プレスリリース実践講座 その10『地域企業は配信会社より自社配信の方が良い』
『プレスリリ-スの配信を専門の会社に頼り過ぎない・・・』
これは非常に重要なポイントです。
まあ、これは全ての事に言えるのですが、あくまでも主体はあなたであり、外部の会社は外部の会社に過ぎないので、自分自身の会社の問題を外 部で全て解決しようと思ってはいけないということです。
あくまでも、1つの手段として考えてください。プレスリリースの会社には、(1)配信を専門的に行うプレスリリース配信代行、(2)有料でテレビ・雑誌に掲載するペイドパブリシティー会社、などがあります。
それでは、それぞれの会社のメリットとデメリットをお話します。
(1)プレスリリースの配信代行業者
⇒ メリット
① 配信作業の手間が減る
⇒デメリット
① 一斉配信のため、必要ないマスコミまで流れて費用の無駄になる
② 配信先のFAX番号自体が担当部署にまで行っていない
=私からのアドバイス=
配信代行というのは、有効な配信リストを持ってい事が前提条件ですが、そもそもそのリスト自体が古かったり、直接の担当部署のリストではな い場合が多いです。
代表FAX番号にプレスリリースを配信したところで、直接の個別の部署にまで原稿は回りません。あなたの会社でも、営業のFAXが、 関係ない部署に来たら、すぐにゴミ箱行きですよね。でも、自分のこととなると分からなくなってしまう方が多いのも事実です。
また、全国以外にも海外にまで配信する会社もいますが、国内だってあなたが関連するマスコミは、地元と大手合わせて30箇所程度に送れば目的は達成します。
だからこそ、海外に送る必要など全くの無駄です。しかし、配信代行会社は送った数が多ければ多いほど配信数が増えるので、結果として配信先件数に応じて自分の利益が増えますので、『沢山のマスコミに送ればそれだけチャンス』と言ってアピールします。
しかし、現実は関係ないマスコミに送ったところで、掲載されるわけがありません。
手芸の雑誌にバイクのプレスリリース記事を送ったところ で、記事になるわけありませんよね。バイクに関係する内容のプレスリリースなら、バイク関係の雑誌や、地元新聞の企業面・地域面担当部署に送れば十分なのです。
せいぜい多くても30ほどのマスコミリストで事は足ります。そのリストを定期的にメンテナンスしていけば、 それで十分なのです。
(2)有料でテレビ・雑誌に掲載するペイドパブリシティー会社
メリット
①テレビや雑誌に有料で掲載してもらえる
デメリット
①費用が莫大に高い(広告以上)
②社内にプレスリリースノウハウが全く蓄積できない
③いつまでも業者にお金を払い続けないといけない
=私からのアドバイス=
ペイドパブリシティーは、広告と同様にお金を払ってテレビや雑誌に取り上げられる手法です。
これは、大手企業など広告予算を消化しなければならない企業が使えばよい手法で、いかに低コストで最大のPR効果を狙っている企業は、使う必要性は低いと考えられます。
というのも、私たちが蓄積しなければならないプレスリリースノウハウやマスコミ関係者たちとの人脈は、結局ペイドパブリシティー会社が行いますので、全く構築できません。
つまり、結局のところ毎回多額の費用を出さなければいけないのです。これでは、結局何も変わりません。
更に、重要なことなのですが、テレビ効果というのは、結局、その場でテレビを見ていた人に限定さ れます。
私たちが目指すプレスリリースの活用法は、その時だけに限定されずに、その効果を更に2次的・ 3次的に活用することです。
しかし、1次的な効果に限られるペイドパブリシティーは、私たちの理想とはいえません。
もし、あなたが広告予算を幾らでも使ってよいというのであれば、使うのが良いでしょう。
以上のように、もちろん私を含めて業者の使い方は、その業者に全てを依存するのではなく、1つの手段として友好的に活用するという視点で利用しま しょう。
プレスリリースの配信方法や作成方法は、訓練次第であなた自身で書けるようになり、配信も問題なく送るようになります。
大事なのは、その後にある会社としてのPRをどのように行っていくかということな のです。
外部の専門家は利用・活用するものであって、依存するものではありません。依存しては、お金ばかりが多額に かかり、大事なノウハウ・経験が、全く社内に蓄積されません。
プレスリリース実践講座 ハワード・ジョイマン


