なぜ毎日15時間働いても利益が残らないのか?初年度売上269万円の経営者が年商数億円を達成した「時間の使い方」革命

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「毎日朝から晩まで働いているのに、なぜかお金が残らない…」「自分がいないと店が回らなくて、休みも取れない…」こんな悩みを抱えている個人店オーナーの方、実はその原因は「時間の使い方」にあるかもしれません。

目次

あなたは本当に「忙しい」のか?それとも「大人気」なのか?

多くの経営者が口にする「忙しい」という言葉。でも、ちょっと待ってください。本当に「忙しい」のでしょうか?

実は、言葉の使い方一つで、あなたの現実は大きく変わります。「忙しい」を「おかげさまで大人気」に、「繁忙期」を「繁盛期」に変えてみてください。同じ状況でも、受け取る印象が全く違うはずです。

これは単なる言葉遊びではありません。あなたの思考パターンが、実際の行動を決定し、その結果として今の現実を作り出しているのです。

初年度売上269万円の衝撃的な失敗から学んだこと

実は私自身、独立開業当初は典型的な「忙しいのに儲からない」経営者でした。毎日14〜15時間、休みなしで働いた結果、初年度の売上はわずか269万円。月平均にすると、たった22万円程度でした。

当時の私は本当に頑張っていました。誰よりも長時間働き、すべての作業を自分でこなし、「これだけやっているんだから、きっと成果は出るはず」と信じていました。

しかし、2年半後、ついに資金が底をつき、親から300万円を借りる羽目になったのです。その時、妻から言われた言葉が今でも忘れられません。「今月から10万円ずつ返して」

この経験が、私の人生を大きく変えるきっかけとなりました。

24時間の使い方があなたの現実を決めている

なぜ、あれほど頑張っていたのに結果が出なかったのか。答えは明確でした。「24時間の使い方」が間違っていたのです。

多くの経営者が陥る罠、それは「時間がないから何もできない」という思考です。でも、実際は逆なのです。「考えないから時間がない」が正解です。

江戸時代の話をしましょう。当時、静岡から新静岡まで歩くと3時間半かかりました。往復で7時間、ほぼ1日がかりです。何かを届けるだけで1日が終わってしまう時代でした。

それが今では電車で21分。7時間かかっていたことが1時間で終わります。では、余った6時間で私たちは幸せになったでしょうか?むしろ、やることが増えて、より忙しくなっているのが現実です。

つまり、便利になったからといって、自動的に時間に余裕ができるわけではないのです。意識的に時間を管理し、本当に重要なことに集中しなければ、いくら効率化しても忙しさから解放されることはありません。

現実は100%自分が作り出している

厳しい話ですが、今の現実は100%あなた自身が作り出しています。時間がない、休みが取れない、売上が少ない——これらすべてが、あなたの考え方と行動の結果なのです。

この事実を受け入れることができれば、逆に言えば、考え方と行動を変えることで現実を変えることができるということでもあります。

私が269万円から年商数億円まで成長できたのも、この「現実は自分が作り出している」という事実を受け入れ、根本的に考え方を変えたからです。

月商100万円の店主と月商300万円の店主の決定的な違い

月商100万円の店主が、同じ考え方のまま月商300万円を目指すのは不可能です。なぜなら、月商100万円の結果を生み出しているのは、その人の考え方だからです。

月商300万円を達成したければ、月商300万円を達成する考え方と行動パターンを身につける必要があります。これは当たり前のことですが、多くの人が見落としている重要なポイントです。

では、具体的にどのような考え方の違いがあるのでしょうか?

成功する経営者の3つの思考パターン

1. 未来から現在を見る逆算思考

多くの人は「今から未来」を考えますが、成功する経営者は「未来から今」を見ます。まず理想の状態を明確にし、そこから逆算して今やるべきことを決めるのです。

例えば、年収1000万円を達成したいなら、まず「年収1000万円を達成している状態」を詳細にイメージします。そして、それを実現するために必要な売上、客数、客単価を算出し、さらにそれを実現するための具体的な行動を逆算して決めていくのです。

2. センターピンを狙う集中思考

ボーリングでストライクを出すには、すべてのピンを一本ずつ狙うのではなく、センターピンを狙います。人生や経営でも同じです。

例えば、「休みが取れない」「スタッフが育たない」「売上が伸びない」などの悩みがあるとき、多くの人はそれぞれを別々の問題として対処しようとします。

しかし、「お店を開けたまま旅行に行く」という一つの目標を設定すれば、スタッフの教育、売上の安定化、仕組み化など、すべての問題が同時に解決されます。これがセンターピン思考です。

3. 足し算ではなく引き算の思考

結果が出ない経営者ほど、「何か新しいことをやろう」と考えます。しかし、成功する経営者は「何をやめるか」を考えます。

なぜなら、24時間という時間は誰にとっても平等で、何かを始めるためには何かをやめなければならないからです。利益に直結しない作業をやめ、本当に重要なことだけに時間を使う。このシンプルな原則が、大きな違いを生むのです。

24時間を72時間に変える魔法の方法

「時間がない」という人にお伝えしたいのは、24時間を72時間に変える方法があるということです。それは、スタッフの時間を借りることです。

多くの経営者が「売上がないから人を雇えない」と言いますが、実際は逆です。「人を雇わないから売上が上がらない」のです。

あなたの時給が最も高いはずです。その高い時給の人が、本来スタッフにやってもらうべき低い時給の仕事をしているから、いつまでたっても状況が改善されないのです。

作業分解の威力:蕎麦屋の出汁取りの事例

「自分にしかできない仕事」と思い込んでいる作業の多くは、実際には誰でもできる作業に分解できます。

ある蕎麦屋の店主は、「蕎麦の出汁取りは自分にしかできない」と思っていました。しかし、作業を分解してみると以下のようになりました:

1. 寸胴をコンロに乗せる
2. 寸胴に水を10リットル入れる
3. 寸胴に鰹節を1キロ入れる
4. 弱火で10分間煮る
5. 沸騰しないよう気をつけながら鰹節をザルで残らず取る

これらの作業は、すべてパートスタッフでもできることでした。「弱火」などの曖昧な表現は、写真で具体的に示すことで統一できます。

この蕎麦屋の店主は、出汁取りをパートスタッフに任せることで1時間以上の時間を作ることができ、その時間を販促活動に使って売上を大幅に伸ばすことができました。

現状維持装置との戦い方

新しいことを始めようとすると、必ず「現状維持装置」が働きます。これは、ゴムを曲げると元に戻ろうとする力と同じです。

値上げしたいと思っても「お客さんが来なくなったらどうしよう」と考えてしまう。新しいサービスを始めようとしても「失敗したらどうしよう」と不安になる。これらはすべて現状維持装置の働きです。

この装置に打ち勝つ方法は、「働き出したぞ」と意識することです。現状維持装置が働いていることを客観的に認識できれば、その影響を最小限に抑えることができます。

1週間の行動分析から始める改革

まず、あなたの1週間の行動をすべて書き出してみてください。月曜日から日曜日まで、朝起きてから夜寝るまで、何をしているかを詳細に記録するのです。

その中で、以下の6つの観点から各作業を見直してください:

1. なくす(不要な作業の排除)
2. 任せる(スタッフへの移譲)
3. 委託する(外部への委託)
4. 変える(より効率的な方法への変更)
5. 速める(作業スピードの向上)
6. 集約する(複数作業の一本化)

この分析を行うだけで、多くの経営者が1日2〜3時間の時間を作ることができます。その時間を売上に直結する活動に使えば、必ず結果は変わります。

正しい目標設定の方法

目標設定で最も重要なのは、「ワクワクする」ことです。書いているときに心が躍らない目標は、絶対に達成されません。

遠足の日の朝、目覚まし時計をかけなくても自然に起きられるのは、ワクワクしているからです。あなたの目標も、そのレベルでワクワクするものでなければなりません。

また、目標は「〜したい」ではなく「〜している」という完了形で書いてください。脳は、すでに達成している状態として認識し、そこに向かって自然に行動を調整するようになります。

環境と人間関係の力を活用する

人は環境の生き物です。ヤンキーの友達がみんなヤンキーなのは、その環境にいるからです。

もしあなたが年収を上げたいなら、理想の年収をすでに達成している人と過ごす時間を増やしてください。旅行に行きたいなら、よく旅行に行く人と一緒にいる時間を増やしてください。

よく言われる法則ですが、あなたがよく一緒にいる5人の年収を平均した金額が、あなたの数年後の年収になります。これは科学的にも証明されている事実です。

失敗を恐れない確率論的思考

イチローは年俸1億円をもらっていましたが、打率は3割程度でした。つまり、10回中7回は失敗していたのです。

ビジネスでも同じです。10人にアプローチして1人成約するなら、90人に断られることで10人と契約できるのです。重要なのは、断られることを恐れるのではなく、早く断られて次に進むことです。

営業でも、チラシでも、新商品でも、すべては確率の問題です。この思考ができるようになると、失敗への恐怖がなくなり、行動量が劇的に増加します。

継続的改善のための「車検システム」

目標を立てっぱなしにしてはいけません。定期的な見直しが必要です。

車に車検があるように、あなたの目標にも「車検」を設定してください。月1回、四半期に1回など、定期的に進捗をチェックし、必要に応じて軌道修正を行うのです。

この継続的な改善サイクルがあることで、目標達成の確率が格段に上がります。

明日につながる1日の締めくくり方

多くの人は、その日の朝になって「今日は何をしようかな」と考えます。しかし、成功する経営者は違います。

1日の最後の15分を使って、5分で今日の振り返りを行い、10分で明日やることを5つ書き出してから仕事を終えるのです。

これだけで、翌朝のスタートが劇的にスムーズになり、1日の生産性が大幅に向上します。

最終的に目指すべき人生とは

行動収益化法の最終的な目標は、単純に売上を上げることではありません。自分が本当に望む人生を実現することです。

家族との時間を大切にし、趣味を楽しみ、旅行に行き、新しいことにチャレンジする。そんな充実した人生を送りながら、同時にビジネスでも成功を収める。

これは決して不可能な夢ではありません。正しい考え方と行動があれば、誰でも実現可能なのです。

あなたも今日から変われる

この記事を読んで、「自分にもできそうだ」と感じた方もいれば、「本当にそんなことが可能なのか」と疑問に思った方もいるでしょう。

しかし、一つだけ確実に言えることは、今のままでは何も変わらないということです。

もしあなたが本気で現状を変えたい、理想の経営者ライフを手に入れたいと思うなら、まず小さな一歩から始めてみてください。

1週間の行動分析をする、目標を「完了形」で書き直してみる、現状維持装置を意識してみる——どれでも構いません。

重要なのは、行動することです。知識だけでは何も変わりません。行動してこそ、初めて現実が変わり始めるのです。

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この記事は、実際に初年度売上269万円から年商数億円を達成した経営者の実体験に基づいて作成されています。個人の体験であり、効果を保証するものではありませんが、多くの経営者が同様の成果を上げている実証済みの方法です。

※本サイトに記載された店舗名と店主名は、個店情報のため仮名とさせていただいております。

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この記事を書いた人

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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