■ 「増益繁盛クラブ ゴールド」 導入事例 - 青森県八戸市 焼き鳥居酒屋支援事例
― はじめに、佐藤さんの自己紹介をお願いします
青森県八戸市で、鶏専門の居酒屋を経営しています。佐藤です。よろしくお願いします。 ― 八戸市は、どんなところですか? 青森県南部に位置する八戸市は、周辺人口を含め約33万人。港町と工業都市の2つが合わさった地方都市です。 ― 商圏と顧客層を教えてください お店が八戸市郊外にあるので商圏は狭く、顧客名簿を見るかぎり、半径300メートルくらいですね。年齢層は男女問わず、30代後半から60代くらいですね。 ― これまでの経歴をお聞かせください 18歳で料理の世界に入りました。地元八戸のホテルで修行して、上京。都内や北陸で経験を積んで、母ちゃん(奥さま)を連れて、30歳(要確認)のときに八戸に戻ってきて、35歳でいまのお店を開きました。
― ジョイマンを知った経緯は? 地元で大きな飲食ビジネスをやっている人がいまして、その方からの紹介です。とはいっても、「増益繁盛クラブゴールド」には入っていなくて、無料メルマガの会員なだけ(笑)「へんな名前だけど、いいこと書いてるんだよ」って教えてもらったんです。
― そのときの第一印は? 「ふざけた野郎だなぁ」「なんだ、この名前は!」「大丈夫か?コイツ」って思いましたね(笑)ごめんなさいね、ジョイマン(笑) ― 最初はメルマガを読まれたんですか? 無料のメルマガだけですね。無料とは言いつつ、ずいぶんたくさんの情報を出してるんですよね。こんなに出して、大丈夫なのか?って思ったくらいですから。 そのメルマガをだんだん読んでいくと「コイツの言ってる事、オモシロイな」って思えるようになって来たんです。こうやれば繁盛店になります、って書いてある。 当時のわたしは、藁をもつかむ思いだったので、手当たり次第メルマガに書いてあることに取り組んでみたんです。DMやPOPなんかをね。 ― なぜ、藁をもつかむ思いだったのですか? 実は、わたし。2年前に自己破産してるんです。 18年前にここを始めたんですが、当時は儲かりましてね。開業半年くらいは、黙っててもお客さんが来てくれた。ご祝儀っていうんでしょうかね。特になにもしてなかった。周りにも焼き鳥を専門でやっている居酒屋はなかったし、街の中心から離れていた立地もよかったのかもしれません。美味しい焼き鳥屋があるってクチコミで結構、お客さんも来てくれた。当時はまだ、梅とシソを乗せて焼き鳥を食べる、わさびで食べる焼き鳥っていうのも、珍しかった時代。月商240万円というときもあったくらい。その後、月商85万になるときが来るなんて、思いもしませんでした。 ― 「売上が3分の1」というのは、かなりキツイです そんな状況が4年くらい続いた。すると、どこからとなく声がかかるんですね。「今度はラーメン屋をやらないか?」ってね。フランチャイズ店なんですけど、600万円くらいの融資を受けて、やってみた。月商300万円近く売れた。でも半年くらい。あとは180万円くらいになって、赤字が続いた。 その2か月後くらいに今度は、「駅前で、焼き鳥の2号店を出さないか?」って声がかかってくる。東京時代の仲間が八戸に帰るというので、そのお店をやってもらったんです。600万円くらいかけて出店。立地がよかったのかなぁ。売上も順調。でも、最後、その仲間が店を売ってくれ、って言われて。売りましたよ。それはそれでよかったんですけど、ラーメン屋のほうが問題。土地を買ってたのもあって、引くに引けない状態で。ちょうどその頃、自宅を新築してたこともあって、借金が増えてった。計算すると、7,000万円近くあってね。 とうとう、司法書士に言われたんです。 「佐藤さん、もうダメだよ。自己破産するしかない」ってね。だから、ぜんぶ手放して精算。それが2年前のこと。 幸い、この店舗は賃貸で借りることができたので、いまも続けさせてもらってるんです。神様が、俺にちゃんとやれ!」ってプレゼントしてくれた店舗だな、って思ってるんですよ。 だから、どうしても、売上を上げなきゃならなかった。そんなときに、ジョイマンというヘンな名前のコンサルタントが、俺の前に現れたんですよ(笑)
― 「増益繁盛クラブ ゴールド会員」に入会して、どんなことが変わりましたか? ひと言でいえば、「売上が上がって、利益が増えた」ですね。具体的には、次の2つが変わりました。
― どちらも、スゴイ効果ですが、どんなことをしたのですか?
やったのはひとつ。DMを送っただけ。ジョイマンがメルマガやセミナーでしゃべったとおりの方法をやってるだけ。それを、毎月350通、送ってるんです。 「まさに、オレのことだ!」と思い、すぐクリック。すると、なにやら面白いことが書いてある。その最後に「無料のメルマガ登録」がある。「無料なら、まぁ、いいか」という軽い気持ちで登録してみたのです。 ― どんなDMなんですか? 手書きのDMに、割引券をつけたんです。「生ビール1杯300円!」とか、「誕生日割引!手羽先1本増量!」とか。原価計算すればわかりますけど、たいした金額じゃないんですよね。それより、割引してでもお店に来てくれるほうが重要。来てくれたら、ひとり3,500円とか、4,000円とか使ってくれますけど、来なきゃ0円ですからね。まず、呼ぶことが大切。 その顧客名簿も、いま350名くらいです。平均単価3,500円以上のお客さんばかり。商圏が300メートルでも、それくらい集まるんですよね。 それまでは、来てくれるんなら、どんなお客さんでも良かった。家族連れだろうが、爺さんだろうが、婆さんだろうが、単価が高かろうが、安かろうが。とにかく、お客さんが来るだけで満足してた。でも、売上はそこそこ、ただ忙しいだけ。そしたら、ジョイマンが「お客さんは選びましょう」って言う。「そんな…」って思いましたけど、売上を上げることしか考えていませんでしたから、やりましたよ。怖かったけどね。 ― 顧客名簿は、どうやって作成したんですか? 日々、来るお客さんの中から、お金をつかってくれるひとに声をかけたんです。「お得な情報をお送りしますから、登録してもらえないですか?」って。上客だけの顧客名簿を作ったんです。でも、ここまで効果が出るとは思いませんでした。 でもね、このDM。周りからは、評判悪いんだよねぇ。 ― DMの評判が悪い?でも、売上も上がり、予約で満席なのに? 「オメーの字、読めねぇよ」言われたりね。でも、「読めない」って言うってことは、読んでるってこと。届いたDMに、いちおうは目を通してくれている。 同業者にも、散々の言われようですよ。「何やってんだ、こんな汚い字で」「こんなんでお客さん、来るのかよ」ってね。 ― DMでお客さんを呼べるってわかったら、同業者もマネするのでは? それが不思議なことに、マネしないんですよね。「面倒くさいとか」「そんなヒマがない」とか言って。マネしたくないっていう、プライドなんでしょうか?ジョイマンを紹介してくれた社長でさえ、DMでやりませんからね。 ― お客さんが「増えて」、売上が「上がった」。その結果、何が変わりましたか?
― 息子さんに伺います。新橋の有名焼き鳥屋さんでお仕事されていました。しかし、昨年2014年の秋に、八戸に戻って来られた。それはどうしてですか? 息子) もともと、将来的には帰ってくるつもりでしたよ。地元であるここ、八戸が好きですから。
新橋とくらべ、客層はだいぶちがいますけど。八戸のほうが、お客さんもフレンドリーですし、狭い地元ですから話も通じる。たのしいですよね。周りの友だちも、一時は東京に出ていますが、結婚を機に地元に戻ってくるヤツも多い。生活するうえでは、地元が安心です。 佐藤さん) 本人は言いませんでしたが、おれのほうから「帰って来い!」って言ったんです。 それまで母ちゃんと2人で、月商130万円くらいならお店も回せます。けれど、ジョイマンの教えをそのままに、DMやPOPなど、いろんなことに取り組んで行ったら、8月の月商が200万円を超えた。もう、夫婦2人じゃムリってことで、「帰って来い!」と。翌9月には帰って来てくれました。
― 「増益繁盛クラブ ゴールド会員」は、佐藤さんにとって、どんな場所ですか? ジョイマンはどう思っているかわかりませんが、私は「お金をかけずに利益を出そう」「その方法をみんなでシェアしよう」という会だと思っています。 私自身、実践して結果が出たものは会のみんなには知ってほしい。24席しかない、こんな田舎の居酒屋でも、月商200万円くらいは儲かるんだよ、というのは伝えたいですね。もちろん、増益繁盛クラブにはもっと儲かっているひともいるとは思うんですけど、こんな田舎で200万売るとなったら、それは大変なことなんですよ。 ― 「増益繁盛クラブ ゴールド会員」は、どんな方に向いていると思いますか? 月1万円くらいで、これだけの情報が入ってくるなら安いと思いますよ。ぜひ、仲間になってほしいですね。そして、情報をシェアして欲しい。成功したヤツは、その体験を教えたほうが、絶対にいい。自分のためになるし、仲間のためにもなる。みんなで「こんなこと、やったらうまくいったよ」っていうのをシェアできたら、素晴らしいと思いませんか。どんどん良くなる。面白い会になるんじゃないかな。
― 今後の夢は?
朝早くお店に来て、すこし仕込みをする。 クルマで20分。鶏小屋に行き、世話をする。卵の販売や地方発送をする。 弓道の稽古に行って夕方帰ってくる。 お店を開けて、お客さんとしゃべって閉店。 残ったつまみを肴に、家でゴロンとなって一杯やる。 そんな、ふつうの毎日がいいですね。 ― 2号店など、他店舗展開は? いいえ、考えていませんね。 これまで散々失敗してきているのもあるけど、それ以上に時代が変わってきてる。 少子高齢化社会になる。人口も減る。そうしたら、こんな八戸の田舎じゃ、パイの取り合いになる。 それなら、このお店を確実にしていきたい。この中でイスを増やして席を増やす。単価を上げる。地方発送などに取り組んで売上を上げる工夫をしますね。そして、まだ手を付けられてない、メニューブックの改善をします。 このお店で、家族全員で、足元をみて、着実にやったいきたいな、と思います。
→佐藤さんも参加している増益繁盛クラブゴールドの詳細はこちら ※ 取材日時 2015年6月 ※ 取材制作:石岡幸 |