最終目標としての世界各地旅行企画の意味

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なぜ私は「一緒に世界各地を旅行する」と言い続けるのか?

私のセミナーに参加された方なら、必ず聞いたことがあるはずです。

「皆さんの実現したい目標の中に、ぜひ私も含めてください。一緒に世界各地を旅行しましょう!」

この言葉を聞いて、

「なんでコンサルタントが一緒に旅行したがるんだ?」 「売上アップの話をしてるのに、なぜ旅行の話?」 「単なる営業トークじゃないの?」

そう思った方もいるかもしれません。

でも実は、この「一緒に世界各地旅行」には、行動収益化法の最も重要なエッセンスが込められているんです。

今日は、その真の意味をお話しします。

私自身の体験から生まれた確信

人生を変えた「初めての海外旅行」

私が初めて海外に行ったのは、独立開業して2年半で全財産を失った直後でした。

親から借りた300万円で事業を再スタートした時期。正直、旅行なんてする余裕はありませんでした。

でも、ある経営者の先輩から言われたんです。

「浜田くん、君は視野が狭すぎる。一度外の世界を見てこい。それが君の事業を救うことになる」

半信半疑でしたが、思い切ってタイに行きました。3泊4日、格安ツアーで総額8万円。当時の私には大金でした。

そこで見た衝撃的な光景

タイの屋台で、私は驚愕の光景を目にしました。

小さな屋台のおばちゃんが、1日で私の月商を超える売上を上げていたんです。

「どうしてこんなことが可能なんだ?」

その答えを探すうちに、気づいたことがありました。

彼女は、私が考えもしなかった「仕組み」を持っていたんです。

  • 回転率を極限まで高める座席設計
  • 無駄のない調理動線
  • お客さんが自然に追加注文したくなるメニュー配置
  • 言葉の壁を超えるコミュニケーション術

この4日間の体験が、私の事業を完全に変えました。

帰国後、学んだ仕組みを自分の事業に応用した結果、半年後には借金を完済。1年後には年商が3倍になりました。

たった8万円の投資が、人生を激変させた瞬間でした。

なぜ「一緒に」旅行することが重要なのか?

一人旅と共同旅行の決定的な違い

実は、私はその後も一人で海外に行くことが何度もありました。

でも、一人で行った旅行と、仲間と行った旅行では、得られるものが全く違うことに気づいたんです。

一人旅の場合:

  • 自分の興味のある部分にしか目が向かない
  • 見落としてしまうポイントが多い
  • 体験を共有する相手がいない
  • 記憶が曖昧になりやすい

共同旅行の場合:

  • 他の人の視点で新しい発見がある
  • 気づかなかったポイントを教えてもらえる
  • その場で意見交換ができる
  • 共通の記憶として深く刻まれる

美容室経営者5人でのパリ旅行事例

2年前、私のクライアントである美容室経営者5人と一緒にパリに行きました。

参加者プロフィール:

  • Aさん:大阪・スタッフ3人・年商2800万
  • Bさん:名古屋・スタッフ8人・年商5200万
  • Cさん:福岡・スタッフ2人・年商1900万
  • Dさん:仙台・スタッフ6人・年商4100万
  • Eさん:静岡・スタッフ4人・年商3200万

4日間で起こった奇跡的な化学反応

1日目:パリの老舗美容室見学

私一人だったら「へー、歴史があるんだな」で終わっていたでしょう。

でも、5人いることで:

Aさん: 「この内装、お客様の心理をすごく考えてるね」 Bさん: 「技術者の動線が完璧に計算されてる」 Cさん: 「少ないスタッフでも効率的に回せる仕組みだ」 Dさん: 「この価格設定、日本でも応用できそう」 Eさん: 「お客様との距離感が絶妙だな」

一つの美容室を見ているのに、5つの全く違う視点が飛び出してきたんです。

2日目:ホテルでの緊急作戦会議

その夜、ホテルのロビーで自然発生した作戦会議。

それぞれが見つけたポイントを共有し始めると、とんでもないことが起こりました。

Aさんの発見 × Bさんの経験 × Cさんのアイデア = 誰も思いつかなかった新サービス

この組み合わせから生まれたのが「プレミアム時短カット」というコンセプト。

30分で通常の1時間分のサービスを提供し、料金は1.5倍に設定。忙しいビジネスマンをターゲットにしたサービスです。

3日目:シャンゼリゼ通りでの偶然の出会い

街を歩いていると、小さなカフェで日本人の女性経営者に出会いました。

彼女は元々東京で美容室を経営していたのですが、パリに移住してカフェを開いたという方。

「なぜ美容室をやめたんですか?」

彼女の答えが、5人全員の価値観を揺さぶりました。

「美容室は技術を売る商売だと思っていました。でも本当は『時間』と『体験』を売る商売だったんです。それに気づいてから、すべてが変わりました」

4日目:全員の人生が変わった日

最終日、5人それぞれが「帰国したら絶対にこれをやる」という宣言をしました。

結果は驚異的でした。

6ヶ月後の各店舗の変化:

  • Aさん: パリ式接客で客単価20%UP
  • Bさん: 新サービス導入で売上30%UP
  • Cさん: 店舗改装で予約率50%UP
  • Dさん: スタッフ教育制度改革で離職率激減
  • Eさん: コンセプト一新で3ヶ月先まで予約満杯

しかも、5人は今でも定期的に情報交換を続けており、お互いの成功事例を共有し合っています。

これが「共同体験」の威力です。

世界各地旅行が最終目標である5つの理由

理由1:究極の成功の証明

世界各地を旅行できるということは:

  • 時間の自由を手に入れた証拠
  • 経済的余裕を実現した証拠
  • 仕組み化に成功した証拠
  • 人生を楽しむ余裕を得た証拠

つまり、行動収益化法の全てをマスターした状態だからこそ可能になることなんです。

理由2:最高の学習機会

世界各地には、私たちが想像もできないビジネスモデルがあります。

  • インドの理髪店が1日300人の客を捌く方法
  • イタリアの小さなレストランが100年続く秘密
  • タイの屋台が利益率70%を実現する仕組み
  • ドイツの職人が世界中からオーダーを受ける戦略

これらは、日本にいては絶対に学べない貴重な知識です。

理由3:視野の拡大効果

世界を見ることで:

  • 「日本の常識」が「世界の非常識」だと気づく
  • 新しい価値観に触れて固定観念が壊れる
  • 無限の可能性があることを実感する
  • 自分の事業の可能性が大きく広がる

理由4:最高の仲間との絆

苦楽を共にした仲間との絆は、何物にも代えがたいものです。

一緒に:

  • 異文化の中で困難を乗り越える
  • 新しい発見を共有する
  • 人生について語り合う
  • 未来の夢を描く

このような体験を通じて生まれる仲間関係は、一生の財産になります。

理由5:人生の最高の思い出

私たちの人生は、結局のところ「思い出の集合体」です。

仕事で成功しても、お金を稼いでも、それを分かち合える思い出がなければ虚しいもの

でも、仲間と一緒に世界各地を旅行した思い出は、80歳になっても色褪せることなく、人生を豊かにし続けてくれます。

「そんな夢みたいな話…」と思ったあなたへ

「世界各地旅行なんて、雲の上の話だよ」 「うちの店の売上じゃ、とても無理」 「時間なんて作れるわけがない」

そう思った方にお聝えしたいことがあります。

3年前の田中さんの話

福岡で小さな居酒屋を経営している田中さん(48歳・男性)。

3年前の田中さんの状況:

  • 売上月120万円
  • 毎日15時間労働
  • 年間休日10日
  • 借金800万円

田中さんは私のセミナーで「一緒に世界旅行しましょう」という話を聞いて、こう言いました。

「浜田さん、正直言って何の冗談かと思いました。うちみたいな店が海外旅行なんて、100年早いって思ってましたから」

でも、田中さんは変わりました

行動収益化法を実践した結果:

1年目:

  • 作業を分解してパートさんに委譲
  • 週1日の休みを確保
  • 売上180万円に増加

2年目:

  • メニューを絞り込んで利益率改善
  • スタッフの自立化が進行
  • 売上250万円に増加

3年目:

  • 完全に仕組み化が完了
  • 月10日休みを実現
  • 売上320万円に増加

そして昨年、田中さんは私たちと一緒にベトナム旅行に参加しました。

田中さんの感想: 「3年前の自分に言ってやりたいです。『お前、来年には海外旅行してるぞ』って。夢みたいな話が現実になるんですね」

私があなたと一緒に旅行したい本当の理由

最後に、私の本音をお話しします。

私は決して「旅行が好きだから一緒に行きたい」わけではありません。

本当の理由は、あなたの成功を心の底から喜びたいからです。

コンサルタントとして15年間、数千人の経営者をサポートしてきました。

その中で気づいたことがあります。

本当の成功は、数字だけでは測れないということです。

売上が上がっても、利益が増えても、その人が心から幸せそうでなければ、それは本当の成功ではありません。

でも、仲間と一緒に世界各地を旅行している経営者の皆さんを見ていると、本当に輝いて見えるんです。

  • 家族との時間を大切にしている
  • スタッフとの関係が良好
  • 新しいチャレンジを楽しんでいる
  • 人生そのものを謳歌している

**これこそが、行動収益化法が目指す「真の成功」**です。

今、あなたに必要なのは「決意」だけ

「いつか世界各地を旅行したいな…」

そう思ったなら、今すぐその目標を紙に書いてください。

「3年後、浜田さんと一緒に○○に行く」

具体的に書くことで、あなたの潜在意識がその実現に向けて動き始めます。

そして、その目標を実現するために何が必要かを考えてください。

  • どのくらいの売上が必要?
  • どんな仕組みを作る必要がある?
  • どれくらいの時間的余裕が必要?

すべての答えは、行動収益化法の中にあります。

来年の企画は「イタリア美食ツアー」

実は、来年の企画はすでに決まっています。

イタリア美食ツアー(6泊8日)

  • ローマの老舗レストラン巡り
  • フィレンツェの家族経営カフェ見学
  • ミラノの最新ビジネスモデル研究
  • ナポリの伝統的な商売手法学習

参加条件は、行動収益化法を実践して具体的な成果を出していることです。

あなたも、来年の今頃、私たちと一緒にイタリアの美しい街並みを歩いていませんか?

その第一歩は、今日から始まります。


次回予告 次回は「共同体験がもたらす人生の豊かさ」について詳しくお話しします。なぜ一人で成功するよりも、仲間と一緒に成功した方が何倍も豊かな人生になるのか、その秘密をお伝えします。

※本サイトに記載された店舗名と店主名は、個店情報のため仮名とさせていただいております。

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この記事を書いた人

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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