを示してくださったので、無駄な迷いがなくなりました。


また、ジョイマンさんの教えを、やらざるを得ない状況に追い込んでくださる点も、良かったことのひとつですね。

例えば「グループコンサルティング(現在の、店舗利益倍増プログラム)」では、「来月までにチラシを3000枚配ります」など自分でやることを宣言をしなければなりませんし、現状の「店舗利益倍増プログラム」でも、ジョイマンさんからやるべきことを宿題として出されたりします。

それも次回の講座までという期限が区切られていますから、その期限までに宣言した事や宿題をやらなければいけません。

そのため、売上を上げるための行動が、自然と自分で出来るようになっていくんです。
しかも講座は6ヶ月ありますので、その行動が習慣化もされます。

最初は大変だと思いますけど、実際にやってみたらお客様から反応をいただけますし、チラシなどの完成した成果物は、ジョイマンさんからの添削もいただけますから、効果的なものも作れるしで、良いことずくめだと思いますよ。

− では「副業コンサルタント起業コース」の受けて良かったこともお教えください。

こちらは、同じような悩みを持っている人に会えたことが良かったですね。

私は人付き合いが苦手なもので、セミナー後の懇親会に参加することも少し怖かったのですが、実際に参加して話をしてみると、他の参加者の話は聞いていて共感できますし、早速明日使おうというアイデアもいただけたので、本当に勉強になりました。

もっと早く勇気を出して、参加すれば良かったなと思いましたね。

− 今後のリュモンコーヒースタンドとしての展望をお聞かせください。

今は週に6日休めるようになったので、完全週休2日にしたいですね。

そうやって空いた時間を使って、コンサルタントとして活動を積極的に行っていければなと考えています。

あと、ずっと飲食店勤務だということもあって、社会人になってから泊まりの旅行に行ったことがなかったので、旅行にもチャレンジしてみたいですね。

− 今後、繁盛研究所に期待することがあればお教えください。

前回受けた「副業コンサルタント起業コース」を、自分の中で学びきれなかったことがあったので、もう一度受けたいと思っています。

例えば、ホームページなんかは、ちゃんと作れなかったので、そこをしっかり学んで、自分のホームページを強化したり、コンサルタントとしてのホームページを作っていこうと思います。

まだコンサルタントとして自信がなかったこともあって、自分のノウハウを安売りしていた部分もありますので、しっかり勉強して、もっと自信を持って高く売れるように学んでいきたいと思っています。

本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。




※ 取材日時 2016年4月
※ 取材・執筆 桃谷自然