09. 商品開発&収益改善

価格戦略の再構築術

飲食店・美容室・サロン経営者の方へ

あなたのお客様は、
店を変えたのではありません。
――来る「回数」を、
減らしただけです。


物価高・実質所得停滞時代を生き抜く、
飲食店・美容室・サロンのための「価格の設計図」。
看板メニューの値段を1円も動かさずに、粗利を21%増やす方法。

厨房の火を落としたあと。

あるいは、最後のお客様をお見送りして、シャンプー台を片づけたあと。

誰もいなくなった店内で、電気を消すまでの、あの数分間。

あなたは今日も、こう言ったかもしれません。

「今日も忙しかったね」

その言葉に、嘘はありません。実際、今日も一日、手を止める暇などなかったはずです。ランチのピークも、夕方の予約も、想定通りに埋まった。スタッフもよく動いてくれた。

けれど――月末に通帳を開いたとき、そこに「忙しさ」に見合う数字は、載っていましたか。

仕入れの請求書。材料の納品書。電気代の明細。それらの封筒を開けるとき、ほんの一瞬、指が止まる。あの感覚を、あなたはもう何年も味わっているのではないでしょうか。

5年前と比べて、売上は少し減っています。理由は、はっきりとは分かりません。決算書は税理士さんに任せているし、数字を見たところで、何をどうすればいいのかも分からない。

だから、あなたはこう思っています。

「儲かってはいないけれど、潰れてもいない。
まあ、なんとかやっている」

――今日は、その「なんとか」が、いつまで続くのかという話をさせてください。

10月の請求書は、もう届きましたか

2026年10月1日。この日、店舗を営む方にとって、4つのことが同時に起きました。

「これから起きる」のではありません。もう、起きました。

何が実際にどうなったか
最低賃金全国加重平均1,177円で確定(前年1,121円 → +56円/約+5.0%)。10月1日から12月2日にかけて、順次発効
電気・ガスの補助9月使用分をもって終了。延長はありません
社会保険10月1日、いわゆる「106万円の壁」が撤廃されました。残る要件は実質「週20時間」です
インボイス10月1日から、免税事業者からの仕入れの控除が80% → 70%に縮小

出典:厚生労働省「令和8年度地域別最低賃金改定状況」(2026年9月3日)、資源エネルギー庁、日本年金機構(2026年10月1日)、国税庁

そして、地方ほど重くなりました

今回の改定で、はっきりした構図があります。

最高額は東京の1,280円。引き上げ額は+54円、引き上げ率は+4.4%でした。

ところが、引き上げ額が最も大きかったのは――佐賀県の+65円。引き上げ率は+6.3%です。

高知・鹿児島・沖縄が+6.2%、宮崎が+6.1%。地方のほうが、都市部より大幅に上がりました。

「地方は最低賃金が安いから、まだ助かる」――その時代は、この秋で終わりました。

光熱費は、補助がない状態に戻りました

2026年7月から9月まで、電気・ガス料金には政府の補助が入っていました。それが、9月使用分で終了しています。

大手電力10社の試算では、10月の請求額は前月より835円〜1,578円の上昇。東京電力管内では、11月分がさらに約1,000円高くなる見込みです(11月1日の託送料金見直しを含めると、それ以上)。

そして、再生可能エネルギー賦課金は、2026年度に4.18円/kWhと過去最高を記録しています。補助が消えた分、この上乗せが、そのまま効いてきます。

物価は、いま再び加速しはじめています

この夏、「物価は落ち着いてきた」という報道を目にされたかもしれません。実際、8月の全国コアCPIは+1.7%と、8か月連続で2%を下回っていました。

ですが、それは光熱費の補助が、数字を押し下げていたからです。

その補助が切れた結果、何が起きたか。先行指標である東京都区部の9月分で、こうなりました。

・コアCPI:8月 +1.8% → 9月 +2.7%(0.9ポイントの急加速)
・生鮮を除く食料:+3.6%
・エネルギー・生鮮を除く指数:8月 +2.0% → 9月 +3.0%

出典:総務省統計局 消費者物価指数(東京都区部・2026年9月分、2026年10月2日公表)

民間の調査機関も、「全国のコアCPIも10月には2%台へ」と見ています。

食品の値上げも止まっていません。2026年9月の値上げは4,965品目と、この年で最多。10月が3,153品目、11月が1,469品目。年間では20,187品目と、2年連続で2万品目を超えました。

そして、いま最も増えている倒産の理由をご存じですか

まず、現実の数字をご覧ください。

■ 飲食業の倒産(東京商工リサーチ)

・2026年1〜8月の累計は701件(前年同期比 +8.8%)
・8月単月は80件。過去30年間で、8月として最多です
・2026年度上半期(4〜9月)は514件。上半期として1997年以降で最多、初の500件超
・業態別では、ラーメン店が+46.4%(飲食業界で最悪)、食堂・レストラン+27.9%、居酒屋+15.6%、喫茶店+12.9%
・居酒屋は1〜9月で167件(+32.5%)。1989年の集計開始以降、同期間で過去最多です

■ 美容室・サロン

・美容室の倒産は2025年に235件で、2年連続の過去最多
・美容業全体では、過去20年で最多の水準
・エステ・脱毛サロンは、3年連続で過去最多ペースを更新中
・そして倒産した店の9割以上が、資本金1,000万円未満の小さな店です

ここからが、本題です

2026年度上半期、「人手不足」を原因とする倒産は240件ありました。前年同期比で+17.0%です。

その内訳を見ると、意外なことが分かります。

240件のうち、130件――実に過半数(54.1%)が、「人件費の高騰」を原因とする倒産でした。

前年同期の約1.7倍。暦年の1〜8月で見れば175件、前年比+121.5%で過去最多です。

出典:東京商工リサーチ「2026年度上半期『人手不足』関連倒産」(2026年10月5日)ほか

この数字の意味を、少し考えてみてください。

人が採れずに潰れたのでは
ありません。

人件費を、
払えずに潰れたのです。

そして人件費は、最低賃金の改定によって、国が決めた額まで、必ず上がります。経営者の努力でも、交渉でも、下げることはできません。

払えるか、払えないか。それを決めるのは、たった一つです。

あなたの店の「価格」が、
その人件費を支えられる水準にあるかどうか。

いま最も増えている倒産は、価格を上げられなかった店が、賃上げに耐えられずに潰れているという形をしています。

倒産より、はるかに多い「静かな退出」

そして、派手な倒産よりもはるかに多いのが、自分から店を閉める人たちです。

2025年、日本全国で67,210件の会社と店が、休廃業・解散しました。過去最多です。倒産(年1,000件規模)の、実に何十倍もの数です。

その代表者の90.6%が60代以上。平均年齢は74.9歳。そして――

休廃業した店の半数以上は、
黒字のまま、辞めています。

倒れたのではありません。「もう、これ以上は続けられない」と判断して、自分から閉めているのです。

あなたの商圏でも、この1〜2年で、見慣れた店の明かりが消えたのではないでしょうか。派手な倒産ではなく、「長らくのご愛顧、ありがとうございました」という紙が一枚、シャッターに貼られただけで。

その前に立ったとき、こう思いませんでしたか。

――次は、うちか。

あなたが値上げできないのは、経営者として甘いからではありません

おそらく、あなたも一度は考えたはずです。

メニュー表を開いて、横に鉛筆で「+100」と書いてみた。

あるいは、料金表を前にして、電卓を持ったまま10分間、固まっていた。

――そして、手を止めた。

飲食店を営むあなたなら。
毎週水曜日に来てくれる、あの常連さんの顔が浮かんだ。年金暮らしで、「ここは安くて量があるから助かるよ」と言ってくれた、あの人の。

サロンを営むあなたなら。
10年通ってくださっている、あの方の顔が浮かんだ。娘さんの成人式も、ご自身の還暦も、この店で仕上げてきた、あの方の。

「あの人たちは、この値段だから来てくれているんだ」

そう思った瞬間に、鉛筆を置いた。電卓を伏せた。

そして今年も、据え置くことにした。

代わりに、自分の役員報酬を下げた。休みを月2日から月1日に減らした。スタッフには時給アップを我慢してもらった。仕入れを少しだけ安いところに替えた。

全部、あなたが自分で引き受けたのです。

――ここで、はっきりと申し上げます。

あなたが値上げできないのは、経営者として甘いからではありません。

お客様のことを、本気で大事に思っているからです。

その気持ちを、私は否定しません。むしろ、それがあるからこそ、あなたの店は10年も20年も続いてきたのだと思います。安さで人を集めることしか考えていない経営者に、常連は生まれません。

ただ――

その優しさが、いま、
あなたの店の首を絞めています。

あなたが本当に戦うべき相手は、「値上げ」ではありません

あなたはいま、こう思っているはずです。

「値上げをしたら、お客様が減る」

ですが、少しだけ立ち止まって考えてみてください。

――もう、減っているのでは
ありませんか。

まだ、値上げをしていないのに。

ここに、日本全体の統計があります。あなたの店の話ではなく、業界全体の数字です。

飲食店を営む、あなたへ

2026年8月の外食産業は、売上が前年比+4.9%。ところが、その中身を分解すると、客単価が+2.3%、店舗数の増加が+1.2%。つまり伸びの大半は、値上げと出店によるものです。

パブ・居酒屋の客数は99.3%と、全業態で唯一のマイナス。喫茶も客数99.1%、ファミリーレストランも100.8%とほぼ横ばいでした。

一方、家計の消費支出は9か月連続で実質マイナス(2026年8月、総務省・家計調査)。

つまり、値上げは市場全体で通っています。伸びていないのは、客数のほうです。

平日が暇になったのは、お客様が近所の新しい店に流れたからではありません。外食に行く回数そのものを、減らしているからです。

だから、週末だけが忙しい。どうせ行くなら、みんなが休みの週末に――そうやって、貴重な1回が週末に集中しているのです。

美容室・サロンを営む、あなたへ

1回あたりの単価は7,686円で+0.2%。ほぼ無傷です。

それなのに、美容室の市場規模は▲5.9%も縮みました。

原因は、年間利用回数の▲2.8%と、滞在時間の▲6分。

そして、利用が減った理由の1位は「美容代を節約する必要が出てきた」(女性40.8%)でした。

出典:リクルート「美容センサス2026年上期」

お客様は「安い店に移った」のではありません。「来る回数を減らし、メニューを削った」だけです。

2ヶ月周期だった方が、3ヶ月、4ヶ月になる。カラーとトリートメントを両方していた方が、カラーだけになる。滞在時間が6分短くなったというのは、そういうことです。

業種は違っても、起きていることは、まったく同じです。

飲食店の「平日が暇」と、サロンの「来店サイクルが伸びた」は、同じ現象の、別の顔なのです。

だとすれば。

あなたが本当に向き合うべき敵は、物価高でも、近所の競合店でもありません。

敵は、あなたの頭の中にある
「値上げしたら客が減る」という、
一度も検証されたことのない思い込みです。

そこで、お聞きします。

「10%値上げして、お客様が10%減ったら、
あなたの店の利益は、いくらになりますか?」

――計算したこと、ありますか。

「お客様が減る=損」は、誤解です

多くの経営者が値上げをためらうのは、「客が減る → 売上が減る → 損をする」と考えるからです。

しかし、これは事実ではありません。利益の正体は、この式にあります。

利益 =(価格 − 変動費)× 客数 ※変動費=食材費・薬剤費など、客数に比例して増減する費用

値上げをするということは、残ってくださったお客様1人あたりの利益を、値上げ分だけ増やすということです。

しかも、客数が減れば、その分の食材費や薬剤費も減ります。

つまり――多少お客様が減っても、利益はむしろ増える領域が、確かに存在するのです。

【タイプA:飲食型】客単価1,000円・原価率30%の店の場合

この店が価格を10%上げて1,100円にしたとき、客数の減り方ごとに何が起きるかを見てください。

客数の変化客数売上高貢献利益利益の増減
値上げ前100人100,000円70,000円―
−5%95人104,500円76,000円+8.6%
−10%90人99,000円72,000円+2.9%
−12.5%(分岐点)87.5人96,250円70,000円±0%
−20%80人88,000円64,000円−8.6%

黄色い行を見てください。

客数が10%も減って、売上がわずかに落ちているのに、利益は2.9%増えています。

利益が値上げ前を下回るのは、客数が12.5%以上減ってから。1日100人の店なら、87人になるまで、1円も損をしません。

【タイプB:サロン型】客単価7,000円・材料原価率10%の店の場合

客数の変化客数売上高貢献利益利益の増減
値上げ前100人700,000円630,000円―
−5%95人731,500円665,000円+5.6%
−10%(分岐点)90人693,000円630,000円±0%
−15%85人654,500円595,000円−5.6%

サロンにも、「お客様が減っても損をしない安全圏」は確かに存在します。ただし分岐点は−10%と、飲食店(−12.5%)より少し手前です。

これは、材料費が低いぶんお客様1人あたりの利益が大きく、1人失ったときに失う利益も大きいから。裏を返せば、サロンにとって既存客の維持は、飲食店以上に価値が高いということです。

そして、あなたの店の「安全圏」は、この式で今すぐ出せます

許容できる客数の減少率
= 値上げ率 ÷(1 + 値上げ率 − 原価率) 例:値上げ率10%、原価率30% → 0.10 ÷(1+0.10−0.30)= 0.125 → 12.5%

使う計算は、これだけです。四則演算が1本。電卓があれば、30秒で出ます。

これが意味すること

値上げの判断とは本来、「お客様が減るかどうか」を占うことではありません。
「減る客数が、この安全圏に収まるかどうか」を見極める、冷静な作業なのです。

多くの方が、この計算をせずに、頭の中だけで不安を膨らませています。

実際に計算してみると、ほとんどの方がこう言います。「思っていたより、ずっと余裕があった」と。

見るべきは、「1品の値段」ではありません

ここまでお読みになって、「では、いくら上げればいいのか」と考え始めたかもしれません。

その前に、もう一つだけ、視点を変えていただきたいことがあります。

多くの方が、一品の値段を上げるか下げるかで悩んでいます。ですが、あなたの店の利益を実際に決めているのは、こういう式です。

利益 = 1回の総額 × 来る回数 × 通う年数

そこで、質問です。

あなたの店は、この3つのうち、
どこに穴が空いていますか?

レバー飲食店の場合サロンの場合
1回の総額
(客単価)
ドリンク・サイドが
出ていない
トリートメント・店販が
出ていない
来る回数
(頻度)
平日が暇。
週末しか来ない
来店サイクルが
2ヶ月→4ヶ月に伸びた
通う年数
(継続)
常連が高齢化し、
入れ替わっていない
3年で離れていく。
指名が定着しない

いかがでしょうか。1つ、あるいは2つ、思い当たったのではないでしょうか。

一品の値段を1円も動かさずに、
この3つを設計し直すだけで、
利益は変わります。

そして、ここからが本題です。この3つを、どういう順番で、何から手をつければいいのか。

その設計図をお渡しするのが、今回ご案内する教材です。

あなたの店の「原価率」は、何%ですか?

この数字ひとつで、取るべき戦略は正反対になります。

タイプA:原価型タイプB:時間型
該当する業態飲食店・食物販 など美容室・整体院・エステ・
ネイル・治療院・ジム など
原価率の目安25〜40%5〜15%
売っているもの商品技術と時間
1人あたりの利益小さい大きい
客を1人失う痛み相対的に軽い重い
10%値上げ時の安全圏▲12.5%▲10%
主戦場1回の総額
(客単価)
来る回数 ×
通う年数
追加売上の利益率中程度約9割が利益

▶ 飲食店でも美容室でもない、という方へ

業種名がここに書かれていなくても、まったく問題ありません。
材料原価が1割前後で、技術と時間を売っているなら、あなたはタイプBです。
整体院、治療院、エステ、ネイル、まつエク、パーソナルジム、リラクゼーション――教材の第5章が、そのまま当てはまります。

では、それぞれのタイプで、具体的に何をすればいいのか。核心部分を、少しだけお見せします。

【飲食店の方へ】看板メニューだけは、1円も上げないでください

意外に思われるかもしれません。ですが、これが最も重要な原則です。

看板メニューは、来店動機そのものであり、お客様の頭の中にある「基準価格」です。

ここを上げると、「あの店は高くなった」という印象が一気に広がります。しかもそれは、実際に食べに来る前の段階で起きる。

たとえばパスタです。他店が1,300円なのに、あなたの店だけ1,800円だったら。その時点で比較され、そもそもの客数を失ってしまう。

では、どこで利益を取り戻すのか。

答えは、「周辺」です。

看板は据え置き、周辺で回収する

ドリンク、サイド、デザート、トッピング。なかでもドリンクは原価率が低く、粗利の塊です。

■ 原価率ミックスの実例

900円のラーメン(原価率35%)に、餃子とドリンクを重ねると――

客単価:900円 → 1,900円
1人あたり粗利:585円 → 1,315円

そして注目すべきは、合算の原価率が35.0%から30.8%へ「下がる」という点です。
看板の価格に手をつけなくても、セットの設計だけで、単価と利益率を同時に改善できます。

そして、平日の答え

「平日が暇だ」という悩みに、価格で答えることはできません。平日に来てほしいなら、平日に来る理由をつくるしかないのです。

平日限定のメニュー。平日だけのイベント。あるいは――曜日によって、業態そのものを変えてしまう。

焼肉食べ放題の店が、平日は「厚切りステーキを自分で焼く店」になる。フレンチトーストの店が、平日はフルーツパフェの店になる。同じ食材を使いながら、来店する客層ごと入れ替えることも可能です。

■ ある定食屋の実践例

看板の唐揚げ定食900円は据え置いたまま、小鉢と味噌汁を格上げした「特製セット」を+150円で選択制にし、ドリンク添付率を20%→45%に。
結果、客単価+18%、1人あたり粗利+21%。
看板の価格は、1円も動かしていません。

【美容室・サロンの方へ】上乗せ分の「9割」が、そのまま利益になります

まず、この事実を知ってください。

材料原価が1割ということは、追加メニューで上乗せした金額の約9割が、そのまま利益になるということです。

7,000円の基本メニューに、ヘッドスパ(1,500円)とトリートメント(2,000円)を加えて客単価10,500円にすると――

貢献利益:6,300円 → 9,450円

上乗せした3,500円のうち、約3,150円が、そのまま利益に変わります。

新規のお客様を1人増やすには、広告費も手間もかかります。ですが、既存のお客様の単価を上げるコストは、ほぼゼロです。

これは、飲食店には無い、サロンだけが持つ強力なレバーです。

「メニューを勧めるのは、売りつけているようで苦手」――そう感じておられるなら、それはむしろ逆です。あなたが最も遠慮している行為が、あなたの店で最も効率の良い利益源なのです。

売上は、3つの掛け算で決まっています

レバー設計前設計後打ち手
客単価7,000円8,050円アップセル・店販(+15%)
来店頻度年6回年8回次回予約の定着・メンテ提案
継続年数3年5年指名強化・リピート導線
顧客生涯価値126,000円322,000円約2.6倍

一度の来店で「いくら値上げするか」だけを見ていると、この差は決して生まれません。

スタイリストのランク制は、「天然の松竹梅」です

スタイリスト/トップスタイリスト/ディレクター。指名料に段階を設ければ、それはそのまま松竹梅の三段階になります。

「値上げ」を「選べる価格」に転換できる、サロンならではの手法です。上位ランクを用意することで中位が相対的に手頃に見え、指名の平均単価が自然に上がります。

そして、クーポン依存から降りる

ホットペッパービューティーは、美容サロン市場の約40.7%を媒介しています。予約手数料は、新規もリピートも一律で施術売上の2%。

つまり――10年通ってくださっている常連さんの予約にも、手数料は発生し続けています。

集客の軸を、初回クーポンから、リピートと紹介へ。それが、価格戦略の前提になります。

それでも足りないなら――「価格の天井」ごと、引き上げる

ここからが、この教材で最も視野が広がる部分です。

どんなに上手にメニューを設計しても、越えにくい壁があります。それは、業態そのものが、客単価の上限を決めているという事実です。

同じ牛肉と玉ねぎで、値段が20倍変わる

牛丼は、500円。
すき焼き丼になると、1,000円〜1,500円。
すき焼きになると――1万円。

使っている食材は、同じ牛肉と玉ねぎです。

もう一つ、例を挙げます。

仏壇に供えるロウソクは、とても安い。ですが同じ蝋でも、アロマキャンドルになると、もう少し高くても売れます。

お線香は、何百本でいくら、という世界です。ですが同じものが「お香」になった瞬間、ターゲットが変わり、値段がまったく上がります。

市場が変われば、値段が変わる。
業態が変われば、天井が変わる。

ラーメン専門店は、どうしても「1,000円の壁」にぶつかります。ですが同じような麺料理を出す町中華なら、3,000円〜3,500円が普通です。

美容室も同じです。「カット・カラー・パーマ」という髪の施術だけを提供する業態では、天井は5,000円前後で頭打ちになります。ですがトータルビューティー――その方の印象全体を扱う業態なら、12,000円以上が視野に入ります。

転換前転換後
飲食(例)ラーメン専門
約1,000円
町中華
約3,000〜3,500円
サロン(例)カット中心
約5,000円
トータルビューティー
約12,000円〜
変わったもの業態・利用動機・客層・滞在時間(メニューの値段ではない)

天井を上げる、4つのレバー

  1. 提供領域を広げる(何を売るか)
  2. 利用動機を増やす(なぜ来るか)
  3. 滞在時間を延ばす(どれだけ居るか)
  4. 客層・シーンを広げる(誰が・いつ来るか)

同じ立地、同じ厨房、同じ店主のまま。業態を再定義するだけで、客単価が数倍になる。これが、メニュー改善の先にある成長です。

そして、「来る回数」を取り戻す

冒頭で申し上げたことを、覚えておいででしょうか。

お客様は去っていません。来る回数を、減らしただけです。

ならば、その回数を取り戻す方法があるはずです。その答えを、最後にお伝えします。

お店は、空腹を満たす場所でも、
髪を切る場所でもありません。
「カルチャーセンター」だと思ってください。

私は朝、マラソンをします。始発電車で中間地点まで行き、そこから家まで走って帰る。その途中、朝6時半ごろに、おじいちゃんおばあちゃんたちが毎日集まってラジオ体操をしているのです。

それが、その人たちの習慣になっている。

そういう「集まるきっかけ」を、あなたの店の中につくってあげてほしいのです。

■ 実際にあった例

・整体院が、近くの山へのハイキングイベントを開いた。膝の悪かった方が「定期的にハイキングがあるから、もっと足腰を鍛えよう」と言って、通い続けるようになった

・お好み焼き屋が、冬に牡蠣のお好み焼きを出した。季節感のない業態に、あえて季節をつくった

・飲食店が、「店長の関門海峡マラソン完走記念イベント」を開いた。メニューとは関係なく、来る理由をつくった

ご飯会である必要すらありません。地元には、いろいろなスキルを持った方がいます。その方に、あなたの店で何かをやってもらえばいい。人が集まる機会ができ、そのまま食事をして帰ってもらえば、それが売上になります。

しかも――お店の場所を提供するなら、それなりにお金のかかる趣味を題材にすればいい。

習い事の費用が安ければ、集まるのは大衆価格の客層です。ですが「革財布を作ろう」のような、お金も時間も余裕がある人が集まる趣味なら、その方たちは多少の価格差を気にしません。

人は年を重ねるほど、新しい店を開拓しなくなり、馴染みの店に行く割合が高くなっていきます。これは年齢に伴う自然な性質です。

だからこそ――「行く楽しみ」を、あなたの店の中につくってほしいのです。

来る回数が増え、通う年数が伸びれば、価格の高い安いは、だんだん関係がなくなっていきます。

申し遅れました

ハワードジョイマン
ハワードジョイマン
店舗利益最大化コンサルタント/中小企業診断士
(経済産業省登録番号 402345)
有限会社繁盛店研究所 取締役/株式会社繁盛店研究出版 代表取締役

1975年、静岡県清水市(現・静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社を経営していたことから、小さい頃より店の受付台に立ち、商売を学びました。

大学入学と同時に、お笑い芸人としての活動を経験。しかし急性膵炎による父の急死により、大学卒業後は清水市役所に奉職することになります。

在職中に、中小企業診断士の勉強を始めました。昼は市役所で働き、夜は受験勉強。そして週末は、現場経験を積むために、無給でイタリアンレストランの厨房に立ちました。

6年間の試験勉強を経て、資格を取得。それを機に7年目で市役所を退職し、有限会社繁盛店研究所を設立しました。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店・飲食店・美容室・整体院の客数増加や店内販売に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を取り入れる独自のメソッド「笑人の繁盛術」を確立。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすさから読者総数1万人を超え、会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」には、北は北海道から南は沖縄、そしてアメリカからも参加者が集まっています。テレビ番組「ガイアの夜明け」でも取り上げられました。

また、コンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)からも連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活動しています。

私が今回、飲食店だけでなく美容室やサロンにも向けてこの教材をつくったのは、業種を問わず、同じ壁にぶつかっている方を、あまりにも多く見てきたからです。

実際に価格を変えた方に、何が起きたか

【飲食店】何も起きなかった、水曜日

ある定食屋さんの話です。

ワークシートを埋め終え、実施日を決めた夜。その方は、眠れなかったそうです。

看板の唐揚げ定食は900円のまま据え置く。小鉢と味噌汁を格上げした「特製セット」を+150円で新設する。頭では正しいと分かっている。それでも、心臓のあたりがざわついて眠れない。

改定初日の月曜日。新しいメニューブックを卓上に置いたとき、手が汗ばんでいたといいます。

月曜、火曜と過ぎました。誰も、何も言いません。

そして水曜日。毎週来てくれる、あの常連さんが、いつものように暖簾をくぐりました。

心臓が跳ねたそうです。

その方はメニューを開き、唐揚げ定食を頼み、そして一言、こう聞きました。

「この"特製セット"って、なに?」

店主は説明しました。小鉢が三品に増えて、味噌汁が具だくさんになること。

常連さんは、こう言いました。

「へえ。じゃあ、それで」

――何も、起きませんでした。

その週、値上げに触れたお客様は、一人もいなかったそうです。

【美容室】送信ボタンを押した夜

あるサロンオーナーの方は、10年通ってくださっている常連の方に、LINEで料金改定をお知らせすることにしました。

文面を、7回書き直したそうです。

「申し訳ありません」と書いては消し、「やむを得ず」と書いては消し。最後に残ったのは、謝罪ではなく約束の言葉でした。

深呼吸をして、送信ボタンを押した。

翌朝、返信が来ていました。

「いつもありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします」

そして、共通していること

お二人が手に入れたのは、増えた利益だけではありません。

お客さんは、あなたが思っている以上に、
あなたの店の値段を知りません。

一番、値段を気にしているのは――
店主である、あなた自身です。

私が他店の出し巻き卵の値段を知らないのと同じで、お客様も、明日になれば値段のことは忘れています。

ただし、自分たちの給与は分かっている。だから、外食や来店の回数そのものは減っている。

だからこそ、その少ない1回に、いかにあなたの店を選んでいただくか。そこを設計するのが、この教材です。

『価格戦略の再構築術』の内容

セミナー完全収録動画 + 配布テキスト(教科書)
■ セミナー収録動画 3本/計1時間6分39秒
ハワードジョイマンが、実際のセミナーで語った内容を完全収録。教科書には書ききれなかった生の事例と、数字の裏にある考え方を語っています。
■ 配布テキスト(教科書) 34ページ/序章+全7章+結び
スライドでは語りきれない補足を、詳細に書き込んだ完全版。第4章が飲食店、第5章が美容室と、業種ごとに章を分けて解説しています。
■ 図表 13点
需要曲線、損益分岐、顧客セグメント・マトリクス、松竹梅の効果、原価率ミックス、LTV設計、業態の価格天井など。
■ 書き込み式ワークシート 5種
①自店の現状/②顧客の仕分け/③安全圏の計算と価格の再設計/④告知文テンプレート/⑤実行と検証。順に埋めるだけで、A4一枚にあなたの店の「価格再設計プラン」が完成します。
■ 告知文テンプレート(穴埋め式)
飲食店版・美容室版の2種類。空欄を埋めるだけで、謝罪ではなく「価値の更新」として伝わる告知文が完成します。
■ 巻末チェックリスト
実行前の最終確認7項目。抜け漏れを防ぎます。

■ 動画と教科書は、「別物」です

動画では、私が現場で見てきた生の事例と、数字の裏にある考え方をお話ししています。
教科書には、動画では語りきれなかった業種別の具体的な戦術と、あなたの店の数字を書き込む設計図が入っています。
両方そろって、初めて機能します。

この教材で、こうなります

  • あなたの店が、客数が何%減るまで損をしないか(安全圏)を、自分で計算できるようになります
  • 「守るお客様」と「見直すお客様」を仕分ける方法が分かります
  • 看板を据え置いたまま、客単価を上げる価格表の作り方が分かります
  • 松竹梅とアンカリングで「値ごろ感」を設計する方法が分かります
  • 値上げを告知する言葉が手に入ります(穴埋めテンプレート付き)
  • そして――「告知をしない」という選択肢があることを知ります
  • 平日に来店してもらうための、業態レベルの打ち手が分かります
  • サロンの方は、客単価×来店頻度×継続年数のLTV設計で、生涯価値を2.6倍にする道筋が分かります
  • 価格の「天井」そのものを引き上げる、業態再構築の4つのレバーが分かります
  • 5つのステップを順に進めるだけで、A4一枚にあなたの店の価格再設計プランが完成します

実行したとき、6つの角度から変化が起きます

成果① 経営者自身 ―― 「値上げの恐怖」からの解放

「値上げをしたら客が減るのではないか」という心理的なブロックが、数値と設計に裏づけられた確信に置き換わります。どんぶり勘定や感覚ではなく、根拠を持って価格を決められるようになる。これは、日々の意思決定に「軸」を与えます。

成果② 収益構造 ―― 最も即効性の高い利益改善

価格は、経営における最も即効性の高い利益レバーです。利益率が薄い業態ほど、値上げで生まれた分のほとんどが、そのまま営業利益に上乗せされます。

成果③ ブランド ―― 価格競争からの離脱

安さで勝負する限り、経営は終わりのない消耗戦から抜け出せません。あなたの店を「安い店」から「その値段には、それだけの理由がある店」へと位置づけ直します。

成果④ 顧客 ―― 「安さで集めた客」から「価値で通う客」へ

安さを理由に集まった客は、より安い店が現れれば去ります。価格に見合う価値を認めて通ってくださる方へと、客層そのものが入れ替わっていく。結果として、現場の負荷も軽くなります。

成果⑤ スタッフ ―― 賃上げ原資と、働く誇り

適正な価格で生まれた利益は、スタッフの賃上げの原資になります。人件費高騰による倒産が前年の約1.7倍に増えているいま、これは店の生死に直結します。

成果⑥ 持続可能性 ―― 環境が変わっても、動じない体質

物価も、賃金も、これからも動き続けます。一度きりの値上げでしのぐのではなく、環境の変化に応じて価格を継続的に見直せる「筋力」を、店に備えることができます。

この教材が向いている方・向いていない方

向いている方

  • 飲食店・美容室を経営されている方
  • 整体院・治療院・エステ・ネイル・パーソナルジムなど、技術と時間を売る店舗を経営されている方
  • ご自身で価格を決められる立場にある方(オーナー・店主・経営者)
  • 自店の客単価・原価率・客数を、概算でも答えられる方
  • すでに一定のお客様がいらっしゃる方
  • この2年で値上げをしたが、10円・50円と小刻みに上げてきた方
  • 忙しいのに、手元にお金が残らないと感じている方

向いていない方

  • 価格の決定権をお持ちでない方(チェーン店・FC加盟店の店長など)。すべてのステップが「価格表を書き換える」ことを前提としています
  • 開業前、または開業1年未満の方。ワークシートに書き込む実績数値がありません
  • そもそもお客様が足りていない店。本教材は集客の本ではなく、同じ客数から利益を増やす本です
  • 学ぶだけで、実行しない方

正直に申し上げます。この教材は、読むだけでは1円にもなりません。
ワークシートに、あなたの店の数字を書き込んでいただく必要があります。
ですがその作業は、最初の1枚がたった4項目です。まずそこだけ埋めてください。それだけで、あなたの店の安全圏が計算できます。

価格について

この教材の価格をお伝えする前に、先に「得られる金額」をご覧いただきます。

■ 飲食店の場合

客単価1,000円・1日100人の店が、看板の価格を1円も動かさずに客単価を18%改善した場合。
1人あたり粗利は700円 → 850円。
1日100人なら、月におよそ45万円。年間で540万円。

■ サロンの場合

客単価7,000円・年6回・平均継続3年のお客様が、単価8,050円・年8回・5年になった場合。
顧客生涯価値は126,000円 → 322,000円。
お客様おひとりあたり、約20万円の増加です。

もしこれを、コンサルタントに個別に相談すれば、数十万円はかかります。セミナーに参加するにしても、交通費と、その日店を閉める損失を考えれば、決して安くはありません。

今回の教材の価格は、こちらです。

価格戦略の再構築術
(セミナー動画3本+教科書34ページ)

お支払い方法 ①

一括払い

15,000円(税込)

クレジットカード決済 / 銀行振込 に対応

お支払い方法 ② いま、資金に余裕がない方へ

変則分割払い ―― まず100円で始められます

初月 100円(税込)

2ヶ月目:7,450円/3ヶ月目:7,450円(いずれも税込)
合計15,000円で、一括払いと同額です。クレジットカード決済のみ。
2ヶ月目のお支払いが来るまでに、教材を実践していただく時間があります。

※ どちらのお支払い方法でも、教材の内容はまったく同じです。
※ お申し込み後、すぐに教材をご覧いただけます。

そして、もう一つの計算

先ほどの試算どおりなら、この教材の代金は、数日で回収されます。

しかも、一度身につけた「設計の力」は、今年だけのものではありません。来年も、再来年も、環境が変わるたびに使えます。

逆に――このまま据え置きを続けた場合のことを、考えてみてください。

■ すでに「確定」していること

・最低賃金は1,177円(+56円)で確定済み。順次発効中
・電気・ガスの補助は9月使用分で終了。延長の予定はありません
・社会保険の106万円の壁は撤廃済み
・インボイスの控除は70%に縮小済み

■ これから「確定」していること

・2027年10月:社会保険の適用が、従業員36人以上の事業所へ拡大
・2029年10月:適用が21人以上へ。個人事業所も、業種を問わず原則適用に
・2030年代前半:最低賃金の全国平均1,500円が政府目標
・そして2027年〜2030年が、最後の「淘汰の時代」と言われています

何もしない、という選択にも、価格がついています。

もし、迷っていらっしゃるなら

ここまでお読みいただいて、それでも決めかねている――もし、そうであれば。その理由は、おそらく一つです。

「失敗したくない」

当然です。あなたは今日まで、店の全責任を、たった一人で背負ってきたのですから。

ですから、こう考えてみてください。

■ 判断を間違えたとき、失うもの

この教材を選んだ場合。
分割払いなら、初月は100円です。もし「自分には合わなかった」と感じても、その時点で失ったものは、缶コーヒー1本分にもなりません。

据え置きを選んだ場合。
最低賃金+56円、光熱費の補助終了、社会保険の負担増、インボイスの控除縮小。これらはもう「確定」しています。失う金額は、100円では済みません。

判断のリスクが、あまりにも非対称なのです。

片方は100円。もう片方は、年間で数十万円から数百万円。

そして、これは考え方の問題ではありません。すでに請求書に、金額として書かれている事実です。

もう一つ、お伝えしておきたいことがあります。

「あとで考えよう」と思ったことは、たいてい実行されません。

それは、あなたの意志が弱いからではありません。店を営んでいれば、明日にはまた仕入れがあり、シフトの穴があり、クレームがあり、目の前のことに追われるからです。私も、そうでした。

だからこそ、最初の一歩を、できる限り小さくしました。

ワークシート①は、たった4項目です。10分で埋まります。平均客単価、原価率、客数、看板商品の価格。それだけで、あなたの店の安全圏が計算できます。

そして、お支払いの入口は100円です。

4年後の、あなたの店

2027年から2030年が、最後の「淘汰の時代」になると言われています。

ですが、それは絶望的な話ばかりではありません。

少し、想像してみてください。

4年後。

あなたの商圏から、同業が3軒消えました。倒産が1軒、廃業が2軒。廃業したお二人は、どちらも70代でした。後を継ぐ方は、いませんでした。

そして、あなたの店は、残っています。

客数は、昔より少ない。人口が減っているのだから、それは仕方がない。

それでも、利益は5年前を上回っています。

スタッフの時給を、地域で一番高い水準にできました。だから、人が辞めません。

週に1日、必ず休めるようになりました。

そして、看板メニューは――あるいは、基本のカット料金は――いまも、あの頃と同じ値段のままです。

なぜ、こうなり得るのか。

理由は、はっきりしています。需要が減る速度より、店が減る速度のほうが速いからです。

倒産は年間1,000件規模。休廃業は6.7万件。一方で、人がご飯を食べなくなるわけでも、髪を切らなくなるわけでもありません。

2030年まで持ちこたえられれば、
そこから先は、やりやすくなります。
競合が、減っているからです。

問題は、その4年をどう越えるか。気合いと我慢で越えるのか、設計の力で越えるのか。

それだけです。

10月1日は、もう過ぎました

この秋に起きたことは、もう「来るかもしれない」ではありません。

最低賃金は1,177円で確定し、順次発効しています。光熱費の補助は切れました。社会保険の壁は撤廃され、インボイスの控除は縮小しました。

これらは、あなたが何を決めても、戻りません。

そして、ここが肝心なところです。

確定した負担は、
価格を変えない限り、
毎月、あなたが被り続けます。

先延ばしにしても、負担が消えるわけではありません。1ヶ月先延ばしにすれば、1ヶ月分の損失が、ただ確定するだけです。

だから、この教材には「申し込み期限」を設けていません。

期限を切る必要がないからです。

あなたを急かしているのは、私ではありません。

毎月届く請求書と、毎月出ていく人件費です。
そして2027年10月、2029年10月と、次の階段がもう見えています。

あなたの前には、いま2つの道があります。

ひとつは、このまま据え置いて、自分の給料と休みを削って耐える道。この道の先に何があるかは、人件費高騰による倒産が前年の約1.7倍という数字と、休廃業6.7万件という数字が教えてくれています。

もうひとつは、いま価格を設計し直して、確定した負担を価格に織り込む道。こちらの入口は、100円です。

どちらを選ばれても、
来月の請求書は、届きます。

値上げは、後ろ向きの決断ではありません。

それは、自店の価値を見つめ直し、正しく対価をいただき、お客様にも、スタッフにも、そして自分自身にも報いるための、前向きな経営技術です。

さあ、ワークシートを開いて、あなたの店の「価格の再設計」を始めましょう。

応援しています。

店舗利益最大化コンサルタント/中小企業診断士
ハワードジョイマン

お申し込みはこちら

※ どちらも合計15,000円(税込)、教材の内容は同一です。
※ お申し込み後、すぐに教材をご覧いただけます。

よくいただくご質問

飲食店です。美容室の話は、自分には関係ないのでは?

教科書は第4章が飲食店、第5章が美容室と、章を分けて書いてあります。ご自身の章を読めば、そのまま現場に落とせます。
そのうえで申し上げると、もう一方の章も読む価値があります。原価率30%と10%では、なぜ戦略が正反対になるのか。反対側を知ることで、ご自身の店で取るべき戦略が、はっきりと腹落ちするからです。

飲食店でも美容室でもないのですが、使えますか?

材料原価が1割前後で、技術と時間を売っておられるなら、第5章がそのまま当てはまります。整体院、治療院、エステ、ネイル、まつエク、パーソナルジム、リラクゼーションなどが該当します。
また、第1章の安全圏、第3章の4原則、第6章の業態再構築は、業種を問わない共通の骨格です。

うちの常連さんは値段に厳しいので、無理だと思います

その「厳しい方」は、本当にあなたが守るべきお客様でしょうか。
教材では、お客様を「守る客」「つなぎとめる客」「伸ばす客」「見直す客」の4つに仕分けます。そして、はっきり申し上げます。見直す客への気兼ねが、店全体を据え置きにしてしまう最大の元凶です。
全員を平等に扱うのをやめ、守るべき相手を先に決める。それが出発点になります。

値上げを告知するのが、どうしても怖いのですが

告知は、しなくてもまったく構いません。
お客様は、あなたが思っている以上に、あなたの店の値段を覚えていません。特にメニューが複数あれば、なおさら分かりません。
そのうえで、もし伝えたい場合のために、穴埋め式の告知文テンプレート(飲食店版・美容室版)もご用意しています。謝罪ではなく「価値の更新」として伝わる文面です。

値上げの話なら、他でも聞いたことがあります

この教材は、「看板メニューは上げるな」と言います。そして「メニューではなく、業態から変えろ」と言います。
一般的な値上げ論とは、真逆です。
一品ずつ値段を上げていく方法をお探しでしたら、他の教材のほうが向いているかもしれません。

動画が1時間程度と、短いように思うのですが

おっしゃる通り、長い教材ではありません。
ですが、この教材の本体は34ページの教科書と、5種類のワークシートです。そして成果物は、情報量ではなく「A4一枚に、あなたの店の価格再設計プランが完成すること」です。
3時間の動画を見終えて何も変わらないより、1時間で価格表を書き換えられるほうが、価値があると考えています。

数字や理論が苦手です

使う計算は、四則演算が1本だけです。電卓があれば30秒で出ます。
ハワードジョイマンのメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすさで、1万人以上の方に読まれています。同じ語り口で書かれていますので、ご安心ください。

実行する時間が、正直ありません

まず、ワークシート①だけ埋めてください。項目は4つです。
平均客単価、原価率、客数、看板商品の価格。この4つが分かれば、あなたの店の安全圏が計算できます。所要時間は10分ほどです。
そこから先は、ご自身のペースで進めていただいて構いません。

もう10月の値上げには間に合いませんが、いまからでも意味はありますか?

むしろ、いまこそ意味があります。
10月の負担増は確定しました。それを価格に織り込まない限り、毎月、あなたが自腹で被り続けることになります。1ヶ月先延ばしにすれば、1ヶ月分の損失が確定するだけです。
さらに、2027年10月には社会保険の適用が36人以上へ、2029年10月には個人事業所にも原則適用されます。次の階段は、もう見えています。いま設計しておけば、そのときに慌てずに済みます。

分割払いにすると、教材の内容は変わりますか?

まったく変わりません。内容も、お渡しするタイミングも、一括払いと同じです。
合計金額も15,000円(税込)で同額です。初月100円でお試しいただき、2ヶ月目のお支払いが来るまでに実践していただけます。なお、分割払いはクレジットカード決済のみとなります。

P.S.

最後に、もう一度だけお伝えします。

あなたのお客様は、店を変えたのではありません。
来る「回数」を、減らしただけです。

だとすれば――取り戻せます。

そして、そのために必要なのは、勇気ではありません。
電卓が、1回あれば足ります。

その電卓を、いつ手に取るか。
それを決められるのは、あなただけです。

※ どちらも合計15,000円(税込)、教材の内容は同一です。

-09. 商品開発&収益改善