10月に入ると、街の空気がすこし変わりますね。夏の繁忙期が落ち着いて、「来年の集客どうしよう」と棚卸しを始めるオーナーさんが増える季節です。
そんなタイミングで私がよく受ける相談がこれです。
「ホットペッパーの掲載料、また値上がりしました。クーポン目当てのお客さんばかりで、リピートにもつながらない。やめたいんですけど、やめたら客足が落ちそうで怖くて…」
この「やめたいけどやめられない」状態、実は出口がはっきりあります。ただ、やめる前に仕込みが必要です。そしてその仕込みの中で、多くの店舗オーナーが見落としているのが、Googleビジネスプロフィール(GBP)の「商品」欄です。
今日はチェックリスト形式で、あなたの店の商品欄がどこまで使えているかを確認しながら、ポータル依存から自前集客へ切り替える具体的な道筋をお伝えします。
📋 この記事でわかること
- Googleビジネスプロフィールの「商品」欄が集客に効く理由と、よくある設定ミス
- ポータル依存から抜け出すための「3本柱」と6ヶ月の助走期間の中身
- 眼科・葬儀社でも効果が出た、商品欄×MEO対策の実例
- 今日からできるチェック項目と優先順位の付け方
こんな方におすすめ
- ✅ ホットペッパー・食べログの掲載料が毎年上がり、利益が残らなくなってきた方
- ✅ Googleビジネスプロフィールは登録しているが、商品欄に何も入れていない方
- ✅ クーポン目当ての一見客ばかりで、リピーターが育たないと感じているオーナー
- ✅ ポータルをやめたいが、やめた後の集客が不安で踏み出せない方
- ✅ 「商品」欄と「投稿」欄の使い分けがよくわからない方

「商品」欄が空白の店は、Googleに「何を売っているか分からない店」と判定される
Googleビジネスプロフィール(GBP)には、投稿・口コミ・写真・営業時間など複数の項目がありますが、「商品(商品カタログ)」欄は特に放置されがちな場所です。
Googleのアルゴリズムは、検索ユーザーが「エリア+業種+サービス名」で検索したとき、その検索意図にマッチする情報をGBP内から拾いにきます。商品欄にメニューや施術名・価格が入っていれば、「この店には○○がある」と認識されやすくなる。逆に空白のままなら、Googleには「何を提供しているか不明な店」として扱われます。
ポータルサイトで「メニュー一覧」を細かく入力しているオーナーほど、GBPの商品欄が空というケースが目立ちます。労力をポータルに集中させてきた結果、自前の資産が育っていないわけです。
ちなみに、GBPの「投稿」欄と「商品」欄の使い分けについては別記事で詳しく解説していますが、簡単に言うと「投稿」は時期限定の情報、「商品」は常時見せたいラインナップに使うイメージです。両方を連携させると効果が高まります。
「商品欄は空白、口コミ返信も後回し、でも何から手をつければいいか分からない」という状態が続いているなら、まず自店の集客の現在地を整理することが先決です。繁盛店ポータルに無料登録すると、ハワードジョイマンのノウハウを搭載したAIに業種・状況を伝えながら何度でも相談でき、販促改善の教科書も無料でダウンロードできます。メールアドレスだけで登録でき、数分で完了します。
商品欄チェックリスト|あなたの店は何点ですか?
以下の項目を確認してください。GBPの管理画面を開きながら読むと、より実感が湧きます。
チェックポイント①:商品(サービス)が1件以上登録されているか
まず、商品欄そのものが空白になっていないかを確認します。管理画面の「商品を編集」から確認できます。登録ゼロの店舗は、Googleに対して「何の店か」を伝えるチャンスを丸ごと失っています。
✅ ポイント:まず主力サービスを1〜3件だけ登録することから始める。完璧を目指さず「登録している状態」にすることが最優先。
チェックポイント②:商品名に「エリア+サービス名」が入っているか
「カット」ではなく「静岡市 カット&カラー」のように、地名を含めた検索ワードを意識した名称にすると、ローカルSEO(地域検索最適化)に効きやすくなります。
✅ ポイント:お客さんがGoogleに打ち込む言葉を想像して商品名をつける。「うちの専門用語」ではなく「お客さんの言葉」で書くこと。
チェックポイント③:各商品に説明文(100文字以上)が入っているか
商品説明欄は、Googleが「この店の専門性」を読み取る場所です。施術の特徴・対象となる悩み・所要時間などを具体的に書くほど、検索意図との一致度が上がります。Googleマップの説明文が集客の9割を決めると言われる理由は、この「情報の密度」にあります。
✅ ポイント:「何ができるか」だけでなく「どんな悩みを持つ人に向いているか」を説明文に入れると、検索意図との一致度が上がる。
チェックポイント④:商品に写真が設定されているか
写真なしの商品欄は、メニューに写真がない飲食店のメニュー表と同じです。視覚情報がないと、ユーザーはクリックをためらいます。写真の入れ替え前後でGoogleマップの第一印象がどう変わるか、実例ベースで確認してみると変化の大きさに驚くはずです。
✅ ポイント:スマートフォンで撮った自然な写真でも構わない。まず「1枚入っている状態」にすることが優先。
チェックポイント⑤:価格またはリンク(予約・詳細ページ)が設定されているか
価格を明示することで、「来てみたら思ったより高かった」というミスマッチを防ぎ、来店後の満足度が上がります。またリンクを設定することで、GBPからサイトへの流入経路も生まれます。
✅ ポイント:「応相談」と書くより、「○○円〜」の形で下限価格を示す方が、問い合わせ前の心理的ハードルが下がる。
✓ ここまでのポイント
- 商品欄が空白のままでは、Googleに「何の店か分からない」と判定されるリスクがある
- 商品名・説明文・写真・価格の4点セットが揃って初めて、検索意図との一致度が上がる
- 完璧より「まず登録している状態」を作ることが最初のゴール
口コミ返信・投稿・商品欄の更新を「続ける仕組み」がないまま取り組んでも、2〜3週間で止まってしまうのがよくある失敗です。繁盛店MEOナビを使うと、届いたクチコミへのAI下書き返信・投稿の予約・商圏の順位計測が一つの画面で完結するため、「作業が後回しになる」状態を構造ごと変えられます。月額9,800円で、いつでも解約できます。
ポータル依存からの脱出|商品欄はあくまで「第1の柱」の一部
商品欄の整備は、自前集客の土台となるGBP最適化(MEO対策)の一パーツです。ここで強調したいのは、「商品欄だけ整えればポータルをやめられる」という話ではないということ。
ポータルをやめて集客が落ちるのが怖い、という状態の根本原因は、自前集客の柱が育っていないことです。ポータルを止める前に、次の3本柱を同時並行で立ち上げる必要があります。
ポータル卒業 STEP 1
GBP(Googleビジネスプロフィール)のMEO最適化
商品欄・写真・説明文・口コミ返信・投稿を継続的に整備します。「エリア+業種」の検索で上位に出続ける状態を作ることが目標です。上位表示の仕組みはシンプルで、ライバルに対して相対的に勝てば、Googleマップ上の順位が上がります。つまり、競合が動いていない部分を着実に埋めていくことが戦略の核心です。
⚠️ よくある失敗:口コミ返信や投稿をやり始めたが、2〜3週間で途切れてしまう。継続できないのは「仕組みがない」からで、ツールや運用ルールを整えることが先決です。
ポータル卒業 STEP 2
Instagram連携によるサイテーション拡張
サイテーション(citation)とは、Web上に店舗名・住所・電話番号が一致した形で記載されている件数のことです。InstagramにGBPと同じ情報を掲載し、投稿にエリア名と業種名を自然に含めていくことで、Googleが「この店は確かにこの地域に実在する」と判断しやすくなります。
⚠️ よくある失敗:Instagram投稿をフォロワー獲得目的で考えてしまい、エリア名や業種名を含めないコンテンツばかりになる。MEO目的の投稿と、ファン向けの投稿を意識的に使い分けること。
ポータル卒業 STEP 3
LINE公式・ニュースレターでのリピート設計
一見客をリピーターに転換する仕組みがないまま新規集客を増やしても、「ザルに水を注ぐ」状態が続きます。来店した方をLINE公式アカウントに誘導し、定期的に情報を届けることで、クーポン不要の再来店を設計します。ここが整うと、「クーポン目当ての一見客ばかり」という悩みが根本から変わります。
⚠️ よくある失敗:LINEを登録してもらっても、配信するコンテンツがなく放置してしまう。月2回の配信テーマを先に決めておくだけで、継続率が大きく変わる。
「ポータルをやめるのは『卒業』であって『逃げ』ではありません。ただし卒業には最低6ヶ月の助走が必要です。3本柱が立ち上がっていない状態で解約すると、確実に売上が落ちます。準備が整ってからやめればいい。順番を間違えなければ、怖くない。」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・MEO集客大全)
眼科・葬儀社でも効果が出た|「自前集客」への切り替え実例
「飲食店や美容室ならわかるけど、うちの業種でGBPって効くの?」という声をよく受けます。そこで、異業種の実例をお伝えします。
眼科クリニックのケースでは、GBP最適化を開始してから9ヶ月で、コンタクトレンズの販売数が2倍に、問い合わせ件数は+1,875%という結果が出ています。眼科は「近くにあるから行く」という来院動機が強い業種で、まさにローカル検索の勝負どころです。商品欄に「コンタクトレンズ処方」「視力検査」などを丁寧に整備したことで、「近所 コンタクト 眼科」のような検索で上位に出やすくなりました。
葬儀社のケースも印象的です。10ヶ月で売上+297%、問い合わせ+300%という数字が出ています。葬儀社はポータルサイトに頼りにくい業種の代表格ですが、だからこそGBP上に「家族葬プラン」「直葬」「一日葬」といった商品欄を整備し、地域名と組み合わせた検索で見つけてもらう戦略が効いています。「急いで情報を探す人が使う検索」に答えられる状態を作ることが、この業種では特に重要です。
「ホットペッパーをやめて、最初の3ヶ月は不安でした。でも6ヶ月後には問い合わせがポータル時代より増えていて、しかもリピーターが育っていた。利益率が全然違います。」
整骨院オーナー(40代・男性)※6ヶ月支援/問い合わせ+960%
今日から動けるアクションプラン|優先順位の決め方
チェックリストを見て「全部できていない…」となっても焦らないでください。ポイントは3つあります。
まず、①商品欄に主力サービスを1件だけ登録する。説明文は後でいい。まず「空白でない状態」を作ることが優先です。
次に、②口コミへの返信を24時間以内にする運用ルールを決める。返信の文面をゼロから考えていると時間がかかるので、AIを活用した下書き生成の仕組みを取り入れると現実的に継続できます。
そして、③投稿を週1回のペースで続ける。写真1枚+2〜3行のテキストで十分です。継続こそがGoogleからの評価を積み上げる唯一の方法です。
この3点が回り始めたら、次はInstagramとLINEの連携に進む。この順番で動くことで、ポータル解約後も集客が途切れない状態を6ヶ月かけて作れます。
また、Googleマップとポータルサイトの役割の違いを整理しておくと、どちらに何を期待すべきかの判断がしやすくなります。自前集客への切り替えを考えているなら、一度読んでみる価値のある記事です。
まとめ|商品欄は「自前集客の名刺」。ポータルに頼らない集客の起点にする
Googleビジネスプロフィールの「商品」欄は、Googleに「この店が何を提供しているか」を伝える直接のチャネルです。ポータルサイトの掲載料を払い続ける前に、まず自前の資産を整備する。その第一歩が、今日のチェックリストです。
ポータル依存から抜け出す道は、「GBP最適化」「Instagram連携」「LINE設計」の3本柱を同時に立ち上げ、6ヶ月の助走期間をかけて切り替えていくことです。急いでやめる必要はない。でも、準備を先送りするほど、毎月ポータルに払う掲載料が利益を削り続けます。
眼科で問い合わせ+1,875%、葬儀社で売上+297%。どちらも「うちには関係ない」と思われがちな業種です。でも実際に自前集客の仕組みを作った結果、ポータルでは届かなかった層のお客さんが来るようになっています。
今日チェックリストを確認して、商品欄に1件だけ登録してみてください。それがポータル卒業への最初の一歩です。
ポータル依存から抜け出す3本柱の全体像は見えてきたはずです。でも「自分の業種・商圏でどこから手をつけるか」は、個別に整理しないと動き出せません。繁盛店ポータルに無料登録すると、AIとの対話を通じて自店のビジョン・ターゲット・優先施策を5ステップで整理でき、他店の相談事例と回答も検索して読めます。無料、メールアドレスだけで今すぐ始められます。