価値を伝える重要性(入門笑人流繁盛術)

先日、車を走らせていた時に赤信号で止りました。

ふと横をみると

「串うち3年 裂き8年 
焼きは一生 うなぎの●●」

という看板がありました。

その看板の言葉を見たら、ここのうなぎは本格的な感じがして、思わず昼食をここで食べてしまいました。

私はこの言葉で、この鰻屋さんの価値を感じて、そして、食べたくなったわけです。

たった1つの言葉で、私というお客さんを集めたわけです。

お店の価値を伝えたり、商品の価値を伝えれば、割引をしなくてもお客さんは来店します。

そして、喜んで商品やサービスを利用してくれるのです。

しかも、大事なことは、業界では当たり前のことでも、「お客さんに伝える」ということです。

例えば、
「串うち3年 裂き8年 
   焼きは一生 うなぎの●●」
という言葉が、鰻業界に携わる人にとっては、当たり前の言葉だったとします。

「そんな当たり前のことを書いてどうするんだ」って思うかもしれません。

でも・・・、お客さんはその事実を知らないのです。

だから、伝えることで、価値を感じる方がいるのです。

あなたが、なぜ、そのお店を運営しているのか?

お店に対して思いがあると思います。

こだわっていることがあると思います。

それらのことは、他のお店の方たちには真似できないお店の固有の価値ですよね。

それをお客さんに伝えていますか?

もし、こだわっているのに伝えてなかったら、お客さんには価値が伝わっていません。

価値が伝わらないと、結局、価格比較になります。

商品やサービスの価値を、本来の価格で提供できず安売り価格でしか伝えられないというのは、悲しいことです。

◆商品の本当の価値を知らないお客さんに対して失礼です。

◆一生懸命作ってくれた仕入先の生産者さんに失礼です。

◆あなた自身の思いに反していて自分自身に失礼です。

だって、メニューに

『チャーシューメン 700円』 

しか書いてなければ、どこのお店とも同じチャーシューメンとしか思いませんよね。

でも、それが

『素材からこだわり、
  48時間かけて煮込んだ
  トロトロチャーシュー麺 700円』

ってPOPに書いてあったら、どうですか?

『美味しそう!食べたい』

って思いませんか?

私はラーメンが好きなので、即注文ですよ(^-^)笑/

このように商品の特徴や具体的な価値が書いてあれば、割引しなくても売れますし、お客さん自身もより美味しく食べますよ。

笑顔で食べてくれたら、チャーシューの豚をつくった生産者さんも喜びますよ。

そして、1日の営業が終わって、レジを清算した時・・・、割引しなくても売れるから、あなた自身も嬉しいことでしょう。

ちょっとした一言でも良いので、お客さんに価値を伝えることを心がけてください。

お店が着実に進化していきますよ!

応援しています(^-^)♪

笑人 ハワード・ジョイマン

【編集後記:ジョイマンの楽書き帳】

あなたが思わず買ってしまった商品のPOPには何が書かれていましたか?あなたが思わず入ったお店は、なんで入ろうと思ったんですか?

きっとあなたが何かしらの価値を感じたからですよね。

価格以外の価値を伝えて、お客さんに喜ばれて、自分も大繁盛するお店を作りましょう!

This entry was posted in ■入門 笑人流繁盛術. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です