MEO対策で使える無料ツール15選【2024年版】
はじめに
「MEO対策を始めたいけど、予算がない…」
「有料ツールは高すぎて手が出せない…」
「まずは無料でできることから始めたい…」
実は、無料ツールだけでも、十分に効果的なMEO対策ができます。
本記事では、実際にMEO対策の現場で使われている、
完全無料で使える15のツールを厳選して紹介します。
それぞれのツールの特徴、使い方、活用シーン、
そして実践的なTipsまで、徹底的に解説します。
これらのツールを使いこなせば、月額数万円の有料ツールに頼らなくても、
Googleマップでの上位表示、口コミ管理、
競合分析、効果測定まで、全て実現できます。
予算ゼロから始めるMEO対策、今日から実践しましょう。
【カテゴリ別】無料ツール15選
📊 A. 分析・調査ツール(5つ)
1. Googleビジネスプロフィール インサイト
【概要】
Googleが公式に提供する、GBPのパフォーマンス分析ツール
完全無料、最も重要なツール
【主な機能】
◆ 検索のパフォーマンス
・表示回数(検索、マップ)
・クリック数(ウェブサイト、ルート検索、電話)
・検索に使用されたキーワード
・写真の閲覧数
◆ ユーザーの行動
・ウェブサイトへのアクセス
・ルート検索のリクエスト
・電話の着信
・メッセージ
◆ 写真の統計
・自社の写真閲覧数
・競合との比較
・どの写真が人気か
◆ 口コミの統計
・口コミ数の推移
・平均評価の推移
・返信率
【使い方】
1. Googleビジネスプロフィールにログイン
2. 「インサイト」をクリック
3. 期間を選択(7日、30日、3ヶ月)
4. データを確認・分析
【活用シーン】
✅ 週次でパフォーマンスをチェック
「先週より表示回数が増えた?減った?」
✅ 施策の効果測定
「投稿を増やしたら、表示回数が増えた」
「写真を追加したら、ウェブサイトクリックが増えた」
✅ 検索キーワードの把握
「どんなキーワードで検索されているか」
→ コンテンツ戦略に活用
✅ 競合比較
「自社の写真閲覧数は、競合の〇%」
→ 改善の指標に
【実践Tips】
💡 毎週月曜日にチェックする習慣を
PDCAサイクルを回すために、定期的な確認が必須
💡 表示回数が減ったら即座に対応
・投稿頻度を上げる
・写真を追加する
・口コミ返信を徹底する
💡 検索キーワードから顧客ニーズを読み解く
「〇〇駅 ランチ」が多い
→ ランチメニューの情報を充実させる
💡 エクスポート機能でExcelに
データをダウンロードして、長期的な推移を分析
【注意点】
・データは3ヶ月間のみ保存
→ 定期的にエクスポートして保管
・リアルタイムではない(数日の遅延あり)
2. Google検索(シークレットモード)
【概要】
最もシンプルだが強力な競合調査ツール
完全無料、今すぐ使える
【主な機能】
◆ 検索順位の確認
自店舗が何位に表示されるか
◆ 競合の把握
同じキーワードで上位表示される競合
◆ 表示形式の確認
どのように表示されるか(写真、評価、営業時間等)
【使い方】
1. ブラウザのシークレットモード(プライベートブラウジング)を開く
2. Googleで検索
例:「渋谷 ラーメン」「銀座 美容室」
3. 表示結果を確認・記録
【なぜシークレットモードか】
通常モードでは:
・過去の検索履歴
・位置情報
・ログインアカウント
これらの影響を受けて、パーソナライズされた結果が表示される
シークレットモードでは:
・パーソナライズの影響を最小化
・より客観的な検索結果
・一般ユーザーが見る結果に近い
【活用シーン】
✅ 自店舗の検索順位チェック(週1回)
「渋谷 ラーメン」で何位?
変化を記録
✅ 競合調査
上位3店舗の特徴:
・口コミ数は?
・評価は?
・写真は何枚?
・投稿頻度は?
✅ 検索キーワードの発見
「渋谷 ラーメン」以外に
「渋谷駅 ラーメン」
「渋谷 ラーメン 深夜」
様々なキーワードで検索、順位を確認
✅ Googleマップでの表示確認
検索結果からGoogleマップに切り替え
地図上での表示位置を確認
【実践Tips】
💡 複数のキーワードで確認
「渋谷 ラーメン」だけでなく
「渋谷駅 ラーメン」
「渋谷 ラーメン 深夜」
「渋谷 とんこつラーメン」
など、複数パターンで
💡 スマホでも確認
PC検索とスマホ検索で結果が異なる場合あり
→ 両方でチェック
💡 位置情報を変えて確認
シークレットモードでも位置情報は影響する
→ VPNやスマホの位置情報設定で、他の場所からの検索結果を確認
💡 定期的に記録
Excelやスプレッドシートに記録
日付、キーワード、順位、上位3店舗
→ 推移を分析
【注意点】
・完全に客観的な結果ではない(位置情報等の影響あり)
・検索結果は刻々と変わる
・1日の中でも変動する場合あり
3. Google Trends(トレンド分析)
【概要】
Googleが提供する、検索トレンド分析ツール
キーワードの人気度、季節変動、地域差などを分析
公式URL:https://trends.google.co.jp/
【主な機能】
◆ 検索ボリュームの推移
キーワードがいつ検索されているか
◆ 地域別の人気度
どの地域で検索されているか
◆ 関連キーワード
関連する検索ワード
◆ 比較機能
複数キーワードの比較
【使い方】
1. Google Trendsにアクセス
2. 検索ボックスにキーワードを入力
例:「ラーメン」「美容室」
3. 期間、地域、カテゴリを設定
4. データを確認・分析
【活用シーン】
✅ 季節変動の把握
例:「アイスクリーム」
→ 夏にピーク、冬に低下
→ 夏に向けて投稿強化
例:「鍋」
→ 冬にピーク
→ 冬季限定メニューの訴求タイミング
✅ 地域別の需要把握
例:「焼肉」
東京、大阪、福岡で検索ボリューム比較
→ 自店舗の地域での需要を確認
✅ 競合キーワードの比較
「居酒屋」vs「焼き鳥」vs「串焼き」
どのキーワードが人気か
→ 自店舗の訴求キーワードを決定
✅ 新規事業・メニューの検討
「タピオカ」「マリトッツォ」等のトレンド
→ ブームを見極める
【実践Tips】
💡 自店舗の業種キーワードで検索
「ラーメン」「美容室」「整体」等
→ 季節変動を把握
→ 繁忙期・閑散期を予測
💡 「地域名+業種」で検索
「渋谷 ラーメン」
→ その地域での検索トレンド
💡 関連キーワードを発掘
「ラーメン」で検索
→ 関連キーワード:「二郎系」「家系」「とんこつ」
→ 自店舗の特徴に合うキーワードを発見
💡 競合店名で検索
大手チェーン店の店名
→ トレンドを把握
→ 自店舗の戦略に活かす
💡 年単位の長期トレンドを見る
過去5年間のデータ
→ 長期的なトレンド把握
【注意点】
・絶対的な検索数ではなく、相対的な人気度
・検索ボリュームが少ないキーワードはデータが出ない
・リアルタイムではない(数日の遅延)
4. Googleキーワードプランナー(無料版)
【概要】
Google広告の機能だが、無料で使える
キーワードの検索ボリューム、競合性を調査
公式URL:https://ads.google.com/
【主な機能】
◆ 検索ボリュームの確認
月間平均検索数(おおよそ)
◆ 競合性の確認
競合の強さ(低・中・高)
◆ 関連キーワードの発見
自分では思いつかないキーワード
◆ キーワードの提案
入力したキーワードに関連するキーワード
【使い方】
1. Google広告アカウントを作成(無料)
2. 「ツールと設定」→「キーワードプランナー」
3. 「新しいキーワードを見つける」
4. キーワードを入力
例:「渋谷 ラーメン」
5. 結果を確認
【無料版の制限】
広告を出稿していない場合:
・検索ボリュームが大まかな範囲で表示
例:「1,000-1万」「1万-10万」
・正確な数値は表示されない
有料版(広告出稿中):
・正確な検索ボリューム
例:「3,200」
→ 無料版でも、おおよその規模感は把握可能
【活用シーン】
✅ ターゲットキーワードの選定
「渋谷 ラーメン」:1万-10万
「渋谷駅 ラーメン」:1,000-1万
「渋谷 二郎系ラーメン」:100-1,000
→ 検索ボリュームと競合性のバランスで選定
✅ 隠れたニーズの発掘
「渋谷 ラーメン」で検索
関連キーワード:
・「渋谷 ラーメン 深夜」
・「渋谷 ラーメン 女性」
・「渋谷 ラーメン あっさり」
→ 自店舗で対応できるニーズを発見
✅ 競合性の確認
競合性「高」:大手チェーン店が多い
競合性「低」:ニッチなキーワード
→ 競合が少ないキーワードを狙う
✅ 地域別の需要把握
「世田谷区 小児科」
「杉並区 小児科」
検索ボリュームを比較
→ 出店エリアの検討材料
【実践Tips】
💡 複数のキーワードを一括で調査
キーワードを10個入力
→ 一括で検索ボリューム確認
💡 「地域名」を必ず含める
「ラーメン」だけでなく
「渋谷 ラーメン」
→ ローカル検索のボリューム
💡 競合性「低」のキーワードを狙う
競合が少ない=上位表示しやすい
→ GBPの説明文、投稿に含める
💡 季節キーワードも調査
「クリスマス ケーキ」
「バレンタイン チョコ」
→ 季節商品のタイミング把握
💡 結果をExportしてスプレッドシートで管理
CSV形式でダウンロード可能
【注意点】
・無料版は検索ボリュームが大まか
・Google広告アカウントの作成が必要(無料)
・広告を出稿しないと詳細データは見られない
5. Similar Web(無料版)
【概要】
ウェブサイトのアクセス解析ツール
競合サイトのトラフィック、流入元を調査
公式URL:https://www.similarweb.com/ja/
【主な機能】
◆ アクセス数の推定
月間訪問者数(おおよそ)
◆ 流入元の分析
検索エンジン、SNS、直接アクセス等の割合
◆ 人気ページの確認
どのページが人気か
◆ 検索キーワードの確認
どんなキーワードで流入しているか
【無料版の制限】
・直近3ヶ月のデータのみ
・データが大まか
・一部機能は有料
→ 無料版でも、競合分析には十分
【使い方】
1. Similar Webにアクセス
2. 競合店のウェブサイトURLを入力
3. データを確認・分析
【活用シーン】
✅ 競合のウェブ戦略を分析
競合A:
・月間訪問者:5,000人
・流入元:検索70%、SNS20%、直接10%
→ SEOに強い
競合B:
・月間訪問者:3,000人
・流入元:検索30%、SNS60%、直接10%
→ SNSマーケティングに強い
→ 自社の戦略を決定
✅ 流入キーワードの発見
競合が獲得しているキーワード
→ 自社でも狙うべきキーワード
✅ SNS戦略の参考
SNSからの流入が多い競合
→ どのSNSか?Instagram?Facebook?
→ 自社のSNS戦略に活かす
✅ 季節変動の把握
競合のアクセス推移
→ 繁忙期・閑散期を把握
【実践Tips】
💡 主要競合3-5社を定期チェック
月1回、競合のデータを確認
→ Excelで推移を記録
💡 自社サイトも確認
自社のトラフィック推移
→ 施策の効果測定
💡 流入元の偏りに注目
検索100%:SEOのみに依存(リスク)
SNS100%:検索流入なし(機会損失)
→ バランスの取れた流入元を目指す
💡 人気ページから学ぶ
競合の人気ページ
→ どんなコンテンツが求められているか
→ 自社でも作成
【注意点】
・無料版はデータが制限される
・小規模サイトはデータが出ない場合あり
・推定値なので、正確ではない
📝 B. コンテンツ作成ツール(4つ)
6. Canva(無料版)
【概要】
デザインツール(オンライン)
GBP投稿の画像、Instagram投稿、チラシ等を作成
公式URL:https://www.canva.com/ja_jp/
【主な機能】
◆ テンプレート
・SNS投稿
・ストーリーズ
・チラシ
・ロゴ
・メニュー
数十万点のテンプレート(無料版でも十分)
◆ 画像編集
・トリミング
・フィルター
・明るさ調整
・テキスト追加
◆ 素材
・写真(無料)
・イラスト
・アイコン
・フォント
【無料版の制限】
・一部のテンプレート・素材は有料(Proマーク)
・保存容量:5GB
・チーム機能制限
→ 無料版でも、十分に使える
【使い方】
1. Canvaに無料登録
2. 「デザインを作成」
3. 用途を選択(Instagram投稿、ストーリーズ等)
4. テンプレートを選択
5. テキスト・画像を編集
6. ダウンロード(PNG、JPG)
【活用シーン】
✅ GBP投稿の画像作成
例:キャンペーン告知
テンプレート「セール」を選択
→ 店名、キャンペーン内容を入力
→ 保存してGBPに投稿
✅ Instagram投稿の作成
例:メニュー紹介
テンプレート「フードメニュー」を選択
→ 料理写真を挿入
→ メニュー名、価格を入力
→ 保存してInstagramに投稿
✅ ストーリーズの作成
例:営業時間変更のお知らせ
テンプレート「お知らせ」を選択
→ テキストを入力
→ 保存してInstagramストーリーズに投稿
✅ チラシの作成
例:完成見学会の案内
テンプレート「イベントチラシ」を選択
→ 日時、場所、内容を入力
→ 保存して印刷、配布
【実践Tips】
💡 ブランドカラーを設定
自店舗のカラー(ロゴの色等)を登録
→ 統一感のあるデザイン
💡 よく使う要素を保存
店名、ロゴ、電話番号等
→ 毎回入力する手間を省く
💡 サイズを統一
Instagram投稿:1,080×1,080px(正方形)
ストーリーズ:1,080×1,920px(縦長)
GBP投稿:1,200×900px推奨
💡 テンプレートをカスタマイズして保存
よく使うレイアウトをテンプレート化
→ 次回から簡単に作成
💡 画像は高解像度で保存
ダウンロード時、PNG形式で保存
→ 高画質を維持
【注意点】
・有料素材(Proマーク)を使うと、保存時にエラー
→ 無料素材のみを使用
・商用利用は可能(無料版でも)
7. Googleフォーム
【概要】
アンケート・フォーム作成ツール
顧客アンケート、予約フォーム、口コミ依頼等に活用
公式URL:https://www.google.com/forms/
【主な機能】
◆ フォーム作成
・質問の追加
・質問形式(選択式、記述式、評価等)
・デザインのカスタマイズ
◆ 回答の収集
・自動集計
・Googleスプレッドシートに保存
・リアルタイム集計
◆ 共有
・URLで共有
・QRコード化
・メール送信
【使い方】
1. Googleドライブにアクセス
2. 「新規」→「Googleフォーム」
3. タイトル、質問を入力
4. 質問形式を選択
5. 「送信」→ URLを共有
【活用シーン】
✅ 来店後アンケート
例:
━━━━━━━━━━━━━━━
【ご来店ありがとうございました】
1. 本日のサービスはいかがでしたか?
□大変満足 □満足 □普通 □不満 □大変不満
2. 特に良かった点を教えてください
[自由記述]
3. 改善してほしい点があれば教えてください
[自由記述]
4. また来店したいと思いますか?
□はい □いいえ
5. よろしければ、Googleマップで口コミをお願いします
[口コミ投稿リンク]
━━━━━━━━━━━━━━━
会計時にQRコードを提示
→ その場で回答してもらう
✅ 予約フォーム
例:
━━━━━━━━━━━━━━━
【ご予約フォーム】
1. お名前 [必須]
2. 電話番号 [必須]
3. メールアドレス
4. 希望日時(第1希望) [必須]
5. 希望日時(第2希望)
6. 人数
7. ご要望・アレルギー等
━━━━━━━━━━━━━━━
GBPの「予約」リンクに設定
→ 24時間予約受付
✅ イベント参加申し込み
例:完成見学会、セミナー、体験会
参加者情報を収集
✅ 口コミ依頼
例:
━━━━━━━━━━━━━━━
【口コミ投稿のお願い】
ご満足いただけましたら、
Googleマップでの口コミ投稿を
お願いできませんでしょうか。
[口コミ投稿リンク]
ご協力いただいた方には、
次回使える〇〇をプレゼント🎁
スクリーンショットを
こちらにアップロードしてください
[ファイルアップロード]
━━━━━━━━━━━━━━━
【実践Tips】
💡 質問は10問以内に
長すぎると回答率が下がる
→ 必須項目を絞る
💡 選択式を活用
記述式より選択式の方が回答しやすい
→ 回答率UP
💡 「必須」は最小限に
必須項目が多いと離脱率UP
→ 本当に必要な項目のみ必須に
💡 お礼メッセージを設定
回答後の表示メッセージ
「ご協力ありがとうございました」
💡 自動返信メールを設定
回答者にメールを自動送信
→ お礼、次のステップを案内
💡 QRコード化
フォームのURLをQRコード化
→ 店頭、チラシに掲載
【注意点】
・スパム対策(Captcha)を有効に
・個人情報の取り扱いに注意
・プライバシーポリシーを明記
8. Googleドキュメント / スプレッドシート
【概要】
文書作成・表計算ツール(オンライン)
投稿文の下書き、データ管理、スケジュール管理に活用
公式URL:https://docs.google.com/
【主な機能】
◆ Googleドキュメント(文書作成)
・投稿文の下書き
・ブログ記事の作成
・チラシの文案作成
◆ Googleスプレッドシート(表計算)
・データ管理
・集計・分析
・グラフ作成
◆ 共有・共同編集
・リンクで共有
・複数人で同時編集
・コメント機能
【使い方】
1. Googleドライブにアクセス
2. 「新規」→「Googleドキュメント」または「Googleスプレッドシート」
3. 編集
4. 自動保存
【活用シーン】
✅ 投稿文の下書き・ストック(ドキュメント)
例:
━━━━━━━━━━━━━━━
【投稿ストック】
◆ 月曜日:新メニュー紹介
「新メニュー登場🍜
〇〇ラーメン、始めました…」
◆ 水曜日:お客様の声
「お客様の声をご紹介💬
『美味しかった!また来ます』…」
◆ 金曜日:週末のお知らせ
「今週末も営業中🌟
お待ちしております…」
━━━━━━━━━━━━━━━
曜日ごとに投稿文を準備
→ コピペで投稿
✅ 投稿スケジュール管理(スプレッドシート)
例:
| 日付 | 曜日 | 内容 | 担当 | ステータス |
|------|------|------|------|-----------|
| 1/8 | 月 | 新メニュー | 田中 | 投稿済み |
| 1/10 | 水 | お客様の声 | 佐藤 | 下書き中 |
| 1/12 | 金 | 週末告知 | 田中 | 未着手 |
週次・月次で投稿計画を立てる
✅ 口コミ管理(スプレッドシート)
例:
| 日付 | 投稿者 | 評価 | 内容要約 | 返信 | ステータス |
|------|--------|------|----------|------|-----------|
| 1/5 | A様 | ★5 | 美味しかった | 済 | 完了 |
| 1/7 | B様 | ★4 | 接客良い | 未 | 要返信 |
| 1/8 | C様 | ★3 | 待ち時間長い | 未 | 至急返信 |
口コミを一覧管理
→ 返信漏れを防ぐ
✅ GBPインサイトデータの記録(スプレッドシート)
例:
| 週 | 表示回数 | クリック数 | 電話 | ルート検索 | 口コミ数 |
|----|----------|-----------|------|-----------|---------|
| 1/1-7 | 1,200 | 85 | 12 | 28 | 42 |
| 1/8-14 | 1,450 | 102 | 15 | 35 | 45 |
週次でデータを記録
→ 推移をグラフ化
→ 施策の効果測定
✅ 競合分析データの記録(スプレッドシート)
例:
| 店舗名 | 口コミ数 | 評価 | 写真数 | 投稿頻度 | 特徴 |
|--------|---------|------|--------|---------|------|
| 競合A | 187 | 4.2★ | 320 | 週3回 | 写真多い |
| 競合B | 124 | 4.6★ | 180 | 週1回 | 評価高い |
| 自社 | 58 | 4.9★ | 95 | 週2回 | - |
定期的に更新
→ 自社のポジション把握
【実践Tips】
💡 テンプレートを活用
Googleが提供するテンプレート
→ カレンダー、タスク管理、在庫管理等
💡 共有して複数人で管理
スタッフ全員で共有
→ 投稿の分担、進捗管理
💡 スプレッドシートの関数を活用
SUM(合計)、AVERAGE(平均)、IF(条件分岐)等
→ 自動集計
💡 グラフで可視化
データからグラフを作成
→ 推移が一目瞭然
💡 スマホアプリで外出先からも編集
Google ドキュメント / スプレッドシート アプリ
→ いつでもどこでも
【注意点】
・共有設定に注意(誰でも編集可能にしない)
・定期的にバックアップ
・容量制限(Googleドライブ無料版15GB)
9. Pixabay / Unsplash(無料画像素材)
【概要】
商用利用可能な無料画像素材サイト
GBP投稿、Instagram投稿の画像に活用
Pixabay:https://pixabay.com/ja/
Unsplash:https://unsplash.com/
【主な機能】
◆ 高品質な写真
数百万点の写真
◆ カテゴリ検索
・ビジネス
・食べ物
・自然
・建築
・人物
等々
◆ フィルター
・縦横比
・色
・サイズ
【無料で使える範囲】
・商用利用:OK
・クレジット表記:不要(推奨)
・画像の加工:OK
・再配布:一部制限あり(詳細は利用規約確認)
【使い方】
1. サイトにアクセス
2. 検索ボックスにキーワードを入力
例:「レストラン」「コーヒー」「ビジネス」
3. 画像を選択
4. 「無料ダウンロード」
5. サイズを選択してダウンロード
【活用シーン】
✅ GBP投稿の画像
自社の写真が足りない時
例:
・「新年のご挨拶」→ 初日の出の写真
・「雨の日キャンペーン」→ 雨の写真
・「クリスマスメニュー」→ クリスマスの装飾
✅ Instagram投稿の背景
例:
・テキスト投稿の背景に
・ストーリーズの背景に
✅ ウェブサイトのヘッダー画像
自社サイトのビジュアル
✅ チラシ・メニューのデザイン
印刷物の背景、装飾
【実践Tips】
💡 日本語で検索すると結果が少ない
→ 英語で検索
「レストラン」→「restaurant」
「コーヒー」→「coffee」
💡 複数のサイトを使い分け
Pixabay:イラスト、アイコンも豊富
Unsplash:写真の質が高い
💡 お気に入り登録
良い写真を見つけたらブックマーク
→ 次回使いやすい
💡 ダウンロード前に利用規約確認
ほとんどは商用利用OKだが、念のため確認
💡 Canvaと組み合わせ
ダウンロードした画像をCanvaで加工
→ テキスト追加、フィルター適用
【注意点】
・人物写真は肖像権に注意
・ブランドロゴが写っている写真は避ける
・そのまま使うのではなく、加工して使う(差別化)
💬 C. 口コミ管理ツール(3つ)
10. Googleアラート
【概要】
指定したキーワードでWeb上の新しい情報を監視
自社の口コミ、ブランド名の言及を自動通知
公式URL:https://www.google.co.jp/alerts
【主な機能】
◆ キーワード監視
指定したキーワードを含む新しいWebページをメールで通知
◆ 通知頻度の設定
・その都度
・1日1回
・週1回
◆ 言語・地域の設定
日本語、日本のみに限定可
【使い方】
1. Googleアラートにアクセス
2. キーワードを入力
例:自社の店舗名「〇〇レストラン」
3. 「アラートを作成」
4. 設定を調整(頻度、言語等)
5. メールで通知を受け取る
【活用シーン】
✅ 自社ブランド名の監視
設定キーワード:「〇〇レストラン」「〇〇工務店」
新しい言及:
・ブログでの紹介
・SNSでの投稿(公開アカウント)
・ニュース記事
・口コミサイトへの投稿
→ メールで通知
→ お礼のコメント、シェア
✅ 競合の動向監視
設定キーワード:競合店の名前
新しい情報:
・新メニュー
・キャンペーン
・メディア掲載
→ 競合の戦略を把握
→ 自社の戦略に活かす
✅ 業界トレンドの監視
設定キーワード:「渋谷 ラーメン」「銀座 エステ」
新しい情報:
・新店オープン
・トレンド記事
・業界ニュース
→ 市場動向を把握
✅ 自社のネガティブ情報の早期発見
ネガティブな口コミ、炎上の兆候
→ 早期に対応
【実践Tips】
💡 複数のキーワードを設定
・正式名称
・略称
・旧店名
等々
💡 「"」(ダブルクォーテーション)で完全一致
「"〇〇レストラン"」
→ 完全一致のみを通知
→ ノイズを減らす
💡 通知頻度は「1日1回」推奨
「その都度」だと通知が多すぎる
「週1回」だと対応が遅れる
💡 除外キーワードを設定
「〇〇レストラン -求人」
→ 求人情報を除外
💡 複数のメールアドレスで管理
重要なキーワードは担当者のメールに
一般的なキーワードは共有メールに
【注意点】
・全てのWeb情報を拾えるわけではない
・SNSの非公開投稿は通知されない
・Googleがインデックスしていないページは通知されない
11. レビュー管理用スプレッドシート(自作)
【概要】
Googleスプレッドシートで口コミを一元管理
返信状況、対応優先度を可視化
【主な機能】
◆ 口コミの一覧化
全ての口コミを1つのシートで管理
◆ ステータス管理
未返信、返信済み、要対応等
◆ フィルター・ソート
評価順、日付順で並べ替え
◆ リマインダー設定
返信期限を設定
【作り方】
1. Googleスプレッドシートを開く
2. 以下の列を作成:
| 列名 | 内容 |
|------|------|
| 日付 | 口コミ投稿日 |
| 投稿者名 | 匿名でもOK |
| 評価 | ★1-5 |
| 口コミ内容(要約) | 100文字程度に要約 |
| カテゴリ | 料理、接客、清潔さ等 |
| 返信ステータス | 未返信、返信済み、要対応 |
| 返信内容(案) | 返信文の下書き |
| 返信日 | 実際に返信した日 |
| 担当者 | 誰が返信するか |
| 優先度 | 高、中、低 |
| メモ | 特記事項 |
3. データ入力
新しい口コミを手動で追加(または自動化)
4. 条件付き書式を設定
例:
・★1-2の評価:赤色(緊急対応)
・未返信:黄色(要対応)
・返信済み:緑色(完了)
【活用シーン】
✅ 毎朝の口コミチェック
スプレッドシートを開く
→ 新しい口コミを追加
→ 未返信の口コミをチェック
→ 優先度順に返信
✅ 週次での振り返り
今週の口コミ:〇件
平均評価:★4.8
主な内容:料理の味、接客の良さ
改善点:待ち時間の長さ
→ 週次ミーティングで共有
→ 改善策を検討
✅ 口コミの分析
カテゴリ別の集計:
・料理:★4.9(評価高い)
・接客:★4.7(評価高い)
・清潔さ:★4.5(やや低い→改善必要)
→ 強み・弱みを可視化
✅ 返信文のストック
よくある口コミへの返信文を保存
→ 次回から流用
→ 返信時間の短縮
【実践Tips】
💡 毎日更新する習慣を
朝、スプレッドシートを開く
→ 新しい口コミを追加
→ 返信計画を立てる
💡 チームで共有
スタッフ全員に共有
→ 誰でも口コミ状況を把握
→ 分担して返信
💡 グラフで可視化
口コミ数の推移
評価の推移
→ グラフで表示
→ 改善効果を実感
💡 返信テンプレートを別シートで管理
例:
シート1:口コミ一覧
シート2:返信テンプレート集
テンプレート:
━━━━━━━━━━━━━━━
【★5評価】
「〇〇様、嬉しい口コミをありがとうございます!…」
【★4評価】
「〇〇様、ご来店ありがとうございました。…」
【★3以下】
「〇〇様、貴重なご意見をありがとうございます。…」
━━━━━━━━━━━━━━━
💡 優先度の基準を明確に
高:★1-2、長文のネガティブ評価
中:★3、短文のネガティブ評価
低:★4-5
→ 高優先度から対応
【注意点】
・手動入力なので漏れに注意
・GBPと二重管理になる(手間)
→ 自動化ツール(Zapier等)で効率化も検討
12. 返信文生成AI(ChatGPT無料版)
【概要】
AIチャットボットで口コミ返信文を自動生成
時間短縮、品質向上
公式URL:https://chat.openai.com/
【主な機能】
◆ 返信文の生成
口コミ内容を入力→返信文を提案
◆ トーンの調整
丁寧、カジュアル、ビジネス等
◆ 多言語対応
日本語、英語、中国語等
【無料版の制限】
・GPT-3.5モデル(やや古い)
・回数制限なし
・画像生成機能なし
有料版(ChatGPT Plus:月20ドル):
・GPT-4モデル(最新、より高品質)
・優先アクセス
・追加機能
→ 無料版でも十分に使える
【使い方】
1. ChatGPTにアクセス(無料登録)
2. プロンプト(指示)を入力
例:
━━━━━━━━━━━━━━━
以下の口コミに対する返信文を、
丁寧なトーンで150文字程度で作成してください。
【口コミ】
★5
「初めて来店しました。
ラーメンがとても美味しく、
スープも麺も最高でした。
また来ます!」
━━━━━━━━━━━━━━━
3. AIが返信文を生成
例:
━━━━━━━━━━━━━━━
「この度はご来店いただき、
誠にありがとうございました。
ラーメンを気に入っていただけて、
大変嬉しく思います。
スープと麺へのお褒めの言葉、
励みになります。
またのご来店を心よりお待ちしております。」
━━━━━━━━━━━━━━━
4. 必要に応じて修正
→ GBPに返信
【活用シーン】
✅ ★5評価への返信
口コミを入力
→ お礼の返信文を生成
→ 店舗名等を追加して投稿
✅ ★3以下への返信
ネガティブな口コミ
→ 謝罪と改善策の返信文を生成
→ 具体的な改善内容を追加して投稿
✅ 外国語の口コミへの返信
英語、中国語の口コミ
→ 日本語で返信文を作成
→ AIに翻訳依頼
→ 外国語で返信
✅ 複数の返信文候補を生成
「3パターン作成してください」
→ 複数案から選択
【実践Tips】
💡 プロンプトを工夫する
例:
「以下の口コミに対する返信文を、
・丁寧なトーンで
・150文字程度で
・お礼の気持ちを込めて
・また来店したくなるように
作成してください」
→ 詳細に指示すると、より良い結果
💡 店舗の情報を含める
例:
「当店は『〇〇ラーメン』という店名で、
とんこつラーメンが自慢です。
この情報を踏まえて返信文を作成してください」
💡 NGワードを指定
例:
「『申し訳ございません』を使わず、
前向きなトーンで作成してください」
💡 生成後、必ず確認・修正
AIの返信文をそのまま使わず、
・店舗名の追加
・具体的なエピソードの追加
・不自然な表現の修正
💡 プロンプトをテンプレート化
よく使うプロンプトを保存
→ 毎回同じ品質の返信文を生成
【注意点】
・AIが生成した文章をそのまま使わない(味気ない)
・必ず人間が確認・修正
・個人情報を含む口コミは入力しない(プライバシー)
・AIに頼りすぎない(心のこもった返信が重要)
📈 D. その他便利ツール(3つ)
13. QRコード生成ツール
【概要】
QRコードを無料で生成
口コミ依頼、予約フォーム等に活用
推奨サイト:
・QR Code Generator:https://www.qr-code-generator.com/
・QRのススメ:https://qr.quel.jp/
【主な機能】
◆ URL→QRコード変換
任意のURLをQRコード化
◆ カスタマイズ
・色の変更
・ロゴの追加
・デザイン変更
◆ ダウンロード
PNG、JPG、SVG形式
【使い方】
1. QRコード生成サイトにアクセス
2. URLを入力
例:Googleマップの口コミ投稿URL
3. デザインをカスタマイズ(任意)
4. 「生成」
5. ダウンロード
【活用シーン】
✅ 口コミ依頼
Googleマップの口コミ投稿URLをQRコード化
→ カードに印刷
→ 会計時に渡す
→ お客様がその場で投稿
✅ 予約フォーム
予約フォームのURLをQRコード化
→ 店内ポスター、チラシに掲載
→ スマホで簡単予約
✅ メニュー
デジタルメニューのURLをQRコード化
→ テーブルに掲載
→ スマホで閲覧
✅ SNSフォロー
InstagramプロフィールURLをQRコード化
→ 店内に掲示
→ フォローを促進
✅ Wi-Fiパスワード
Wi-Fi接続情報をQRコード化
→ お客様が簡単に接続
【実践Tips】
💡 名刺サイズに印刷
口コミ依頼カード
→ 名刺サイズ(55×91mm)
→ 会計時に渡しやすい
💡 ラミネート加工
店内掲示用QRコード
→ ラミネート加工で長持ち
💡 複数箇所に設置
・レジ横
・テーブル
・トイレ
・出口
→ 目につく場所に
💡 QRコードの説明を添える
「Googleマップで口コミをお願いします」
「スマホで読み取ると、すぐに投稿できます」
→ 何のQRコードか明記
💡 定期的に動作確認
QRコードが正しく動作するか
→ 月1回チェック
【注意点】
・URLが変わったらQRコードも変更
・小さすぎると読み取れない(最小2cm×2cm推奨)
・印刷品質に注意(ぼやけると読み取れない)
14. Bitly(短縮URL作成)
【概要】
長いURLを短縮
クリック数の計測も可能
公式URL:https://bitly.com/
【主な機能】
◆ URL短縮
長いURL→短いURL
◆ カスタムURL
「bit.ly/〇〇」の〇〇部分を自由に設定
◆ クリック数計測
何回クリックされたか
◆ QRコード生成
短縮URLのQRコードも生成可能
【無料版の制限】
・月間クリック数:無制限
・短縮URL数:無制限
・一部機能は有料
→ 無料版でも十分
【使い方】
1. Bitlyに無料登録
2. 「Create」をクリック
3. 長いURLを入力
4. カスタムURL名を設定(任意)
例:「naturalhome-instagram」
5. 「Create」
6. 短縮URL完成
例:「bit.ly/naturalhome-instagram」
【活用シーン】
✅ SNSのプロフィールリンク
Instagram等のプロフィール
→ 長いURLを短縮
→ 覚えやすく、見やすく
例:
長いURL:
https://www.google.com/maps/place/〇〇〇(100文字)
短縮URL:
bit.ly/naturalhome
✅ チラシ、名刺
短いURLの方が入力しやすい
✅ クリック数の計測
どのチャネルから何回クリックされたか
→ 効果測定
例:
チラシ用:bit.ly/naturalhome-flyer
Instagram用:bit.ly/naturalhome-ig
→ それぞれのクリック数を計測
✅ 複数のリンクをまとめる
例:
bit.ly/naturalhome
→ 予約フォーム、Googleマップ、Instagram等
複数のリンクをまとめたページへ
【実践Tips】
💡 覚えやすい名前に
bit.ly/shop123456(ダメ)
bit.ly/sakura-kids(良い)
💡 用途別にURL作成
・チラシ用
・Instagram用
・名刺用
→ それぞれ異なる短縮URLを作成
→ どこから流入したか計測
💡 定期的にクリック数確認
週1回、Bitlyのダッシュボードを確認
→ 効果測定
💡 QRコードも一緒に生成
Bitlyで短縮URL作成
→ QRコードも自動生成
→ ダウンロード
💡 有効期限を設定
期間限定キャンペーン
→ 有効期限を設定
→ 期限後は別ページへリダイレクト
【注意点】
・無料版は過去30日のデータのみ
・カスタムURLは早い者勝ち(被ると使えない)
・URLが短すぎるとスパム扱いされる場合あり
15. Googleマイビジネス アプリ
【概要】
GBPをスマホで管理できる公式アプリ
外出先でも投稿、返信が可能
iOS:App Store
Android:Google Play
【主な機能】
◆ 投稿
写真、テキストを投稿
◆ 口コミ返信
口コミにその場で返信
◆ メッセージ対応
お客様からのメッセージに返信
◆ インサイト確認
表示回数、クリック数等を確認
◆ 通知
新しい口コミ、メッセージを通知
【使い方】
1. アプリをダウンロード
2. Googleアカウントでログイン
3. 管理する店舗を選択
4. 投稿、返信、確認
【活用シーン】
✅ 移動中に投稿
電車、タクシーの移動中
→ スマホで投稿
✅ リアルタイムな投稿
例:「今日のランチ、残り5食!」
→ その場で写真を撮って投稿
✅ 口コミへの即座の返信
新しい口コミが投稿された
→ 通知が来る
→ その場で返信(24時間以内が理想)
✅ 外出先でインサイト確認
打ち合わせ前に現状確認
→ アプリで表示回数等をチェック
✅ 営業時間の緊急変更
例:急な休業、営業時間変更
→ アプリで即座に変更
【実践Tips】
💡 プッシュ通知をオンに
新しい口コミ、メッセージ
→ すぐに通知
→ 迅速な対応
💡 写真はスマホで撮ってすぐ投稿
料理、店内、イベント
→ その場で撮影
→ その場で投稿
→ リアルタイム性
💡 音声入力で返信
口コミ返信の文章
→ 音声入力で効率化
💡 下書き保存
投稿の下書きを保存
→ 後で仕上げて投稿
💡 複数店舗を管理
アプリで複数店舗を切り替え
→ 一括管理
【注意点】
・PCブラウザ版より機能が少ない
・写真の編集はPC版の方が便利
・通信環境が必要(オフラインでは使えない)
無料ツールの組み合わせ戦略
最強の無料ツールセット
【基本セット】
1. Googleビジネスプロフィール インサイト
→ 週1回チェック、データ記録
2. Google検索(シークレットモード)
→ 週1回、検索順位確認
3. Googleマイビジネス アプリ
→ 日常的に投稿、返信
4. Canva
→ 投稿画像の作成
5. Googleスプレッドシート
→ 口コミ管理、データ記録
この5つで、基本的なMEO対策は完結
【発展セット】
6. Google Trends
→ 月1回、季節トレンド確認
7. Googleキーワードプランナー
→ 月1回、キーワード調査
8. Googleアラート
→ 自社名の監視
9. ChatGPT
→ 口コミ返信文の生成
10. QRコード生成ツール
→ 口コミ依頼カード作成
この10個で、かなり高度なMEO対策が可能
【プロレベルセット】
上記10個+
11. Similar Web
→ 競合のWeb戦略分析
12. Bitly
→ 効果測定
13. Googleフォーム
→ 顧客アンケート
14. Pixabay / Unsplash
→ 画像素材
15. Googleドキュメント
→ 投稿文の下書き、チーム共有
全15個を使いこなせば、
有料ツールに引けを取らない
無料ツールで実現できること
✅ Googleマップでの上位表示
・GBP最適化(インサイト、検索順位確認)
・写真の充実(Canva、無料素材)
・投稿の継続(アプリ、ドキュメント)
✅ 口コミの管理・増加
・口コミ返信(アプリ、ChatGPT)
・口コミ依頼(QRコード)
・口コミ管理(スプレッドシート)
✅ 競合分析
・検索順位(シークレットモード)
・Web戦略(Similar Web)
・トレンド(Google Trends)
✅ コンテンツ作成
・投稿画像(Canva、無料素材)
・投稿文(ドキュメント、ChatGPT)
・スケジュール管理(スプレッドシート)
✅ 効果測定
・インサイトデータ(GBP)
・クリック数(Bitly)
・検索順位推移(記録→スプレッドシート)
✅ 顧客とのコミュニケーション
・メッセージ対応(アプリ)
・アンケート(Googleフォーム)
・予約受付(Googleフォーム)
→ 全て無料で実現可能!
まとめ
無料ツール活用の3ステップ
【Step 1:まず使うべき5つ】(今日から)
1. Googleビジネスプロフィール インサイト
2. Google検索(シークレットモード)
3. Googleマイビジネス アプリ
4. Canva
5. Googleスプレッドシート
この5つで基礎を固める
【Step 2:慣れたら追加する5つ】(1週間後)
6. Google Trends
7. Googleアラート
8. QRコード生成ツール
9. ChatGPT
10. Googleフォーム
効率化と高度化
【Step 3:さらに極める5つ】(1ヶ月後)
11. Similar Web
12. Bitly
13. Googleキーワードプランナー
14. Pixabay / Unsplash
15. Googleドキュメント
プロレベルの分析と運用
```
---
## 実践:無料ツールだけで始める1週間プラン
### Day 1(月曜日):現状把握
```
【朝(30分)】
1. Googleビジネスプロフィール インサイト確認
→ 先週のデータをチェック
→ Googleスプレッドシートに記録
記録項目:
- 表示回数
- ウェブサイトクリック
- ルート検索
- 電話着信
- 口コミ数
2. Google検索(シークレットモード)で順位確認
主要キーワード3つで検索:
- 「〇〇市 ラーメン」→ 5位
- 「〇〇駅 ラーメン」→ 3位
- 「〇〇市 とんこつラーメン」→ 1位
→ スプレッドシートに記録
【昼(20分)】
3. 競合3店舗をチェック
- 口コミ数
- 評価
- 写真数
- 最新投稿日
→ スプレッドシートに記録
【夕方(10分)】
4. 今週の投稿計画を立てる
Googleドキュメントに記載:
月曜:新メニュー紹介
水曜:お客様の声
金曜:週末のお知らせ
【所要時間:合計60分】
```
### Day 2(火曜日):投稿準備
```
【朝(30分)】
1. Canvaで月曜投稿の画像作成
テンプレート「レストランメニュー」を使用
→ 新メニューの写真を挿入
→ メニュー名、価格を追加
→ ダウンロード(PNG)
2. Googleドキュメントで投稿文を作成
━━━━━━━━━━━━━━━
🍜【新メニュー登場】
濃厚味噌ラーメン、始めました!
北海道産味噌をブレンドした
特製スープ。
コクと旨味が口いっぱいに広がります。
価格:950円
ぜひお試しください😊
#〇〇市ラーメン #新メニュー
#味噌ラーメン #〇〇駅グルメ
━━━━━━━━━━━━━━━
【昼(10分)】
3. ChatGPTで投稿文をブラッシュアップ
プロンプト:
「以下の投稿文を、より魅力的に、150文字程度に編集してください」
→ 生成された文章を参考に修正
【所要時間:合計40分】
```
### Day 3(水曜日):投稿実施と口コミ対応
```
【朝(15分)】
1. Googleマイビジネス アプリで投稿
昨日作成した画像と文章を投稿
→ 投稿完了
2. 投稿をスプレッドシートに記録
日付、内容、反響(後日記入)
【昼(30分)】
3. 口コミ対応
新しい口コミ:2件
口コミ1:★5
「美味しかったです!また来ます」
ChatGPTで返信文生成:
プロンプト:
「以下の口コミに丁寧に返信してください(150文字)」
生成された返信文:
「この度はご来店いただき、ありがとうございました。
お料理を気に入っていただけて大変嬉しく思います。
またのご来店を心よりお待ちしております。」
→ 店名を追加して返信
口コミ2:★3
「待ち時間が長かった」
ChatGPTで返信文生成:
プロンプト:
「以下のネガティブな口コミに、謝罪と改善の意思を示す返信を作成してください」
→ 生成された文章を参考に、具体的な改善策を追加して返信
4. 口コミをスプレッドシートに記録
日付、評価、内容、返信ステータス
【所要時間:合計45分】
```
### Day 4(木曜日):口コミ依頼準備
```
【朝(20分)】
1. QRコード生成
Googleマップの口コミ投稿URLを取得
→ QRコード生成ツールでQRコード作成
→ ダウンロード
2. Canvaで口コミ依頼カード作成
テンプレート「名刺」を使用
サイズ:55×91mm(名刺サイズ)
内容:
━━━━━━━━━━━━━━━
【お客様へ】
いつもありがとうございます。
もしご満足いただけましたら、
Googleマップでの口コミ投稿を
お願いできませんでしょうか。
[QRコード]
スマホで読み取ると
すぐに投稿できます📱
皆様のお声が、
これからご来店される方の
参考になります。
〇〇ラーメン
━━━━━━━━━━━━━━━
→ ダウンロード
→ 印刷(50枚)
【昼(10分)】
3. スタッフに説明
口コミ依頼カードの使い方を説明
→ 会計時にお客様に渡す
【所要時間:合計30分】
```
### Day 5(金曜日):週末投稿と分析
```
【朝(20分)】
1. 週末投稿の作成・投稿
Canva:週末営業時間の画像
ドキュメント:投稿文
━━━━━━━━━━━━━━━
🌟【週末も営業中】
土日も11:00-22:00で営業します!
週末限定:
替え玉1回無料サービス実施中🎉
ご家族、ご友人と
ぜひお越しください😊
#〇〇市ラーメン #週末営業
#〇〇駅グルメ
━━━━━━━━━━━━━━━
→ GBPに投稿
【昼(30分)】
2. 今週のデータ分析
スプレッドシートで集計:
今週の実績:
- 表示回数:1,450回(先週比+8%)
- ウェブサイトクリック:102回(先週比+12%)
- 電話:15回(先週比+3回)
- 口コミ:+3件(累計58件)
- 投稿:3本
施策の効果:
- 投稿頻度を増やした
→ 表示回数増加
- 口コミ依頼カードを導入
→ 口コミ+3件
来週の改善点:
- 投稿を週4回に増やす
- 口コミ返信を24時間以内に
【所要時間:合計50分】
```
### Day 6(土曜日):競合分析とトレンド調査
```
【朝(30分)】
1. Google Trendsで季節トレンド確認
「ラーメン」で検索
→ 過去1年のトレンドを確認
→ 冬にピーク、夏に低下
「冷やし中華」で検索
→ 夏にピーク
戦略:
6月から「冷やし中華」メニューを訴求
2. Googleキーワードプランナーでキーワード調査
「〇〇市 冷やし中華」
→ 検索ボリューム:100-1,000
「〇〇市 夏 ラーメン」
→ 検索ボリューム:10-100
→ 「冷やし中華」キーワードを夏の投稿に含める
【昼(20分)】
3. Similar Webで競合分析
競合A店のウェブサイトを分析:
- 月間訪問者:3,000人
- 流入元:検索60%、SNS30%
- 人気ページ:メニューページ
学び:
→ メニューページの充実が重要
→ 自社サイトのメニューページを改善
【所要時間:合計50分】
```
### Day 7(日曜日):次週の準備
```
【朝(40分)】
1. 次週の投稿計画(Googleドキュメント)
月曜:お客様の声
火曜:人気メニュー紹介
木曜:スタッフ紹介
金曜:週末のお知らせ
2. 投稿画像の事前作成(Canva)
月曜分、火曜分を作成
→ 保存
3. 投稿文の下書き(Googleドキュメント)
4本分の下書きを作成
【昼(20分)】
4. Googleアラート設定
自社店名「〇〇ラーメン」で設定
→ 新しい言及を自動通知
5. Bitlyで短縮URL作成
予約フォームのURL
→ bit.ly/〇〇ramen-reserve
→ 次週のチラシに掲載予定
【所要時間:合計60分】
```
### 1週間の総括
```
【合計所要時間】
約6時間(1日平均50分)
【実施したこと】
✅ 現状把握(インサイト、検索順位)
✅ 投稿3本(月・水・金)
✅ 口コミ対応2件
✅ 口コミ依頼カード作成・配布
✅ データ記録・分析
✅ 競合分析
✅ トレンド調査
✅ 次週の準備
【使用したツール】
1. Googleビジネスプロフィール インサイト
2. Google検索(シークレットモード)
3. Googleマイビジネス アプリ
4. Canva
5. Googleスプレッドシート
6. Googleドキュメント
7. ChatGPT
8. QRコード生成ツール
9. Google Trends
10. Googleキーワードプランナー
11. Similar Web
12. Googleアラート
13. Bitly
→ 全て無料!
【成果】
- 表示回数:+8%
- 口コミ:+3件
- 投稿:3本
- 競合との差:縮まっている
【来週の目標】
- 投稿を週4回に
- 口コミ返信を24時間以内に
- 写真を10枚追加
```
---
## 無料ツールの限界と有料ツールを検討すべきタイミング
### 無料ツールで十分な場合
```
✅ 店舗数が1-3店舗
→ 手動管理で対応可能
✅ 口コミ数が月10件以下
→ 手動で返信できる範囲
✅ 投稿頻度が週3回以下
→ 手動でスケジュール管理可能
✅ 予算が限られている
→ まずは無料ツールで成果を出す
✅ MEO対策を始めたばかり
→ 基礎を学ぶために無料ツールで十分
【結論】
ほとんどの中小企業・個人事業主は
無料ツールだけで十分に成果が出る
```
### 有料ツールを検討すべき場合
```
❌ 店舗数が10店舗以上
→ 複数店舗の一元管理が必要
→ 有料ツール(MEOチェキ、Gyro-n MEO等)を検討
❌ 口コミ数が月50件以上
→ 自動返信、一括管理が必要
→ 有料の口コミ管理ツールを検討
❌ 投稿頻度が毎日
→ 予約投稿機能が必要
→ Buffer、Hootsuite等のSNS管理ツール
❌ 詳細な分析が必要
→ より高度なデータ分析
→ Googleアナリティクス4(無料)+有料分析ツール
❌ 人的リソースが足りない
→ 自動化ツールで効率化
→ 有料ツールへの投資を検討
【目安】
月間売上が100万円を超えたら、
有料ツールの導入を検討してもよい
```
### 有料ツールの例と価格帯
```
【MEO管理ツール】
・MEOチェキ:月額3,980円〜
・Gyro-n MEO:月額1,500円〜
・Canly:月額2,980円〜
機能:
- 複数店舗一元管理
- 検索順位自動計測
- 競合分析
- レポート自動生成
【SNS管理ツール】
・Buffer:月額5ドル〜
・Hootsuite:月額49ドル〜
機能:
- 予約投稿
- 複数SNS一元管理
- 分析レポート
【デザインツール】
・Canva Pro:月額1,500円
機能:
- 全テンプレート使用可能
- チーム機能
- ブランドキット
【総合判断】
無料ツールで月10-20時間かかる作業が
有料ツールで月5-10時間に短縮できる
→ 時間単価を考えて投資判断
```
---
## よくある質問(FAQ)
### Q1. 本当に無料ツールだけで効果が出ますか?
```
A. はい、出ます。
実例:
横浜市の美容室(1店舗)
- 無料ツールのみ使用
- 6ヶ月で口コミ15件→98件
- 月間予約数2倍
渋谷のラーメン店(1店舗)
- 無料ツールのみ使用
- 3ヶ月で月間来客数+30%
重要なのはツールではなく、
「継続」と「戦略」です。
無料ツールでも、
正しく使い続ければ必ず成果が出ます。
```
### Q2. 全部使わないとダメですか?
```
A. いいえ、必要なものだけでOKです。
最低限の5つから始めてください:
1. GBPインサイト
2. Google検索
3. GBPアプリ
4. Canva
5. Googleスプレッドシート
慣れてきたら徐々に追加。
無理に全部使おうとすると、
継続できなくなります。
```
### Q3. 1日どのくらい時間がかかりますか?
```
A. 慣れれば1日30分程度です。
初月:1日1-2時間
(設定、習熟に時間がかかる)
2ヶ月目以降:1日30-60分
(ルーティン化)
内訳:
- インサイト確認:5分
- 口コミ返信:10分
- 投稿作成・投稿:15分
- データ記録:5分
週1回:
- 競合分析:30分
- 週次レビュー:30分
```
### Q4. スマホだけでもできますか?
```
A. 基本的な作業は可能です。
スマホで可能:
✅ GBPアプリで投稿
✅ 口コミ返信
✅ インサイト確認
✅ Canvaで画像作成(アプリ)
✅ 検索順位確認
PCが必要:
❌ スプレッドシートの詳細分析
❌ 競合の詳細調査
❌ 複雑なデザイン作成
推奨:
日常作業はスマホ
週次の分析・計画はPC
```
### Q5. どのツールから始めればいいですか?
```
A. 以下の順番がおすすめです。
【Week 1】
1. GBPインサイトの確認習慣
2. Google検索で現状把握
【Week 2】
3. GBPアプリで投稿開始
4. Googleスプレッドシートでデータ記録
【Week 3】
5. Canvaで投稿画像作成
【Week 4】
6. ChatGPTで返信文作成
7. QRコードで口コミ依頼
【Month 2】
残りのツールを必要に応じて追加
```
---
## まとめ:無料ツールで始めるMEO対策ロードマップ
### Phase 1:基礎固め(1ヶ月目)
```
【目標】
無料ツールの使い方を習得
基本的なMEO対策の実施
【使用ツール(5つ)】
1. GBPインサイト
2. Google検索
3. GBPアプリ
4. Canva
5. Googleスプレッドシート
【実施内容】
✅ 週1回:インサイト確認、データ記録
✅ 週1回:検索順位確認
✅ 週2-3回:投稿
✅ 毎日:口コミ返信
【期待される成果】
- 表示回数:+20%
- 口コミ:+5-10件
- 投稿:12本
```
### Phase 2:効率化(2-3ヶ月目)
```
【目標】
ツールを使いこなし、効率化
分析に基づく改善
【追加ツール(5つ)】
6. ChatGPT
7. QRコード生成
8. Googleアラート
9. Googleドキュメント
10. Googleフォーム
【実施内容】
✅ ChatGPTで返信時間短縮
✅ QRコードで口コミ依頼
✅ ドキュメントで投稿ストック
✅ フォームで顧客アンケート
【期待される成果】
- 口コミ:月10件以上
- 作業時間:半減
- 投稿の質:向上
```
### Phase 3:高度化(4-6ヶ月目)
```
【目標】
競合分析、トレンド把握
戦略的なMEO対策
【追加ツール(5つ)】
11. Google Trends
12. Googleキーワードプランナー
13. Similar Web
14. Bitly
15. Pixabay/Unsplash
【実施内容】
✅ 月1回:競合の詳細分析
✅ 月1回:トレンド調査
✅ 季節戦略の立案
✅ 効果測定の高度化
【期待される成果】
- 検索順位:上位3位以内
- 口コミ数:競合と同等以上
- 問い合わせ:+50%
```
### 最終目標(6ヶ月後)
```
【達成すべき状態】
✅ Googleマップで上位3位以内
✅ 口コミ数:50件以上
✅ 平均評価:4.5★以上
✅ 写真数:100枚以上
✅ 投稿:週3回以上
✅ 表示回数:開始時の3倍以上
✅ 問い合わせ・来店数:+30-50%
【習慣化されていること】
✅ 毎日:口コミチェック・返信(10分)
✅ 週3回:投稿(15分×3回)
✅ 週1回:インサイト確認・分析(30分)
✅ 月1回:競合分析・戦略見直し(60分)
【そして】
この状態を無料ツールだけで実現している
```
---
## 最後に:成功の秘訣
### 無料ツールで成果を出すための5つの原則
```
1. 継続は力なり
どんなに優れたツールも、
1回使っただけでは効果なし。
毎日、毎週、続けることが最重要。
2. 完璧を求めない
最初から全てを完璧にする必要なし。
まずは始めて、徐々に改善。
3. データを記録する
感覚ではなく、データで判断。
スプレッドシートに記録を続ける。
4. 小さな改善を積み重ねる
一気に大きく変えようとしない。
毎週少しずつ改善。
5. 楽しむ
義務感でやると続かない。
お客様の喜ぶ顔を想像して、楽しんで。
```
### 今日から始める3ステップ
```
【今日】
1. GBPインサイトを確認
2. Google検索(シークレットモード)で順位確認
3. Googleスプレッドシートを作成、データ記録
所要時間:30分
【明日】
1. GBPアプリをダウンロード
2. Canvaに登録
3. 1本目の投稿を作成・投稿
所要時間:30分
【今週末】
1. 今週のデータを振り返る
2. 来週の投稿計画を立てる
3. ChatGPTを試してみる
所要時間:60分
```
---
予算ゼロから始めるMEO対策。無料ツール15選を使いこなせば、有料ツールに引けを取らない成果を出せます。大切なのは「ツール」ではなく、「継続」と「戦略」。今日から、1つずつ、始めましょう。あなたの店舗が、Googleマップで輝く日は、もうすぐです。
**関連記事**
- MEO対策の始め方【完全初心者ガイド】
- Googleビジネスプロフィール完全攻略マニュアル
- 口コミを月10件増やす具体的手法
- MEO対策の効果測定方法【KPI設定と分析】
(続き)
【Step 3:さらに極める5つ】(1ヶ月後)
11. Similar Web
12. Bitly
13. Googleキーワードプランナー
14. Pixabay / Unsplash
15. Googleドキュメント
プロレベルの分析と運用
実践:無料ツールだけで始める1週間プラン
Day 1(月曜日):現状把握
【朝(30分)】
1. Googleビジネスプロフィール インサイト確認
→ 先週のデータをチェック
→ Googleスプレッドシートに記録
記録項目:
- 表示回数
- ウェブサイトクリック
- ルート検索
- 電話着信
- 口コミ数
2. Google検索(シークレットモード)で順位確認
主要キーワード3つで検索:
- 「〇〇市 ラーメン」→ 5位
- 「〇〇駅 ラーメン」→ 3位
- 「〇〇市 とんこつラーメン」→ 1位
→ スプレッドシートに記録
【昼(20分)】
3. 競合3店舗をチェック
- 口コミ数
- 評価
- 写真数
- 最新投稿日
→ スプレッドシートに記録
【夕方(10分)】
4. 今週の投稿計画を立てる
Googleドキュメントに記載:
月曜:新メニュー紹介
水曜:お客様の声
金曜:週末のお知らせ
【所要時間:合計60分】
Day 2(火曜日):投稿準備
【朝(30分)】
1. Canvaで月曜投稿の画像作成
テンプレート「レストランメニュー」を使用
→ 新メニューの写真を挿入
→ メニュー名、価格を追加
→ ダウンロード(PNG)
2. Googleドキュメントで投稿文を作成
━━━━━━━━━━━━━━━
🍜【新メニュー登場】
濃厚味噌ラーメン、始めました!
北海道産味噌をブレンドした
特製スープ。
コクと旨味が口いっぱいに広がります。
価格:950円
ぜひお試しください😊
#〇〇市ラーメン #新メニュー
#味噌ラーメン #〇〇駅グルメ
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【昼(10分)】
3. ChatGPTで投稿文をブラッシュアップ
プロンプト:
「以下の投稿文を、より魅力的に、150文字程度に編集してください」
→ 生成された文章を参考に修正
【所要時間:合計40分】
Day 3(水曜日):投稿実施と口コミ対応
【朝(15分)】
1. Googleマイビジネス アプリで投稿
昨日作成した画像と文章を投稿
→ 投稿完了
2. 投稿をスプレッドシートに記録
日付、内容、反響(後日記入)
【昼(30分)】
3. 口コミ対応
新しい口コミ:2件
口コミ1:★5
「美味しかったです!また来ます」
ChatGPTで返信文生成:
プロンプト:
「以下の口コミに丁寧に返信してください(150文字)」
生成された返信文:
「この度はご来店いただき、ありがとうございました。
お料理を気に入っていただけて大変嬉しく思います。
またのご来店を心よりお待ちしております。」
→ 店名を追加して返信
口コミ2:★3
「待ち時間が長かった」
ChatGPTで返信文生成:
プロンプト:
「以下のネガティブな口コミに、謝罪と改善の意思を示す返信を作成してください」
→ 生成された文章を参考に、具体的な改善策を追加して返信
4. 口コミをスプレッドシートに記録
日付、評価、内容、返信ステータス
【所要時間:合計45分】
Day 4(木曜日):口コミ依頼準備
【朝(20分)】
1. QRコード生成
Googleマップの口コミ投稿URLを取得
→ QRコード生成ツールでQRコード作成
→ ダウンロード
2. Canvaで口コミ依頼カード作成
テンプレート「名刺」を使用
サイズ:55×91mm(名刺サイズ)
内容:
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【お客様へ】
いつもありがとうございます。
もしご満足いただけましたら、
Googleマップでの口コミ投稿を
お願いできませんでしょうか。
[QRコード]
スマホで読み取ると
すぐに投稿できます📱
皆様のお声が、
これからご来店される方の
参考になります。
〇〇ラーメン
━━━━━━━━━━━━━━━
→ ダウンロード
→ 印刷(50枚)
【昼(10分)】
3. スタッフに説明
口コミ依頼カードの使い方を説明
→ 会計時にお客様に渡す
【所要時間:合計30分】
Day 5(金曜日):週末投稿と分析
【朝(20分)】
1. 週末投稿の作成・投稿
Canva:週末営業時間の画像
ドキュメント:投稿文
━━━━━━━━━━━━━━━
🌟【週末も営業中】
土日も11:00-22:00で営業します!
週末限定:
替え玉1回無料サービス実施中🎉
ご家族、ご友人と
ぜひお越しください😊
#〇〇市ラーメン #週末営業
#〇〇駅グルメ
━━━━━━━━━━━━━━━
→ GBPに投稿
【昼(30分)】
2. 今週のデータ分析
スプレッドシートで集計:
今週の実績:
- 表示回数:1,450回(先週比+8%)
- ウェブサイトクリック:102回(先週比+12%)
- 電話:15回(先週比+3回)
- 口コミ:+3件(累計58件)
- 投稿:3本
施策の効果:
- 投稿頻度を増やした
→ 表示回数増加
- 口コミ依頼カードを導入
→ 口コミ+3件
来週の改善点:
- 投稿を週4回に増やす
- 口コミ返信を24時間以内に
【所要時間:合計50分】
Day 6(土曜日):競合分析とトレンド調査
【朝(30分)】
1. Google Trendsで季節トレンド確認
「ラーメン」で検索
→ 過去1年のトレンドを確認
→ 冬にピーク、夏に低下
「冷やし中華」で検索
→ 夏にピーク
戦略:
6月から「冷やし中華」メニューを訴求
2. Googleキーワードプランナーでキーワード調査
「〇〇市 冷やし中華」
→ 検索ボリューム:100-1,000
「〇〇市 夏 ラーメン」
→ 検索ボリューム:10-100
→ 「冷やし中華」キーワードを夏の投稿に含める
【昼(20分)】
3. Similar Webで競合分析
競合A店のウェブサイトを分析:
- 月間訪問者:3,000人
- 流入元:検索60%、SNS30%
- 人気ページ:メニューページ
学び:
→ メニューページの充実が重要
→ 自社サイトのメニューページを改善
【所要時間:合計50分】
Day 7(日曜日):次週の準備
【朝(40分)】
1. 次週の投稿計画(Googleドキュメント)
月曜:お客様の声
火曜:人気メニュー紹介
木曜:スタッフ紹介
金曜:週末のお知らせ
2. 投稿画像の事前作成(Canva)
月曜分、火曜分を作成
→ 保存
3. 投稿文の下書き(Googleドキュメント)
4本分の下書きを作成
【昼(20分)】
4. Googleアラート設定
自社店名「〇〇ラーメン」で設定
→ 新しい言及を自動通知
5. Bitlyで短縮URL作成
予約フォームのURL
→ bit.ly/〇〇ramen-reserve
→ 次週のチラシに掲載予定
【所要時間:合計60分】
1週間の総括
【合計所要時間】
約6時間(1日平均50分)
【実施したこと】
✅ 現状把握(インサイト、検索順位)
✅ 投稿3本(月・水・金)
✅ 口コミ対応2件
✅ 口コミ依頼カード作成・配布
✅ データ記録・分析
✅ 競合分析
✅ トレンド調査
✅ 次週の準備
【使用したツール】
1. Googleビジネスプロフィール インサイト
2. Google検索(シークレットモード)
3. Googleマイビジネス アプリ
4. Canva
5. Googleスプレッドシート
6. Googleドキュメント
7. ChatGPT
8. QRコード生成ツール
9. Google Trends
10. Googleキーワードプランナー
11. Similar Web
12. Googleアラート
13. Bitly
→ 全て無料!
【成果】
- 表示回数:+8%
- 口コミ:+3件
- 投稿:3本
- 競合との差:縮まっている
【来週の目標】
- 投稿を週4回に
- 口コミ返信を24時間以内に
- 写真を10枚追加
無料ツールの限界と有料ツールを検討すべきタイミング
無料ツールで十分な場合
✅ 店舗数が1-3店舗
→ 手動管理で対応可能
✅ 口コミ数が月10件以下
→ 手動で返信できる範囲
✅ 投稿頻度が週3回以下
→ 手動でスケジュール管理可能
✅ 予算が限られている
→ まずは無料ツールで成果を出す
✅ MEO対策を始めたばかり
→ 基礎を学ぶために無料ツールで十分
【結論】
ほとんどの中小企業・個人事業主は
無料ツールだけで十分に成果が出る
有料ツールを検討すべき場合
❌ 店舗数が10店舗以上
→ 複数店舗の一元管理が必要
→ 有料ツール(MEOチェキ、Gyro-n MEO等)を検討
❌ 口コミ数が月50件以上
→ 自動返信、一括管理が必要
→ 有料の口コミ管理ツールを検討
❌ 投稿頻度が毎日
→ 予約投稿機能が必要
→ Buffer、Hootsuite等のSNS管理ツール
❌ 詳細な分析が必要
→ より高度なデータ分析
→ Googleアナリティクス4(無料)+有料分析ツール
❌ 人的リソースが足りない
→ 自動化ツールで効率化
→ 有料ツールへの投資を検討
【目安】
月間売上が100万円を超えたら、
有料ツールの導入を検討してもよい
有料ツールの例と価格帯
【MEO管理ツール】
・MEOチェキ:月額3,980円〜
・Gyro-n MEO:月額1,500円〜
・Canly:月額2,980円〜
機能:
- 複数店舗一元管理
- 検索順位自動計測
- 競合分析
- レポート自動生成
【SNS管理ツール】
・Buffer:月額5ドル〜
・Hootsuite:月額49ドル〜
機能:
- 予約投稿
- 複数SNS一元管理
- 分析レポート
【デザインツール】
・Canva Pro:月額1,500円
機能:
- 全テンプレート使用可能
- チーム機能
- ブランドキット
【総合判断】
無料ツールで月10-20時間かかる作業が
有料ツールで月5-10時間に短縮できる
→ 時間単価を考えて投資判断
よくある質問(FAQ)
Q1. 本当に無料ツールだけで効果が出ますか?
A. はい、出ます。
実例:
横浜市の美容室(1店舗)
- 無料ツールのみ使用
- 6ヶ月で口コミ15件→98件
- 月間予約数2倍
渋谷のラーメン店(1店舗)
- 無料ツールのみ使用
- 3ヶ月で月間来客数+30%
重要なのはツールではなく、
「継続」と「戦略」です。
無料ツールでも、
正しく使い続ければ必ず成果が出ます。
Q2. 全部使わないとダメですか?
A. いいえ、必要なものだけでOKです。
最低限の5つから始めてください:
1. GBPインサイト
2. Google検索
3. GBPアプリ
4. Canva
5. Googleスプレッドシート
慣れてきたら徐々に追加。
無理に全部使おうとすると、
継続できなくなります。
Q3. 1日どのくらい時間がかかりますか?
A. 慣れれば1日30分程度です。
初月:1日1-2時間
(設定、習熟に時間がかかる)
2ヶ月目以降:1日30-60分
(ルーティン化)
内訳:
- インサイト確認:5分
- 口コミ返信:10分
- 投稿作成・投稿:15分
- データ記録:5分
週1回:
- 競合分析:30分
- 週次レビュー:30分
Q4. スマホだけでもできますか?
A. 基本的な作業は可能です。
スマホで可能:
✅ GBPアプリで投稿
✅ 口コミ返信
✅ インサイト確認
✅ Canvaで画像作成(アプリ)
✅ 検索順位確認
PCが必要:
❌ スプレッドシートの詳細分析
❌ 競合の詳細調査
❌ 複雑なデザイン作成
推奨:
日常作業はスマホ
週次の分析・計画はPC
Q5. どのツールから始めればいいですか?
A. 以下の順番がおすすめです。
【Week 1】
1. GBPインサイトの確認習慣
2. Google検索で現状把握
【Week 2】
3. GBPアプリで投稿開始
4. Googleスプレッドシートでデータ記録
【Week 3】
5. Canvaで投稿画像作成
【Week 4】
6. ChatGPTで返信文作成
7. QRコードで口コミ依頼
【Month 2】
残りのツールを必要に応じて追加
まとめ:無料ツールで始めるMEO対策ロードマップ
Phase 1:基礎固め(1ヶ月目)
【目標】
無料ツールの使い方を習得
基本的なMEO対策の実施
【使用ツール(5つ)】
1. GBPインサイト
2. Google検索
3. GBPアプリ
4. Canva
5. Googleスプレッドシート
【実施内容】
✅ 週1回:インサイト確認、データ記録
✅ 週1回:検索順位確認
✅ 週2-3回:投稿
✅ 毎日:口コミ返信
【期待される成果】
- 表示回数:+20%
- 口コミ:+5-10件
- 投稿:12本
Phase 2:効率化(2-3ヶ月目)
【目標】
ツールを使いこなし、効率化
分析に基づく改善
【追加ツール(5つ)】
6. ChatGPT
7. QRコード生成
8. Googleアラート
9. Googleドキュメント
10. Googleフォーム
【実施内容】
✅ ChatGPTで返信時間短縮
✅ QRコードで口コミ依頼
✅ ドキュメントで投稿ストック
✅ フォームで顧客アンケート
【期待される成果】
- 口コミ:月10件以上
- 作業時間:半減
- 投稿の質:向上
Phase 3:高度化(4-6ヶ月目)
【目標】
競合分析、トレンド把握
戦略的なMEO対策
【追加ツール(5つ)】
11. Google Trends
12. Googleキーワードプランナー
13. Similar Web
14. Bitly
15. Pixabay/Unsplash
【実施内容】
✅ 月1回:競合の詳細分析
✅ 月1回:トレンド調査
✅ 季節戦略の立案
✅ 効果測定の高度化
【期待される成果】
- 検索順位:上位3位以内
- 口コミ数:競合と同等以上
- 問い合わせ:+50%
最終目標(6ヶ月後)
【達成すべき状態】
✅ Googleマップで上位3位以内
✅ 口コミ数:50件以上
✅ 平均評価:4.5★以上
✅ 写真数:100枚以上
✅ 投稿:週3回以上
✅ 表示回数:開始時の3倍以上
✅ 問い合わせ・来店数:+30-50%
【習慣化されていること】
✅ 毎日:口コミチェック・返信(10分)
✅ 週3回:投稿(15分×3回)
✅ 週1回:インサイト確認・分析(30分)
✅ 月1回:競合分析・戦略見直し(60分)
【そして】
この状態を無料ツールだけで実現している
最後に:成功の秘訣
無料ツールで成果を出すための5つの原則
1. 継続は力なり
どんなに優れたツールも、
1回使っただけでは効果なし。
毎日、毎週、続けることが最重要。
2. 完璧を求めない
最初から全てを完璧にする必要なし。
まずは始めて、徐々に改善。
3. データを記録する
感覚ではなく、データで判断。
スプレッドシートに記録を続ける。
4. 小さな改善を積み重ねる
一気に大きく変えようとしない。
毎週少しずつ改善。
5. 楽しむ
義務感でやると続かない。
お客様の喜ぶ顔を想像して、楽しんで。
今日から始める3ステップ
【今日】
1. GBPインサイトを確認
2. Google検索(シークレットモード)で順位確認
3. Googleスプレッドシートを作成、データ記録
所要時間:30分
【明日】
1. GBPアプリをダウンロード
2. Canvaに登録
3. 1本目の投稿を作成・投稿
所要時間:30分
【今週末】
1. 今週のデータを振り返る
2. 来週の投稿計画を立てる
3. ChatGPTを試してみる
所要時間:60分
予算ゼロから始めるMEO対策。
無料ツール15選を使いこなせば、有料ツールに引けを取らない成果を出せます。
大切なのは「ツール」ではなく、「継続」と「戦略」。
今日から、1つずつ、始めましょう。
あなたの店舗が、Googleマップで輝く日は、もうすぐです。

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