なぜあなたの現実は100%自分が作り出しているのか

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「時間がない」「休みが取れない」「売上が少ない」——これらの悩みを抱えているあなたに、まず最初に受け止めてほしい事実があります。

今の現実は、良い悪いに関係なく、100%あなた自身が作り出している

この言葉を聞いて、「そんなことはない」「コロナのせいだ」「景気が悪いからだ」と反発を感じる方もいるでしょう。しかし、この現実創造の原理を理解し受け入れることが、あなたの人生を劇的に変える第一歩なのです。

目次

なぜ「外部要因のせい」にしても解決しないのか

多くの人は、自分の置かれた状況を外部環境のせいにします。確かに、外部要因は存在します。しかし、同じ環境にいても成功する人と失敗する人がいるのはなぜでしょうか?

答えは、外部環境に対する反応の仕方が人それぞれ違うからです。

例えば、コロナ禍で多くの飲食店が売上を落とした中でも、テイクアウトやデリバリーに素早く切り替えて売上を維持・向上させた店もありました。同じ「コロナ」という外部要因に対して、異なる行動を取った結果、異なる現実を創り出したのです。

現実創造のメカニズム:思考→行動→結果

あなたの現実がどのように創られているかを理解するために、このシンプルな流れを覚えてください:

あなたの思考 → あなたの行動 → あなたの現実

具体例:月商100万円の店主の場合

月商100万円の店主には、月商100万円相応の思考パターンがあります:

  • 「忙しくて新しいことはできない」
  • 「お金がないから広告は打てない」
  • 「スタッフが言うことを聞かない」

この思考から生まれる行動:

  • 新しい販促策を検討しない
  • 既存業務の見直しをしない
  • スタッフ教育に時間を割かない

結果:月商100万円のまま変わらない

月商300万円の店主の思考パターン

一方、月商300万円の店主の思考は異なります:

  • 「時間がないからこそ、効率化を考える必要がある」
  • 「広告投資をしないから売上が上がらない」
  • 「スタッフが成長できる環境を作ろう」

この思考から生まれる行動:

  • 無駄な作業を洗い出して時間を作る
  • 利益率を計算して広告投資を決める
  • スタッフが自主的に動ける仕組みを作る

結果:月商300万円を達成・維持

「自分のせい」は実は最高のニュース

「現実は100%自分が作り出している」という事実は、一見厳しく聞こえるかもしれません。しかし、これは実は最高のニュースなのです。

なぜなら、自分が原因であるということは、自分で変えることができるということだからです。

もし現実の原因が他人や外部環境にあるなら、あなたにはそれを変える力がありません。しかし、原因が自分にあるなら、自分の思考と行動を変えることで現実を変えることができるのです。

実践:現実創造の自己診断

今すぐ以下の質問に答えてみてください:

1. 現状認識

  • あなたの今の現実(売上、時間の使い方、人間関係など)に満足していますか?
  • 満足していない部分はどこですか?

2. 思考パターンの確認

  • その現実に対して、普段どんなことを考えていますか?
  • 「◯◯のせいで」「◯◯だから仕方ない」という言葉を使っていませんか?

3. 行動パターンの分析

  • その思考に基づいて、どんな行動を取っていますか?
  • その行動は、望む現実の創造につながっていますか?

現実創造者としての覚悟を決める

この記事を読んでいるあなたは、今、人生の分岐点に立っています。

一つは、従来通り外部要因のせいにして現状維持を続ける道。 もう一つは、100%の自己責任を受け入れて、現実創造者として歩み始める道。

後者を選ぶ覚悟ができたなら、あなたの人生は今日から変わり始めます。なぜなら、現実の創造者は他でもない、あなた自身だからです。

次のステップ

現実創造の原理を理解したら、次は「時間がないから考えられない」という思い込みからの脱却です。実は、考えないから時間がないのです。

次回の記事「時間がない人の共通点~考えないから時間がない法則」で、この paradox について詳しく解説します。


今日のアクション: 自分の現状を「◯◯のせいで」という言葉を使わずに表現してみてください。そして、「この現実は私が作り出している」と声に出して言ってみてください。最初は抵抗を感じるかもしれませんが、これが現実創造者としての第一歩です。

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この記事を書いた人

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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