Googleビジネスプロフィール認証が通らない時の対処法
「Googleビジネスプロフィールの認証が何度やっても通らない…」
「ハガキが届かない…」
「電話認証ができない…」
「もう2ヶ月も待っているのに…」
Googleビジネスプロフィールの認証。
多くの事業者が、ここで躓きます。
実は、認証が通らない理由は、ほぼ決まっています。
そして、その理由さえわかれば、解決できます。
【この記事で得られるもの】
✓ 認証が通らない原因の特定方法
✓ 状況別の具体的な対処法
✓ ハガキが届かない時の解決策
✓ サポートへの効果的な問い合わせ方法
✓ 認証を確実に通すための予防策
読了時間:15分
実践後:99%の確率で認証成功
この記事を読めば、あなたも必ず認証できます。
なぜ認証が重要なのか
認証しないとできないこと
【認証前】
・ビジネスプロフィールの作成のみ
・情報の閲覧のみ
・編集不可
【認証後】
✓ ビジネス情報の編集
✓ 写真の投稿
✓ 投稿の作成
✓ 口コミへの返信
✓ インサイトの確認
✓ 広告の出稿
→ 認証しないと、何もできない
認証しないリスク
【リスク1:第三者に乗っ取られる】
認証していないビジネスプロフィールは、
誰でも管理者になれる可能性がある
例:
あなたの店舗のプロフィールを、
第三者が「自分の店」として申請
→ 乗っ取られる
→ 虚偽の情報を掲載される
→ 悪質な口コミを放置される
【リスク2:競合に利用される】
悪質な競合が、
あなたの店舗情報を改ざん
例:
営業時間を間違って表示
電話番号を競合のものに変更
「閉業しました」と虚偽の情報
【リスク3:ビジネスチャンスの損失】
認証できないと、MEO対策ができない
→ 新規顧客を逃す
→ 売上機会の損失
推定損失:
認証遅れ1ヶ月 = 新規客10-30人損失
客単価5,000円なら、5-15万円の機会損失
だから、認証は最優先事項です。
認証の種類と方法【2025年版】
認証方法は5種類
【1. ハガキ(郵送)】
最も一般的
送付先:
ビジネスプロフィールに登録した住所
所要期間:
5-14日
認証方法:
届いたハガキに記載された
5桁の認証コードを入力
【2. 電話(音声通話)】
一部の業種で利用可能
条件:
・Googleが電話番号を確認済み
・一部の業種のみ
所要期間:
即時
認証方法:
自動音声で6桁のコードを伝えられる
→ 入力
【3. SMS(テキストメッセージ)】
一部の業種で利用可能
条件:
・Googleが電話番号を確認済み
・一部の業種のみ
所要期間:
即時
認証方法:
SMSで6桁のコードが送られる
→ 入力
【4. メール】
一部のビジネスで利用可能
条件:
・特定の業種(オンラインビジネス等)
・Googleが判断
所要期間:
即時
認証方法:
メールで認証リンクをクリック
【5. 即時認証】
Google マップ上で直接認証
条件:
・Googleが既に店舗を把握している
・他のGoogleサービスで確認済み
所要期間:
即時
認証方法:
「今すぐ確認」ボタンをクリックするだけ
自分に適した認証方法の選び方
【確認手順】
1. Googleビジネスプロフィールにログイン
2. 「今すぐ認証」または「確認」をクリック
3. 選択可能な認証方法が表示される
【業種別の傾向】
実店舗ビジネス:
・ハガキ(最も一般的)
・電話・SMS(一部)
サービス提供型:
・ハガキ
・電話(可能性高い)
オンラインビジネス:
・メール
・ハガキ
【推奨】
複数の方法が選択可能なら:
1. 電話・SMS(即時)
2. メール(即時)
3. ハガキ(5-14日)
の順で試す
認証が通らない主な理由【Top 10】
理由1:住所が不正確・不完全
❌NG例:
「東京都渋谷区渋谷1-2」
問題点:
・番地まで書いていない
・建物名・部屋番号がない
⭕OK例:
「〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-2-3
渋谷ビル 4F」
【対処法】
□ 郵便番号を含める
□ 都道府県から記載
□ 番地まで正確に
□ 建物名・階数・部屋番号を記載
□ スペースや記号を正確に
理由2:住所の表記が一貫していない
【問題】
Googleビジネスプロフィール:
「東京都渋谷区渋谷1-2-3」
ウェブサイト:
「東京都渋谷区渋谷一丁目2番3号」
登記簿:
「東京都渋谷区渋谷1丁目2-3」
→ 表記がバラバラ
→ Googleが混乱
→ 認証できない
【対処法】
全ての場所で表記を統一:
□ Googleビジネスプロフィール
□ ウェブサイト
□ SNS
□ 名刺
□ 登記簿謄本
統一する表記:
「〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-2-3
渋谷ビル 4F」
理由3:ハガキが届く前に再リクエストした
【よくあるミス】
Day 1: ハガキをリクエスト
Day 3: 「まだ届かない」→ 再リクエスト
Day 5: 「まだ届かない」→ また再リクエスト
→ 複数のハガキが送られる
→ 古いコードと新しいコードが混在
→ どのコードを使うべきかわからない
→ 全て無効になる
【対処法】
□ ハガキは5-14日かかることを理解
□ 最低14日間は待つ
□ 再リクエストは14日後以降
□ 再リクエスト前にサポートに問い合わせ
理由4:郵便受けに店舗名・ビル名がない
【問題】
ハガキの宛先:
「株式会社〇〇 御中」
郵便受け:
「山田太郎」のみ
→ 配達員が特定できない
→ 戻ってくる
【対処法】
個人名だけの場合:
□ 店舗名も併記する
□ テプラ等で追加
テナントビルの場合:
□ 「〇階 △△店」と明記
□ 管理会社に確認
□ 共用郵便受けなら、自分の部屋番号を明確に
バーチャルオフィス:
□ 受取代行サービスを確認
□ 転送設定を確認
理由5:私書箱・バーチャルオフィスを使用
【Googleのポリシー】
私書箱・バーチャルオフィスは原則NG
理由:
実際にビジネスを行っている場所ではない
【例外】
・実際にそこでビジネスをしている
・スタッフが常駐している
・顧客が訪問できる
【対処法】
Case 1: 実店舗がある
→ 実店舗の住所を使用
Case 2: 自宅兼事務所
→ 自宅住所を使用
→ 「サービスエリア」設定で住所非表示可能
Case 3: 完全オンラインビジネス
→ 住所非表示の「サービスエリアビジネス」として登録
Case 4: バーチャルオフィスしかない
→ 認証は困難
→ 実際の拠点を持つことを検討
理由6:電話番号が不正確・使えない
【よくある問題】
問題1: フリーダイヤル(0120)を登録
→ SMS認証ができない
問題2: IP電話を登録
→ 一部の認証方法が使えない
問題3: 個人携帯を登録
→ 後で変更できない
【対処法】
推奨:
□ 固定電話(最優先)
□ ビジネス用携帯(次善)
□ IP電話は避ける
□ フリーダイヤルは別途記載
設定のコツ:
メイン電話番号:固定電話
追加電話番号:携帯・フリーダイヤル
理由7:ビジネス名にキーワードを詰め込んだ
❌NG例:
「山田整骨院 渋谷駅徒歩1分 保険適用 腰痛 肩こり 交通事故治療 口コミNo.1 最安値」
問題点:
・Googleガイドライン違反
・スパムと判断される
→ 認証拒否
⭕OK例:
「山田整骨院」
または
「山田整骨院|渋谷の整体院」
【対処法】
□ 正式な店舗名のみ
□ 簡潔な説明は可(20文字以内)
□ キーワードの羅列はNG
□ 一度設定したら、修正してから再申請
理由8:複数のアカウントから同じビジネスを登録
【問題】
山田さん:
自分のGoogleアカウントで
「山田整骨院」を登録
佐藤さん(従業員):
別のGoogleアカウントで
「山田整骨院」を登録
→ 重複
→ Googleが混乱
→ 認証拒否
【対処法】
既に複数登録してしまった場合:
1. どれか1つを残す
2. 他を全て削除申請
3. 残したもので認証
予防策:
□ 1つのビジネスは1つのプロフィールのみ
□ 管理者を追加する機能を使う
□ 複数人で管理する場合も、1つのプロフィール
理由9:ビジネスカテゴリが不適切
【Googleが認証しにくいカテゴリ】
・自宅ベースのビジネス
・サービスエリアビジネス(住所非表示)
・一部のオンラインビジネス
【対処法】
自宅ベースの場合:
□ 「サービスエリアビジネス」に設定
□ 住所を非表示に
□ サービスエリアを設定
訪問型ビジネス:
□ カテゴリを正確に
□ 「お客様の場所に出向く」をON
オンラインビジネス:
□ 適切なカテゴリを選択
□ メール認証を試す
理由10:過去にアカウントが停止された
【問題】
以前、ガイドライン違反等で
アカウントが停止された
→ ブラックリストに
→ 新規登録も認証されない
【対処法】
1. 過去の違反を確認
2. 問題を完全に解決
3. Googleサポートに問い合わせ
4. 異議申し立て
5. 再審査をリクエスト
【時間】
解決まで1-3ヶ月かかることも
状況別の対処法【完全ガイド】
状況1:ハガキが届かない(14日以上経過)
【Step 1: 郵便状況を確認】
□ 郵便受けを再確認
・家族が受け取っていないか
・別の郵便受けに入っていないか
・管理人が預かっていないか
□ 不在票がないか確認
・ポストに入らなかった?
・再配達依頼
□ 郵便局に問い合わせ
「Googleからのハガキが届かない」
→ 追跡調査を依頼
【Step 2: Googleに再送依頼】
1. Googleビジネスプロフィールにログイン
2. 「確認」セクション
3. 「ハガキが届かない場合」をクリック
4. 「新しいコードをリクエスト」
注意:
・前回から14日以上経過してから
・住所を再確認してから
・年3回までしかリクエストできない
【Step 3: 代替認証方法を試す】
電話・SMS認証が選択可能になっていないか確認
【Step 4: サポートに問い合わせ】
1. Googleビジネスプロフィールヘルプセンター
2. 「サポートに問い合わせ」
3. 状況を詳しく説明
伝えるべき情報:
・ビジネス名
・住所
・いつハガキをリクエストしたか
・何回リクエストしたか
・郵便局に確認した結果
状況2:ハガキは届いたが、コードが無効
【原因】
・コードの有効期限切れ(30日)
・入力ミス
・複数回リクエストして古いコードを使用
【対処法】
Step 1: コードを再確認
□ 数字を正確に入力(0とO、1とIなど注意)
□ 大文字・小文字は関係ない
□ ハイフン・スペースは入力不要
Step 2: 最新のハガキを確認
□ 複数届いている場合、最新のものを使用
□ 日付を確認
Step 3: 有効期限を確認
□ ハガキ到着から30日以内か
□ 30日以上経過している場合、再リクエスト
Step 4: 新しいコードをリクエスト
□ 14日以上経過してから
□ 再度ハガキをリクエスト
状況3:電話認証ができない
【問題のパターン】
パターン1: 電話がかかってこない
パターン2: 自動音声が聞き取れない
パターン3: コードを入力する画面が出ない
【対処法】
パターン1の対処:
□ 電話番号が正確か確認
□ 国番号(+81)が正しいか
□ 携帯・固定の区別が正しいか
□ 着信拒否設定を解除
□ 迷惑電話ブロック機能をOFF
□ 5分待っても来ないなら再試行
パターン2の対処:
□ 静かな場所で受ける
□ スピーカーフォンON
□ メモの準備
□ 聞き取れなかったら、再度リクエスト
□ SMS認証に切り替え
パターン3の対処:
□ ブラウザをリロード
□ 別のブラウザで試す
□ シークレットモードで試す
□ キャッシュをクリア
□ 翌日再試行
状況4:SMS認証ができない
【問題のパターン】
パターン1: SMSが届かない
パターン2: コードが無効
【対処法】
パターン1の対処:
□ 電話番号が正確か確認
□ SMS受信ブロックをOFF
□ 海外からのSMSを受信可能に設定
□ 10分待つ
□ 再度リクエスト
□ 電話認証に切り替え
パターン2の対処:
□ 届いたSMSの時刻を確認
□ 最新のコードを使用
□ 有効期限内(通常15分)に入力
□ 入力ミスがないか確認
□ 再度リクエスト
状況5:「認証オプションなし」と表示される
【原因】
・ビジネスの種類が不適格
・過去の違反歴
・重複登録
・不正確な情報
【対処法】
Step 1: ビジネス情報を見直す
□ 住所が正確か
□ 電話番号が正確か
□ ビジネス名が適切か
□ カテゴリが正しいか
Step 2: 重複登録を確認
□ 同じビジネスの他の登録を削除
Step 3: 24時間待つ
情報を修正したら、
24-48時間後に認証オプションが表示されることも
Step 4: サポートに問い合わせ
「認証方法が表示されません」
→ 詳細を説明
Step 5: 別の認証方法を探す
一部のビジネスは「ビデオ通話認証」が可能
→ サポートに問い合わせて確認
状況6:「このビジネスは確認できません」エラー
【原因】
・ガイドライン違反
・スパムと判断された
・資格のないビジネス
【対処法】
Step 1: ガイドラインを確認
Googleマイビジネスヘルプセンター
→ 「資格要件」を確認
Step 2: 問題を特定
よくある違反:
□ 存在しないビジネス
□ 私書箱の使用
□ バーチャルオフィス
□ キーワードスパム
□ 不適切なカテゴリ
Step 3: 修正
□ 問題点をすべて修正
□ 正確な情報に更新
Step 4: 異議申し立て
1. Googleビジネスプロフィールヘルプ
2. 「異議申し立て」フォーム
3. 詳細を説明
必要書類:
・ビジネスの実在証明(登記簿謄本等)
・住所の証明(公共料金請求書等)
・営業許可証(該当する場合)
状況7:認証後、アカウントが停止された
【原因】
・ガイドライン違反
・スパム行為
・虚偽の情報
・第三者からの報告
【対処法】
Step 1: 停止理由を確認
□ メール通知を確認
□ ビジネスプロフィールの通知を確認
Step 2: 問題を特定
よくある理由:
□ ビジネス名にキーワード詰め込み
□ 住所が不正確
□ 複数の重複登録
□ 不適切な口コミ返信
Step 3: 問題を修正
□ すべてのガイドライン違反を修正
□ 重複があれば削除
□ 情報を正確に
Step 4: 再審査リクエスト
1. 「停止された理由」のメールから
2. 「再審査をリクエスト」をクリック
3. 修正内容を詳しく説明
説明文の例:
「ビジネス名から不適切なキーワードを削除しました。
現在のビジネス名は正式名称のみです。
重複登録も削除しました。
全ての情報が正確であることを確認しました。
再審査をお願いいたします。」
Step 5: 待つ
再審査:3-5営業日
場合によっては2-4週間
Googleサポートへの効果的な問い合わせ方法
問い合わせ前の準備
【準備すべき情報】
1. ビジネス情報
□ ビジネス名(正確に)
□ 住所(〒含む完全な住所)
□ 電話番号
□ カテゴリ
□ ウェブサイトURL
2. 経緯
□ いつ登録したか
□ いつ認証をリクエストしたか
□ 何回リクエストしたか
□ どの認証方法を試したか
□ エラーメッセージ(スクリーンショット)
3. これまでの対応
□ 何を試したか
□ その結果はどうだったか
4. 証明書類(準備しておく)
□ 登記簿謄本
□ 営業許可証
□ 公共料金請求書(住所証明)
□ 店舗の外観写真
□ 看板の写真
問い合わせ方法
【方法1: ヘルプセンター経由】
1. Googleビジネスプロフィールヘルプにアクセス
2. 「お問い合わせ」をクリック
3. 問題の種類を選択
4. フォームに記入
5. 送信
【方法2: Twitter】
@GoogleMyBiz(英語)
@GoogleMyBiz_JP(日本語)
短文で状況を説明
ハッシュタグ: #GoogleMyBusiness
【方法3: コミュニティフォーラム】
Google マイビジネス ヘルプコミュニティ
→ 質問を投稿
→ エキスパートが回答
【方法4: 電話(一部の国・ケースのみ)】
条件:
・特定の問題
・ビジネスが確認済み
・プロダクトエキスパートが推奨した場合
通常、電話サポートは利用不可
効果的な問い合わせ文の書き方
【悪い例】
「認証できません。助けてください。」
問題点:
・情報が不足
・何を試したか不明
・対応しようがない
【良い例】
「件名:ハガキが届かず認証ができません
ビジネス名:山田整骨院
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-2-3 渋谷ビル4F
電話:03-1234-5678
カテゴリ:整骨院
【状況】
2025年9月15日にハガキでの認証をリクエストしましたが、
10月10日現在、ハガキが届いておりません。
【これまでの対応】
1. 郵便受けを毎日確認(家族にも確認済み)
2. 管理会社に確認したが、預かっていない
3. 郵便局に問い合わせたが、配達記録なし
4. 住所表記を再確認し、正確であることを確認
【確認事項】
・住所は登記簿謄本と一致しています(添付)
・郵便受けには店舗名を明記しています(写真添付)
・過去に同じ住所で他の郵便物は問題なく届いています
【質問】
1. ハガキの配送状況を確認していただけますか
2. 電話認証やSMS認証は利用可能でしょうか
3. 再度ハガキをリクエストすべきでしょうか
お忙しいところ恐れ入りますが、
ご対応をよろしくお願いいたします。
添付:
・登記簿謄本
・郵便受けの写真
・店舗外観の写真」
→ 情報が完全
→ 経緯が明確
→ 対応しやすい
特殊ケースの対処法
ケース1:自宅兼事務所
【問題】
自宅住所を公開したくない
【対処法】
Option 1: サービスエリアビジネスとして登録
設定方法:
1. 「お客様の場所に出向きます」をON
2. 住所を非表示に設定
3. サービスエリアを設定(渋谷区、世田谷区等)
メリット:
・住所が非表示
・サービスエリア内で表示される
デメリット:
・「近くの〇〇」検索で不利
・住所検索では出てこない
Option 2: レンタルオフィス・シェアオフィスを契約
・月数千円〜
・ビジネス住所として使用可能
・ただし、実際にビジネスをしている必要あり
ケース2:移転したばかり
【問題】
旧住所で登録済み、新住所に変更したい
【対処法】
Step 1: ビジネス情報を更新
□ 新住所に変更
□ 電話番号も変更あれば更新
Step 2: 再認証
□ 新住所でハガキをリクエスト
□ 認証完了
注意点:
・口コミは引き継がれる
・写真も引き継がれる
・検索順位は一時的に下がる可能性
・2-3週間で回復
予防策:
移転の1ヶ月前から準備
移転後すぐに認証リクエスト
ケース3:同じ建物に複数の店舗
【問題】
ビル内に自社の複数店舗
(例:1Fカフェ、2F雑貨店)
【対処法】
それぞれ独立したビジネスとして登録可能
条件:
□ 別々の入口がある
□ 異なるサービスを提供
□ 異なる電話番号
住所の書き方:
店舗1:「〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-2-3 渋谷ビル1F」
店舗2:「〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-2-3 渋谷ビル2F」
認証:
それぞれ個別に認証
ケース4:フランチャイズ店舗
【問題】
本部が一括管理?個別管理?
【対処法】
原則:各店舗が個別に登録・管理
ただし:
・本部がオーナーになり、
・各店舗の管理者を追加することは可能
推奨体制:
本部:オーナー権限
各店舗:管理者権限
メリット:
・本部が全店舗を監視
・各店舗が自店舗を管理
・情報の統一性
ケース5:季節営業・臨時店舗
【問題】
夏だけ営業、イベント時だけ営業
【対処法】
Option 1: 通常のビジネスとして登録
・営業期間外は「臨時休業」に設定
・次のシーズンに再開
Option 2: 毎シーズン新規登録
・非推奨
・口コミが引き継がれない
・毎回認証が必要
推奨:Option 1
認証を確実に通すための予防策
予防策1:登録前の準備
【登録前チェックリスト】
□ 正確な住所を確認
・登記簿謄本を確認
・郵便番号検索で確認
・建物名・階数・部屋番号を正確に
□ 電話番号を決定
・ビジネス用の番号
・固定電話が理想
・長期的に使える番号
□ ビジネス名を決定
・正式名称のみ
・キーワードの詰め込みNG
・シンプルに
□ カテゴリを決定
・最も適切なカテゴリを選択
・複数選択可能だが、メインは1つ
□ ウェブサイトを準備
・住所・電話番号・営業時間が記載
・Googleマップと情報を統一
□ 営業許可証を準備
・飲食店、美容院等、必要な業種
・すぐに提出できるように
予防策2:一貫した情報管理(NAP統一)
【NAP = Name, Address, Phone】
全てのプラットフォームで統一:
□ Googleビジネスプロフィール
□ ウェブサイト
□ SNS(Facebook, Instagram, Twitter)
□ ポータルサイト(食べログ、ホットペッパー等)
□ 名刺
□ チラシ
□ 看板
【統一する情報】
ビジネス名:
「山田整骨院」で統一
(「山田接骨院」「ヤマダ整骨院」等のバラつきNG)
住所:
「〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-2-3
渋谷ビル4F」で統一
電話番号:
「03-1234-5678」で統一
(ハイフンの有無も統一)
予防策3:郵便受けの準備
【チェックリスト】
□ 郵便受けに店舗名を明記
・テプラ等で作成
・はっきり読めるように
□ テナントビルの場合
・部屋番号も明記
・「4F 山田整骨院」等
□ 集合住宅の場合
・「401号室 山田太郎
(山田整骨院)」
□ 管理人がいる場合
・Googleからのハガキが届く旨を伝達
・預かってもらう依頼
□ 不在がちな場合
・家族に伝達
・郵便物を毎日チェックする習慣
予防策4:複数アカウントの回避
【ルール】
1つのビジネス = 1つのプロフィール
複数人で管理する場合:
1. 1人がプロフィールを作成・認証
2. 他の人を「管理者」として追加
【管理者の追加方法】
1. Googleビジネスプロフィールにログイン
2. 「ユーザー」セクション
3. 「ユーザーを追加」
4. メールアドレスを入力
5. 権限を選択(オーナー or 管理者)
6. 招待を送信
【権限の種類】
オーナー:全ての権限(削除も可能)
管理者:ほぼ全ての権限(削除不可)
サイト管理者:一部の編集のみ
よくある質問
Q1. ハガキは何回までリクエストできる?
A. 年3回までです。
制限:
・1年間に3回まで
・4回目以降はサポートへの問い合わせが必要
推奨:
・慎重にリクエスト
・住所を完全に確認してから
・14日間は必ず待つ
Q2. 認証にかかる期間は?
A. 方法により異なります。
ハガキ:5-14日
電話・SMS:即時
メール:即時
ビデオ通話:数日〜1週間
平均:
スムーズなら:1-2週間
トラブル時:1-2ヶ月
サポート介入時:2-4ヶ月
Q3. 認証コードの有効期限は?
A. 30日です。
ハガキ:届いてから30日以内
電話・SMS:受け取ってから15分以内
期限切れの場合:
→ 再リクエスト
Q4. 認証後、情報を変更できる?
A. はい、できます。
変更可能:
・ビジネス名(ガイドライン遵守)
・住所
・電話番号
・営業時間
・写真
・説明文
ただし:
・住所変更は再認証が必要な場合も
・大幅な変更は慎重に
Q5. 代行業者に依頼すべき?
A. 基本的には自分でできます。
自分でできる:90%のケース
業者依頼が有効:10%のケース
業者に依頼すべきケース:
・複数回失敗して、お手上げ
・複雑な状況(重複、停止等)
・時間がない
・英語でのサポート対応が必要
費用:
3-10万円程度
注意:
・悪質な業者に注意
・不正な手法を使う業者はNG
・実績と評判を確認
まとめ
【Googleビジネスプロフィール認証が通らない時の対処法】
【原因Top3】
1. 住所が不正確・不完全
2. ハガキが届く前に再リクエスト
3. 郵便受けに店舗名がない
【対処法Top3】
1. 住所を完全に正確にする
2. 14日間は必ず待つ
3. 郵便受けに明確に店舗名を記載
【成功のための5つのポイント】
1. 準備を完璧に
→ 登録前に全ての情報を確認
2. 情報を統一する
→ NAP(Name, Address, Phone)を全プラットフォームで統一
3. 焦らず待つ
→ ハガキは5-14日かかることを理解
4. 記録を残す
→ いつ何をしたか記録
→ トラブル時に役立つ
5. サポートを活用
→ 困ったらすぐに問い合わせ
→ 詳細な情報を提供
【最終メッセージ】
認証は、確かに面倒です。
トラブルもよく起こります。
でも、諦めないでください。
正しい方法で、正しい情報で、
継続的に取り組めば、
必ず認証できます。
この記事の手順を1つずつ実行すれば、
あなたも必ず成功します。
今日からできるアクション
【今日やること(30分)】
□ 住所を完全に正確に確認
□ 郵便受けに店舗名を明記
□ NAP(Name, Address, Phone)を全プラットフォームで統一
【今週やること(2時間)】
□ 認証をリクエスト(まだの場合)
□ 14日間待つ
□ 証明書類を準備(登記簿謄本等)
【トラブル時(1時間)】
□ この記事の該当箇所を再読
□ 対処法を実行
□ 解決しなければサポートに問い合わせ
【認証成功後】
□ すぐに情報を充実
□ 写真を100枚投稿
□ 口コミ獲得を開始
□ MEO対策を本格始動
さあ、今日から行動しましょう。
認証は、MEO対策の第一歩。
ここを乗り越えれば、あとは順調に進みます。
あなたの認証成功を、心から応援しています!
トラブルが起きても、諦めないでください。
この記事があなたの助けになれば幸いです。
頑張ってください!📮

コメント