地方予選1回戦敗退校と甲子園常連校の意識格差

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地方予選1回戦敗退校と甲子園常連校の意識格差

「なぜあの高校は毎年甲子園に出場できるのに、うちの高校は地方予選で負けてしまうんだろう?」 「同じように練習しているのに、なぜこんなに結果が違うんだろう?」 「設備や環境はそれほど変わらないのに、なぜ差が生まれるんだろう?」

この疑問の答えは、 「意識格差」 にあります。

甲子園常連校と1回戦敗退校の間には、技術力や設備の差以上に、根本的な意識・考え方の格差が存在します。そして、この意識格差は飲食店・美容室の経営にも全く同じように当てはまるのです。

この記事では、甲子園常連校と1回戦敗退校の意識格差を分析し、それをビジネス成功に活用する方法を分かりやすく解説します。

目次

甲子園常連校と1回戦敗退校の根本的な違い

目標設定の意識格差

甲子園常連校の目標意識

基本認識: 「甲子園出場は最低ライン、全国制覇が真の目標」

具体的な目標設定:

  • 甲子園出場:当然達成すべき基準
  • 甲子園1回戦勝利:最低限のクリア目標
  • 甲子園ベスト8:満足できる成果
  • 甲子園優勝:究極の目標
  • 毎年の継続:一時的でなく継続的な強さ

日常の練習目標:

  • 「全国レベル」を意識した練習内容
  • 他の強豪校との比較基準
  • プロ野球選手を輩出する意識
  • 伝統を継承し、さらに発展させる責任感

1回戦敗退校の目標意識

基本認識: 「地方予選で勝てれば大成功」

具体的な目標設定:

  • 地方予選1回戦突破:大きな目標
  • 地方予選2回戦進出:夢のような目標
  • 甲子園出場:非現実的な夢
  • 他校に負けないこと:消極的な目標
  • 継続性への意識が薄い

日常の練習目標:

  • 「地域レベル」を意識した練習内容
  • 近隣校との比較基準
  • 高校野球で終わることを前提
  • 現状維持で満足する傾向

問題への向き合い方の格差

甲子園常連校の問題意識

問題を成長のチャンスと捉える:

  • 負け試合:「何が足りなかったか」を徹底分析
  • 弱点発見:「強化すべきポイント」として前向きに捉える
  • 困難:「乗り越えるべき試練」として受け入れる
  • 批判:「改善のヒント」として活用
  • 失敗:「成功への階段」として価値化

具体的な問題解決アプローチ:

問題発生
↓
「なぜこうなったのか」の原因分析
↓
「どうすれば改善できるか」の解決策検討
↓
「いつまでに、どのように改善するか」の計画立案
↓
実行と検証
↓
さらなる改善へ

1回戦敗退校の問題意識

問題を避けるべき障害と捉える:

  • 負け試合:「相手が強すぎた」「運が悪かった」
  • 弱点発見:「仕方がない」「元々無理だった」
  • 困難:「避けて通りたい面倒なこと」
  • 批判:「理不尽な攻撃」として反発
  • 失敗:「恥ずかしい出来事」として隠蔽

問題への対応パターン:

問題発生
↓
「誰が悪いのか」の犯人探し
↓
「なぜ自分たちがこんな目に」の愚痴
↓
「次は運が良ければ」の希望的観測
↓
根本的な改善なし
↓
同じ問題の繰り返し

飲食店経営における意識格差

繁盛店の経営者意識(甲子園常連校型)

目標設定の意識

基本認識: 「地域No.1は最低ライン、全国に通用する店が真の目標」

具体的な目標:

  • 地域で評判の店:当然のベースライン
  • 他県からも客が来る:満足できる成果
  • メディア掲載・取材:当然目指すべきレベル
  • 多店舗展開:将来の成長目標
  • 業界のリーダー:究極の目標

日常の意識:

毎日の質問:
「今日も昨日より良いサービスができたか?」
「お客さんに感動してもらえたか?」
「全国レベルの店と比較してどうか?」
「今日の学びを明日どう活かすか?」

問題への向き合い方

売上低迷時の思考:

売上が下がった
↓
「お客さんのニーズに応えられていない部分はどこか?」
↓
「どんな改善をすれば満足度が上がるか?」
↓
「競合店の優れている点は何か?」
↓
具体的な改善行動
↓
効果測定と次の改善

お客さんクレーム時の思考:

クレームが発生
↓
「お客さんの期待に応えられなかった原因は何か?」
↓
「どうすれば同じ問題を防げるか?」
↓
「この経験から何を学べるか?」
↓
システム改善と再発防止
↓
より高いサービスレベルへ

伸び悩む店の経営者意識(1回戦敗退校型)

目標設定の意識

基本認識: 「近所で普通に営業できれば十分」

具体的な目標:

  • 近隣店より劣らない:消極的な目標
  • 現状維持:安定志向
  • 大きな失敗をしない:リスク回避
  • 今の客数を保つ:成長意識の欠如
  • 継続性への意識が薄い

日常の意識:

毎日の思考:
「今日も無事に営業できた」
「特に問題は起きなかった」
「まあ、こんなものでしょう」
「他の店も似たようなもの」

問題への向き合い方

売上低迷時の思考:

売上が下がった
↓
「景気が悪いから仕方ない」
↓
「近所に新しい店ができたから」
↓
「お客さんの好みが変わったから」
↓
環境のせいにして終わり
↓
根本的改善なし

お客さんクレーム時の思考:

クレームが発生
↓
「お客さんが神経質すぎる」
↓
「今までこれで大丈夫だった」
↓
「そんなに完璧にはできない」
↓
表面的な謝罪のみ
↓
同じ問題の繰り返し

美容室経営における意識格差

人気サロンの経営者意識(甲子園常連校型)

技術・サービスへの意識

基本認識: 「お客さんを美しく変身させるのが当然の責務」

具体的な意識:

  • 最新技術の習得:プロとしての義務
  • お客さん満足度99%:最低限の基準
  • リピート率90%以上:当然の結果
  • 口コミでの紹介:自然な成果
  • 業界での技術的評価:目指すべき地位

日常の意識:

毎日の自問:
「今日もお客さん全員を美しくできたか?」
「技術的に成長できたか?」
「全国レベルの技術者と比べてどうか?」
「お客さんの人生をより良くできたか?」

技術向上への取り組み

継続的学習の意識:

新技術発見
↓
「この技術でお客さんをもっと美しくできる」
↓
「どうやって最短で習得するか」
↓
積極的な練習と実践
↓
お客さんでの実践
↓
さらなる技術探求

普通のサロンの経営者意識(1回戦敗退校型)

技術・サービスへの意識

基本認識: 「そこそこのサービスができれば十分」

具体的な意識:

  • 基本技術があればOK:現状維持
  • お客さんが文句を言わなければ良い:消極的基準
  • 他店と同程度であれば問題ない:比較思考
  • 大きな失敗をしなければ良い:リスク回避
  • 技術向上への意識が薄い

日常の意識:

毎日の思考:
「今日も特に問題なく終わった」
「お客さんは満足している『ようだ』」
「他の店も同じようなもの」
「現状で十分やっている」

技術向上への取り組み

学習に対する意識:

新技術の情報
↓
「覚えるのが大変そう」
↓
「今の技術で十分」
↓
「お客さんも求めていない」
↓
学習を避ける
↓
技術の停滞

意識格差が生む具体的な結果の違い

1年後の差

甲子園常連校型の経営(繁盛店)

飲食店の例:

初期状態:地域の普通の店
↓
1ヶ月後:サービス改善でリピート客増加
↓
3ヶ月後:口コミで新規客増加
↓
6ヶ月後:地域で評判の店として認知
↓
1年後:他地域からも客が来る人気店
↓
数値結果:売上50%向上、利益率も改善

美容室の例:

初期状態:近所の普通のサロン
↓
1ヶ月後:技術向上でお客さん満足度向上
↓
3ヶ月後:リピート率向上と紹介客増加
↓
6ヶ月後:予約が取りにくい人気サロン化
↓
1年後:技術力で有名な地域トップサロン
↓
数値結果:客単価70%向上、予約率95%

1回戦敗退校型の経営(現状維持店)

飲食店の例:

初期状態:地域の普通の店
↓
1ヶ月後:特に変化なし
↓
3ヶ月後:近隣競合店に客を取られ始める
↓
6ヶ月後:売上低下で経営圧迫
↓
1年後:閉店の危機、または低空飛行継続
↓
数値結果:売上20%減少、利益率悪化

美容室の例:

初期状態:近所の普通のサロン
↓
1ヶ月後:特に変化なし
↓
3ヶ月後:新しいサロンに客を取られ始める
↓
6ヶ月後:技術的に時代遅れになる
↓
1年後:価格競争に巻き込まれ疲弊
↓
数値結果:客単価10%減少、予約率70%

5年後の決定的な差

甲子園常連校型(継続的成長)

到達地点:

  • 地域を代表する名店として確立
  • 他県からの視察や取材が定期的にある
  • 業界での影響力と発言力を持つ
  • 多店舗展開やフランチャイズ化
  • 年収1000万円以上の安定収入

成長の継続性:

  • 毎年新しいチャレンジを継続
  • 業界のトレンドを先取り
  • 後進の指導にも積極的参加
  • 地域経済の発展にも貢献

1回戦敗退校型(停滞または衰退)

到達地点:

  • 現状維持がやっと、または廃業
  • 新しい店に押され続ける立場
  • 価格競争での消耗戦
  • 個人経営の限界を感じる
  • 年収300-500万円で停滞

停滞の継続性:

  • 毎年同じ問題の繰り返し
  • 業界の変化についていけない
  • 孤立した経営状況
  • 地域での存在感が薄い

意識格差を埋める具体的方法

ステップ1:現在の意識レベルを客観視する

自己診断チェックリスト

目標設定の意識チェック: □ 地域で1番を目指している □ 全国レベルを意識している □ 継続的な成長を考えている □ 明確な数値目標がある □ 挑戦的な目標を設定している

問題解決の意識チェック: □ 問題を成長のチャンスと考える □ 原因分析を徹底的に行う □ 改善策を具体的に立案する □ 実行と検証を継続する □ 失敗から学ぶ姿勢がある

学習・成長の意識チェック: □ 毎日何かしら学んでいる □ 業界の最新情報を収集している □ 他店の成功事例を研究している □ 投資を惜しまず学習機会を作る □ 継続的な自己投資をしている

評価基準:

  • 13-15個:甲子園常連校レベル
  • 10-12個:地方強豪校レベル
  • 7-9個:一般的なレベル
  • 4-6個:改善が必要なレベル
  • 0-3個:1回戦敗退校レベル

ステップ2:甲子園常連校の思考パターンを学習する

成功事例の徹底研究

研究すべき対象:

  • 業界のトップ企業・店舗
  • 長期間成功を続けている経営者
  • 急成長を遂げた事例
  • 困難を乗り越えた成功ストーリー
  • 革新的なサービス・技術を生み出した例

研究方法:

【情報収集】
・書籍、雑誌、ウェブサイト
・セミナー、講演会への参加
・直接的な店舗見学・視察
・成功者へのインタビュー
・業界関係者からの情報

【分析ポイント】
・何を目標にしていたか
・どんな困難があったか
・どうやって問題を解決したか
・どんな学習・努力をしたか
・なぜ継続的に成功できるのか

思考パターンの模倣練習

日常的な思考転換練習:

【現在の思考】→【甲子園常連校思考】

「今日は忙しかった」
→「今日も多くのお客さんに喜んでもらえた」

「お客さんが少ない」
→「一人一人のお客さんと深く向き合えるチャンス」

「競合店ができた」
→「この地域が注目されている証拠、さらに良いサービスで差別化するチャンス」

「クレームがあった」
→「サービス向上のための貴重なフィードバック」

ステップ3:高い基準値の環境を作る

物理的環境の向上

甲子園常連校レベルの環境作り:

  • 店内・厨房を最高レベルの清潔さに保つ
  • 道具・設備を一流レベルに改善
  • 情報収集環境を整備(専門誌、書籍、ネット環境)
  • 学習スペースの確保
  • 目標や成功事例を掲示

人的環境の向上

高い意識を持つ人との関係構築:

  • 業界のトップクラスとの交流
  • 成長志向の強い同業者との勉強会
  • 優秀なスタッフの採用・育成
  • お客さんとの質の高い関係構築
  • メンター(指導者)の存在

情報環境の向上

質の高い情報への切り替え:

  • 業界の専門情報に特化
  • 成功事例中心の情報収集
  • グローバルな視点の情報
  • 将来のトレンド情報
  • ネガティブ情報の排除

ステップ4:継続的な意識向上システム

日常的な意識確認

毎朝の質問(5分):

  • 今日はどんな価値をお客さんに提供するか?
  • 今日はどんな学習・成長をするか?
  • 今日はどんなチャレンジをするか?
  • 甲子園常連校なら今日どう過ごすか?

毎晩の振り返り(10分):

  • 今日、お客さんに価値を提供できたか?
  • 今日、新しいことを学んだか?
  • 今日、成長につながる行動ができたか?
  • 明日はどう改善するか?

週次・月次の意識チェック

週次レビュー(30分):

  • この1週間の意識レベルはどうだったか?
  • 甲子園常連校レベルに近づけたか?
  • 来週改善すべき意識は何か?
  • 具体的な行動計画は何か?

月次レビュー(1時間):

  • この1ヶ月で意識はどう変わったか?
  • 成果として現れた変化は何か?
  • さらに向上させるべき意識は何か?
  • 来月の意識向上目標は何か?

実践成功事例

飲食店の事例:意識改革で地域No.1店に

Pさん(和食店)の場合:

改革前の意識(1回戦敗退校型):

  • 「近所で普通に営業できれば十分」
  • 「お客さんが来なくなったら景気のせい」
  • 「新しいことは覚えるのが大変」
  • 「今のままでも何とかなるでしょう」

意識改革のプロセス:

1ヶ月目:現状認識

  • 自己診断で1回戦敗退校レベルと判明
  • 地域トップ店の店主に直接話を聞く
  • 意識格差の大きさに衝撃を受ける

2-3ヶ月目:思考パターン変更

  • 毎朝「今日はどうやってお客さんを感動させるか」
  • 問題発生時「これから何を学べるか」
  • 競合店分析「あの店の良いところは何か」

4-6ヶ月目:環境改善

  • 店内を高級店レベルまで清潔化
  • 調理技術向上のための継続学習
  • 成功している和食店への定期見学

7-12ヶ月目:実践と継続

  • 新メニュー開発への積極的挑戦
  • お客さんとの関係深化
  • 地域イベントへの積極参加

結果(1年後):

  • 売上60%向上
  • 予約が取りにくい人気店に
  • 地域メディアでの紹介
  • 他店からの見学依頼
  • 「この地域で一番の和食店」との評価

Pさんの感想: 「最初は意識を変えるだけで何が変わるのかと思いましたが、考え方が変わると行動も変わり、結果も全く違ってきました。甲子園常連校の意識を持つようになってから、毎日が楽しくて仕方ありません。」

美容室の事例:意識改革で技術力地域No.1に

Qさん(美容室)の場合:

改革前の意識(1回戦敗退校型):

  • 「基本的なカットができれば十分」
  • 「お客さんは完璧を求めていない」
  • 「新しい技術は覚えるのが大変」
  • 「現状で特に問題ない」

意識改革のプロセス:

1ヶ月目:衝撃的な体験

  • 都市部の有名サロンを視察
  • 技術レベルの圧倒的な差に愕然
  • 「井の中の蛙」だった自分を痛感

2-3ヶ月目:学習意識の革命

  • 「お客さんを美しくするのがプロの責務」
  • 「毎日成長しなければプロ失格」
  • 「全国レベルの技術者になる」

4-6ヶ月目:技術向上への投資

  • 高額な技術セミナーに月2回参加
  • 有名スタイリストの個人指導を受ける
  • 最新の美容機器・道具への投資

7-12ヶ月目:実践と検証

  • 学んだ技術をお客さんで実践
  • お客さん満足度の詳細な記録
  • さらなる技術向上への継続投資

結果(1年後):

  • 客単価80%向上
  • リピート率95%達成
  • 技術コンテストで地区優勝
  • 美容専門誌での技術紹介
  • 他の美容師からの技術指導依頼

Qさんの感想: 「意識を変えたことで、同じ仕事でも全く違う意味を持つようになりました。お客さんを美しくすることへの責任感と誇りが生まれ、技術向上が楽しくて仕方ありません。甲子園常連校の意識を持つと、毎日が成長の連続になります。」

まとめ:意識が全ての結果を決める

甲子園常連校と1回戦敗退校の差は、設備や環境ではなく 「意識格差」 にあります。

決定的な意識の違い:

  1. 目標設定 – 最低ラインを高く設定し、継続的成長を目指す
  2. 問題への向き合い方 – 問題を成長のチャンスとして活用
  3. 学習への姿勢 – 継続的な学習と自己投資を当然と考える
  4. 責任感 – プロとしての責務を自覚し、高い基準を維持
  5. 将来への視点 – 長期的な成功と影響力を意識

意識改革がもたらす効果:

  • 行動パターンの根本的変化
  • 環境の自然な向上
  • 結果の劇的な改善
  • 継続的な成長の実現
  • 人生の質の向上

今日から始められること: まずは毎朝「甲子園常連校なら今日どう過ごすか?」と自問してから一日を始めてください。そして、業界のトップ企業や成功事例を1つ調べて、その成功の秘訣を学んでください。

意識が変われば行動が変わり、行動が変われば結果が変わります。そして結果が変われば、人生そのものが変わります

今日から、あなたも甲子園常連校の意識を持って、ビジネスと人生に臨んでください。必ず想像以上の成果を手にできるはずです。

次のステップ

意識格差について理解したら、次は環境を変える重要性について学びましょう。

次の記事「環境を変える勇気が人生を激変させる理由」では、なぜ環境の変化が人生の転機になるのか、そして変化への恐怖を乗り越える方法について詳しく解説します。


今日のアクション: 今すぐ紙とペンを用意して、「もし自分が甲子園常連校の監督だったら、今日どんな目標を立てて、どんな行動をするか」を5つ書き出してください。そして、その中から今日実行できることを1つ選んで実行してください。また、業界で成功している店舗や企業を1つ選んで、その成功の秘訣を調べてください。甲子園常連校の意識を持つことから、あなたの人生激変が始まります。

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この記事を書いた人

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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